JP2525204B2 - 流動物充填用パック容器 - Google Patents

流動物充填用パック容器

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流動し得る物質を充填するためのパック容器
に関する。なおこのパック容器は、少なくとも1条の長
手方向に密封継ぎ目により筒状に形成され、その両端に
底壁と頂壁が設けられた筒状部から成り、頂壁は基材を
用いずに熱可塑性材から成ると共に筒状部の上端縁に沿
って同筒状部に射出形成されておりかつ注出口手段を有
しており、また筒状部は少なくもその片面に熱可塑性材
の塗布された例えば厚紙等の基材から成り、底壁は四辺
形で、筒状部の折たたみ部折たたみ壁の形に形成されて
おり、筒状部の上端縁に連接する同筒状部の1壁部が折
りたたまれて側面視において三角形の二重壁取付け条片
部を形成しており、更に所定部位に射出形成される頂壁
が二重壁取付け条片部の頂縁の上方におよぶウエブ部を
有しているものである。
各種のパック容器が知られており、例えばミルク、ジ
ュース、其の他の流動物用であって、中には約2リット
ルの容量を有するものがある。これら知られたパック容
器を前述したものに類似する構成、特徴を有している。
しかし、上述の三角形の二重壁取付け条片部それ自体に
つかみ穴が形成されている。換言すれば、(流動物質2
リットルを入れるような)質量の大きいパック容器の把
手が筒状部自体の基材で形成されているのである。
上記のような2リットル入りパック容器に関し種々の
利点が知られているが、他方、輸送や積み換えに当って
トラック、鉄道、船舶に於ける配送スペースが少からず
浪費されていることが判明している。2リットルパック
容器の公知の1設計例によれば、生産に当って原価を低
く抑えるという目的は達している。しかしこの既知のパ
ック容器に使用された筒状部は把手部分において筒状と
なっていない。これは、把手のための材料と空間が必要
だからである。その結果、パック容器を横側から観察し
た場合、把手の上部域とパック容器の底壁の1側部にお
ける下部域からは或る程度の容量を削減してある。この
場合、削除された体積部分は容器の容量に関しては影響
を及ぼすものではないとしても、積荷配送にかかわる表
面積に関しては確かに影響がある。実際に経験したとこ
ろでは、輸送機器、パレット車輛等における保管、積み
降しに要するスペースは非常に高価であり、充填容器に
関し容器容積が上記のように失われるのは問題である。
他方、パック容器の頂上部は平面図において四角であ
るが、それを半分にして平らな頂壁面を平面図において
三角形とし、削り落した他の半分の部分に把手を設ける
ことも既に提案されている。しかし、これだけではパッ
クの密封法や製造法につき問題が発生し、このため最適
解決策は未だ発見されていない。
従って、本発明の目的は、本明細書の冒頭部に記載し
た種類のパック容器に改良をはかり、容器用材(ブラン
ク)及び基材の切断加工を単純化する一方、パック容器
の密封性とその強度の改良を可能とすると共にプラスチ
ック材の使用量の可能な限りの節減を可能とするという
ことである。
本発明によれば、頂壁は少なくとも三つの角部を有
し、少なくとも第一及び少なくとも第二の面に把手を有
し、これらの面と面は角度をもって交わり、第一面は底
面と平行であり、第二面は少なくとも部分的には筒状部
の基材から成り、把手は頂壁に連っており、これらは共
にパック容器の平行六面平の外郭形状内で二重壁取付け
条片部に射出形成されており、また同二重壁取付け条片
部の、把手に向う側の後方縁は封閉されていることを特
徴とする流動物充填用パック容器である。
第一の面と角度を成している第二の面に二重壁取付け
条片部を設けるという概念は、既に設計構想に於ける主
題となっている。この点に関し、二重壁取付け条片部は
筒状部の上部の壁を上方からV字形に切断することによ
り形成したものであり、取付け条片部の2枚の壁部を互
いに重ね合わせた後、この条片部には後方即ち把手に向
う方向に開口する縁部が生じる。これらの壁を適当に揃
えて接合して取付け条片部を形成する工具が開発されて
はいるが、これは比較的複雑な折りたたみ加工工程を要
するものであり、かつ把手部域におけるパック容器の強
度に感心ては最善の設計とは言えない。
これに反して、本発明によれば把手に向かう側の、二
重壁取付け条片部の後縁は閉塞されている。これにより
二重壁取付け条片部におけるパック容器壁の強度が強化
