JP2524963Y2 - 残土混合機 - Google Patents

残土混合機

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JP2524963Y2
JP2524963Y2 JP9273292U JP9273292U JP2524963Y2 JP 2524963 Y2 JP2524963 Y2 JP 2524963Y2 JP 9273292 U JP9273292 U JP 9273292U JP 9273292 U JP9273292 U JP 9273292U JP 2524963 Y2 JP2524963 Y2 JP 2524963Y2
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JP
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soil
residual soil
rotor
mixer
residual
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JP9273292U
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JPH0652928U (ja
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拓司 坂和
高野  茂
交作 中村
秀三 大釜
幸俊 七海
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Okutama Kogyo Co Ltd
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Okutama Kogyo Co Ltd
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Landscapes

  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、特に建設掘削残土な
どの不良残土の土質改良に用いて好適な、残土混合機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】残土の土質を改良するには、残土と土質
改良材とを良く混合する必要がある。従来の残土混合機
としては、箱型槽内に回転する横軸を設け、本軸に複数
の撹拌羽根を取り付け、水平にあるいは緩い勾配の傾斜
方向に対象物を送りながら撹拌混合する方式のもの、例
えばパドルミキサー、リボンミキサーなどや、箱型本体
内に1個の回転ロータと2個又は3個の反撥板を設け、
上部供給口より対象物を投入し、上記ロータの衝撃力に
より分散させ混合する方式のもの、例えばインパクトミ
キサーなどが知られている。
【0003】一般に、改良の必要な建設残土等は、粗大
なコンクリートガラ、アスコンガラの他、多くの夾雑物
を含んでいたり、粘性土で付着性が高かったりする。ま
た、土質改良材は生石灰、セメントなどの粉粒体が一般
的で非常に発塵しやすい。
【0004】パドルミキサー、リボンミキサーなどで
は、上記粗大なコンクリートガラ、アスコンガラなどの
夾雑物が多く含まれる残土を用いると、槽と撹拌羽根と
の間に夾雑物が噛み込まれ、これが機械を破損させる原
因となり、このため機械の強度を上げたり、夾雑物を取
り除くための前処理工程を要することとなり、処理費が
格段と高くなるし、また残土が供給されてから排出され
るまでの槽内滞留時間が長い(一般的に10〜20秒
間)ため、残土の捏ね返しを起こし、かえって性状を悪
くすることがしばしばあるという問題がある。
【0005】インパクトミキサーでは、固定された反撥
板やケーシング内部に残土が付着して混合性が低下し、
このため内部を清掃する必要が生じるという問題があ
る。また、これらの混合機はいずれも粉粒体の発塵によ
る環境障害を防止するのに大容量の集塵設備を併用せざ
るを得ないというという問題もある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、これら従来
の残土混合機のもつ問題点を克服し、夾雑物により破損
することがなく、残土の付着による混合性の低下がな
く、発塵を抑制しうる残土混合機を提供することを目的
としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案者らは、残土を土
質改良材と混合するための残土混合機において、上部に
残土と土質改良材の供給口、下部に改質混合残土の排出
口を各設けたケーシング内に、遠心力によって振り出さ
れる揺動自在のハンマーを軸外周部と軸方向とに分割し
て配列した少なくとも4個の駆動ロータを、上下段に少
なくとも2個各配置し、上段の駆動ロータと下段の各駆
動ロータを千鳥状に食い違いに配設したことを特徴とす
る残土混合機を提供するものである。
【0008】本考案の残土混合機において、ケーシング
の形状は、上端から下端に向けてテーパ状の末広がりを
呈する台形状のものが好ましい。このようなテーパ形状
にするとケーシング内面への土の付着を防止することが
できる。
【0009】
【実施例】次に、本考案の実施例を図1及び図2により
