JP2526818B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2526818B2
JP2526818B2 JP62096852A JP9685287A JP2526818B2 JP 2526818 B2 JP2526818 B2 JP 2526818B2 JP 62096852 A JP62096852 A JP 62096852A JP 9685287 A JP9685287 A JP 9685287A JP 2526818 B2 JP2526818 B2 JP 2526818B2
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    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、キー入力操作により作成した文章等のキ
ャラクタデータを記録紙上に印字する印字装置に関す
る。
[従来技術とその問題点] 従来、キー入力により文章等を作成し、これを印字し
て文書として得る装置として、タイプライタやワードプ
ロセッサ等が多用されている。この種のタイプライタや
ワードプロセッサにおいては、入力した個々の文字に対
して半角、倍角等大きさを指定するようになっていた。
しかしながら、上記のような文書作成装置にあって、
例えば、入力文字全てを倍角等同一の大きさに設定する
場合、各文字毎に設定を行なわなければならず、その操
作が面倒なものとなる。これは特に、一旦印字を行なっ
た後に倍率を修正する際などに顕著となる。
[発明の目的] この発明は上記のような実情に鑑みてなされたもの
で、簡単なキー操作により入力した文字データ全ての文
字の大きさを一括して設定し、印字することの可能な印
字装置を提供することを目的とする。
[発明の要点] この発明は、最初に複数の印字データ毎に印字倍率を
設定して印字した後に、この各印字データそれぞれに設
定されている印字倍率に対し共通の倍率を乗算した印字
倍率に一括して設定して印字する構成とすることで、個
別に任意の印字倍率が設定された各印字データを印字し
た後に、その任意の印字倍率で個別に設定したすべての
印字データの各印字倍率に対しさらに共通の倍率を乗算
して一括した印字倍率を重ねて設定し、この一括設定さ
れた印字倍率ですべての印字データを印字することがで
きる。このため、2回印字した各印字データ間で、互い
に相似的にサイズの異なった印字データを得ることがで
きるものである。
[発明の実施例] 以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明を実施した印字装置の外観構成を示す
もので、この装置本体10は、ユーザの手で充分に持てる
程度の大きさで構成される。まず、装置本体10の左側面
には、モード切換えスイッチ11が設けられる。このモー
ド切換えスイッチ11は、電源のオン・オフ、及びワープ
ロモード(文書作成モード)WP、プリントモード(印字
モード)PRの切換を行なうもので、ワープロモードWP又
はプリントモードPRを指定した際に電源がオンされる。
一方、装置本体10の前面には、キー入力部12及び表示部
13が設けられる。キー入力部12には、文字・記号入力キ
ー14、機能キー15、カーソルキー16、かな/漢字変換キ
ー17、次候補キー18、漢字選択キー19a〜19f、プリント
キー20が配置される。ここで、上記表示部13は、例えば
上下2行の全12文字表示とする。また、装置本体10の下
面には、例えば1ライン48ドットのライン型のサーマル
ヘッドが、そのライン方向を装置本体10の幅方向に向け
て備えた印字ヘッド部HAが設けられる。
上記文字・記号入力キー14は、作成文書のかな入力、
あるいは機能キー15との兼合いで英数字・記号等を入力
するのに使用されるもので、機能キー15には、例えば、
文書入力の開始・終了あるいはカーソルkによる文書上
の移動指定範囲を区切る実行キー15aを始めとして、文
字単位に印字倍率を指定する部分倍キー15b、文書全体
の印字倍率を一括して指定する全倍キー15c、挿入キー1
5d、削除キー15e、シフトキー15f等、上記文字・記号入
力キー14による文書作成・印字に必要な様々な機能を指
定するキーが配置される。そして、この文字・記号入力
キー14及び機能キー15による入力文字及び記号は、順
次、上記表示部13にて表示される。カーソルキー16は、