され、また二重壁取付け条片部の二層を相互により良く
密着させることが出来、これにより安価の製造機を用い
ても2壁を相互に精密かつ正確に重なり合わせることが
出来る。驚くべきことに、これにより容器用材の形状を
実に単純なものとすることが出来る。展開した状態で
は、これは四辺形であり、有利とは言えない筒状部上端
からのV字状の切り込みを形成する要はなくなるのであ
る。パック容器を連続したウエブ状の基材から製造する
場合、容器1個分の用材(ブランク)を次々と切断準備
するのに要するのは簡単な切断刃のみである。さらに、
本発明の構成によれば、一層、単純な折りたたみ工具を
利用することも可能である。一方では、二重壁取付け条
片部自体を加熱封着法で接着することが望ましいが、他
方、この加工に当たって頂壁と出来得れば把手も所定の
部位に射出成形することが意図される。本発明によれば
この作業を単に一作業で行うことが出来るが、これは、
所定部位に頂壁を射出成形するための工具を閉じた時、
二重壁取付け条片部を折りたたみ作業を自動的に行わ
れ、またこの作業を製造機の他の作動と同時に行い得る
からである。
この種の流動物パック容器の筒状部を形成する方法は
既に知られている。この筒状部は長方形の平面状の厚紙
(ブランク)から、それに折り曲げ線を型押し形成し、
折り曲げ加工を行うことにより形成され、また1縁部に
長手方向の密封継ぎ目を形成することにより製造される
のである。本発明によれば、好ましくは、長手方向の継
ぎ目は、頂壁の4個の角部のうちの1個におよぶ1縁部
に設ける。この点に関し、この縁部を、パック容器の注
出口又はその端部の直下に配することも可能であるが、
そのような縁部に隣接し、従ってパック容器の前方側及
び後方側となる2縁部のいずれかとすることが特に好ま
しい。説明の都合上、この場合の筒状物の前方側とは注
出口を有する側で、後方側とは把手の付いている側のこ
とである。
長手方向の継ぎ目を除くと、別に、筒状部には当初は
溶接部分が全くない。充填物が流動物である場合、この
事はパックを密封するに際しての問題を大きくかつ有利
に軽減していることは当業者にとり自明であろう。底壁
が折りたたみ壁の形に形成され、また頂壁も筒状部の頂
上部に射出成形によって形成されると、次の溶接作業が
行われ、そして溶接継ぎ目が形成されるのであるが、本
発明によるパック容器を全体として見た場合、溶接継ぎ
目は最低数に抑えられており、このためパックの密封性
が保証されていることが理解されよう。
頂壁が(平面図)において角又は隅部を形成する形状
であるため、特に底壁は何れの場合に平面図において多
角形であるので、パック容器の全体が、前述した把手が
全的に筒状部の基材から製造された2リットル入りパッ
ク容器に比較して、貯蔵、流層の観点から実質的により
好ましい外郭形状となり得る。本発明によるパック容器
が平行六面体の外郭形状を有するため、一つのパック容
器を別のパック容器に非常に近接させて配することが出
来、配置空間に無駄を生じることがなくなる。この点に
関し、把手がパック容器全体の外郭の中に収まっている
ので特に有利である。従って、その重量の故に把手の付
いているのが便利である比較的に大寸法のパック容器の
場合にさえも、パック容器の貯蔵及び輸送コストを以前
に比べ大幅に提言させることが出来る。
本発明によれば、把手が水平の状ウエブ部及び直径方
向に注出口端と反対の位置関係にある垂直な後部ウエブ
部を有し、これらのウエブ部が大人の指少なくとも3本
が通し得る寸法のつかみ又は握り穴を形成するように構
成するもまた非常に有利である。頂壁と一体的にプラス
チック材の把手を直接パック容器上に射出成形する試み
が既に実施されてはいるが、これらの把手は外形が丸い
輪郭を有するものであった。本発明によれば、把手は特
に水平の上部ウエブ部を有しており、これが頂壁の面上
に配されまた注出口手段からパック容器の中心を経て、
反対側の後端縁にまでおよぶ直径線上に延設されてい
る。これにより支持線が形成され、複数のパック容器の
積み重ね便が改良される。底に置かれた場合のパック容
器の負荷容量が改良されるが、これは上部に重ねられた
パックの重量による垂直方向の力が、高度の負荷容量を
有する下積みのパック容器の縁部に伝えることが出来る
からである。更に、本発明によれば、つかみ又は握り穴
の実用的な形状にも注意が払われており、大人の片手の
指3本にて重量の大きいパック容器も容易に取り扱い得
