JP2528897B2 - 合成樹脂製容器の変形度測定方法 - Google Patents

合成樹脂製容器の変形度測定方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、合成樹脂製容器の変形度測定方法に係り、
とりわけ正確に測定することができる合成樹脂製容器の
変形度測定方法に関する。
(従来の技術) 一般に合成樹脂製容器は、内容物を収納する胴部と、
この胴部上端に設けられかつキャップが装着される口部
とからなっている。
このうち容器の胴部はブロー成形によって作成される
が、口部は射出成型によって精度よく作成される。この
ためキャップを口部にきつく装着することができ、これ
によって内容物の漏れを確実に防止することができる。
このような合成樹脂製容器の変形度測定方法は、従
来、容器の底部を支持し、この底部を基準として容器の
変形度(すなわち口部囲りの変形度)を測定している。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように、従来の容器の底部を支持し、この底部
を基準として容器の変形度を測定している。しかしなが
ら、容器底部はブロー成形によって作成されるので、精
度はあまり高くない。このため、容器底部を強く支持す
ると容器全体がゆがんでしまったり、また、精度の高く
ない底部を基準とすることによって、正確な測定を行な
うことができない場合がある。
このような場合、精度良く作成されている口部を保持
して容器の変形度を測定することができれば、容器がゆ
がむことなく、正確な測定を行なう上で都合が良い。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであ
り、正確に容器の変形度を測定することができる合成樹
脂製容器の変形度測定方法を提供することを目的とす
る。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、レーザ投光装置とレーザ受光装置とを互い
に対向して設け、このレーザ投光装置とレーザ受光装置
との間のレーザ光の光束内に、底部周縁が位置するよう
口部を有する合成樹脂製容器を設け、この口部を保持回
転させながら、レーザ投光装置からレーザ光を投光し、
容器に遮へいされないレーザ光をレーザ受光装置で受光
し、このレーザ光と受光量の変化によって容器の変形度
を定めることを特徴とする合成樹脂製容器の変形度測定
方法である。
(作 用) 口部を保持、回転させることによって、容器全体を変
形することなく安定した状態で回転させることができ、
正確な容器の変形度測定を行なうことができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。第1図乃至第5図は本発明による合成樹脂製容器の
変形度測定方法の一実施例を示す図である。
第1図および第2図において、合成樹脂製容器1は内
容物を収納する胴部3と、胴部3の上端の口部2とから
構成されている。そして胴部3はブロー成形により形成
され、また口部2は射出成形により形成されている。さ
らに、口部2はキャップ(図示せず)装着用のねじ部2a
と胴部3に連なる段部2bとからなり、口部2は全体とし
て精度よく厚肉で作成されている。
また、容器1の底部4の側方にレーザ投光装置5が設
けられ、このレーザ投光装置5と対向してレーザ受光装
置7が設けられている。容器1は第2図に示すように、
レーザ投光装置5とレーザ受光装置7との間のレーザ光
6の光束内に底部4周縁が位置するよう配置されてい
る。
レーザ投光装置5は、第3図に示すようにレーザ光源
11(例えば780nmの半導体レーザ源)と特殊拡散レンズ1
2とからなり、平行レーザ光6を投光するようになって
いる。
一方、レーザ受光装置7は、スリット状のマスク例え
ばスリット板8(例えば1×10mm)とこのスリット板8
を通過したレーザ光を受光するフォトセンサ13とを備え
ている。また、レーザ受光装置7には、アンプ14とコン
パレータ15とからなる変形度測定器16がコンデンサ17を
介して接続されている。
次に容器の変形度測定方法について、以下説明する。
測定対象となる合成樹脂製容器1は、第5図に示すよ
うにまず段部2bが3つの駆動ローラ19a,19b,19cに堅固
に保持される。次に段部2bが駆動ローラ19a,19b,19cに
よって回転駆動される。この段部2bは射出成形によって
厚肉に作成されているため、段部2bを駆動ローラ19a,19
b,19cによって堅固に保持してもゆがむことはない。ま
た、精度良く形成された段部2bの外周と駆動ローラ19と
が当接するので、容器1全体は当初の形を維持しかつ安
定した状態で回転する。
このように容器1全体を回転させながら、レーザ投光