表示部13上に上記入力文書や記号と共に表示されるカー
ソルkを左右方向へ移動させるもので、このカーソルの
移動により入力位置の指定、機能範囲の指定等を行な
う。かな/漢字変換キー17は、上記文字・記号入力キー
14によりかな入力した作成文書を、定形句,熟語,単漢
字毎にかな→漢字変換するのに使用されるもので、この
際、変換先の漢字は被変換かな文書と共に表示部13上に
所定数表示され、次候補キー18を操作することでその他
多数の同音異義語が代わる代わる表示される。このかな
/漢字変換により変換したい漢字が表示部13上に表示さ
れた場合には、対応する漢字選択キー19a〜19fにより所
望の漢字を選択指定する。
つまり、モード切換スイッチ11によりワープロモード
WPを指定し、上記文字・記号のキー入力操作、及びかな
/漢字変換操作、漢字選択操作を繰返すことで、所望の
文書が作成される。そして、キー入力作成された文書を
プリントする場合には、モード切換スイッチ11によりプ
リントモードPRを指定した後、ヘッド部HAを記録紙A面
に接触させ、プリントキー20を押しながら装置本体10を
矢印Xで示す方向に移動させる。これにより、作成文書
のプリントが行なわれる。
第2図は上記印字装置内に構成されるプリント部21を
示すもので、同図において、22はインク・リボン・カセ
ットであり、このカセット22はプリント部21を中心とす
る装置本体10の内部に、精度よく着脱可能な形状に構成
される。インク・リボン・カセット22には、2本のリボ
ンスプール23a,23bが設けられ、それぞれが熱転写イン
ク・リボン24の繰出しスプール,巻取りスプールとな
る。熱転写インク・リボン24は、そのリボン・カセット
22の下端部においてヘッド設置用切り欠き25から一部範
囲露出してセットされる。上記プリント部21の印字ヘッ
ド部HAには、リボン装填用切り欠き26が形成され、この
切り欠り26の中央部には、そのヘッド面を装置本体10の
下面からやや突出させてサーマルヘッド27が配置され
る。このサーマルヘッド27は、ヘッド取付け部材28のス
ライド孔28aに沿い微少上下動可能にして設けられ、ば
ね28bの作用により常時下方向への印字圧力が保持され
る。さらに、このサーマルヘッド27の配置された装置本
体10の下面側には、上記リボン装填用切り欠き26の両側
に大小2つの開口29,30が形成され、そのそれぞれにゴ
ムローラ31,32が配置される。このゴムローラ31,32は、
プリント操作の際に装置本体10を矢印Xで示す方向に移
動させると、前記印写紙Aに接して回転するもので、一
方のゴムローラ31には、その側部に同軸的に歯車33が固
着される。この歯車33は、ゴムローラ31より小径に形成
され、1方向クラッチ34、歯車35a、35bを介してリボン
巻取り軸36に連結される。また、1方向クラッチ34に
は、歯車37a,37bを介してエンコーダディスク38が連結
される。ここで、1方向クラッチ34は、矢印X方向への
プリント動作時のみ、1次側の回転を2次側に、つま
り、ゴムローラ31の回転をリボン巻取り軸36及びエンコ
ーダディスク38に伝える構成となっている。このエンコ
ーダディスク38には、複数のスリット38a,38b,…が一定
間隔を保って放射状に形成され、このエンコーダディス
ク38のスリット形成部を間に介して相対向する位置に、
LED39及びフォトセンサ40が配置される。この場合、LED
39からの投射光は、エンコーダディスク38のスリット38
a,38b,…を通ってフォトセンサ40に入射する。つまり、
エンコーダディスク38、LED39、フォトセンサ40等によ
りエンコーダ41が構成される。そして、このプリント部
21に対しては、リボン巻取り軸36及びこれに対を成す軸
42を支持軸としてインク・リボン・カセット22が装着さ
れる。この場合、リボン・カセット22の下端部の一部範
囲で露出する熱転写インク・リボン24は、装置本体10の
リボン装填用切り欠き26に配置されたサーマルヘッド27
のヘッド面に沿ってセットされる。ここで、装置本体10
の裏蓋10aは、ヒンジ10bによって開閉可能に構成されて
おり、インク・リボン・カセット22の交換操作、内部の
点検等が容易に実施できるようになっている。一方、プ
リント部21と装置本体10の前面パネルとの間には、回路
基板43が配置され、前記第1図におけるキー及びスイッ
チ郡、また上記プリント部21のエンコーダ41やサーマル
ヘッド27が接続される。
