JP2523988B2 - 直角検波装置 - Google Patents

直角検波装置

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JP2523988B2 JP2332460A JP33246090A JP2523988B2 JP 2523988 B2 JP2523988 B2 JP 2523988B2 JP 2332460 A JP2332460 A JP 2332460A JP 33246090 A JP33246090 A JP 33246090A JP 2523988 B2 JP2523988 B2 JP 2523988B2
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D3/00Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
    • H03D3/02Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by detecting phase difference between two signals obtained from input signal
    • H03D3/18Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by detecting phase difference between two signals obtained from input signal by means of synchronous gating arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Amplitude Modulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、位相変調、周波数変調等の角度変調された
信号を復調する際に、平衡角度変調入力信号の振幅を変
化しても復調信号の位相が変化しないようにした直角検
波装置に関する。
従来の技術 従来、この種の直角検波装置は特公昭57−13167号公
報に開示されているように(以下、第6図により説明す
る)、位相検波手段C(乗算手段)および移相手段2
と、これらの入力に角度変調信号を供給する第1・第2
結合手段A・Bを備えており、周波数変調信号を復調す
る際、その周波数変調信号の振幅の大小が影響しないよ
うに構成されている。
詳しく説明すると、第1結合手段Aは回路構成上、入
力信号の振幅の大きさにより入出力の位相関係が変化す
るので、角度変調信号が第1結合手段Aを通過する際
に、その振幅の変動に応じて位相変調を受け、復調出力
に変調信号以外の成分をもたらすことになるが、第1結
合手段Aと同一構成の第2結合手段Bを移相手段2の前
段に設けることにより、第1結合手段Aでの位相の変化
を打ち消し、周波数変調信号の振幅の大小が影響しない
ようにしている。
第6図は従来の平衡型の直角検波装置の構成を示して
いる。第6図において、1は半導体集積回路であり、直
角検波装置の能動素子が含まれている。Aは第1結合手
段であり、トランジスタ・ペア107・108と電流源30で構
成されている。Bは第2結合手段であり、トランジスタ
・ペア101・102と、共通の電流源30で構成されている。
トランジスタ603はベース接地接続にされている。
Cは位相検波手段であり、トランジスタ・ペア109・1
10とトランジスタ・ペア111・112で平衡になっており、
各ペアの共通エミッタが信号入力とされ、各ペアのベー
ス間電圧が制御入力とされ、トランジスタ109,111のコ
レクタ電流和とトランジスタ110,112のコレクタ電流和
が平衡位相検波出力電流になる。
2は移相手段であり、移相入力端子6から供給される
周波数変調信号に抵抗31,インダクタ3・4,キャパシタ
5により、周波数変調信号に比例した位相を加えて移相
出力端子7に出力する。8は交流接地端子である。
25は第1電源電圧源、26は第2電源電圧源で第1電源
電圧源25より小さい電圧値に設定されている。
27,28は平衡した(プッシュプルの)周波数変調信号
源でバイアス用電圧源29に重量されている。トランジス
タ19,21,23は電流源20,22,24とともにエミッタ・フォロ
アを構成している。トランジスタ・ペア13・14とトラン