装置5から平行レーザ光6を容器1の底部4周縁に向っ
て投光する。このレーザ光6は容器1の底部4側方にレ
ーザ投光装置5と対向して設けられたレーザ受光装置7
によって受光される。この場合、レーザ光6のうち1部
のレーザ光6aは容器の底部4によって遮へいされ、残り
のレーザ光6bがレーザ受光装置7に受光される。
レーザ受光装置7に受光されたレーザ光6の受光量は
電圧信号に変換され、コンデンサ17を介してアンプ14を
経てコンパレータ15に送られる。第4図にレーザ光6の
受光量に対応した電圧信号の変化を示す。
電圧信号は一般にDC成分(絶対量)とAC成分(変化
量)とからなるが、コンデンサ17を介しているためDC成
分はカットされ、第4図に示すように電圧信号はAC成分
のみ現われる。この電圧信号はコンパレータ15で、この
変化量が所定の許容範囲内に入っているか否かが比較さ
れ、このようにして変形度が測定される。
この変形度測定中、容器は変形することなく安定して
回転するので、レーザ受光装置7で受光される透過レー
ザ受光量は安定し、このため正確な変形度測定を行なう
ことができる。
このように本実施例によれば、精度良く作成された段
部2bを3つの駆動ローラ19で堅固に保持して回転させた
ので、容器1全体をゆがむことなく安定した状態で回転
させることができ、迅速かつ正確に変形度測定を行なう
ことができる。また、分散しない平行レーザ光6を投光
することによって、レーザ受光装置7での受光量変化が
明瞭となる。さらに、変形度測定器16において変化量の
みが所定範囲内に入っているか否かが比較されるので、
比較作業が迅速に行なわれる。
〔発明の効果〕
合成樹脂製容器の口部を保持、回転されるので、測定
中容器が変形することなく安定した状態を保つことがで
き、迅速かつ正確な変形度測定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による合成樹脂製容器の変形度測定方法
を行なう装置を示す図、第2図は本発明によるレーザ投
光装置からのレーザ光が容器によって一部遮へいされる
場合を示す図、第3図は本発明による合成樹脂製容器の
変形度測定方法を行なう装置の概略図、第4図は本発明
によるレーザ受光装置への受光量に対応する電圧信号の
変化を示す図、第5図は容器の口部を保持、回転させる
状態を示す図である。 1……合成樹脂製容器、2……口部、3……胴部、4…
…底部、5……レーザ投光装置、6……レーザ光、7…
…レーザ受光装置、8……スリット板、11……レーザ光
源、12……特殊拡散レンズ、13……フォトセンサ、14…
…アンプ、15……コンパレータ、16……変形度測定器、
17……コンデンサ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ投光装置とレーザ受光装置とを互い
    に対向して設け、このレーザ投光装置とレーザ受光装置
    との間のレーザ光の光束内に、底部周縁が位置するよう
    口部を有する合成樹脂製容器を設け、この口部を保持回
    転させながら、レーザ投光装置からレーザ光を投光し、
    容器に遮へいされないレーザ光をレーザ受光装置で受光
    し、このレーザ光の受光量の変化によって容器の変形度
    を定めることを特徴とする合成樹脂製容器の変形度測定
    方法。
  2. 【請求項2】レーザ投光装置はレーザ光源と特殊拡散レ
    ンズとからなり、平行レーザ光を投光するよう構成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    合成樹脂製容器の変形度測定方法。
  3. 【請求項3】レーザ受光装置の受光部はスリット状のマ
    スクを設け容器に対して水平方向に配置することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の合成樹脂製容器の
    変形度測定方法。
  4. 【請求項4】レーザ受光装置にはレーザ受光部の出力の
    変化分のみをとる変形度測定器が接続されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の合成樹脂製容
    器の変形度測定方法。
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JP2006335425A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Takeuchi Press Ind Co Ltd 容器及び容器の位置決め方法

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