JP2522331Y2 - 橋梁等における化粧板取付構造 - Google Patents

橋梁等における化粧板取付構造

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JP2522331Y2
JP2522331Y2 JP1992008713U JP871392U JP2522331Y2 JP 2522331 Y2 JP2522331 Y2 JP 2522331Y2 JP 1992008713 U JP1992008713 U JP 1992008713U JP 871392 U JP871392 U JP 871392U JP 2522331 Y2 JP2522331 Y2 JP 2522331Y2
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JP
Japan
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bolt
decorative panel
rail groove
mounting bracket
mounting structure
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JP1992008713U
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JPH0571220U (ja
Inventor
福治 宮里
哲郎 井上
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Sekisui Jushi Corp
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Sekisui Jushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は橋梁、歩道橋、高架橋等
の側面や下面に美観を向上させるために化粧板を取付け
た橋梁等における化粧板取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の化粧板取付構造は橋梁
等の構造物の側面や下面に固定される取付金具に下地胴
縁が取付けられ、下地胴縁に上記側面や下面を覆う化粧
板が取付けられている。従来、例えば図4や図5の如
く、下地胴縁としてアングル材5やチャンネル材6が使
用され、これらに予め化粧板3や取付金具4を取付ける
ためのボルト孔51,61が穿設され、ボルト孔51,
61に相隣る2枚の化粧板3のボルト孔31が合致され
てボルトやタッピングビスにより固定され、他のボルト
孔51,61に取付金具4のボルト孔41が合致されて
ボルト止めされていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の化粧板取付構造は、下地胴縁に予め所定位置にボ
ルト孔が穿設され、これに化粧板や取付金具が取付けら
れていたので、ボルト孔どうしを合わせて化粧板や取付
金具を取付けなければならず、施工精度が要求され、施
工に手間がかかり、施工性が悪い問題点があった。
【0004】本考案はかかる従来の問題点を解消した橋
梁等における化粧板取付構造を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案橋梁等における化粧板取付構造は、橋梁等の
構造物の側面や下面に固定される取付金具に下地胴縁が
取付けられ、下地胴縁に上記側面や下面を覆う化粧板が
取付けられた化粧板取付構造において、下地胴縁は長さ
方向に亙って少なくとも2つのレール溝が設けられ、各
レール溝はその開口方向が異なるようになされ、レール
溝内にボルトの頭部が摺動自在かつ回転不能に挿入され
ると共に、頭部がレール溝の内方に突出した開口縁部に
係止され、1つのレール溝のボルトに化粧板が取付けら
れ、他の1つのレール溝のボルトに下地胴縁を支持する
取付金具が取付けられたものである。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながら本考案について説
明する。図面において、1は下地胴縁であって、金属製
長尺体となされている。下地胴縁1は一般に図1の如く
アルミニウム合金製の型材となされ、長さ方向に亙って
2つのレール溝11が設けられている。又、下地胴縁1
は図3の如く鋼製材となされ、レール溝11を形成する
鋼材が取付けられたものであってもよい。この下地胴縁
1は長さ方向に亙って少なくとも2つのレール溝11が
設けられた金属製のものであればよい。
【0007】各レール溝11はその開口方向が異なるよ
うになされている。一般にその開口方向がほぼ直角もし
くは正反対方向を向くようになされている。例えば図1
や図3の場合は2つのレール溝11がその開口方向がほ
ぼ直角を向くようになされている。又、図2の場合は2
つのレール溝11がその開口方向がほぼ正反対方向を向
くようになされている。レール溝11の数は通常2つ設
けられるが、2つ以上設けられてもよい。
【0008】又、取付けに使用する2つのレール溝11
内にはボルト2の頭部21が摺動自在に挿入されると共
に、頭部21がレール溝11の内方に突出した開口縁部
12に係止されている。レール溝11の幅はボルト2の
頭部21が溝内で回転できない程度の幅となされてい
る。ボルト2の頭部21はレール溝11の端部から溝内