ジスタ・ペア15・16とトランジスタ・ペア17・18はそれ
ぞれカレントミラーを構成している。10は復調出力端子
であり、抵抗11と、電圧源12と、キャパシタ9とを負荷
としている。
次に上記従来例の動作について説明する。第6図にお
いて、第1・第2結合手段A・Bであるトランジスタ・
ペア107・108とトランジスタ・ペア101・102の各エミッ
タは共通で電流源30が接続され、各ペアのベース間に同
一の平衡した周波数変調信号源27,28とバイアス用電圧
源29が接続されて2組の振幅制限増幅器として動作す
る。第1結合手段Aの振幅制限増幅器の平衡出力である
トランジスタ・ペア107・108の各コレクタ電流は、位相
検波手段Cであるトランジスタ・ペア109・110とトラン
ジスタ・ペア111・112の入力である各共通エミッタに流
れ込む。
第2結合手段Bの振幅制限増幅器の平衡出力であるト
ランジスタ・ペア101・102の各コレクタ電流の一方はベ
ース接地接続とされたトランジスタ603を経由して移相
手段2の移相入力端子6に供給され、他方は第2電源電
圧源26へ流しこまれている。位相検波手段の制御入力で
ある各トランジスタ・ペア109・110,111・112のベース
間には、移相出力端子7からトランジスタ19のエミッタ
フォロアを経由した信号がその一端に接続され、他端は
交流接地端子8の直流電位がトランジスタ21のエミッタ
フォロアを経由して接続されている。
上記従来例において、周波数変調信号源27,28の周波
数変調の大きさが変化すると、第1・第2結合手段A・
Bであるトランジスタ・ペア107・108とトランジスタ・
ペア101・102から成る2組の振幅制限増幅器の増幅・振
幅制限された2組の平衡振幅制限出力も対応して変化す
る。また、それぞれの平衡振幅制限出力は全く同一に変
化する。そして第1結合手段Aであるトランジスタ・ペ
ア107・108のコレクタ電流は、位相検波手段Cの入力で
あるトランジスタ・ペア109・110とトランジスタ・ペア
111・112の共通エミッタに入力される。また第2結合手
段Bであるトランジスタ101のコレクタ電流は、ベース
接地トランジスタ603を経由して移相入力端子6に供給
されるが、トランジスタ603がベース接地接続とされて
いるため、このトランジスタ603のエミッタ電圧はほと
んど変化しない。移相手段2は通過する信号の周波数変
調の大きさに比例した位相を出力信号に加えるため、移
相出力端子7の信号の位相は、移相入力端子6に供給さ
れた信号に対して周波数変調の大きさに比例して変化す
る。従って、移相入力端子6と同じ位相の平衡振幅制限
出力が入力に接続され、移相出力端子7の信号がトラン
ジスタ19のエミッタフォロアを経由して制御入力に供給
されている位相検波手段Cの出力には、周波数変調信号
源27,28の周波数変調の大きさに比例した復調出力電流
が得られる。そしてトランジスタ・ペア17・18,13・14,
15・16から成る3組のカレント・ミラーにより平衡した
復調出力電流はその一方の向きが変えられ、最終的に復
調出力端子10に平衡した周波数変調信号源27,28の周波
数変調大きさに比例した復調信号電流に変換され、さら
に抵抗11、電圧源12、キャパシタ9により復調信号電圧
として取り出すことができる。
もし周波数変調信号源27,28の振幅が変動して、第1
結合手段Aであるトランジスタ・ペア107・108からなる
振幅制限増幅器の入出力の位相関係が変動しても、第1
結合手段Aとほぼ同一構成の第2結合手段Bであるトラ
ンジスタ・ペア101・102からなる振幅制限増幅器の出力
位相も同様に変動する。
従って、位相検波手段Cの入力と制御入力との間の位
相変動は相殺されるためこの間の位相の変動はなく、復
調出力にその影響が及ばなくなる。
このように、上記従来の直角検波装置でも、周波数変
調信号源の振幅が変動しても、復調出力には影響しない
ようにすることができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の直角検波装置では、復調感
度の増大と復調雑音の減少を目的に、位相検波手段Cの
制御入力振幅を大きくすると、第1結合手段Aと第2結
合手段Bの各振幅制限増幅器の周波数変調信号源27,28
の振幅の変動に起因する入出力間の位相の変動が同一に
ならず、復調出力にこの変動が現れてしまうという問題
