JP2526219Y2 - 間仕切パネルの笠木取付装置 - Google Patents

間仕切パネルの笠木取付装置

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JP2526219Y2
JP2526219Y2 JP1300292U JP1300292U JP2526219Y2 JP 2526219 Y2 JP2526219 Y2 JP 2526219Y2 JP 1300292 U JP1300292 U JP 1300292U JP 1300292 U JP1300292 U JP 1300292U JP 2526219 Y2 JP2526219 Y2 JP 2526219Y2
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孝男 植田
可彦 古澤
健一郎 小杉
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、間仕切パネルの笠木取
付装置に係わり、更に詳しくは隣接する間仕切パネルを
連結するために縦枠上端に装着する連結具を利用して笠
木を取付けてなる間仕切パネルの笠木取付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、間仕切パネルの上端に笠木を取付
けるためには、間仕切パネルの枠体を構成する上横枠の
上面に笠木取付具をネジ止め等で取付け、該取付具の上
方へ突出した突片等で笠木を嵌着していた。
【0003】しかし、上記のものは、笠木を取付けるた
めにその取付具を別途必要であり、またその取付具を上
横枠に取付けるための作業を必要とし、製造コスト及び
組立てに要する手間がかかるものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況鑑
み、解決しようとするところは、隣接する間仕切パネル
を連結するためにその縦枠上端間に装着する連結具を利
用して笠木を取付けるようになした間仕切パネルの笠木
取付装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、縦枠と横枠とパネル板で構成された間仕切
パネルを互いに連結するための連結具であり、下方に隣
接する縦枠の上端間を近接方向へ締付けるテーパー溝を
有し、上部にはテーパー溝と直交し横枠上面に渡設する
連結バーを収容し得る上方溝を設けるとともに、両縦枠
の側端に形成した開口に係止板の両側を係止し、前記連
結バーと連結具の中央部を貫挿させたボルトを係止板に
螺合することで締付けてなる前記連結具の上方幅方向両
側に突片を立設し、該突片に笠木の下面幅方向両側に下
設した弾片を圧着してなる間仕切パネルの笠木取付装置
を構成した。
【0006】
【作用】以上の如き内容からなる本考案の間仕切パネル
の笠木取付装置は、隣接する間仕切パネルの縦枠上端間
に連結具を配してその下方のテーパー溝を係合させ、そ
の下方の両縦枠の端面に形成した開口に係止板の両側を
係止するとともに、横枠の上面に渡設した連結バーを連
結具の上方溝に収容した状態で連結バー及び連結具を貫
挿させたボルトを係止板に螺合して、前記テーパー溝に
て隣接する縦枠を互いに接近する方向に締付け、この連
結具の上方幅方向両側に立設した両突片に笠木の下面幅
方向両側に下設した弾片を圧着することで、連結具を利
用して笠木を取付けるものである。
【0007】
【実施例】本考案の詳細を図示した実施例により説明す
る。図1及び図2は同じ高さの間仕切パネルPを直線状
に配したものであって、図中1が間仕切パネルPの縦
枠、2が横枠であって、パネル板3を添設することで全
体としての間仕切パネルPが形成される。本考案におい
ては、この縦枠1の相対向端面に外方へ開放してなる縦
方向の凹溝4を設けている。従って、両縦枠1を相隣接
させることによって、2つの凹溝4によって上下方向に
一本の中空支柱状態のものが形成されることになる。図
例で示される支柱の相対向する側端面上端は他の側端面
上端よりもやや低く設定され、この上端が前記上部の横
枠2の上面に設けた溝底面と略同高のものとして相連通
させている。又、縦枠1の上端から側端面やや下方に下
がった位置に互いに相対向した位置で重合する開口5を
設けている。尚、図中6は各凹溝4,4にビス止め等で
固定し、しかもその厚みが凹溝4の深さよりも大きく、
好ましくは2倍程度のものを用い、相対向する当接面が
互いに図例の如く傾斜している係合片である。この両係
合片6,6が係合されることにより、該間仕切パネル
P,Pは、横方向へ離脱することなく、互いに強く連結
される。
【0008】次いで、縦枠1上部の連結は、図例の如き
連結具7によって実施される。この連結具7は、前記間
仕切パネルPの縦枠1上端にあって、前記相対向して配
した凹溝部をなす側端面の上端にテーパー溝8の傾斜側
面を上方から嵌合することで、両凹溝4、4が互いに近
接する方向へ締め付けうるテーパー溝8を略倒コ字形本
体部材9の下面に上方溝10と直交する位置に設け、そし
て上方溝10には図例の如き側端面を下方へ向けてテーパ
ー面とした連結バー11を収容しうる底面12を有し、更に
上部両側面には階段状受部13を形成するとともに、前後
の垂壁14,14から外方へは先細りで笠木取付部としての
突片15を突設している。即ち、図1において、支柱の側
端面の上端に該連結具7のテーパー溝8を外嵌し、加圧
嵌合することによって、隣接した凹溝部分は互いに近接
し、仮止め的に結合されることになり、又側端面の上端
からやや下方に形成された開口5に図例の如き係止板16
