JP2526430Y2 - 丸棒状製品梱包装置 - Google Patents

丸棒状製品梱包装置

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JP2526430Y2
JP2526430Y2 JP1990107146U JP10714690U JP2526430Y2 JP 2526430 Y2 JP2526430 Y2 JP 2526430Y2 JP 1990107146 U JP1990107146 U JP 1990107146U JP 10714690 U JP10714690 U JP 10714690U JP 2526430 Y2 JP2526430 Y2 JP 2526430Y2
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JP
Japan
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folded
upright
round bar
corrugated cardboard
upright portion
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JP1990107146U
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JPH0465790U (ja
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耕司 田中
功一 村口
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、機械装置に使用されるシャフトなどの丸棒
状製品を梱包する際に使用される梱包装置に関する。
(従来の技術) 例えば自動車などに用いられるシャフト等の丸棒状製
品を梱包する場合、この丸棒状製品は安定して支持され
なければならない。このため、従来は第5図に示すよう
に、段ボールのベース1の上に複数の略U字溝13が形成
された発砲ポリエチレン製の支持部5を接着し、この支
持部5を2以上設けて、前記略U字溝3に丸棒状製品7
を嵌め込んで支持させていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来技術によれば、梱包作
業をおこなう工場へ梱包装置を運搬したり保管する際
に、発砲ポリエチレン製の支持部の部分が邪魔になって
かさばってしまい、運搬や保管のためのスペースが大き
くなっていた。
また段ボールのベースと発砲ポリエチレンの支持部
は、接着の際に相性が悪く剥れ易くなっていた。さらに
樹脂成形品である発砲ポリエチレン製の支持部は、段ボ
ールなどに比べてコスト高であった。また、発砲ポリエ
チレンは耐圧強度が小さく、重量のある丸棒状製品を支
持するためには支持部面積を大きく取らなければなら
ず、その分支持部のかさばりは大きくなっていた。
本考案はこのような点を考慮してなされたものであ
り、梱包装置を運搬したり保管したりする際にかさばら
ず、剥れなどの不都合を生じず、安価で、耐圧強度の大
きな丸棒状製品梱包装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、段ボール製のベースと、このベースの上に
固着され、略U字溝を有する段ボール製の起立部と、こ
の起立部の表面に沿う形状を有し、前記起立部に被せら
れる合成樹脂製のトレーとを備え、前記起立部はベース
の上に一部固着され予め長孔が形成された平板状の段ボ
ール製折りたたみ部を折りたたむことにより構成され、
前記起立部を構成する折りたたみ部は、折りたたまれて
互いに重ね合された部分からなり、前記起立部の互いに
重ね合された部分は、前記トレーを起立部に被せること
により互いに重ね合されて固定され、トレーを取外すこ
とにより平板状の折りたたみ部に戻ることを特徴とする
丸棒状製品梱包装置である。
しかして本願考案によれば、起立部は互いに重ね合さ
れた部分を有するので、起立部の強度上昇を図ることが
できる。また起立部の互いに重ね合された部分はトレー
を起立部に被せることにより互いに重ね合され、トレー
を取外すことにより平板状の折りたたみ部に戻る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図において
説明する。
第1図は折りたたみ部を折りたたんで起立部とし、こ
の起立部にトレーを被せてなる梱包装置の斜視図であ
る。この第1図のII部拡大図を第2図に示す。第3図は
第1図の梱包装置の折りたたむ前の折りたたみ部を示す
斜視図である。
第1図及び第3図に示すように、段ボールのベース1
の上には帯状の折りたたみ部9が中央部分11を接着せて
設けられている。この折りたたみ部9は段ボール製であ
り、第3図に示すように中央部分11を挾んで両側に3つ
ずつの切り込み13,15,17が形成されている。この3つの
切り込み13,15,17により、折りたたみ部9は3つ折りに
できるようになっている。折りたたみ部9の切り込み1
5,17の部分には長孔19が開けられており、後に折りたた
まれた際に略U字溝となるようになっている。
第3図の折りたたみ部を切り込み13,15,17に沿う両端
から順に折りたたんでいくと、第2図に示すように、両
側がそれぞれ3つ折りにされ、中央で4枚の段ボール製
の折りたたみ部9の部分9aが折りたたみ重なった状態で
起立する。このとき前記長孔19は略U字溝21となって起
