JP2524875B2 - 磁気テ―プ装置における記録方法 - Google Patents

磁気テ―プ装置における記録方法

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JP2524875B2
JP2524875B2 JP2229253A JP22925390A JP2524875B2 JP 2524875 B2 JP2524875 B2 JP 2524875B2 JP 2229253 A JP2229253 A JP 2229253A JP 22925390 A JP22925390 A JP 22925390A JP 2524875 B2 JP2524875 B2 JP 2524875B2
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    • G11B27/36Monitoring, i.e. supervising the progress of recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/04Preventing, inhibiting, or warning against accidental erasing or double recording

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気テープに信号を記録する方法に関する。
[従来の技術] 複数トラックを有する記録媒体磁気テープにディジタ
ル信号を記録するカセット型磁気テープ装置はコンピュ
ータの分野で広く使用されている。この種の磁気テープ
装置においては、信号変換ヘッドを磁気テープの幅方向
に移動してトラックの切り換えを行う。
[発明が解決しようとする課題] ところで、カセット型磁気テープ装置においては、ヘ
ッドをステッピングモータで磁気テープの幅方向に移動
するように構成し、ヘッドの基準位置又は磁気テープの
縁から予め決められたステップパルスに対応する距離だ
けヘッドを磁気テープの幅方向に移動し、所望トラック
にヘッドを位置決めする。ステッピングモータによって
常に正確に所望量だけヘッドを移動することができれ
ば、問題が生じない。しかし、ステッピングモータの異
常又はステッピングモータの回転運動をヘッドの直線運
動に変換する機構の異常のためにヘッドを目標トラック
に位置決めすることができないことがまれに生じる。も
し、ヘッドが誤まって位置決めされたトラックに信号が
既に記録されていれば、この上に信号を記録することに
なり、前の記録が破壊される。この種の問題は、ディジ
タル信号の記録に限らずオーディオ信号の記録において
も生じる。そこで、本発明の目的は、複数トラックに対
する信号の記録を所定の順番に従って順次に行う記録方
法において前のトラックの記録を誤って破壊することを
防ぐ方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、磁気テープの幅
方向の少なくとも第1及び第2の位置に1つの記録ヘッ
ドを順次に位置決めし、互いに並置された少なくとも第
1及び第2の記録トラックを順次に形成する方法におい
て、前記記録ヘッドを前記第1の位置に位置決めし且つ
前記磁気テープを正方向走行させ、前記磁気テープの始
端基準位置から所定長の第1のスペースを設けた後に前
記記録ヘッドに記録信号を供給することによって前記第
1の記録トラックを形成し、前記第2の記録トラックを
形成する時には、前記記録ヘッドを前記第2の位置を目
標として位置決めし且つ前記磁気テープを正方向走行さ
せ、前記記録ヘッドと同一トラックを走査し且つ前記記
録ヘッドの後を走査するように配置された再生ヘッドに
よって前記磁気テープを走査し、前記始端基準位置から
前記第1のスペースよりも離れた領域を前記再生ヘッド
が走査している時に前記再生ヘッドから得られる再生出
力に基づいて記録信号に対応した再生信号の有無を判定
し、前記再生信号が無いことを示す判定結果が得られた
時には前記始端基準位置から前記第1のスペースよりも
大きい第2のスペースを設けて前記記録ヘッドに記録信
号を供給して前記第2の記録トラックを形成し、前記再
生信号が有ることを示す判定結果が得られた時には前記
記録ヘッドに対する記録信号の供給を禁止する記録方法
に係わるものである。
