JP2524435Y2 - パネルのコーナー部の仕舞い構造 - Google Patents
パネルのコーナー部の仕舞い構造Info
- Publication number
- JP2524435Y2 JP2524435Y2 JP10612591U JP10612591U JP2524435Y2 JP 2524435 Y2 JP2524435 Y2 JP 2524435Y2 JP 10612591 U JP10612591 U JP 10612591U JP 10612591 U JP10612591 U JP 10612591U JP 2524435 Y2 JP2524435 Y2 JP 2524435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- panel
- wall base
- connecting plate
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ベランダを構築する場
合に設置されるパネルのコーナー部の仕舞い構造に関す
るものである。
合に設置されるパネルのコーナー部の仕舞い構造に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ベランダ等の構築物を構築するに
あたり、外装材として用いられる縦パネルと横パネルと
は、各端部を直交するように突き合わせ、この状態で端
面間にシール材を設けて仕舞いが行われていた。
あたり、外装材として用いられる縦パネルと横パネルと
は、各端部を直交するように突き合わせ、この状態で端
面間にシール材を設けて仕舞いが行われていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、外装材に高級感のあるものを使用し
たとしてもコーナー部においては、各パネルの端部にシ
ール材を設けて仕舞いをしているだけであり、見栄えが
悪いという問題があり、また、直交するように突き合わ
せて形成された端面間にシール材を設けるようにしてい
るため、シール材の充填が難しいと共に剥がれやすいと
いうような問題があった。
従来例にあっては、外装材に高級感のあるものを使用し
たとしてもコーナー部においては、各パネルの端部にシ
ール材を設けて仕舞いをしているだけであり、見栄えが
悪いという問題があり、また、直交するように突き合わ
せて形成された端面間にシール材を設けるようにしてい
るため、シール材の充填が難しいと共に剥がれやすいと
いうような問題があった。
【０００４】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、パネルのコーナー部の仕舞いをカバーを用い
て行うことができて見栄えを良くすることができるパネ
ルのコーナー部の仕舞い構造を提供しようとするもので
ある。
のであり、パネルのコーナー部の仕舞いをカバーを用い
て行うことができて見栄えを良くすることができるパネ
ルのコーナー部の仕舞い構造を提供しようとするもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、外面に縦パネル１が添設された壁下地
２の下部外面に壁下地２よりも下方に突出するように連
結板３を固着し、壁下地２よりも下方に突出した連結板
３の内面に端面を当接するようにして壁下地２と直交す
るように横パネル４を配置し、連結板３より突設された
係止片５にカバー６を取着してカバー６にて横パネル４
の端面を覆い、カバー６の下端より横パネル４の下面側
に向けて覆い片７を突設し、縦パネル１とカバー６との
間にシール材８を充填したものである。
達成するために、外面に縦パネル１が添設された壁下地
２の下部外面に壁下地２よりも下方に突出するように連
結板３を固着し、壁下地２よりも下方に突出した連結板
３の内面に端面を当接するようにして壁下地２と直交す
るように横パネル４を配置し、連結板３より突設された
係止片５にカバー６を取着してカバー６にて横パネル４
の端面を覆い、カバー６の下端より横パネル４の下面側
に向けて覆い片７を突設し、縦パネル１とカバー６との
間にシール材８を充填したものである。
【０００６】
【作用】しかして、連結板３より突設された係止片５に
よって縦パネル１と横パネル４のコーナー部にカバー６
を取付けることができ、このカバー６にて縦パネル１と
横パネル４とのコーナー部を覆うことができるものであ
り、コーナー部の外観をカバー６にて向上させることが
できる。また、カバー６より突設された覆い片７によっ
て横パネル４の端面及び端面下部が外観上見えるような
ことがない。
よって縦パネル１と横パネル４のコーナー部にカバー６
を取付けることができ、このカバー６にて縦パネル１と
横パネル４とのコーナー部を覆うことができるものであ
り、コーナー部の外観をカバー６にて向上させることが
できる。また、カバー６より突設された覆い片７によっ
て横パネル４の端面及び端面下部が外観上見えるような
ことがない。
【０００７】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。ベランダ等を構築するにあたって、縦パネル
１は壁外装材として用いられるようになっており、横パ
ネル４は床外装材として用いられるようになっており、
それぞれベランダの床面及び壁面の外面側に配置されて