立する。次に起立部23の表面に沿った形状のトレー25
を、起立部23にすっぽりと被せる。これにより、折りた
たまれた折りたたみ部9の部分9aはもとに戻ってしまう
ことがない。このようにして複数の略U字溝21を有する
支持部27が形成される。梱包の際には、それぞれのU字
溝21に丸棒状製品7を嵌め込んで支持する。
以上の実施例によれば、折りたたむ前の折りたたみ部
9は1枚の段ボールであり、段ボールのベース1と合わ
せても2枚の段ボールの厚さしかないので、梱包しない
梱包装置を運送したり保管した際にも、大きなスペース
を必要とすることがない。また、折りたたみ部9とベー
ス1とは共に段ボールであり、接着の際の相性がよく剥
れにくくなっている。なお、このとき接着剤を用いず
に、ステーブルで固着してもよい。
支持部27の中身は折りたたまれた段ボールであるの
で、従来の発砲ポリエチレン製の支持部5に比べ、同一
支持部面積として比較すると、耐圧強度が大きくなる。
また、段ボールは材料費が安く、発砲ポリエチレンなど
の高価な材料を使用せずにすむので、全体のコストを安
くできる。さらに、段ボールが直接に鋼鉄製の丸棒状製
品に接触すると、段ボールの発錆成分(SO4 2-、Cl-
ど)のため、錆を発生させることも考えられる。しかし
ながら、本実施例のように真空成形のトレー25を被せる
ことで、段ボールと丸棒状製品との直接の接触を防止
し、錆を発生させないようにすることができる。また、
トレー25を、折りたたまれた折りたたみ部9に被せるこ
とで、強度をさらに高め、且つ折りたたみ部9がもとに
戻ってしまうことを防止できる。
第4図により本発明の他の実施例を説明する。
前記実施例は、折りたたみ部9が予め1枚の段ボール
としてベースの上に固着されるものであったが、本実施
例においては第4図に示すように、予め重ねられた2枚
の段ボール29により折りたたみ部9を形成してもよい。
この場合には、切り込み31は両側に1箇所ずつ設けら
れ、両側で1回ずつ折りたたむことにより4枚の段ボー
ルを重ね合わせて起立部を構成できる。このため、折り
たたみ作業が容易となる。
また、上記各実施例において、折りたたみ部は固着さ
れた中央部分を挾んで両側が折りたたまれる構造となっ
ていたが、固着部のいずれか一方の側のみが折りたたま
れるようにすることも可能である。例えば、いずれか一
方の側に7カ所の切り込みを入れ7回降りたためば、段
ボールが4つに重なった状態で起立部を形成できる。
〔考案の効果〕 しかして本願考案によれば、起立部は互いに重ね合さ
れた部分を有するので、起立部の強度上昇を図ることが
できる。このため丸棒状製品を十分な強度で支持するこ
とができる。また起立部の互いに重ね合された部分は、
トレーを起立部に被せることにより互いに重ね合され、
トレーを取外すことにより平板状の折りたたみ部に戻
る。このため起立部を設けない場合は、折りたたみ部を
平板状としてスペースの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例に係る丸棒状製品梱包資材を
折りたたみ部を折りたたんだ状態で積み上げた様子を示
す斜視図、第2図は第1図のII部拡大図、第3図は第1
図の折りたたみ部を折りたたむ前の状態を示す斜視図、
第4図は他の実施例を示す斜視図、第5図は従来例を示
す斜視図である。 1……ベース、9……折りたたみ部、11……接着部、1
3,15,17,31……切り込み、19……長孔、21……略U字
溝、23……起立部、25……トレー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】段ボール製のベースと、 このベースの上に固着され、略U字溝を有する段ボール
    製の起立部と、 この起立部の表面に沿う形状を有し、前記起立部に被せ
    られる合成樹脂製のトレーとを備え、 前記起立部はベースの上に一部固着され予め長孔が形成
    された平板状の段ボール製折りたたみ部を折りたたむこ
    とにより構成され、 前記起立部を構成する折りたたみ部は、折りたたまれて
    互いに重ね合された部分からなり、 前記起立部の互いに重ね合された部分は、前記トレーを
    起立部に被せることにより互いに重ね合されて固定さ
    れ、トレーを取外すことにより平板状の折りたたみ部に
    戻ることを特徴とする丸棒状製品梱包装置。
JP1990107146U 1990-10-12 1990-10-12 丸棒状製品梱包装置 Expired - Lifetime JP2526430Y2 (ja)

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JPH0465790U JPH0465790U (ja) 1992-06-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104192446A (zh) * 2014-08-15 2014-12-10 安徽涌诚机械有限公司 轴承放置架

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EP0071163B1 (de) * 1981-07-22 1986-07-23 Wilfried Dreyfuss Rahmen zum Transport und zur Lagerung von Rohren
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