[発明の作用及び効果] 本発明においては、第1の記録トラックを形成した後
に第2の記録トラックを形成する。第2の記録とトラッ
クは始端基準位置(例えばBOT)から第1の記録トラッ
クの記録開始端までの第1のスペースと同一のスペース
を有して形成しないで、本発明で特定された制限を付け
て形成する。即ち、記録ヘッド及び再生ヘッドを第2の
トラックのための第2の位置を目標として位置決めし、
再生ヘッドが始端基準位置から第1の記録トラックの記
録開始位置よりも離れた位置を走査している時に再生出
力が有るか否かを判断し、再生出力が有る時には記録ヘ
ッド及び再生ヘッドが誤って第1の記録トラックに位置
決めされたものとして記録ヘッドに対する記録信号の供
給を禁止し、再生出力が無い時には始端基準位置から第
1のスペースよりも離れた第2のスペースを設けて第2
の記録トラックを形成する。従って、記録トラック及び
再生ヘッドが磁気テープの幅方向の第2の位置に位置決
めされるべきところを誤って第1の位置に位置決めされ
ても、第1の記録トラックの信号を破壊しない。従っ
て、前に記録されたトラックの信号破壊を確実且つ容易
に防ぐことができる。
[第1の実施例] 次に第1図〜第3図を参照して本発明の実施例に係わ
る磁気テープ装置を説明する。
第1図には多数のトラックを有する記録媒体磁気テー
プ1を使用してディジタル信号を記録及び再生するカセ
ット型磁気テープ装置が示されている。磁気テープ1は
光不透過性磁性面を有する有効記録領域1aと光透過性の
非有効記録領域1b、1cとを備え、一対のリール2、3と
共にカセットハーフ(図示せず)に収容されている。一
対のリール2、3にはテープ走行手段としての一対のリ
ールモータ4、5が結合されており、磁気テープ1は矢
印で示すように正方向と、これと反対の逆方向との両方
に走行する。
ヘッド組立体6は、第2図に示すように正方向用の記
録ヘッド7と、正方向用の再生ヘッド8と、逆方向用の
記録ヘッド9と、逆方向用の再生ヘッド10と、消去ヘッ
ド11とを一体化したものである。
磁気テープ1は、第3図に示すようにこの長手方向に
延び且つ互いに並置されている多数(この例では17個)
のトラックを形成することがてきる幅を有する。ここで
はT0〜T7までの8トラックのみが示されているが、実際
には17トラック設けられている。
記録ヘッド7、9は1つのトラックの幅に対応するギ
ャップ幅(トラック幅)のギャップ7a、9aを有する。再
生ヘッド8、10は記録ヘッド7、8よりも小さいギャッ
プ8a、10aを有し、記録ヘッド7、9の走査トラック上
を走査する。消去ヘッド11はテープ1の全幅よりも大き
いトラック幅11aのギャップを備えている。
記録ヘッド7、9及び再生ヘッド8、10を選択された
トラックに位置決めするためのヘッド移動手段としてス
テッピングモータ12とリードスクリュー機構13とが設け
られている。ヘッド組立体6はリードスクリュー機構13
を介してステッピングモータ12に結合されているので、
ステッピングモータ12の回転に追従してヘッド組立体6
は磁気テープ1を横切る方向(幅方向)に移動する。
記録ヘッド7及び9は切換回路(図示せず)を介して
記録回路(記録信号処理回路)14に接続される。記録回
路14はホスト装置(図示せず)から送られてくる記録デ
ータに対応した記録電流を記録ヘッド7又は9に供給す
る。
再生ヘッド8及び10は切換回路(図示せず)を介して
再生増幅器15に接続される。再生増幅器15に接続された
再生回路(再生信号処理回路)16はリードデータを形成
してホスト装置に送る。
再生信号の有無を検出するために、再生増幅器15にピ
ークホールド回路17が接続されている。ピークホールド
回路17は再生増幅器15から得られる再生信号の振幅のピ
ーク値をホールドする。このピークホールド回路17に接
続されているアナログ・ディジタル変換器(ADC)18は
再生信号のピーク値を8ビットのディジタル値に変換し
てCPU即ちマイクロプロセッサ19に送る。
マイクロプロセッサ19は再生信号のピーク値と比較す
るための基準値(ノイズレベルよりも少し高い値)を内
蔵し、アナログ・ディジタル変換器18から与えられたピ
ーク値と基準値とを比較し、ピーク値が基準値以上であ
る時に再生信号が有ること即ち磁気テープ1に記録が有
ることを示す信号を発生し、ピーク値が基準値よりも低
い時に再生信号が無いことを示す信号を発生する。マイ
クロプロセッサ19には、一対のリールモータ制御回路2