があった。すなわち、共通エミッタのトランジスタ・ペ
ア109・110,111・112で構成した位相検波手段Cにおい
てベース間電圧の振幅が小さい範囲では、この振幅に起
因する共通エミッタの電位の変化も少ないがベース間電
圧の振幅を大きくすると、共通エミッタの電位の変化は
大きくなり、第1結合手段Aの振幅制限増幅器を構成す
るトランジスタ・ペア107・108のベース・コレクタ間電
圧を大きく変化させる。一方、第2結合手段Bの振幅制
限増幅器のトランジスタ・ペア101・102のベース・コレ
クタ間電圧は回路構成上ほとんど変化しない。
従って、周波数変調信号源27,28の振幅の変動によ
り、このベース間電圧の振幅が変動し、そのため、ベー
ス・コレクタ電圧が同一にならないトランジスタで構成
した第1結合手段Aと第2結合手段Bの振幅性増幅器か
ら得られた2組の平衡振幅制限出力の相対的な位相は変
動を受けることになり、当初の目的を実現することがで
きなくなる。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであ
り、復調感度の増大と復調雑音の減少のために位相検波
手段を構成するトランジスタ・ペアのベース間電圧の駆
動電圧振幅を大きくしても、位相変調・周波数変調等の
角度変調信号源の振幅の変動に起因す変動を復調出力に
もたらさない優れた直角検波装置を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、 (1)例えば、第1図または第2図に示されるように、
2つの結合手段と、位相検波出力を得るように結線され
た2つの電流分割手段と、再混合出力を得るように結線
された電流分割手段と、移相手段とを備えたものであ
る。
(2)例えば、第3図に示されるように、分割された出
力が得られるように結線された結合手段と、位相検波出
力を得るように結線された2つの電流分割手段と、再混
合出力を得るように結線された電流分割手段と、移相手
段とを備えたものである。
(3)例えば、第4図に示されるように、結合手段と、
位相検波出力を得るよう結線された2つの電流分割手段
と、再混合出力を得るよう結線された電流分割手段と、
移相手段とを備えたものである。
(4)例えば、第5図に示されるように、結合手段と、
出力信号がさらに分割され、その出力の一方は位相検波
出力を得るように結線され他方は再混合出力を得るよう
に結線された電流分割手段と、移相手段とを備えたもの
である。
作用 したがって、本発明によれば、 (1)2つの結合手段の各出力には同一の信号で駆動さ
れている2つの電流分割手段が接続されているため、各
入出力端には同じ電圧が加わっている。そのため、2つ
の出力は結合手段に入力される周波数変調信号の振幅が
変動しても同一なため復調出力にはこの変動が出てこな
いという効果を有する。
(2)結合手段の出力は同一の信号で駆動されている2
つの電流分割手段が接続されているため、同じ電圧が加
わっている。そのため、分割された2つの出力は結合手
段に入力される周波数変調信号の振幅が変動しても同一
なため、復調出力にはこの変動が出てこないという効果
を有する。
(3)結合手段の出力は、同一の振幅で駆動されている
2つの電流分割手段が接続されていて、同じ電圧が加わ
っている。そのため出力電流は定まった分流比で分流す
るので、この2つの出力は結合手段に入力される周波数
変調信号の振幅が変動しても同一なため、復調出力にこ
の変動が出てこないという効果を有する。
(4)結合手段の出力は駆動されている電流分割手段が
接続されていて、電流分割手段で分割されさらに分割さ
れた信号で位相検波及び再混合出力を得ている。そのた
め、電流分割手段でさらに分割された2つの出力は結合
手段に入力される周波数変調信号の振幅が変動しても同
一なため、復調出力にこの変動が出てこないという効果
を有する。
実施例 第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すものであ
る。なお、この第1図において、第6図と対応するもの
には同一の符号をつけている。第1図において、1は半
導体集積回路であり、直角検波装置の能動素子が含まれ
ている。Dは第1結合手段であり、トランジスタ・ペア
107・108と電流源30で構成されている。Eは第2結合手
段であり、トランジスタ・ペア101・102と共通の電流源
30で構成されている。