第3図は上記回路基板43上に形成される電子回路の構
成を示すもので、同図において51は制御部であり、この
制御部51には、モード切換スイッチ11からのモード切換
信号を始めとして、キー入力部12からの各種キー入力操
作信号、及びエンコーダ41からの装置本体10の移動量に
応じたパルス信号、つまり、移動量検出信号が入力され
る。そして、制御部51は、上記モード切換スイッチ11及
びキー入力部12からの各種キー操作信号に応じて変換デ
ータ(キー入力データ)記憶部52、表示用RAM53、かな
/漢字変換テーブル54、候補漢字記憶部55、文章データ
記憶部56、サーマルヘッド駆動回路57、一括指定倍率デ
ータレジスタ58を制御する。変換データ記憶部52は、キ
ー入力部12から文字・記号入力キー14及び機能キー15の
操作により入力される「かな」及び「記号」等の文字記
号データを順次記憶するもので、この変換データ記憶部
52に入力されるキー入力文字記号データは、表示用キャ
ラクタジェネレータ59及び表示用RAM53を介して表示部1
3にて表示時される。かな/漢字変換テーブル54は、キ
ー入力部12のかな/漢字変換キー17の操作に応じ制御部
51から変換信号が出力されると、上記変換データ記憶部
52に記憶されたキー入力文字記号データの中の「かな」
文字に対応する漢字検索を行なうもので、この際、漢字
は定形句→熟語→単漢字の順に検索され、検索された漢
字は候補漢字記憶部55に記憶され、該候補漢字記憶部55
から読出され表示部13で表示される。ここで、上記かな
/漢字変換テーブル54にて検索された漢字が同音異義語
あるいは同音異字語が複数存在する場合であって、表示
部13による表示限度個数分(例えば下1行分6文字)以
上ある場合には、キー入力部12の次候補キー18の操作に
より制御部51から次候補信号が入力されることでその他
の未表示分の候補漢字が読出され順次入替わり表示され
る。この候補漢字記憶部55に、キー入力部12の漢字選択
キー19a〜19fの操作による制御部51からの選択信号が入
力されると、その選択漢字データが文章データ記憶部56
に出力される。一方、上記変換データ記憶部52で記憶さ
れたキー入力データのうち、漢字変換を必要としない文
字記号データも、上記文章データ記憶部56に転送され記
憶される。すなわち、文章データ記憶部56は、キー入力
部12の操作により作成された文書情報を、かな/漢字変
換された漢字、無変換のかな、カタカナ、記号及び外字
よりなる文書キャラクタデータとして記憶する。この場
合、文章データ記憶部56に記憶される文字及び記号デー
タはその1つが3バイトで構成され、そのうちの2バイ
トが文字及び記号を直接示すコードとなり、残りの1バ
イト中の3ビットが印字の際の横倍率を示すコード、1
ビットが同縦倍率を示すコードとなる。
そして、上記文章データ記憶部56に記憶された文書デ
ータの個々のキャラクタの文字及び記号データは、表示
用キャラクタジェネレータ59及び表示用RAM53を介して
表示部13に出力され表示されると共に、印字用キャラク
タジェネレータ60、演算部61及び倍率データ判断部62に
呼出される。演算部61は、一括指定倍率データレジスタ
58から倍率指定された場合にその倍率に従い、文章デー
タ記憶部56から呼出されてくる文字及び記号データ中の
倍率を示すデータ部分を書換えて倍率データ判断部62に
送出する。倍率データ判断部62は、文章データ記憶部56
から呼出されてくる文字及び記号データ中の倍率を示す
データ部分の内容に従ってサーマルヘッド駆動回路57に
駆動制御信号を出力する。サーマルヘッド駆動回路57に
は、制御部51からプリントモード信号及びプリントキー
20の操作信号が出力された際にエンコーダ41からのエン
コーダパルスがアンド回路63を介して入力され、このエ
ンコーダパルスに同期して印字用キャラクタジェネレー
タ59から出力されるキャラクタデータを1ライン毎にサ
ーマルヘッド27に転送し、印字させる。この場合、サー
マルヘッド27は上述したように1ライン48ドットのライ
ン型のものであり、その印字品質は全角時に24×24ドッ
トとするもので、したがって上記1ラインは全角時に1
キャラクタの1/24ラインとなる。
次に、上記構成の印字装置の動作について説明する。
まず、所望の文書を作成するには、モード切換スイッ
チ11を操作してワープロモードWPを指定する。すると、
制御部51はワープロモードWPにセットされる。ここで、