0、21とステッピングモータ制御回路22と、テープ始端
(BOT)マーカ及び終端(EOT)マーカを検出するための
センサ23とが接続されている。更にマイクロプロセッサ
19はホスト装置(図示せず)と複数の信号ライン24によ
って接続されている。
リールモータ制御回路20、21はリールモータ4、5に
接続され、ステッピングモータ制御回路22はステッピン
グモータ12に接続されている。
テープ始端及び終端マーカセンサ23は、第3図に示す
ように磁気テープ1の不透過性有効記録領域に設けられ
た小孔から成るBOTマーカ25及びEOTマーカ26を光学的に
検出するための発光素子(図示せず)と受光素子とから
成る。
[動作] マイクロプロセッサ19による制御のもとに、トラック
T0〜T7に信号を順次に記録する場合に、記録ヘッド7及
び再生ヘッド8を零番トラックT0に位置決めし、且つ磁
気テープ1の全部をリール2に巻戻し、しかる後、磁気
テープ1を正方向に走行させる。この正方向走行でBOT
マーカ25がセンサ23で検出されたら、この時点を基準に
してマイクロプロセッサ19は内蔵カウンタで一定時間の
計測を行う。零番トラックT0に対する信号の記録に際し
ては、消去ヘッド11による消去を実行するので、前の記
録が消去される。
記録ヘッド7に対する記録信号の供給はBOTマーカ25
の検出時点から一定時間経過後に開始され、第3図で斜
線を付して示す記録トラックT0が生じる。BOTマーカ25
から記録トラックT0の頭(右端)までの距離L0は一定時
間(一定カウント値)のテープ走行量に対応している。
正方向走行を継続することによってEOTマーカ26が検
出され且つ記録中のデータブロックの記録が終了した
ら、零番トラックT0の記録を終了させ、右リール3に磁
気テープ1の全部を巻き取り、右リールモータ5の駆動
を停止する。
次に、ステッピングモータ12の駆動によって逆方向用
記録ヘッド9及び再生ヘッド10を1番トラックT1に位置
決めする。
次に、左リールモータ4を駆動することによって磁気
テープ1を逆方向走行させ、EOTマーカ26が検出された
ら、これを基準にして一定時間の計測をマイクロプロセ
ッサ19によって行い、一定時間経過後に記録ヘッド9に
記録信号を供給し、1番トラックT1を第3図に示すよう
に形成する。なお、ヘッド組立体6とセンサ23とが同一
位置に配置されていないために、BOTマーカ25から零番
トラックT0の右端までの距離と、EOTマーカ26から1番
トラックT1の左端までの距離は同一にならない。しか
し、BOTマーカ25及びEOTマーカ26の検出時点から記録を
開始するまでの時間長(カウント数)は同一であるの
で、センサ23とヘッド組立体6の距離による差を無視し
て第3図では共にL0で表わされている。
1番トラックT1の記録は、BOTマーカ25が検出され且
つ記録中のデータブロックの記録が完了した時点で終了
する。その後、テープ1の全部を左リール2に巻き戻し
て左リールモータ4の駆動を停止させる。
次に、ヘッド移動量に対応するステップパルスをステ
ッピングモータ12に与えることによって正方向記録ヘッ
ド7及び再生ヘッド8を2番トラックT2に位置決めし、
且つ右リールモータ3を駆動してテープ1を正方向走行
させる。これにより、センサ23からBOTマーカ25の検出
信号が得られるが、テープ走行はそのまま継続させる。
マイクロプロセッサ19はBOTマーカ25検出時点からの経
過時間の計測を開始する。再生ヘッド8がBOTマーカ25
から距離L0だけ離れた位置A1に至ったことがカウント値
によって検出されたら、マイクロプロセッサ19はアナロ
グ・ディジタル変換器18の出力の読み込みを開始し、且
つ検出した再生信号のピーク値と基準値とを比較して再
生信号の有無を判定する。この判定は、第3図のA1〜A2
の区間を再生ヘッド8が走査している時に行われる。な
お、A1〜A2区間はマイクロプロセッサ19の内蔵カウンタ
の所定カウント値で決定される。A1〜A2区間の走査で再
生信号が検出されなかった時には、記録ヘッド7によっ
てA3から記録を開始し、第3図で斜線で付して示す記録
トラックT2を形成する。再生ヘッド8は間隔gを有して
記録ヘッド7に追従しているので、再生ヘッド8が位置
A2にある時には記録ヘッド7は位置A3にある。
A1〜A2の区間で再生信号のピークレベルが基準値以上
であった時にはマイクロプロセッサ19は再生信号有りと