るようになっている。握り用穴の寸法は小さ過ぎてはな
らない。他方、余りに大きすぎると、今度生産のための
原料を余計に要し、かつ輸送に関し死空間又は遊び空間
を生じることになる。
本発明の有利な更に他の実施例において、横から見た
時三角形の二重壁取付け条片部は、把手の傍に直角部を
有し、その直角三角形の斜辺は、筒状部の長手方向中心
線に関し20゜から40゜、更に好ましくは25゜から30゜程
度の角度を有している。容器用材又はブランクは長方形
で、その外縁は相互に直角をなしている一方、頂壁がそ
こに射出形成される筒状部の頂縁は、筒状部の折たたみ
形成作業の行われた後には取付け条片部が三角形条であ
るためよれた線を描く。これは、筒状部の基材の一部を
用いて三角形の取付け条片部形成するために生ずる。取
付け条片部が、左右に配した二枚の三角壁パネルを一つ
の面上に配した形である状態を考えた場合、そこに形成
される面が、本明細書中でしばしば「水平面」と記載さ
れる第1の面、換言すれば頂壁のある面に対し角度を有
する前述の第2の面である。ここに言う角度は、二重壁
取付け条片部の直角三角形の斜辺が筒状部の長手方向の
中心線に関し有する前述の角度よりも90゜だけ大きいこ
とが理解されよう。
実験によれば、筒状部の長手方向の中心線と直角三角
形の斜辺若しくは第二の面の間の前述の角度は29゜から
30゜である。この場合に、片手の3本の指を通すのに十
分な寸法の握り又はつかみ穴を得ることが出来る。事
実、握り用穴の寸法と上記の角度には相関関係があり、
また断面が好ましくは正方形であるパック容器の差しわ
たし寸法も、上記の角度を決定する上で重要な要素であ
る。製造業者が通常出来る限り大きくとろうとする把手
の厚味を或る程度はこの角度に影響するが、上述の要因
のためこの厚味設定には明らかに限度がある。
本発明によれば、把手の水平の上部ウエブ部の横幅
を、頂壁の第一の面において2−20mm、更に好ましくは
6−12mmとするのがよい。こうすることにより、把手は
その主表面に対し垂直方向の曲げに対する強度が強化さ
れ、いわゆる第二の面から実質的に90゜の角度で立ち上
り、その姿勢で実質的に強固に保ち得るものとなる。
本発明によれば、二重壁取付け条片部の両側に補強又
は強化リブを射出形成することにより強度を増大させる
ことが出来る。このようにすれば、プラスチック材を二
重壁取付け条片部の全周部分に射出する要が省かれ、し
かも静的観点から同一の効果をあげることができる。従
って、これによりプラスチック材の使用量を節減出来、
強度面には支障がない。
本発明によれば、把手の2つのウエブ部に強化又は補
強リブを設け、また好ましくは垂直のウエブ部の下方と
筒状部の一縁と第二の面とが交差する点との間に、基材
のない自由空間部を設けるのも有利である。このように
構成することにより一方では材料の節約が出来、他方で
は強度、特に把手の部分と、それが筒状部に接合する部
分の強度を保ち又は向上させることが出来る。このよう
に空間を設けることにより、支持機能がないか或いはパ
ック容器又は把手の強度を増大させる部位に自由空間を
設けることが出来しかもパック容器の見ばえを損なうこ
とはない。
本発明の特に有利な実施例によれば、注出口には平面
図に見て長円形の注出口蓋を設け、この蓋の外縁の部分
にその長円形に従って輪状又は環状のフランジが設けら
れる。注出口が長円形で、抽出口蓋もまた、注出口蓋の
外周縁に設けられる輪状フランジも長円形であるため、
パック容器を再度閉めた時の密封性が向上する。つま
り、長円形は基材の横方向の応力を増大させ、締付け圧
を向上させ、従って密封効果を向上させる。
本発明の上記以外の構成特徴、効果及び可能な利用分
野は、添付図面を参照して以下に行う実施例の記載から
明らかとなるであろう。
図示したパック容器の筒状部1は4つの側壁から成
り、第1図には前方側の2つの側壁のみが見えており、
番号1aで示した面は矩形である。他の2つ側壁は第3図
に1b及び1cとして示してあるが、それらの側壁は台形で
ある。これらは折り曲げ縁である後縁部2で接続されて
いる。この上端は点Pで終点となっており、この点Pは
第二の面3と後縁部2とが交差している点である。更に
詳細には、第二の面3は2つの角パネル部3aと3bとで成
形されており、これらは三角形の二重壁取付け条片部4
によって結合されている。
パック容器の底底は全体として番号5で示してあり、
第1図の底部に示した壁パネルと折りたたみ線によって
形成される。パック容器の頂壁又は蓋部は符号6により
示されている。
頂壁6は第2図から明らかなように三角形である。こ
れは第一の面を形成しており、この面は頂壁6の水面と
同一でありまた水平であり、即ち折りたたみ完了時(図
示せず)の底壁5と平行である。
頂壁6には注出口手段7があり、それには平面図(第
2図参照)において長円形の注出口蓋8と、外周縁9
と、開口把手10と、注出口端11と、環状フランジ12を有
している。第1図の一部断面図に示されるように、環状
フランジ12は注出口蓋8の外周縁9の部分まで伸展して
おり、従って長円形を成している。
パック容器を持ち運ぶための把手は総体的には参照符
号14で示したが、その把手の水平な上部ウエブ部13は、
頂壁6の第一の面まで伸長している。
把手14は頂壁6と一体的に形成されており、プラスチ
ック材製で、二つの小三角パネル壁3cと3eに直接的に接
合されている。これらのパネル壁3cと3eは三角パネル壁
3aと3bと共に、一般的に参照符号3に示された第2の面
を形成している。第2図は、水平の上部ウエブ部13の長
さを示しているが、これは、パック容器の長手方向中心
線15と頂壁6が交差するパック容器の中心から後端角部
16まで伸びている。これは又、その下に続く垂直の後部
ウエブ部17に連っており、このウエブ部17はプラスチッ
ク成形部18として二重壁取付け条片部4に射出形成され
ている。
第1図の側面図はまた補強リブ19を示しているが、こ
れは二重壁取付け条片部4の両側に、把手14と共に射出
形成されている。第1図はまた垂直のウエブ部17の部分
に補強又は強化リブ20が、ウエブ部外側壁部に亙って設
けられていることを略示している。第2図及び第3図に
はウエブ部13と17の幅Bも示してあり、なおこれは第一
の面6上におよんでいる。
第1図は把手14の下端21の下方に自由空間22を示して
おり、この空間部分は材料を節減したことになる。握り
又はつかみ穴23の形状は大人の片手の指3本を容易に通
し得る寸法形状であって、パック容器が充填された状
態、容量的には2.5リットルまで、の時でも取り扱いが
容易かつ正確に行い得るようになっている。
注目すべきはP点(第1図及び第3図)であり、パッ
ク容器の容量を増大するにはこのP点を出来るだけ上部
に取るべきではあるが、これを制限する要素は次のもの
がある。握り穴23の寸法、握り穴23の下部空間幅D、垂
直のウエブの厚味d(第1図)及びこれらと共に二重壁
取付け条片部4の、直角部25とは反対の位置関係にある
直角三角形の斜辺24と筒状部の長手方向の中心線15とが
なる角αである。
筒状部1の上端縁は、第1図及び第3図では参照番号
26で示してあるが、これは直線状で前方2側面に亙って
水平に伸びており(前方側面1aが第1図に見えてい
る)、その広がりは三角パネル3aと3bの広がりまで伸び
ており、V字状の上部の白がりと同様の形状にて、プラ
スチック材で出来た小三角パネル3cと3eがこれに結合し
ている。これにより、参照番号27で示した二重壁取付け
条片部4の後端が閉塞される。二重壁取付け条片部4の
上縁は参照番号28(第1図)で示してある。
【図面の簡単な説明】
第1図は底壁が最終的に折りたたまれていない状態の本
発明による新規なパック容器を示す側面図、第2図は第
1図に示すパック容器の平面図、そして第3図は底壁の
図示を省略して、第1図及び第2図の右側から左方向に
見たパック容器の背面正面図である。 1……筒状部、2……一縁、3……1側壁又は第2の
面、4……二重壁取付け条片部、5……底壁、6……頂
壁、7……注出口手段、8……注出口蓋、9……外周
縁、11……注出口端、12……環状フランジ、13……(水
平の)上部ウエブ部、14……把手、15……長手方向の中
心線、17……垂直の後部ウエブ部、19,20……補強リ
ブ、21……下端、22……自由空間、23……握り又はつか
み穴、24……斜辺(部)、25……直角部、26……上端
縁、28……頂縁。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1条の長手方向の密封継ぎ目に
    より筒状に形成され、その両端に底壁(5)と頂壁
    (6)が設けられた筒状部(1)から成り、頂壁(6)
    は基材を用いずに熱可塑性材から成ると共に筒状部
    (1)の上端縁(26)に沿って同筒状部(1)の上端縁
