JP2523087Y2 - 屋外用電気機器収納箱の窓枠構造 - Google Patents

屋外用電気機器収納箱の窓枠構造

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JP2523087Y2
JP2523087Y2 JP3062591U JP3062591U JP2523087Y2 JP 2523087 Y2 JP2523087 Y2 JP 2523087Y2 JP 3062591 U JP3062591 U JP 3062591U JP 3062591 U JP3062591 U JP 3062591U JP 2523087 Y2 JP2523087 Y2 JP 2523087Y2
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JP3062591U
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徹 北川
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河村電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、屋外用電気機器収納箱
の窓枠構造の改良に関するもので、詳しくは窓枠に貫通
孔を設けて通音性及び通気性を向上させたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋外用電気機器収納箱20に操作
表示用の窓1を設ける場合は、図4及び図5示のよう
に、蓋体2の窓孔に窓枠30を嵌着し、その窓枠30に
ガラス4を装着して構成するのが一般的であった。とこ
ろが、その収納箱20内部に音を発生する機器例えばブ
ザー等が取り付けられた場合には、収納箱20が密封状
に形成されているため、ブザーが鳴っても外部に良く聞
えないという欠点があった。又、収納箱20内部と外気
との温度及び湿度に差がある場合には、操作表示用の窓
1のガラス4に曇りを生ずるという問題があった。そこ
で、音が外部に良く聞え且つ窓ガラス4が曇らないよう
にするために、図6及び図示7のように、操作表示用の
窓1とは別に、収納箱20の側板20a上部等に通音孔
21を設けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の屋外用電気
機器収納箱においては、操作表示用の窓枠に通音及び通
気を良好にする工夫が凝らされていなかったので、その
対策として収納箱20の側板20a上部等に特別に通音
孔21を設けているが、通音孔21自体の加工が厄介で
ある他、通音孔21は外部に露出するので防雨構造にす
る必要があり、総じて複雑な構造となり、加工に手間が
かかると共にコスト高を招いていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記従来の屋
外用電気機器収納箱の実情に鑑み、構造が簡単且つ低コ
ストで、しかも通音性及び通気性の良好な窓枠構造を提
供するもので、その構成は、蓋体に設けられた操作表示
用の窓孔内側に、前面及び背面が開口し且つ前記窓孔に
合致する箱状のフレームを取り付け、そのフレームの背
面を透明板で密封すると共に、前記フレームの上壁に貫
通孔を穿設したことにある。
【0005】
【作用】屋外用電気機器収納箱内部に取り付けたブザー
が鳴ると、鳴音がフレーム上壁の貫通孔を通って箱外へ
響き、周囲の人に良く聞える。又、収納箱内部と外気と
の温度及び湿度に差があっても、貫通孔により通気性が
良いので操作表示用の窓ガラスが曇ることが無い。更
に、貫通孔が箱状のフレームの上壁に設けられているの
で、雨水の侵入が防止される。
【0006】
【実施例】本考案に係る屋外用電気機器収納箱の窓枠構
造の一実施例を添付図面に基づいて説明する。図1及び
図2において、1は屋外用電気機器収納箱の蓋体2に設
けられた矩形状の操作表示用の窓で、3は前面及び背面
が開口し且つ前記窓孔に合致する箱状のフレームであ
る。このフレーム3は、前方から窓孔内側へ嵌入し、そ
の前面周枠に形成したフランジ3aが窓孔周辺の蓋体2
に当接し、その状態で蓋体2にネジ(図示省略)止めさ
れている。4は透明板としてのガラス板で、そのガラス
板4の全周にはゴム製のパッキン5が挾着され、そのパ
ッキン5とガラス板4とによって、フレーム3の背面を
密封している。又、フレーム3の上壁3bには3個の貫
通孔6が夫々穿設され、通音孔を形成している。
【0007】上記の如く構成された屋外用電気機器収納
箱の窓枠構造は、構造が簡単であるので安価に製作出来
る。そして、次のように動作する。即ち、この屋外用電
気機器収納箱内部に音を発生する機器例えばブザー(図
示省略)を取り付けた場合、ブザーが鳴ると、その鳴音
は、図2の矢印Aのように、フレーム3の上壁3bの貫
通孔6を通って箱外へ響き渡るので、周囲の人に良く聞
こえる。又、収納箱内部と外気との温度及び湿度に差が
あっても、貫通孔6により箱内外間の通気性が良いの
で、操作表示用の窓1のガラス4は曇ることが無い。更
に、雨水は図2の矢印Aのように流れるが、貫通孔6が
フレーム3の上壁3bに設けられているので、雨水が窓
1から収納箱内へ侵入するのが防止される。更に、フレ
ーム3が落ち込み式になっているので、太陽光線が反射
してガラス裏面の操作ランプ(図示省略)が見え難くな
ることが防止しされる。
【0008】図3は、本考案の変更実施例の側面図であ
る。即ち、図2の窓枠構造において、フレーム3の上壁
3bと下壁3cとを、その後端が接近するように夫々傾
斜させると共に、貫通孔6の上に防水用の覆い6aを覆
設したもので、図2の窓枠構造に比しより良い防水効果
が得られるものである。但し、覆い6aは必ずしも設け
る必要は無い。尚、この窓枠構造において、フレーム3
とパッキン5とを硬質ゴム等で一体的に成形すると、部
品点数が更に少なくなり、管理面やコスト面で有利とな
る。それ以外の構成、作用及び効果は、図2の窓枠構造
と同じであるので説明を省略する。
【0009】尚、上記実施例における窓形状、フレーム
形状、貫通孔の数、透明板及びパッキンの材料等は一例
であって、要は、本考案の目的及び趣旨を逸脱しない範
囲において適宜変更出来るものである。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る屋外
用電気機器収納箱の窓枠構造は、蓋体に設けられた操作
表示用窓孔に、前面及び背面が開口した箱状のフレーム
を取り付け、そのフレームの背面を透明板で密封すると
共に、前記フレームの上壁に貫通孔を穿設したものであ
るから、構造が簡単で安価に製作出来ると共に、通音性
及び通気性が良好であるため、屋外用電気機器収納箱内
部にブザーのような音を発生する機器を取り付けた場
合、その鳴音が周囲の人に良く聞こえ、又、収納箱内部
と外気との温度及び湿度に差があっても操作表示用の窓
ガラスが曇ることが無い。更に、その窓から収納箱内へ
雨水が侵入するのが防止される等、その効用は大なるも
のがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る屋外用電気機器収納箱の窓枠構造
の一実施例の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本考案の変更実施例の側面図である。
【図4】従来の屋外用電気機器収納箱の窓枠構造の一例
を示す斜視図である。
【図5】図4のAーA矢視図である。
【図6】従来の屋外用電気機器収納箱の一例を示す斜視
図である。
【図7】従来の屋外用電気機器収納箱の一例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1・・操作表示用の窓、2・・蓋体、3・・フレーム、
3a・・フランジ、3b・・上壁、3c・・下壁、4・
・ガラス板、5・・パッキン、6・・貫通孔、6a・・
覆い。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体に設けられた操作表示用の窓孔内側
    に、前面及び背面が開口し且つ前記窓孔に合致する箱状
    のフレームを取り付け、そのフレームの背面を透明板で
    密封すると共に、前記フレームの上壁に貫通孔を穿設し
    たことを特徴とする屋外用電気機器収納箱の窓枠構造。
JP3062591U 1991-04-04 1991-04-04 屋外用電気機器収納箱の窓枠構造 Expired - Lifetime JP2523087Y2 (ja)

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JPH04117474U JPH04117474U (ja) 1992-10-21
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