判断し、ホスト装置に記録の禁止を通知し、同時にリー
ルモータ3の駆動を停止する。A1〜A2区間で再生信号が
有るということは、記録ヘッド7及び再生ヘッド8が誤
まって零番トラックT0に位置決めされていることを意味
する。従って、上述の如く記録を禁止すると、零番トラ
ックT0に対するデータの重ね書きを防ぐことができる。
2番トラックT2に対する記録が終了したら、次に3番
トラックT3に2番トラックT2と同様な要領でデータを書
き込む。
4番トラックT4に正方向走行でデータを書き込む時に
は、BOT25を基準にしてL0+L1の位置A3に再生ヘッド8
が至った時に再生出力のピーク値をマイクロプロセッサ
19に取り込み、再生信号の有無を判断する。再生信号が
無いと判断されたら斜線を付して示すように位置A4から
データ記録トラックT4を形成する。
正方向走行で偶数番号が付されたトラックT2、T4、T6
に対するデータ記録時の再生信号有無判定は、トラック
の番号をn(2、4、6…)とすれば、 L0+(n/2−1)L1から L0+(n/2−1)L1+(L1−g)までの区間で再生信
号のピーク値をマイクロプロセッサ19に取り込むことに
よって行われる。
また、偶数トラックT2、T4、T6の記録開始位置は、 L0+(n/2)L1 である。なお、これ等の位置の制御は、前述したように
マイクロプロセッサ19のカウンタのカウント値に基づい
て行われる。
逆方向走行で奇数番目のトラックT3、T5、T7にデータ
を記録する時に先立つ再生信号の有無の判定区間は、奇
数のトラック番号をn(3、5、7…)とすれば、 L0+[(n−3)/2]L1から L0+[(n−3)/2]L1+(L1−g)までの区間であ
る。
なお、この実施例では零番トラックT0の記録時には消
去ヘッド11によって消去しながら記録ヘッド7でデータ
を記録するので、記録開始前に再生信号のピーク値で再
生信号の有無を検出することは不要である。また、1番
トラックT1にデータを記録する時にも再生信号の有無を
検出していない。これは、逆方向用記録ヘッド9及び再
生ヘッド10が直前に記録された零番トラックT0に誤まっ
て位置決めされるような事態が発生する確率が極めて低
いためである。
また、この磁気テープ装置は、テータをトラック番号
の小さい方から大きい方に向って順に書き込むように構
成されている。従って、追記録する時には、記録済のト
ラック番号よりも大きいトラック番号が指定される。こ
のため、追記録のために指定されたトラックに記録ヘッ
ド7又は9及び再生ヘッド8又は10が位置決めされずに
誤まって小さい番号のトラックに位置決めされた時に
は、再生信号が必ず検出され、そのトラックへの追記録
が禁止される。追記録のために指定されたトラックより
も番号の大きいトラックに誤まって記録ヘッド7又は9
及び再生ヘッド8又は10が位置決めされた時には、再生
信号が検出されないので、データ記録が実行される。し
かし、番号の大きいトラックは未記録トラックであるの
で、データの破壊の問題は発生しない。この時、大きな
番号のトラックに小さな番号のトラックに対する記録形
式でデータが書き込まれる。例えば追記録を指定された
トラック番号がT4である時にヘッド7、8が誤まってト
ラックT6に位置決めされると、第3図のA4からトラック
T6にデータが記録される。しかし、この記録は、トラッ
クT6の指定に基づいてヘッド7、8がトラックT6に正し
く位置決めされた時に破壊されることはない。即ち、ト
ラックT6のA4〜A5区間に前の追記録でトラックT4と見な
されてデータが記録されているので、A4〜A5区間の再生
信号有無判定で再生信号有りの判定結果が得られ、記録
が禁止される。
上述から明らかなように、この実施例によれば、ヘッ
ドの誤まった位置決めによるデータの破壊を防ぐことが
できる。
また、再生信号の有無の判定のためのテープ走行を継
続させて記録を行うことができる。
[第2の実施例] 次に、第4図を参照して本発明の第2の実施例に基づ
く記録方法を説明する。但し、この方法を実行するため
の装置は第1図と同一であり、マイクロプロセッサ19に
おける処理の一部のみが異なるのみであるから、共通す
る部分の説明を省略する。
この実施例では、BOTマーカ25から正方向記録開始位
置A2、A3、A4、A5までの距離とEOTマーカ26から逆方向
記録開始位置B2、B3、B4、B5までの距離のすべてに差を