Fは第1電流分割手段であり、共通エミッタのトラン
ジスタ・ペア109・110から成り、共通エミッタに流入す
る入力電流を、制御入力であるベース間電圧の大きさに
より2つのコレクタに流れる出力電流を分割制御するよ
うに構成されている。同様に、第2電流分割手段Gはト
ランジスタ・ペア111・112、第3電流分割手段Hはトラ
ンジスタ・ペア103・104、第4電流分割手段Iはトラン
ジスタ・ペア105・106で構成され、同様の動作をする。
25は第1電源電圧源、26は第2電源電圧源であり、第1
電源電圧源25より小さい電圧値に設定されている。30は
電流源。27,28は平衡した周波数変調信号源であり、バ
イアス用電圧源29に重畳されている。2は移相手段であ
り、移相入力端子6から供給される周波数変調信号に抵
抗31,インダクタ3・4,キャパシタ5により、周波数変
調に比例した位相を加えて移相出力端子7に出力する。
8は交流接地端子である。トランジスタ19,21は電流源2
0,22とともにエミッタフォロアを構成している。トラン
ジスタ・ペア13・14,15・16,17・18はそれぞれカレント
ミラーを構成している。10は復調出力端子であり、抵抗
11と、電圧源12と、キャパシタ9とを負荷としている。
次に上記第1の実施例の動作について説明する。第1
図において、第1・第2結合手段D・Eであるトランジ
スタ・ペア107・108とトランジスタ・ペア101・102の各
エミッタは共通の電流源30に接続され、各ペアのベース
間に同一の平衡した周波数変調信号源27・28とバイアス
用電圧源29が接続された2組の振幅制限増幅器として動
作する。トランジスタ107,108,101,102のそれぞれのエ
ミッタの面積が同一とすると、トランジスタ107とトラ
ンジスタ101及びトランジスタ108またはトランジスタ10
2のコレクタ電流はそれぞれ同じ大きさになる。第1〜
第4電流分割手段F〜Iであるトランジスタ・ペア109
・110,111・112,103・104,105・106の制御入力である各
ペアのベース間には、移相手段2の移相出力端子7から
トランジスタ19のエミッタフォロアを経由した信号がそ
の一端に接続され、他端は移相手段2の交流接地端子8
の直流電位がトランジスタ21のエミッタフォロアを経由
して接続されている。第1・第2電流分割手段F・Gの
それぞれの入力であるトランジスタ・ペア109・110,111
・112の共通エミッタは、第1結合手段Dの出力である
トランジスタ・ペア107・108のそれぞれのコレクタに接
続され、第1・第2電流分割手段F・Gの出力であるト
ランジスタ・ペア109・110,111・112のコレクタは従来
例(第6図)のトランジスタ・ペア109・110,111・112
のコレクタの結線と同様に位相検波出力が得られるよう
に構成されている。
一方、第3・第4電流分割手段H・Iのそれぞれの入
力であるトランジスタ・ペア103・104,105・106の共通
エミッタは、第2結合手段Eの出力であるトランジスタ
・ペア101・102のそれぞれのコレクタに接続され第3・
第4電流分割手段H・Iの出力であるトランジスタ・ペ
ア103・104,105・106のコレクタは分割された電流を再
び混合させるように、トランジスタ・ペア103・104のコ
レクタを互いに接続してから移相手段2の移相入力端子
6に周波数変調信号を供給し、同様にトランジスタ・ペ
ア105・106のコレクタも互いに接続し抵抗32を経由して
第2電源電圧源26に信号電流を流しこんでいる。
上記第1の実施例において、周波数変調信号源27・28
の角度変調の大きさが変化すると、第1・第2結合手段
D・Eであるトランジスタ・ペア107・108,101・102か
ら成る振幅制限増幅器の増幅・振幅制限された2組の平
衡振幅制限出力も対応して変化する。また、それぞれの
平衡振幅制限出力は全く同一に変化する。そして一方の
第1結合手段Dであるトランジスタ・ペア107・108のコ
レクタ電流は、位相検波出力を得るように構成された第
1・第2電流分割手段F・Gであるトランジスタ・ペア
109・110,111・112の共通エミッタに入力される。また
他方の第2結合手段Eであるトランジスタ・ペア101・1
02のコレクタ電流は、第3・第4電流分割手段H・Iで
あるトランジスタ・ペア103・104,105・106の共通エミ
ッタに入力されるが、再び混合されるように結線されて
