JP2528881Y2 - 低圧鋳造用金型装置 - Google Patents

低圧鋳造用金型装置

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JP2528881Y2
JP2528881Y2 JP1990080367U JP8036790U JP2528881Y2 JP 2528881 Y2 JP2528881 Y2 JP 2528881Y2 JP 1990080367 U JP1990080367 U JP 1990080367U JP 8036790 U JP8036790 U JP 8036790U JP 2528881 Y2 JP2528881 Y2 JP 2528881Y2
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悦蔵 川合
理 西田
史和 塩瀬
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Sintokogio Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、溶湯保持炉内の溶湯の上部に圧縮空気を作
用させて溶湯をその上部に配設されている金型のキャビ
ティーにストーク管を介して加圧注入して鋳造を行なう
低圧鋳造用の金型装置に関する。
(従来技術と問題点) 従来低圧鋳造用金型装置における金型の開閉は、油圧
シリンダで行なうようになっているのが一般的である。
しかし、油圧シリンダによる金型の開閉は開閉可変速、
中間停止精度等が出ない問題があり、使用金型の汎用性
に制限があると共に油圧ユニットの設置、配管スペース
の確保等、構造の複雑化や機械が大型化する等の問題が
あった。
またこれらの問題を解決するものとして電動モータによ
る金型の開閉も考えられてはいるが型締力の保持が劣る
ことから金型の見切面に隙間が出来て、鋳ばりが発生し
たり、湯もれが起る等の問題があり実現されていないの
が現状である。
(目的) 本考案は上記の問題に鑑みて成されたもので金型開閉
の可変速及び中間停止等が精度よくできると共に型締力
の保持も確実にできる低圧鋳造用金型装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(問題解決のための手段) 上記の目的を達成するために、本考案の低圧鋳造用金
型装置は、低圧鋳造設備における溶湯保持炉の上部に配
設される低圧鋳造用金型装置であって、支持フレーム
と、金型を付設した固定ダイベースとを適当な間隔をお
いて対向させて立設し、該支持フレームと固定ダイベー
スとの間をタイロッドで連結すると共に該タイロッド
に、金型を付設した移動ダイベースを摺動自在に係合
し、前記支持フレームの中央部に雌ねじを穿った軸付プ
ーリを回転自在に軸受けすると共に、前記移動ダイベー
スの背面にボールねじの一端を固着し、該ボールねじを
前記軸付プーリの雌ねじに螺合し、前記支持フレームに
サーボモータを設けると共に該サーボモータに駆動プー
リを取付け、該駆動プーリと前記軸付プーリとを導伝帯
を介して連結したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案は上記のような解決手段を採用することによ
り、サーボモータを駆動制御して金型を可変速に開閉し
たり、中間停止を精度よく行なうことができかつ、型締
め時にサーボモータに出力保持(0回転トルクホール
ド)をかけておくことによりボールねじとの係合で型締
力を保持することができるようになる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。溶湯
保持炉(1)は圧縮空気給排管(2A)を付設した蓋部材
(2)で密閉されており、該蓋部材(2)の上部には金
型受台(3)が構成されていると共に金型受台(3)の
上部と溶湯保持炉(1)の内部はストーク管(4)によ
り連通されている。
また金型受台(3)の上部には、補助金型(5)が取
付けられていて、その中央部には、上下に貫通する連通
孔(5A)が穿設してあって、前記ストーク管(4)に連
通されている。
前記溶湯保持炉(1)の外側には基台(6)が設けら
れていて、該基台(6)における溶湯保持炉(1)寄り
端上部には前記溶湯保持炉(1)の蓋部材(2)よりも
高い位置まで伸びる2個(1個は見えていない)の支持
ブラケット(7)(7)が前記補助金型(5)の前後寸
法よりも広い間隔をおいて前後に設けられている。
該支持ブラケット(7)(7)間には、支持軸(8)
が回転自在に軸支されていると共に該支持軸(8)には
基台(6)における溶湯保持炉(1)から遠ざかる側の
上部から、該溶湯保持炉(1)上の補助金型(5)を前
後にまたいでその先まで延びる2本(1本は見えていな