ユーザは、装置本体10のキー入力部12を操作し所望の文
字,記号等を順次入力する。
始め文字・記号入力キー14及び機能キー15を操作して
作成したい文書情報、例えば「とうきょうとめぐろく」
をキー入力すると、その入力文書データは制御部51を介
してアドレス指定される変換データ記憶部52に順次転送
される。同時に、上記入力文書データは、表示用キャラ
クタジェネレータ59及び表示用RAM53を介して表示部13
上に表示されていく。そして、上記所望文書のかな入力
後、かな/漢字変換キー17を操作すると、かな/漢字変
換テーブル54にて、入力文字の先頭から定形句→熟語→
単漢字の順でかな/漢字変換処理が行なわれる。ここ
で、予め、候補漢字記憶部55内で記憶される候補漢字の
何れかにかな文字の読みが一致すると、変換対象となる
かな文字がカーソルkで示されると共に、同音の候補漢
字列が表示部下段に表示される。ここで、ユーザが漢字
選択キー19a〜19fを操作して同音候補漢字中の所望の漢
字を指定すると、候補漢字記憶部55にその選択信号が出
力され、上記変換対象のかな文字が漢字変換されると共
に、次の変換対象となるかな文字がカーソルkで示され
る。この場合、変換後の漢字データは、文書データ記憶
部56に転送され記憶される。この後、再び上記と同様に
して漢字選択処理を繰返しかな/漢字変換を行なう。
ここで、変換不要な漢字に一致するかな文字の読みが
示された場合には、カーソルキー16を操作して所望のか
な文字を示し、その読みに一致する候補漢字を表示させ
る。一方、上記一連のかな/漢字変換時における同音候
補漢字の表示状態において、表示部13上に表示される候
補漢字中に所望の漢字が存在しない場合には、次候補キ
ー18を操作し制御部51から候補漢字記憶部55に対し次候
補信号を出力させる。すると、その他の同音候補漢字が
入替わり表示されるもので、この次候補漢字内に所望の
漢字が存在すれば、再び上記と同様の漢字選択処理を繰
返しかな/漢字変換を実行する。また、上記1回の次候
補キー18の操作で所望の漢字が表示されない場合には、
さらに次候補キー18を操作して他の同音候補漢字を表示
させる。ここで、かな/漢字変換により選択指定された
漢字は、順次、上記候補漢字記憶部55から文章データ記
憶部56に転送されるが、かな/漢字変換の必要が無いか
な文字,記号等は、機能キー15の無変(無変換)キーを
操作することで、変換データ記憶部52での記憶データの
まま文章データ記憶部56に転送される。以上の文字記号
入力処理、かな/漢字変換処理、漢字選択処理を繰返す
ことで、所望の文書「東京都目黒区」が作成され文章デ
ータ記憶部56に記憶される。
次に、上記のようにしてキー入力作成した文書データ
を文字単位で部分的に倍率設定し、その後に印字する場
合の動作について説明する。ここでは、上記文書「東京
都目黒区」のうちの「東京都」の3文字をそれぞれ縦2
×横2の4倍角文字に設定した後に印字させるものとす
る。まずカーソルキー16操作により表示部13上のカーソ
ルkを文章の先頭文字「東」位置に移動させた後に第4
図(1)に示すように部分倍キー15bを操作する。この
部分倍キー15b操作により文字「東」の指定倍率として
初めに標準となる全角を示す「縦1×横1」の文字が表
示部13に表示される。すなわち、文字の指定倍率として
は、縦方向で1倍,2倍の2通り、横方向で0.5倍,1倍,2
倍,4倍の4通りの指定が可能であり、これらの組合せに
より半角、全角、縦(2)倍角、横(2)倍角、4倍
角、8倍角の6通りの文字倍率の指定が可能となる。
ここで第4図(2)に示す如くカーソルキー16を操作
し、縦方向の指定倍率表示を1倍から2倍に変更させ、
実行キー15aを操作すると、文章データ記憶部56に記憶
されている文字データ「東」中の印字縦倍率「1」を示
すデータが制御部51からの部分指定倍率データ「2」に
書換えられる。
次に第4図(3)に示す如く再度カーソルキー16を操
作し、今度は横方向の指定倍率表示を1倍から2倍に変
更させる。
その後、この横方向の指定倍率を指定するために第4
図(4)に示す如く実行キー15aを操作すると、文章デ
ータ記憶部56に記憶されている文字データ「東」中の印
字縦倍率「1」を示すデータも制御部51からの部分指定
倍率データ「2」に書換えられる。以上で文章データ記
憶部56に記憶されている文字データ「東」は縦倍率、横
倍率共に「2」となり、結果として4倍角文字となる。