いるため、その出力電流は入力電流である平衡振幅制限
出力電流と等しい。この出力電流は移相手段2の移相入
力端子6に供給される。移相手段2は通過する信号の周
波数変調の大きさに比例した位相を出力信号に加えるた
め、移相出力端子7の信号の位相は、移相入力端子6に
供給された信号に対して周波数変調の大きさに比例して
変化する。従って、移相入力端子6と同じ位相の平衡振
幅制限出力が入力に接続され、移相出力端子7の信号が
トランジスタ19のエミッタフォロアを経由して制御入力
に供給されて、位相検波出力を得るように接続された第
1・第2電流分割手段F・Gであるトランジスタ・ペア
109・110,111・112の出力には周波数変調信号源27,28の
周波数変調の大きさに比例した平衡した復調出力電流が
得られる。
トランジスタ19によるエミッタフォロアでの多少の位
相のずれはその大きさが固定しているため移相手段2で
容易に補正できる。そして、トランジスタ・ペア17・1
8,13・14,15・16から成るカレントミラーにより平衡し
た復調出力電流はその一方の向きが変えられ、最終的に
復調出力端子10に周波数変調信号源27・28の周波数変調
の大きさに比例した復調信号電流に変換され、さらに抵
抗11、電圧源12、キャパシタ9により復調信号電圧とし
て取り出すことができる。
次に復調感度の増大と復調雑音の減少を目的に移相手
段2の移相入力端子6の振幅を大きくとり、第1〜第4
電流分割手段F〜Iであるトランジスタ・ペア109・11
0,111・112,103・104,105・106の制御入力であるベース
間電圧の駆動電圧振幅を大きくした場合、各ペアの共通
エミッタはこのベース間電圧の振幅に起因する変化を受
けて第1・第2結合手段D・Eであるトランジスタ・ペ
ア107・108,101・102のベース・コレクタ間電圧を変化
させるが、2組のトランジスタ・ペアは全く同じ変化を
するため、この変化の大きさが変動しても、この2組の
平衡制限出力電流には差が生じなくなる。すなわち、周
波数変調信号源27・28の振幅が変動して、このベース間
電圧の振幅に起因する共通エミッタの変化の大きさに変
動があっても、この2組のトランジスタ・ペアは全く同
じように影響を受けるため、得られた2組の平衡振幅制
限出力の相対的な位相は変動しなくなる。
このように、上記第1の実施例によれば、回路構成上
第1・第2結合手段D・Eである2組の振幅制限増幅器
のトランジスタ・ペア107・108,101・102の各ベース・
コレクタ間電圧は、周波数変調信号源27・28の振幅が変
化して第1〜第4電流分割手段の制御入力であるトラン
ジスタ・ペア109・110・,111・112,103・104,105・106
のベース間電圧の振幅が変化しても、全く同一に変化す
るため、この2組の平衡振幅制御出力電圧も全く同一に
なり、これらの信号と移相手段2及び位相検波手段(第
1・第2電流分割手段F・G)により構成した直角検波
装置の復調出力端子10には周波数変調信号源27,28の振
幅の変動に起因する変動が現れなくなるという効果を有
する。
第2図は第2の実施例の構成を示すもので、第1の実
施例の第1・第2結合手段D・Eである2組の振幅制限
増幅器の同じ極性をもつ各出力端子間、すなわちトラン
ジスタ107とトランジスタ101のコレクタ間及びトランジ
スタ108とトランジスタ102のコレクタ間に、それぞれ抵
抗213,214を接続し、2組の平衡振幅制限出力電流がわ
ずかに異なったときに相互に電流を流すことにより、両
者のバランスをとり2つの出力電流を同一にするように
したものである。
第1の実施例の説明にあるように、第1〜第4電流分
割手段F〜Iであるトランジスタ・ペア109・110,111・
112,103・104,105・106の共通エミッタは各ペアのベー
ス間電圧が同じため、同一になるはずであるが、各ペア
のコレクタ電圧の振幅と位相が同一でないため、各ペア
の共通エミッタの電位はわずかに異なる。この電位差間
に抵抗213・214を接続することにより、2組の平衡振幅
制限出力電流の同一性を向上させることができる。従っ
て、この第2の実施例では復調出力端子10への角度変調
信号源27,28の振幅変動に起因する変動がさらに少なく
なるという効果を有する。
第3図は第3の実施例の構成を示すもので、第1の実
施例第1図の第1・第2結合手段D・Eであるトランジ