持たせている。そして、再生ヘット8又は10の再生信号
の有無の判定を各トラックT0〜T7記録開始点A2〜A5、B2
〜B4よりもL1だけ前の位置から(L1−g)だけ前の位置
に決定されている。ここでgは記録ヘッド7と再生ヘッ
ド8との間隔である。即ち、第1の実施例では実行され
なかった零番トラックT0及び1番トラックT1においても
再生信号の有無の判定をマイクロプロセッサ19で行って
いる。このように、トラックT0からトラックT7まで正方
向トラックと逆方向トラックとの区別なく、順次に記録
開始位置をずらし、且つトラックT0、T1においても他の
トラックと同様に記録開始前に再生信号の有無を判断す
るように構成すれば、トラックT0〜T7の全部のトラック
において実質的に同一の処理をマイクロプロセッサ19が
実行することになり、マイクロプロセッサ19による処理
が簡単になる。なお、トラックT0、T1においては、ヘッ
ドの位置決め誤りが生じても記録開始位置前に信号が検
出されることはありえないで、第4図のA1〜A2区間及び
B1〜B2区間での再生ヘッド8、10による信号検出は不要
なものである。従って、この信号検出は全てのトラック
で同一の処理を実行させるためにのみ行われる。
[変形例] 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例え
ば次の変形が可能なものである。
(1) 第3図、第4図において、偶数トラックT0〜T6
と奇数トラックT1〜T7に分けられているが、正方向走査
トラックを例えばT0、T1、T2、T3のように連続的に配置
し、逆方向走査トラックをT4、T5、T6、T7のように連続
的に配置してもよい。
(2) アナログ・ディジタル変換器18で再生信号のピ
ーク値をディジタル信号に変換してマイクロプロセッサ
19でディジタル的に再生信号の有無を判定する代りに、
基準値とピークホールド回路17の出力とをコンパレータ
で比較して再生信号の有無を検出し、これをマイクロプ
ロセッサ19に通知してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の磁気テープ装置を示す
ブロック図、 第2図は第1図の磁気ヘッド組立体の正面図、 第3図は第1図の磁気テープに対する記録を示す図、 第4図は第2の実施例の磁気テープ上の記録を示す図で
ある。 1……テープ、4,5……リールモータ、6……ヘッド組
立体、7……記録ヘッド、8……再生ヘッド、12……ス
テッピングモータ、13……リードスクリュー機構、14…
…記録回路、19……マイクロプロセッサ、25……BOTマ
ーカ、26……EOTマーカ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープの幅方向の少なくとも第1及び
    第2の位置に1つの記録ヘッドを順次に位置決めし、互
    いに並置された少なくとも第1及び第2の記録トラック
    を順次に形成する方法において、 前記記録ヘッドを前記第1の位置に位置決めし且つ前記
    磁気テープを正方向走行させ、前記磁気テープの始端基
    準位置から所定長の第1のスペースを設けた後に前記記
    録ヘッドに記録信号を供給することによって前記第1の
    記録トラックを形成し、 前記第2の記録トラックを形成する時には、前記記録ヘ
    ッドを前記第2の位置を目標として位置決めし且つ前記
    磁気テープを正方向走行させ、前記記録ヘッドと同一ト
    ラックを走査し且つ前記記録ヘッドの後を走査するよう
    に配置された再生ヘッドによって前記磁気テープを走査
    し、前記始端基準位置から前記第1のスペースよりも離
    れた領域を前記再生ヘッドが走査している時に前記再生
    ヘッドから得られる再生出力に基づいて記録信号に対応
    した再生信号の有無を判定し、前記再生信号が無いこと
    を示す判定結果が得られた時には前記始端基準位置から
    前記第1のスペースよりも大きい第2のスペースを設け
    て前記記録ヘッドに記録信号を供給して前記第2の記録
    トラックを形成し、前記再生信号が有ることを示す判定
    結果が得られた時には前記記録ヘッドに対する記録信号
    の供給を禁止することを特徴とする記録方法。
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