に挿入されてそのまま回転不能に開口縁部12に係止さ
れてもよいし、頭部21が長方形状、平行四辺形状等と
なされて溝の開口方向から溝内に挿入されて溝内で少し
回転されることにより溝内面に当たって回転不能に開口
縁部12に係止されてもよい。
【0009】3は化粧板であって、橋梁、歩道橋、高架
橋等の構造物の側面や下面を覆うカバー材である。化粧
板3は金属板、合成樹脂板等が使用され、一般に端部が
L型に曲折され、この曲折端部にボルト孔31が穿設さ
れている。
【0010】4は取付金具であって、下地胴縁1を橋
梁、歩道橋、高架橋等の構造物の側面や下面に取付ける
ためのものである。取付金具4は、上記構造物の側面や
下面に部材を介して又は直接取付けられるものであっ
て、下地胴縁1を支持しうるものであればよく、その形
状、構造はとくに限定しない。
【0011】本考案化粧板取付構造は、例えば図1の如
く、下地胴縁1の1つのレール溝11内に挿入されたボ
ルト2に化粧板3が取付けられ、他の1つのレール溝1
1内に挿入されたボルト2に取付金具4が取付けられて
いる。この場合、化粧板3は、相隣る2枚の端部が重ね
合わされて化粧板3のボルト孔31が合致され、これに
合わせてボルト2がレール溝11内を摺動されて位置調
整され、ボルト孔31に挿通され、ナット締めされる。
取付金具4は、そのボルト孔41に合わせてボルト2が
レール溝11内を摺動されて位置調整され、ボルト孔4
1に挿通され、ナット締めされる。
【0012】なお、図1の場合は下地胴縁1の上面に取
付金具4が取付けられて下地胴縁1が支持され、下地胴
縁1の側面に化粧板3が取付けられた構造となされてい
るが、これに限定されるものではない。例えば下地胴縁
1の側面にレール溝11が設けられて取付金具4が取付
けられ、下地胴縁1の下面にレール溝11が設けられて
化粧板3が取付けられたり、化粧板3、取付金具4の取
付位置や方向に適合するように下地胴縁1にレール溝1
1が設けられた構造となされておればよい。
【0013】なお又、下地胴縁1にレール溝11が2つ
以上設けられている場合は、適宜必要な2つのレール溝
11が使用されて化粧板3、取付金具4が取付けられた
構造となされればよい。
【0014】
【考案の効果】以上詳述した如く、本考案橋梁等におけ
る化粧板取付構造は、下地胴縁に設けた各レール溝の開
口方向が異なるようになされ、レール溝内にボルトの頭
部が摺動自在かつ回転不能に挿入されると共に、頭部が
レール溝の開口縁部に係止され、1つのレール溝のボル
トに化粧板が取付けられ、他の1つのレール溝のボルト
に取付金具が取付けられているので、各ボルトをレール
溝に沿って摺動させながらボルト挿通位置調整が容易に
でき、下地胴縁と化粧板、取付金具との取付けがしやす
い。
【0015】従って下地胴縁と化粧板、取付金具との取
付けに従来の如く施工精度を必要とせず、施工に手間が
かからず、施工性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案化粧板取付構造の一実施例を示す断面図
である。
【図2】本考案化粧板取付構造における下地胴縁の他の
例を示す断面図である。
【図3】本考案化粧板取付構造における下地胴縁のさら
に他の例を示す断面図である。
【図4】従来の化粧板取付構造の例を示す断面図であ
る。
【図5】従来の化粧板取付構造の他の例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 下地胴縁 11 レール溝 12 開口縁部 2 ボルト 21 頭部 3 化粧板 4 取付金具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 橋梁等の構造物の側面や下面に固定され
    る取付金具4に下地胴縁1が取付けられ、下地胴縁1に
    上記側面や下面を覆う化粧板3が取付けられた化粧板取
    付構造において、下地胴縁1は長さ方向に亙って少なく
    とも2つのレール溝11が設けられ、各レール溝11は
    その開口方向が異なるようになされ、レール溝11内に
    ボルト2の頭部21が摺動自在かつ回転不能に挿入され
    ると共に、頭部21がレール溝11の内方に突出した開
    口縁部12に係止され、1つのレール溝11のボルト2
    に化粧板3が取付けられ、他の1つのレール溝11のボ
    ルト2に下地胴縁1を支持する取付金具4が取付けられ
    た橋梁等における化粧板取付構造。
JP1992008713U 1992-02-26 1992-02-26 橋梁等における化粧板取付構造 Expired - Lifetime JP2522331Y2 (ja)

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JPH0571220U JPH0571220U (ja) 1993-09-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5520087B2 (ja) * 2010-03-10 2014-06-11 積水樹脂株式会社 吸音板及びその施工方法
JP2014029101A (ja) * 2012-06-26 2014-02-13 Uchiyama Industry Co Ltd 目隠し板
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