いる。縦パネル１及び横パネル４は押出成形等によって
形成され、内部に複数の中空部が設けられた軽量セメン
ト板のようなパネル体によって主体が構成されている。
詳述する。ベランダ等を構築するにあたって、縦パネル
１は壁外装材として用いられるようになっており、横パ
ネル４は床外装材として用いられるようになっており、
それぞれベランダの床面及び壁面の外面側に配置されて
いる。縦パネル１及び横パネル４は押出成形等によって
形成され、内部に複数の中空部が設けられた軽量セメン
ト板のようなパネル体によって主体が構成されている。
【０００８】壁下地２の外面下部に取付けられる連結板
３の外面下部からは外方に向けて係止片５が突設されて
おり、この係止片５をカバー６の内面側に凹設された係
止凹部９に係止することで連結板３にカバー６を取付け
ることができるようになっている。ここで、連結板３は
下部を壁下地２の下部よりも下方に突設させるようにし
て壁下地２の下部に釘１０固着されており、連結板３に
取付けられることとなるカバー６は壁下地２の下部より
下方に突出した状態となっている。
３の外面下部からは外方に向けて係止片５が突設されて
おり、この係止片５をカバー６の内面側に凹設された係
止凹部９に係止することで連結板３にカバー６を取付け
ることができるようになっている。ここで、連結板３は
下部を壁下地２の下部よりも下方に突設させるようにし
て壁下地２の下部に釘１０固着されており、連結板３に
取付けられることとなるカバー６は壁下地２の下部より
下方に突出した状態となっている。
【０００９】横パネル４は端面を連結板３の内面に当接
するようにして縦パネル１と直交するように配置されて
おり、横パネル４の端面は上記カバー６によって覆われ
て外観上見えないようになっている。カバー６は図２に
示されるように下端より側方に向けて覆い片７を突設し
て断面略Ｌ字状に形成されており、内面側には連結板３
より突設された係止片５が係合される係止凹部９が凹設
されている。このカバー６は厚み寸法を縦パネル１の厚
み寸法と略同一寸法とされており、縦パネル１の下方に
取付けた状態で部分的に突出したりするようなことがな
いようになっている。
するようにして縦パネル１と直交するように配置されて
おり、横パネル４の端面は上記カバー６によって覆われ
て外観上見えないようになっている。カバー６は図２に
示されるように下端より側方に向けて覆い片７を突設し
て断面略Ｌ字状に形成されており、内面側には連結板３
より突設された係止片５が係合される係止凹部９が凹設
されている。このカバー６は厚み寸法を縦パネル１の厚
み寸法と略同一寸法とされており、縦パネル１の下方に
取付けた状態で部分的に突出したりするようなことがな
いようになっている。
【００１０】縦パネル１とカバー６との間には連結板３
の釘１０固定部分を隠す目的と、縦パネル１とカバー６
との間のシール性を確保するためのシール材８が設けら
れている。そして、連結板３にて縦パネル１と横パネル
４のコーナー部にカバー６を取付けることができ、この
カバー６にて縦パネル１と横パネル４とのコーナー部が
覆われるものであり、コーナー部の外観をカバー６にて
向上させることができるようになっている。また、カバ
ー６より突設された覆い片７によって横パネル４の端面
及び端面下部が外観上見えるようなことがなく、各パネ
ルにて形成される外観の見栄えを良くすることができる
ようになっている。
の釘１０固定部分を隠す目的と、縦パネル１とカバー６
との間のシール性を確保するためのシール材８が設けら
れている。そして、連結板３にて縦パネル１と横パネル
４のコーナー部にカバー６を取付けることができ、この
カバー６にて縦パネル１と横パネル４とのコーナー部が
覆われるものであり、コーナー部の外観をカバー６にて
向上させることができるようになっている。また、カバ
ー６より突設された覆い片７によって横パネル４の端面
及び端面下部が外観上見えるようなことがなく、各パネ
ルにて形成される外観の見栄えを良くすることができる
ようになっている。
【００１１】
【考案の効果】本考案は上述のように、外面に縦パネル
が添設された壁下地の下部外面に壁下地よりも下方に突
出するように連結板を固着し、壁下地よりも下方に突出
した連結板の内面に端面を当接するようにして壁下地と
直交するように横パネルを配置し、連結板より突設され
た係止片にカバーを取着してカバーにて横パネルの端面
を覆い、カバーの下端より横パネルの下面側に向けて覆
い片を突設し、縦パネルとカバーとの間にシール材を充
填してあるので、パネルのコーナー部の仕舞いをカバー
を用いて行うことができ、コーナー部の外観を向上させ
ることができるものである。さらに、外観を損なうこと
となる横パネルの端面及び端面下部をカバーの下端から
突設された覆い片にて覆って外観上見えないようにする
ことができ、この点においてもパネル同士のコーナー部
の外観を向上させることができるものである。
が添設された壁下地の下部外面に壁下地よりも下方に突
出するように連結板を固着し、壁下地よりも下方に突出
した連結板の内面に端面を当接するようにして壁下地と
直交するように横パネルを配置し、連結板より突設され
た係止片にカバーを取着してカバーにて横パネルの端面
を覆い、カバーの下端より横パネルの下面側に向けて覆
い片を突設し、縦パネルとカバーとの間にシール材を充