スタ・ペア107・108,101・102の各ベース電位、エミッ
タ電位が全く同じで、各コレクタ電位もほぼ同一である
ことに着目し、これらをひとつにまとめた4出力の結合
手段J、すなわちひとつの入力に流入する電流を、制御
入力の大きさに応じて分割した2つの電流をさらに固定
の分割比で分割するようにした、例えばコレクタを分割
したマルチコレクタ・トランジスタ・ペア301・302で構
成することにより、出力である2組の平衡振幅制限出力
電流の同一性の向上と半導体集積回路1の構成面積を小
さくすることができる。半導体集積回路での回路構成
上、マルチコレクタ・トランジスタのコレクタ間には不
要な抵抗が存在してしまうが、これは第2の実施例の第
2図の抵抗213・214に相当するため、値を適切にすれば
問題にならない。従って、この第3の実施例では、復調
出力端子10への角度変調信号源27,28の振幅変動に起因
する変動を少なくし、半導体集積回路の構成面積を小さ
くできるという効果を有する。
第4図は第4の実施例の構成を示すもので、第1の実
施例第1図の第1・第2結合手段D・Eであるトランジ
スタ・ペア107・108,101・102の各ベース電位、エミッ
タ電位が全く同じで、各コレクタ電位もほぼ同一である
ことに着目し、これらをひとつの結合手段Kであるトラ
ンジスタ・ペア401・402で構成し、出力である1組の平
衡振幅制限出力電流は、第1・第3電流分割手段L・M
の入力であるトランジスタ・ペア109・110,103・104の
各共通エミッタと、第2・第4電流分割手段O・Pの入
力であるトランジスタ・ペア111・112,105・106の各共
通エミッタにそれぞれ接続することにより、振幅制限増
幅器を1回路として、その平衡振幅制限出力電流を第1
電流分割手段と第3電流分割手段または第2電流分割手
段と第4電流分割手段の共通入力端で2分割し、一方を
位相検波手段とし、他方を移相手段2に供給しているた
め、両電流の同一性が極めて良くなる。従って、この第
4の実施例では、復調出力端子10への周波数変調信号源
27,28の振幅変動に起因する変動を少なくし、半導体集
積回路の構成面積を小さくできるという効果を有する。
第5図は第5の実施例の構成を示すもので、第4の実
施例第4図の第1・第3電流分割手段L・Mであるトラ
ンジスタ・ペア109・110,103・104の各ベース電位、エ
ミッタ電位が全く同じで、同様に第2・第4電流分割手
段O・Pであるトランジスタ・ペア111・112,105・106
の各ベース電位、エミッタ電位が全く同じであることに
着目し、さらに各コレクタ電位をほぼ同じ電位になるよ
うに、第1・第2電源電圧源25、26を同じ電圧値にする
とともに、抵抗31・32に代替してベース接地のトランジ
スタ515、516を挿入したものである。これに加えて、第
4図実施例の第1・第3・第2・第4電流分割手段L・
M・O・Pを、例えば、コレクタを分割したマルチコレ
クタ・トランジスタ・ペア509・510,511・512からなる
第1・第2電流分割手段Q・Rに置換することにより、
ひとつの入力に流入する電流を制御入力の大きさに応じ
て分割し、この分割した2つの電流をさらに固定の分割
比で分割するようにしたものである。このように構成す
ることにより第4の実施例よりさらに半導体集積回路の
構成面積を小さくすることができる。従って、この第5
の実施例では、復調出力端子10への角度変調信号源27,2
8の振動変動に起因する変動を少なくでき、半導体集積
回路上の構成面積を小さくできるという効果を有する。
なお、第5の実施例第5図で実施している第1・第2
電源電圧源25,26の電圧値を同一にしたり、第3・第4
電流分割手段の出力と抵抗31・32の間にベース接地トラ
ンジスタを挿入したりして、第3・第4・第1・第2電
流分割手段の各出力端電位を同一に、すなわち構成する
各トランジスタのベース・コレクタ電圧を同一にしてこ
れらに流れる電流の同一性を向上させる方法は、他の第
1・第2・第3・第4の実施例においても同様に適用で
き、かつ同様の効果が得られる。
また、第1・第2の実施例の第1・第2結合手段D・
Eの入力に共通に接続されている電流源30は、各入力に
個々の電流源を接続しても同様の効果が得られる。
さらに、第1〜第5の実施例で、半導体集積回路の面
積を小さくすることを主たる目的とし、復調出力端子10
への周波数変調信号の振幅変動に起因する変動を少なく