したがって、4倍角文字であることを示すキャラクタが
表示用キャラクタジェネレータ59から表示用RAM53を介
して表示部13に送られ、第4図(4)に示すように文字
「東」の前位置に表示されることとなる。ここで表示部
13の表示容量の関係により、文字データ「区」はシフト
され、表示されなくなる。
続く第4図(5)で上記と同様のキー操作を連続して
行ない、文章データ記憶部56に記憶されている文字デー
タ「京」「都」についても縦2×横2の4倍角の倍率指
定を行なうと、図示する如く4倍角文字であることを示
すキャラクタが表示用キャラクタジェネレータ59から表
示用RAM53を介して表示部13に送られ、文字「京」
「都」それぞれの前位置にも表示されることとなる。表
示部13の表示容量の関係により文字データ「目黒」はシ
フトされ、表示されなくなる。
次に、上記のようにしてキー入力作成し、倍率指定し
た文書データをプリント・アウトする場合の動作につい
て説明する。文書データをプリントする場合は、モード
切換スイッチ11をプリントモードPR位置に切換える。こ
のモード切換えスイッチ11の切換えにより制御部51はプ
リントモードにセットされ、文章データ記憶部56は読出
し状態に、また、サーマルヘッド駆動回路57はエンコー
ダ41からのエンコーダパルスの入力持ち状態となる。
この状態で、ユーザは第1図で示すように、印字ヘッ
ド部HAを記録紙Aに接触させ、プリントキー20を押しな
がら装置本体10を矢印Xの方向に移動させる。この装置
本体10の移動に伴いゴムローラ31,32が回転し、その回
転が第2図における歯車37a,37bに伝達される。そし
て、この歯車37bの回転に伴ってエンコーダディスク38
が回転し、このエンコーダディスク38の回転によりLED3
9からスリット38a,38b,…を介してフォトセンサ40に送
られる光が継続制御され、フォトセンサ40からパルス信
号が出力される。そして、このフォトセンサ40から出力
されるパルス信号がエンコーダ41の出力となり、装置本
体10に対する移動量検出信号として制御部51、及びサー
マルヘッド駆動回路57に送られる。また、上記ゴムロー
ラ31の回転は、1方向クラッチ34、歯車35a,35bを介し
てリボン巻取り軸36に伝達され、さらに、インク・リボ
ン・カセット22内の巻取りスプール23bに伝えられる。
これにより、リボン巻取りスプール23bが回転し、リボ
ン繰出しスプール23aからリボン装填用切り欠き26を通
り案内されてきた熱転写インク・リボン24を巻取る。こ
の場合、上記リボン巻取り軸36は、装置本体10の移動に
伴い、記録紙Aとインク・リボン24との間に滑りを生じ
させないよう装置本体10の移動量に合わせて回転し、ま
た、インク・リボン24はばね28bによる常時下方向への
印字圧力を有するサーマルヘッド27により記録紙Aに軽
く押し当てられる。
一方、上記フォトセンサ40から出力される移動量検出
信号は、上記したようにエンコーダ41の出力信号として
制御部51及びサーマルヘッド駆動回路57に送られる。す
ると、制御部51は、エンコーダ41からの移動量検出信号
に応じて文章データ記憶部56のメモリアドレスを順次指
定し、そこに記憶されている文書データを読出し、この
文書データを印字用キャラクタジェネレータ59を通して
個々のキャラクタデータとしてサーマルヘッド駆動回路
57へ出力すると共に、倍率データ判断部62にも出力す
る。倍率データ判断部62は送られてくるデータ中の倍率
データの内容を判断し、サーマルヘッド駆動回路57に制
御信号を送出する。サーマルヘッド駆動回路57は、上記
エンコーダ41からの移動量検出信号、つまり制御部51に
よる文書データの読出しタイミングと、倍率データ判断
部62からの制御信号に従ってサーマルヘッド27を駆動す
る。このサーマルヘッド27の駆動により、文書データが
インク・リボン24を介して記録紙A上に熱転写される。
この場合、装置本体10の移動に伴い、インク・リボン・
カセット22の繰出しスプール23aからインク・リボン24
の未使用部分が送出され、上記サーマルヘッド27により
熱転写された後の使用済み部分が同カセット22内の巻取
りスプール23bに順次巻取られる。上記のようにして装
置本体10を移動操作することにより、文章データ記憶部
56に記憶されている作成文書データが第4図(6)に示
す如く文字毎に設定した指定倍率に従って記録紙Aに順
次プリントされる。
ここで、上記文書データのプリント動作に応じた表示
部13の表示状態を説明する。
まず、モード切換えスイッチ11が切換えられたプリン
トモードの初期状態では、文章データ記憶部56に記憶さ
れる作成文書データは、その先頭から表示可能範囲が表
示される。そして、プリントが開始されると、記録紙A
上に実際に熱転写プリントされた文字・記号に対応する
文書データは表示部13上から消え、替わって、今まで表
示されていた文書データに続く文章データ記憶部56内の
文章データがシフトして表示される。この後、上記文章
データ記憶部56内に記憶される全文書データのプリント
が終了すると表示部13は空白状態となる。つまり、ユー
ザは、プリントすべき文書データを、上記表示部13の表
示状態を見て確認しながら装置本体10を移動させプリン
ト処理を行なうことになる。こうして、一旦、全文書デ
ータのプリントを終えた後、さらに同一文書をプリント
する場合には、機能キー15中のRS(リスタート)キーを
操作することにより、再びプリントモードの初期状態に
戻る。
次いで上記第4図で文字単位で倍率設定した文書の各
文字に対して特定倍率を一括して設定し、その後に印字
する場合の動作について説明する。ここでは、上記文書
「東京都目黒区」をそれぞれさらに横方向に2倍に設定
した後に印字させるものとする。第5図(1)に示すよ
うに全倍キー15cを操作し、その後に実行キー15aを操作
する。この全倍キー15c操作により文書全体の指定倍率
として初めに標準となる倍率を示す「縦1×横1」の文
字が表示部13に表示され、これに続く実行キー15a操作
により一括縦倍率「1」が一括指定倍率データレジスタ
58に記憶設定される。
次に第5図(2)に示すようにカーソルキー16と実行
キー15aを操作する。このカーソルキー16操作により今
度は横方向の指定倍率表示が1倍から2倍に変更され、
続く実行キー15a操作によって一括横倍率「2」が一括
指定倍率データレジスタ58に記憶設定される。
以上で一括指定倍率データレジスタ58に記憶されてい
る一括指定倍率データは縦1×横2となる。このとき、
一括指定倍率データレジスタ58の記憶内容は演算部61に
送られ、演算部61がこの一括指定倍率データと文章デー
タ記憶部56に記憶されている各文字データ中の倍率デー
タとを演算することにより、実際に印字する際の倍率を
示すデータが算出され、倍率データ判断部62に送られる
一方、表示用キャラクタジェネレータ59に送られる。こ
れにより8倍角文字であることを示すキャラクタが表示
部キャラクタジェネレータ59から表示用RAM53を介して
表示部13に送られ、文字「東」「京」「都」それぞれの
前位置にも表示されることとなる。
次に、上記のように一括倍率指定した文書データをプ
リント・アウトする場合の動作について説明する。上記
第4図(6)の場合と同じくモード切換スイッチ11をプ
リントモードPR位置に切換えると制御部51はプリントモ
ードにセットされ、文章データ記憶部56は読出し状態
に、また、サーマルヘッド駆動回路57はエンコーダ41か
らのエンコーダパルスの入力持ち状態となる。
この状態でユーザが第1図で示すように、印字ヘッド
部HAを記録紙Aに接触させ、プリントキー20を押しなが
ら装置本体10を矢印Xの方向に移動させると、上記第4
図(6)と同様に装置本体10の移動に伴ってエンコーダ
41からのパルスが移動量検出信号として制御部51、及び
サーマルヘッド駆動回路57に送られる。制御部51は、エ
ンコーダ41からの移動量検出信号に応じて文章データ記
憶部56のメモリアドレスを順次指定し、そこに記憶され
ている文書データを読出し、この文書データを印字用キ
ャラクタジェネレータ59を通して個々のキャラクタデー
タとしてサーマルヘッド駆動回路57へ出力する。このと
き、倍率データ判断部62は演算部61から送られてくる指
定倍率データを判断し、その判断結果に基づいてサーマ
ルヘッド駆動回路57に各文字毎の制御信号を送出する。
このサーマルヘッド駆動回路57は上記エンコーダ41から
の移動量検出信号と倍率データ判断部62の制御信号に従
い、サーマルヘッド27を駆動する。このサーマルヘッド
27の駆動により、文書データがインク・リボン24を介し
て記録紙A上に熱転写される。このようにして装置本体
10を移動操作させると、文章データ記憶部56に記憶され
ている作成文書データが一括設定した倍率データに従っ
て第5図(3)に示す如く記録紙Aに順次プリントされ