を配して、連結バー11、連結具7並びに係止板16をボル
ト17によって貫挿し、両部材間を螺合、緊締するだけで
両縦枠1はその上部において強固に連結される。
【0009】また、笠木Aは、図3及び図4に示す如く
アルミニウムや合成樹脂製で押し出し成形されたもの
で、下面の両側に、前記連結具7の突片15,15の内面に
圧着する弾片18,18を下設し、更に強固に取付けられる
ようにその外方には弾片18とともに突片15を挾持する挾
持片19,19を下設している。前記弾片18の先端は連結具
7の受部13に当止し得る高さ関係に設定されている。そ
して、笠木Aの突片15と挾持片19間に連結具7の突片15
を圧着嵌合して取付けるのであるが、笠木Aが容易に外
れないように、弾片18の先端外方に突起20を形成し、そ
れに対応する突片15の内面には凹部21を形成している。
尚、前記挾持片19の先端内方にも突起を形成すればより
強固である。
【0010】しかし、図5に示すように前記挾持片19を
省略したものも本考案の範疇である。また、図6に示す
ように、笠木Aの上面を湾曲させたものもはデザイン的
に考慮される。
【0011】また、本考案は、前述の如く同一高さの間
仕切パネルP,Pを連結するための連結具7を用いて笠
木Aを取付ける以外にも、図7に示すように一方の間仕
切パネルPに対し、他方の間仕切パネルPの高さが低い
ものの連結用の連結具7にも適用できるのである。この
場合においては、上端縁同士を締結することができない
ので、高い方の間仕切パネルPの縦枠1側端面における
低い方のパネルの側端面上端に位置する部分に図例の如
き開所22を形成し、この開所22によって2つの凹溝部が
互いに対向配置して図7の如き連結具7一端を開所22に
挿入し、且つ両凹溝を連結具7のテーパー溝8によって
嵌合し、そして図1と同様に係止板16並びに連結バー11
をボルト17で一体的に固定することで、両縦枠1を互い
に連結する。
【0012】本実施例の連結具7は、図8(a) ,(b) ,
(c) に詳しく示してあり、前述の連結具7に対して垂壁
14及び突片15の略半分を除去した形状を有するものであ
る。その他の構成は基本的に同一である。
【0013】
【考案の効果】以上の如き本考案の間仕切パネルの笠木
取付装置によれば、縦枠と横枠とパネル板で構成された
間仕切パネルを互いに連結するための連結具であり、下
方に隣接する縦枠の上端間を近接方向へ締付けるテーパ
ー溝を有し、上部にはテーパー溝と直交し横枠上面に渡
設する連結バーを収容し得る上方溝を設けるとともに、
両縦枠の側端に形成した開口に係止板の両側を係止し、
前記連結バーと連結具の中央部を貫挿させたボルトを係
止板に螺合することで締付けてなる前記連結具の上方幅
方向両側に突片を立設し、該突片に笠木の下面幅方向両
側に下設した弾片を圧着してなるので、隣接する間仕切
パネルを連結するために縦枠の上端間に用いる連結具の
上方に突設した突片を利用して、容易且つ強固に笠木を
取付けることができ、従来のように笠木を取付けるため
の取付具を不要となしてコスト低減化及び組立て作業の
簡素化を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる第1実施例を示す要部分解斜視
図である。
【図2】隣接する間仕切パネルを連結した状態の要部縦
断正面図である。
【図3】同じく部分縦断側面図である。
【図4】連結具と笠木の連結状態を示す部分縦断面図で
ある。
【図5】笠木の他の例を示す断面図である。
【図6】笠木の更に他の例を示す断面図である。
【図7】第2実施例を示す要部分解斜視図である。
【図8】第2実施例に使用する連結具を示し、(a) は側
面図、(b) は正面図、(c) は平面図である。
【符号の説明】
P 間仕切パネル A 笠木 1 縦枠 2 横枠 3 パネル板 4 凹溝 5 開口 6 係合片 7 連結具 8 テーパー溝 9 本体部材 10 上方溝 11 連結バー 12 底面 13 受部 14 垂壁 15 突片 16 係止板 17 ボルト 18 弾片 19 挾持片 20 突起 21 凹部 22 開所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小杉 健一郎 大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株 式会社イトーキ内 (56)参考文献 特開 昭50−91917(JP,A) 特開 昭63−247453(JP,A) 特開 昭58−164851(JP,A) 実開 平2−129510(JP,U) 実開 昭63−64804(JP,U) 実開 昭60−42810(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦枠と横枠とパネル板で構成された間仕
    切パネルを互いに連結するための連結具であり、下方に
    隣接する縦枠の上端間を近接方向へ締付けるテーパー溝
    を有し、上部にはテーパー溝と直交し横枠上面に渡設す
    る連結バーを収容し得る上方溝を設けるとともに、両縦
    枠の側端に形成した開口に係止板の両側を係止し、前記
    連結バーと連結具の中央部を貫挿させたボルトを係止板
    に螺合することで締付けてなる前記連結具の上方幅方向
    両側に突片を立設し、該突片に笠木の下面幅方向両側に
    下設した弾片を圧着してなることを特徴とする間仕切パ
    ネルの笠木取付装置。
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