することを従たる目的とすれば、第4電流分割手段I・
P及び抵抗32を省略することができる。
さらに、第1・第2・第3・第4・第5の実施例で、
移相手段2は不平衡型となっているが、新たに平衡型移
相手段を用意し、第4電流分割手段I・Pの出力と抵抗
32の接続点から、もうひとつの移相入力端子への周波数
変調信号を供給することにより、完全平衡型の直角検波
装置を構成でき、これも同様の効果を得ることができ
る。
また、第1・第2・第3・第4・第5の実施例で、移
相手段2の入出力の移相関係は周波数変調信号のみに依
存していたが、移相手段2は他の制御入力を持つ能動的
なものであっても同様の効果を得ることができる。
このように、上記第1〜第5実施例に示す構成により
以下に示す効果を有する。
(1)第1および第2の実施例によれば、2組の結合手
段である振幅制限増幅器の各端子電圧を全く同一にして
動作させて得た2組の振幅制限出力あるいは1組の結合
手段である振幅制限増幅器の出力を2分割して得た2組
の振幅制限出力の1方を位相検波手段の入力とし、他方
を移相手段を経由しその制御入力としているので、両方
の信号の同一性が良く周波数変調信号源の振幅が変動し
ても、復調出力端子にこの変動に起因する変動をもたら
さなくすることができる。
(2)第3の実施例によれば、さらに2組の結合手段で
ある振幅制限増幅器を1組の4出力の結合手段である振
幅制限増幅器に置換しているので、2組の振幅制限出力
は同一性が良く、復調出力端子に周波数変調信号源の振
幅変動に起因する変動を少なくし、かつ半導体集積回路
上の構成面積を小さくすることができる。
(3)第4の実施例によれば、さらに2組の結合手段で
ある振幅制限増幅器を1組の結合手段である振幅制限増
幅器に置換し、出力電流を2分割しているので、2組の
振幅制限出力は同一性が良く、復調出力端子に周波数変
調信号源の振幅変動に起因する変動を少なくし、かつ半
導体集積回路上の構成面積を小さくすることができる。
(4)第5の実施例によれば、さらに2組の結合手段で
ある振幅制限増幅器を1組の結合手段である振幅制限増
幅器に置換し、出力電流を2分割し、さらに位相検波出
力を得る電流分割手段と再混合出力を得る電流分割手段
である第1・第3電流分割手段と第2・第4電流分割手
段をそれぞれ、2組の4出力電流分割手段により構成し
ているので、2組の振幅制限出力は同一性が良く、復調
出力端子に周波数変調信号源の振幅変動に起因する変動
を少なくし、かつ半導体集積回路上の構成面積を小さく
することができる。
また、上述の第1〜第5実施例における共通エミッタ
トランジスタ・ペア(対)は共通ソースの電界効果トラ
ンジスタ・ペア(対)に代替することが可能であり、マ
ルチコレクタのトランジスタ・ペア(対)はマルチドレ
イン・ペア(対)の電界効果トランジスタ・ペア(対)
に代替することが可能である。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、以下に示す
効果を有する。
(1)2つの結合手段の各出力には同一の信号で駆動さ
れている2つの電流分割手段が接続されているため、各
入出力端には同じ電圧が加わっている。そのため、2つ
の出力は結合手段に入力される周波数変調信号の振幅が
変動しても同一なため復調出力にはこの変動が出てこな
いという効果を有する。
(2)結合手段の出力は同一の信号で駆動されている2
つの電流分割手段が接続されているため、同じ電圧が加
わっている。そのため、分割された2つの出力は結合手
段に入力される周波数変調信号の振幅が変動しても同一
なため、復調出力にはこの変動が出てこないという効果
を有する。
(3)結合手段の出力は、同一の振幅で駆動されている
2つの電流分割手段が接続されていて、同じ電圧が加わ
っている。そのため出力電流は定まった分流比で分流す
るので、この2つの出力は結合手段に入力される周波数
変調信号の振幅が変動しても同一なため、復調出力にこ
の変動が出てこないという効果を有する。
(4)結合手段の出力は駆動されている電流分割手段が
接続されていて、電流分割手段で分割されさらに分割さ
れた信号で位相検波及び再混合出力を得ている。そのた
め、電流分割手段でさらに分割された2つの出力は結合
手段に入力される周波数変調信号の振幅が変動しても同