填してあるので、パネルのコーナー部の仕舞いをカバー
を用いて行うことができ、コーナー部の外観を向上させ
ることができるものである。さらに、外観を損なうこと
となる横パネルの端面及び端面下部をカバーの下端から
突設された覆い片にて覆って外観上見えないようにする
ことができ、この点においてもパネル同士のコーナー部
の外観を向上させることができるものである。
【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図２】同上のカバーの断面図である。
１ 縦パネル ２ 壁下地 ３ 連結板 ４ 横パネル ５ 係止片 ６ カバー ７ 覆い片 ８ シール材
Claims (1)
- 【請求項１】 外面に縦パネルが添設された壁下地の下
部外面に壁下地よりも下方に突出するように連結板を固
着し、壁下地よりも下方に突出した連結板の内面に端面
を当接するようにして壁下地と直交するように横パネル
を配置し、連結板より突設された係止片にカバーを取着
してカバーにて横パネルの端面を覆い、カバーの下端よ
り横パネルの下面側に向けて覆い片を突設し、縦パネル
とカバーとの間にシール材を充填して成るパネルのコー
ナー部の仕舞い構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10612591U JP2524435Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | パネルのコーナー部の仕舞い構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10612591U JP2524435Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | パネルのコーナー部の仕舞い構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552068U JPH0552068U (ja) | 1993-07-09 |
| JP2524435Y2 true JP2524435Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=14425709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10612591U Expired - Lifetime JP2524435Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | パネルのコーナー部の仕舞い構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2524435Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP10612591U patent/JP2524435Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0552068U (ja) | 1993-07-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2156277A (en) | House construction | |
| JPH02504534A (ja) | 壁部材又は屋根部材のさね継ぎ部 | |
| JP2524435Y2 (ja) | パネルのコーナー部の仕舞い構造 | |
| JPH08209819A (ja) | 腰壁の接続構造 | |
| JPS6134416Y2 (ja) | ||
| JPH05141026A (ja) | カーテンウオールにおける面材の縁枠式外れ止め保持構造 | |
| JPH0422654Y2 (ja) | ||
| JPH0323465Y2 (ja) | ||
| JPS6237887Y2 (ja) | ||
| JPH0319529Y2 (ja) | ||
| JPH0540176Y2 (ja) | ||
| JPH0314499Y2 (ja) | ||
| JP2672789B2 (ja) | 付属構築物 | |
| JP2928510B1 (ja) | 基礎見切り板の構造 | |
| JPS631705Y2 (ja) | ||
| JPH0124276Y2 (ja) | ||
| JPH0627696Y2 (ja) | ポーチ柱 | |
| JPS606513Y2 (ja) | 外装板用継ぎ目構造 | |
| JPS6143865Y2 (ja) | ||
| JP2515715Y2 (ja) | 出 隅 | |
| JP2610400B2 (ja) | 建物の上下階の外壁間に配設した幕板部分の構造 | |
| JPS60144443A (ja) | 壁組構築複合パネル | |
| JPS5844178Y2 (ja) | 乾式目地 | |
| JPS5853420Y2 (ja) | プレハブ住宅の出隅ユニツト | |
| JPS6453353U (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960903 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |