JP2527695Y2 - ケーブル接続装置 - Google Patents

ケーブル接続装置

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JP2527695Y2
JP2527695Y2 JP9262091U JP9262091U JP2527695Y2 JP 2527695 Y2 JP2527695 Y2 JP 2527695Y2 JP 9262091 U JP9262091 U JP 9262091U JP 9262091 U JP9262091 U JP 9262091U JP 2527695 Y2 JP2527695 Y2 JP 2527695Y2
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JP
Japan
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cable
peripheral surface
elastic
seal cap
case
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哲也 森
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、防水機能付のコネク
タを使用するケーブル接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種装置として、たとえば図3
で示す丸形コネクタが知られている。この丸形コネクタ
1はケーブルMが接続されるコネクタ本体2、環状の固
定具3、円筒形のケース4および円筒形のシールキヤッ
プ5を具備している。図4で示すように、コネクタ本体
2の前端部2aには固定具3が回転可能に外嵌され、そ
の中空部14には接触子15が収納されている。この接
触子15の前端部にはソケット状部15aが形成され、
後端部15bは上記本体2の後端面から接続端子として
外部へ突出されており、上記ケーブルMの芯線Maに電
気的に接続されている。上記コネクタ本体2の外周面に
形成された環状溝16,18には、それぞれC形スプリ
ング17およびOリング19が嵌着されている。ケース
4にはケーブルMが挿通される挿通孔22が設けられ、
この挿通孔22の後側には後方末広がり状の開口23が
連成されている。なお、ケース4の外周面には後述する
シールキヤップ5が螺着されるねじ部24が形成されて
いる。
【0003】上記コネクタ本体2の後端部2bをケース
4の挿通孔22内に嵌入すると、上記C形スプリング1
7がケース4の環状凹部21に係合されて、図5で示す
ように、コネクタ本体2にケース4が装着される。この
とき、上記Oリング19がその弾性力で拡開し、ケース
4の内周面に圧接されて、コネクタ本体2とケース4間
の液密性が確保される。なお、上記固定具3の内周面に
は、この丸形コネクタ1の図示しない相手側コネクタの
一端部が螺着されるねじ部20と、液密性を確保するた
めのOリング13が設けられている。
【0004】図6で示すように、それぞれ円筒形の弾性
ブッシュ30、固定リング27およびシールキヤップ5
がケーブルMに挿通されており、ケーブルMはシールキ
ヤップ5の後端開口26から外部へ導出されている。上
記固定リング27の後縁には、周方向へ等配された位置
で先端側が上記ケーブルMの外周面に向かって傾斜して
延びる複数の弾性爪28が一体形成されている。この弾
性爪28は固定リング27の周壁にすり割り29を形成
することにより、容易に制作することができる。弾性ブ
ッシュ30を上記ケース4の開口23のテーパ状内周面
に当接させ、上記固定リング27を上記弾性ブッシュ3
0に外嵌して、シールキヤップ5内面に形成されたねじ
部25を上記ケース4のねじ部24に螺着すると、図7
で示すように、上記ケース4にシールキヤップ5が装着
される。
【0005】このとき、上記固定リング27の弾性爪2
8がシールキヤップ5の内周面に押圧されて内方へ変位
され、この弾性爪28の先端が上記ケーブルMの外周面
に食い込み状に圧接して、ケーブルMが保持される。ま
た、上記弾性爪28の内方への変位により、弾性ブッシ
ュ30が前方に付勢され、上記開口23のテーパ状内周
面で押圧変形されると同時に、固定リング27の内周面
に圧接されるため、上記弾性ブッシュ30はその弾性反
力で上記開口23の内周面と上記ケーブルMの外周面と
の間に密着する。これにより、上記開口23とケーブル
M間の液密性が確保される。
【0006】このように、上記構成においては、上記シ
ールキヤップ5をケース4に螺着する際に、弾性爪28
によりケーブルMが確実に丸形コネクタ1に保持される
うえに、弾性ブッシュ30により液密性が確保される。
また、シールキヤップ5をケース4に螺着する度合いを
調整し、弾性爪28の変位量を変化させることにより、
径の異なるケーブルMにも対応することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記構成に
よれば、弾性爪28の内周面が固定リング27の内周面
と連続して滑らかに形成されているため、上記シールキ
ヤップ5をケース4に螺着する際に、図8で示すよう
に、弾性ブッシュ30が弾性爪28の先端部分にまで侵
入する場合がある。この場合には、弾性爪28の内方へ
の変位が弾性ブッシュ30により妨げられるので、弾性
爪28の先端がケーブルMに食い込み状に圧接する力が
弱くなってケーブルMの保持力が低下するばかりか、弾
性ブッシュ30が十分に上記開口23に押圧されず、こ
の弾性ブッシュ30による液密性が低下する。
【0008】この考案は上記課題を解決するためになさ
れたもので、簡単な構成により、ケーブル保持力が強
く、液密性が高いケーブル接続装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案によるケーブル
接続装置は、弾性爪の基端部内面に弾性ブッシュの一端
面を係止する係止突部を形成したことを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】上記構成によれば、シールキヤップをケースに
螺着する際に、弾性ブッシュの一端面が弾性爪の係止突
部に係止されて、弾性ブッシュが弾性爪の先端部分にま
で侵入することがない。これにより、弾性爪が十分に内
方へ変位されてケーブルMが確実に保持されるうえに、
弾性ブッシュも十分に押圧変形されて液密性が確保され
る。
【0011】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面にもとづい
て説明する。図1はこの考案によるケーブル接続装置の
要部を一部切欠して示す側面図で、従来のものと同一部
分には同一の符号を付して、その詳しい説明を省略す
る。同図において、図8と相違する点は、固定リング2
7に形成された弾性爪28の基端部内面に弾性ブッシュ
30の一端面が係止される係止突部28aを設けたこと
にある。上記係止突部28aは、図2で示すように、弾
性爪28の基端部内面を周方向へ横断するように形成さ
れており、固定リング27に形成された全ての弾性爪2
8に設けられている。
【0012】上記構成によれば、図1のシールキヤップ
5をケース4に螺着する際に、弾性ブッシュ30の一端
面が弾性爪28の係止突部28aに係止されて、弾性ブ
ッシュ30が弾性爪28の先端部分にまで侵入すること
がない。これにより、螺着されるケース4の内周面によ
り弾性爪28が十分に内方へ変位されて、弾性爪28の
先端がケーブルMの外周面に食い込み状に圧接して、ケ
ーブルMが確実に保持される。また、上記弾性爪28の
内方への変位により、弾性ブッシュ30が前方に強く付
勢され、上記開口23のテーパ状内周面で十分に押圧変
形されると同時に、固定リング27の内周面に圧接され
るため、この弾性ブッシュ30により開口23とケーブ
ルM間の高い液密性が確保される。
【0013】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、簡単
な構成により、ケーブル保持力が強く、液密性の高いケ
ーブル接続装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるケーブル接続装置の要部を一部
切欠して示す側面図である。
【図2】同ケーブル接続装置の固定リングを一部切欠し
て示す側面図である。
【図3】従来のケーブル接続装置を示す側面図である。
【図4】同ケーブル接続装置の前半部分を一部切欠して
示す分解側面図である。
【図5】同ケーブル接続装置の前半部分を一部切欠して
示す側面図である。
【図6】同ケーブル接続装置の後半部分を一部切欠して
示す分解側面図である。
【図7】同ケーブル接続装置の後半部分を一部切欠して
示す側面図である。
【図8】同ケーブル接続装置の要部を一部切欠して示す
側面図である。
【符号の説明】
2 コネクタ本体 4 ケース 5 シールキヤップ 15b 接続端子 23 開口 24 ねじ部 27 固定リング 28 弾性爪 28a 係止突部 30 弾性ブッシュ M ケーブル Ma 芯線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端面にケーブルの芯線が電気的に接続
    される接続端子を突出させたコネクタ本体と、上記コネ
    クタ本体の後部側に装着されて、後方末広がり状の開口
    からケーブルを挿通させる円筒形のケースと、上記ケー
    ブルに挿通されて上記開口のテーパ状内周面に当接され
    る円筒形の弾性ブッシュと、上記ケーブルに挿通されて
    上記ケースの後部外周面に形成されたねじ部に螺着され
    る円筒形シールキヤップと、上記シールキヤップに内嵌
    されて、このシールキヤップの螺着状態で上記開口のテ
    ーパ状内周面とで上記弾性ブッシュの外周面を圧接する
    固定リングと、この固定リングの後縁に周方向に等配形
    成されて、上記シールキヤップの螺着状態でケーブルの
    外周面を食い込み状に圧接する複数の弾性爪とを備えた
    ケーブル接続装置において、上記弾性爪の基端部内面に
    上記弾性ブッシュの一端面を係止する係止突部を形成し
    たことを特徴とするケーブル接続装置。
JP9262091U 1991-10-15 1991-10-15 ケーブル接続装置 Expired - Lifetime JP2527695Y2 (ja)

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JP9262091U JP2527695Y2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 ケーブル接続装置

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JP9262091U JP2527695Y2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 ケーブル接続装置

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JPH0534672U JPH0534672U (ja) 1993-05-07
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Family

ID=14059480

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WO2011021297A1 (ja) * 2009-08-20 2011-02-24 行田電線株式会社 防水コネクタ
JP4831505B1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-07 山一電機株式会社 ケーブル用コネクタの防水構造、それを用いたプラグコネクタ、ソケットコネクタ、および、ケーブル用コネクタ
JP2013069550A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Yamaichi Electronics Co Ltd ケーブル用コネクタの防水構造、それを用いたプラグコネクタ、および、レセプタクルコネクタ

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