一なため、復調出力にこの変動が出てこないという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における直角検波装置の
構成図、第2図は本発明の第2の実施例における同装置
の構成図、第3図は本発明の第3の実施例における構成
図、第4図は本発明の第4の実施例における構成図、第
5図は本発明の第5の実施例における構成図、第6図は
従来の直角検波装置の構成図である。 1……半導体集積回路、2……移相手段、6……移相入
力端子、7……移相出力端子、8……交流接地端子、10
……復調出力端子、A,D……第1結合手段、B,E……第2
結合手段、C……位相検波手段、F〜I……第1〜第4
電流分割手段、L,O,M,P……第1〜第4電流分割手段、
J,K……結合手段。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平衡角度変調信号が入力される第1・第2
    結合手段(D、E)と、 前記第1結合手段の出力が入力されて位相検波出力を出
    力する第1・第2電流分割手段(F、G)と、 前記第2結合手段の出力が入力されて再結合出力を出力
    する第3電流分割手段(H)と、 この第3電流分割手段の再混合出力が入力されて、角度
    変調信号入力に対応して位相を付加する移相手段(2)
    とを備え、 前記移相手段の出力が前記第1・第2電流分割手段の制
    御入力に入力されるとともに、前記第1電流分割手段の
    位相検波出力を検波出力とするようにした直角検波装
    置。
  2. 【請求項2】平衡角度変調信号が入力されて、第1・第
    2出力を出力する結合手段(J)と、 この結合手段の第1出力が入力されて位相検波出力を出
    力する第1・第2電流分割手段(F、G)と、 前記結合手段の第2出力が入力されて再混合出力を出力
    する第3電流分割手段(H)と、 この第3電流分割手段の再混合出力が入力されて、角度
    変調信号入力に対応して位相を付加する移相手段(2)
    とを備え、 前記移相手段の出力が前記第1・第2電流分割手段の制
    御入力に入力されるとともに、前記第1電流分割手段の
    位相検波出力を検波出力とするようにした直角検波装
    置。
  3. 【請求項3】平衡角度変調信号が入力される結合手段
    (K)と、 この結合手段の出力がそれぞれの入力に入力され位相検
    波出力を出力する第1・第2電流分割手段(L、O)
    と、 前記結合手段の出力が入力されて再混合出力を出力する
    第3電流分割手段(M)と、 この第3電流分割手段の再混合出力が入力されて、角度
    変調信号入力に対応して位相を付加する移相手段(2)
    とを備え、 この移相手段の出力が前記第1・第2電流分割手段の制
    御入力に入力されるとともに、前記第1・第2電流分割
    手段の位相検波出力を検波出力とするようにした直角検
    波装置。
  4. 【請求項4】平衡角度変調信号が入力される結合手段
    (K)と、 この結合手段の出力が入力されて位相検波出力を出力す
    るとともに、再混合出力を出力する第1・第2電流分割
    手段(Q、R)と、 この第1・第2電流分割手段の再混合出力が入力され
    て、角度変調信号入力に対応して位相を付加する移相手
    段(2)とを備え、 この移相手段の出力が前記第1・第2電流分割手段の制
    御入力に入力されるとともに、前記第1・第2電流分割
    手段の位相検波出力を検波出力とするようにした直角検
    波装置。
  5. 【請求項5】第1・第2電流分割手段が、共通エミッタ
    または共通ソースのトランジスタ対よりなることを特徴
    とする請求項1〜4記載の直角検波装置。
  6. 【請求項6】結合手段が、マルチ・コレクタまたはマル
    チ・ドレインのトランジスタ対よりなることを特徴とす
    る請求項2記載の直角検波装置。
  7. 【請求項7】電流分割手段が、マルチ・コレクタまたは
    マルチ・ドレインのトランジスタ対よりなることを特徴
    とする請求項4記載の直角検波装置。
  8. 【請求項8】第1電流分割手段と第2電流分割手段との
    入力間に抵抗を接続したことを特徴とする請求項1記載
    の直角検波装置。
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