    (26)に沿って同筒状部(1)に射出形成されておりか
    つ注出口手段(7)を有しており、また筒状部(1)は
    少なくもその片面に熱可塑性材の塗布された例えば厚紙
    等の基材から成り、底壁(5)は四辺形で、筒状部
    (1)の折たたみ部から折たたみ壁の形に形成されてお
    り、筒状部(1)の上端縁(26)に連接する同筒状部の
    1壁部(3)が折りたたまれて側面視において三角形の
    二重壁取付け条片部(4)を形成しており、更に所定部
    位に射出形成される頂壁(6)が二重壁取付け条片部
    (4)の頂縁(28)の上方におよぶウエブ部(13)を有
    しているパック容器であって、頂壁(6)が少なくも3
    個の角部と、把手(14)がそこに形成された少なくも第
    1及び第2の面(3)を有しており、これらの面は角α
    に90゜を加えた角度で交わると共に第1の面は底壁
    (5)と平行でありまた第2の面(3)は少なくも部分
    的には筒条部(1)の基材により形成されており、更に
    把手(14)は頂壁(6)に連っており、これらは共にパ
    ック容器の平行六面体の外殻形状内で二重壁取付け条片
    部(4)に射出形成されており、また同二重壁取付け条
    片部(4)の、把手(14)に向う側の後方縁(27)は封
    閉されていることを特徴とする流動物充填用パック容
    器。
  2. 【請求項2】前記把手(14)が水平の上部ウエブ部(1
    3)と直径方向に注出口端(11)とは反対側にある垂直
    の後部ウエブ部(17)を有し、これらウエブ部が、少な
    くとも大人の指3本が通し得る寸法のつかみ穴(23)を
    形成していることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の流動物充填用パック容器。
  3. 【請求項3】側面視において三角形の前記二重壁取付け
    条片部(4)には直角部(25)が側面視において把手
    (14)の側方にあり、同直角部(25)の斜辺部(24)は
    筒条部(1)の長手方向の中心線(15)に関し角(α)
    を有し、この角(α)は20゜から40゜、更に好ましくは
    25゜から30゜であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の流動物充填用パック容器。
  4. 【請求項4】前記把手(14)の少なくも前記上部ウエブ
    部(13)は、蓋部(6)の前記第1の面において、2〜
    20mm、さらに好ましくは6〜12mmの横巾(B)を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項又は第
    3項に記載の流動物充填用パック容器。
  5. 【請求項5】前記二重壁取付け条片部(4)の両側に補
    強リブ(19)が射出形成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項、第2項、第3項又は第4項に記載
    の流動物充填用パック容器。
  6. 【請求項6】前記突起(14)の前記上部ウエブ部(13)
    と後部ウエブ部(17)には補強リブ(20)が設けられて
    いることおよび基材の無い自由空間(22)が後部ウエブ
    (17)の下端(21)と、前記第二の面(3)が筒状部
    (1)の一縁(2)と交差する点(P)の間に設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項、第4項又は第5項に記載の流動物充填用パ
    ック容器。
  7. 【請求項7】注出口(7)に平面図において長円形の注
    出口蓋(8)が設けられており、その注出口蓋(8)の
    外周縁(9)の部分に長円形に倣った環状フランジ(1
    2)が形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項、第2項、第3項、第4項、第5項又は第6項に
    記載の流動物充填用パック容器
JP62204306A 1986-08-22 1987-08-19 流動物充填用パック容器 Expired - Fee Related JP2525204B2 (ja)

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