い)のバイスフレーム(9)(9)の中心部が固着され
ている。
該バイスフレーム(9)(9)上には、金型装置(3
0)が設けられており、該金型装置(30)について詳し
く説明する。
該バイスフレーム(9)(9)上の溶湯保持炉(1)
寄り上端部には固定ダイベース(10)が、また基台
(6)寄り上端部には支持フレーム(11)がそれぞれ垂
直状に立設されていて該固定ダイベース(10)と支持フ
レーム(11)間にはタイロッド(12)(12)が設けられ
ている。
該タイロッド(12)(12)には図示されないガイド筒
を介して移動ダイベース(13)が横摺動可能に係合され
ていて、該移動ダイベース(13)の背面には、水平方向
に延びるボールねじ(14)が固着されている。
該ボールねじ(14)は前記支持フレーム(11)に軸受
(15)を介して軸支された雌ねじを穿った軸付プーリ
(16)に螺合されていて、該軸付プーリ(16)は支持フ
レーム(11)上に設けられたACサーボモータ(17)の回
転軸に取付けた駆動プーリ(18)に導伝帯(19)を介し
て連結されている。
さらに前記固定ダイベース(10)及び移動ダイベース
(13)の対向面には分割金型(20)(21)が取付けられ
ていて、両金型(20)(21)が型合せされた状態でその
キャビティ(22)に通じる注湯口(23)が前記補助金型
(5)の連通孔(5A)に対応するように各部材が配設さ
れて金型装置を構成している。
また前記バイスフレーム(9)(9)の基台(6)寄
り端には基台(6)に設けられたシリンダより成る昇降
器(24)にピン軸(25)を介して連結されていて、該バ
イスフレーム(9)(9)及びこれに付設された金型装
置は、昇降器(24)の作動により支持軸(8)を中心に
して上下回動するようになっている。
このように構成されたものは、ACサーボモータ(17)
を制御駆動することにより、金型(20)(21)の開閉速
度を自由に変速させ得ると共に金型(20)(21)の厚さ
寸法等が異なる金型を使用した場合でも型締めに影響を
及ぼすこともなく、さらに型締め時ACサーボモータ(1
7)に出力保持(0回転トルクホールド)をかけておく
ことによりボールねじ(14)と雌ねじとの係合で型締力
を確実に保持しておくことが可能な機構になっている状
態で従来と同様にして低圧鋳造が行なわれるのである。
尚上記実施例ではバイスフレーム(9)(9)の上下
動をシリンダより成る昇降器(24)で行なうようにして
いるがACサーボモータとボールねじを使って昇降させる
ようにしてもよい。このようにすれば油圧に関連する設
備をすべて排除することができるようになる。
(効果) 本考案は上記の説明から明らかなように金型の開閉機
構としてACサーボモータとボールねじユニットを組合せ
た構成としたから、金型の開閉を可変速とすると共に中
間停止の精度を高めかつ金型の型締力を確実に保持でき
るようになり、従来の油圧シリンダによる金型の型締め
の問題点及び設備環境の問題点を全て解消し得るという
すぐれた効果を奏するものであり、この業界に寄与する
ところは著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切り欠き正面図であ
る。 (10):固定ダイベース、(11):支持フレーム (13):移動ダイベース、(14):ボールねじ (16):雌ねじを穿った軸付プーリ (17):ACサーボモータ、(18):駆動プーリ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】低圧鋳造設備における溶湯保持炉の上部に
    配設される低圧鋳造用金型装置であって、支持フレーム
    (11)と、金型を付設した固定ダイベース(10)とを適
    当な間隔をおいて対向させて立設し、該支持フレーム
    (11)と固定ダイベース(10)との間をタイロッド(1
    2)で連結すると共に該タイロッド(12)に、金型を付
    設した移動ダイベース(13)を摺動自在に係合し、前記
    支持フレーム(11)の中央部に、雌ねじを穿った軸付プ
    ーリ(16)を回転自在に軸受すると共に前記移動ダイベ
    ース(13)の背面にボールねじ(14)の一端を固着し、
    該ボールねじ(14)を前記軸付プーリ(16)の雌ねじに
    縲合し、前記支持フレーム(11)に出力保持(0回転ト
    ルクホールド)可能なACサーボモータ(17)を設けると
    共に該ACサーボモータ(17)に駆動プーリ(18)を取付
    け、該駆動プーリ(18)と前記軸付プーリ(16)とを導
    伝帯を介して連結したことを特徴とする低圧鋳造用金型
    装置。
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