る。
なお、上記したように文字の指定倍率としては、縦方
向で1倍,2倍の2通り、横方向で0.5倍,1倍,2倍,4倍の
4通りの指定が可能であり、これらの組合せにより半
角、全角、縦(2)倍角、横(2)倍角、4倍角、8倍
角の6通りの文字倍率の指定が可能となるもので、第6
図は現在の時点での字体の指定倍率に対し、さらに縦倍
率及び横倍率を指定した場合に、結果としてどのような
倍率の字体の文字が印字されるか、その対応を示したも
のである。図中、「半」は半角、「全」は、「縦」は縦
倍角、「横」は横倍角、「4」は4倍角、「8」は8倍
角を示す。
[発明の効果] 以上詳記したようにこの発明によれば、最初に複数の
印字データ毎に印字倍率を設定して印字した後に、この
各印字データそれぞれに設定されている印字倍率に対し
共通の倍率を乗算した印字倍率に一括して設定して印字
する構成とすることで、個別に任意の印字倍率が設定さ
れた各印字データを印字した後に、その任意の印字倍率
で個別に設定したすべての印字データの各印字倍率に対
しさらに共通の倍率を乗算して一括した印字倍率を重ね
て設定し、この一括設定された印字倍率ですべての印字
データを印字することができる。このため、2回印字し
た各印字データ間で、互いに相似的にサイズの異なった
印字データを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例に係る印字装置を示すもの
で、第1図は外観構成図、第2図はプリント部の構成を
示す図、第3図は電子回路の構成を示すブロック図、第
4図は文字単位で倍率設定する際のキー操作とそれに対
応する表示状態及び印字状態を示す図、第5図は文書を
一括して倍率設定する際のキー操作とそれに対応する表
示状態及び印字状態を示す図、第6図は現在の字体の印
字倍率に対して縦横の印字倍率を設定した結果得られる
字体の印字倍率を示す対応図である。 10……装置本体、10a……裏蓋、10b……ヒンジ、11……
モード切換えスイッチ、12……キー入力部、13……表示
部、14……文字・記号入力キー、15……機能キー、15a
……実行キー、15b……部分倍キー、15c……全倍キー、
16……カーソルキー、17……かな/漢字変換キー、18…
…次候補キー、19a〜19f……漢字選択キー、20……プリ
ントキー、21……プリント部、22……インク・リボン・
カセット、23a……繰出しスプール、23b……巻取りスプ
ール、24……熱転写インク・リボン、25……ヘッド設置
用切り欠き、26……リボン装填用切り欠き、27……サー
マルヘッド、28……ヘッド取付け部材、28a……スライ
ド孔、28b……ばね、29,30……開口、31,32……ゴムロ
ーラ、33,35a,35b,37a,37b……歯車、34……1方向クラ
ッチ、36……リボン巻取り軸、38……エンコーダディス
ク、38a,38b……スリット、39……LED、40……フォトセ
ンサ、41……エンコーダ、42……支持軸、43……回路基
板、51……制御部、52……変換データ記憶部、53……表
示部RAM、54……かな/漢字変換テーブル、55……候補
漢字記憶部、56……文章データ記憶部、57……サーマル
ヘッド駆動回路、58……一括指定倍率データレジスタ5
8、59……表示用キャラクタジェネレータ、60……印字
用キャラクタジェネレータ、61……演算部、62……倍率
データ判断部、63……アンド回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の印字データを入力する入力手段と、 この入力手段により入力された複数の印字データを記憶
    する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている複数の印字データ毎に印
    字倍率を設定する第1の倍率設定手段と、 この第1の倍率設定手段により設定された印字倍率に従
    って各印字データの印字を実行する第1の印字手段と、 上記第1の倍率設定手段により設定されている複数の印
    字データそれぞれの印字倍率に対し共通の倍率を乗算し
    た印字倍率に一括して設定する第2の設定手段と、 この第2の設定手段により設定された印字倍率に従って
    各印字データの印字を実行する第2の印字手段と を具備したことを特徴とする印字装置。
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