説明する。
【0010】図1において、1は箱型の本体(ケーシン
グ)で上端部に原料の残土と土質改良材の供給口2を有
し、下端部(底部)はケーシングの全面を開放した広い
排出口3が設けられている。
【0011】ケーシング1の形状は上端部から下端部の
排出口に向けて台形状の広がりを呈しており、本体ケー
シング内面への土の付着を防止できる形状としている。
さらにケーシング上端内面には供給口2の下端付近から
外方に断面V字形状の遮蔽板4が周設され、これにより
供給原料の外方への散逸を抑止するとともに、駆動ロー
タの回転により生じる上昇気流に随伴されて舞い上がる
発塵を遮り混合機外へ出さない形状としている。
【0012】次に図2において、11は回転駆動される
駆動ロータ軸で、この軸11の外周部にはブレード12
によって固定された4本のハンマー軸13に各々軸方向
に分割されたハンマー14が回動自在に複数個取り付け
られている。ハンマー14についてはロータ回転状態の
場合は実線で、またロータ停止状態の場合は破線で示し
ている。
【0013】図1に示すように、駆動ロータは全体で四
個から成り、上段の第一ロータ21と第二ロータ22は
供給口中心より左右対象に取り付けられ、各々内側(第
一ロータは右回転、第二ロータは左回転)に回転する。
下段の第三ロータ23、第四ロータ24は上段ロータに
対し各千鳥状に食い違いになる位置に設けられ、これら
も各々内側(第三ロータは右回転、第四ロータは左回
転)に回転する。
【0014】また、各々のロータの間隔は、上段の第一
ロータと第二ロータの間隔に対し、下段の第三ロータと
第四ロータの間隔を広くし、さらに第三ロータは第四ロ
ータより下方に位置し、土の流れに対し順次広くなるよ
う配設されている。
【0015】
【考案の効果】本考案の残土混合機は、少なくとも4個
の駆動ロータを上下段に少なくとも2個並列させ、かつ
上段の各駆動ロータと下段の各駆動ロータとは各千鳥状
になる位置に配設し、かつ各ロータの軸外周部には揺動
自在で軸方向に断続的に分割されたハンマーを設けた構
造としたので、駆動ロータの回転による遠心力で振り出
されるハンマーの強大な打撃(インパクト)で残土の塊
や粗大な夾雑物を崩壊あるいは破砕でき、さらに下段の
駆動ロータを上段のそれと千鳥に食い違えることで上段
の各駆動ロータにて解砕混合された後、さらに下段の第
3ロータ、第4ロータと順次繰り返し、しかも瞬時的に
打撃が与えられるため、残土の捏ね返しを起こすことな
く分散混合することができ、特に建設残土などの不良残
土の土質改良において極めて良い混合度が得られ、しか
もハンマーの回転方向を、上段、下段共各々機械中心部
で下向きにすることで本体内での上昇流を抑え、発塵を
防ぐことができ、集塵設備等の環境関連機器の省力化が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 正面概略図。
【図2】 駆動ロータの概略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大釜 秀三 神奈川県横浜市磯子区岡村8−17−6− 302 (72)考案者 七海 幸俊 東京都羽村市羽2171−3 (56)参考文献 特開 昭58−76657(JP,A) 実開 昭52−56664(JP,U) 特公 昭58−5705(JP,B2) 実公 昭47−19973(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 残土を土質改良材と混合するための残土
    混合機において、上部に残土と土質改良材の供給口、下
    部に改質混合残土の排出口を各設けたケーシング内に、
    遠心力によって振り出される揺動自在のハンマーを軸外
    周部と軸方向とに分割して配列した少なくとも4個の駆
    動ロータを、上下段に少なくとも2個各配置し、上段の
    駆動ロータと下段の各駆動ロータを千鳥状に食い違いに
    配設したことを特徴とする残土混合機。
JP9273292U 1992-12-25 1992-12-25 残土混合機 Expired - Lifetime JP2524963Y2 (ja)

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JPH0652928U JPH0652928U (ja) 1994-07-19
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JP3242565B2 (ja) * 1996-01-12 2001-12-25 株式会社小松製作所 土の解砕混合方法およびその装置
JP2006021188A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Jdc Corp 粘性土供給装置及びこれを用いた粘性土改質装置
KR102144836B1 (ko) * 2018-07-10 2020-08-14 유한회사 테크플러스 중장비용 예초기
JP7203425B2 (ja) * 2019-06-07 2023-01-13 株式会社冨士機 多軸式破砕篩装置

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