JP2522314Y2 - 部品位置決め構造 - Google Patents

部品位置決め構造

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JP2522314Y2
JP2522314Y2 JP1991001506U JP150691U JP2522314Y2 JP 2522314 Y2 JP2522314 Y2 JP 2522314Y2 JP 1991001506 U JP1991001506 U JP 1991001506U JP 150691 U JP150691 U JP 150691U JP 2522314 Y2 JP2522314 Y2 JP 2522314Y2
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JP
Japan
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component
positioning
boss
parts
screw
Prior art date
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JP1991001506U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0499133U (ja
Inventor
敏明 沢口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は複数個の部品を位置決
めして固定する部品位置決め構造に係り、特に自動車の
コンビネーションメータの組立に好適な部品位置決め構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のコンビネーションメー
タにおいて、パネルに見返しとケースとを位置決めして
固定する構造は、従来は図2に示すように構成されてい
た。図2において、第1の部品であるパネル1には第2
の部品である見返し2を支持するボス部である4個の取
付ボス3と2本の位置決めピン4とが突出して設けられ
ている。また取付ボス3の中心には軸方向にねじ孔3a
が形成されており、見返し2には位置決めピン4の外径
が嵌まる内径の位置決め孔2aが形成されている。さら
に見返し2上には別の第2の部品であるケース5の底面
が密着して積層されており、この底面にも位置決めピン
4の外径が嵌まる内径の位置決め孔5aが形成されてい
る。
【0003】また、見返し2及びケース5にそれぞれ形
成された位置決め孔2a,5aに位置決めピン4を挿入
し、見返し2及びケース5を積層して取付ボス3に密着
支持させたときの、見返し2及びケース5のねじ孔3a
と同心上の位置には、ねじ孔3aの谷径より大きい内径
の取付孔2b,5bがそれぞれ形成されている。そして
取付孔2b,5bに取付ねじ6を挿入し、ねじ孔3aに
螺着することにより、見返し2及びケース5をパネル1
に対して位置決め固定できるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の部品位置決め構造によると、位置決めピン4を立設
するスペースが必要となる。このためパネル1に位置決
めピン4を立設するスペースがない場合や、見返し2や
ケース5に位置決め孔2a,5aを形成するスペースが
ない場合には、位置決めができないという問題があっ
た。また見返し2及びケース5に形成された取付孔2
b,5bと取付ボス3に形成されたねじ孔3aとの中心
がずれることがあり、取付ねじ6が挿入できないおそれ
もあった。
【0005】この考案は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、位置決めピンを不要として狹いスペースで位置
決め固定が可能となり、容易に部品を固定することので
きる部品位置決め構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、第1の部品に第2の部品を位置決めし
て固定する部品位置決め構造において、前記第1の部品
、前記第2の部品を取り付けるためのボス部を突
し、このボス部には前記第2の部品を螺着するためのね
じ孔を形成し、前記第2の部品には、前記ボス部の先端
部分嵌め込むための位置決め凹部を形成し、この位置決
め凹部の前記ねじ孔に対向する部位には、前記第2の部
品を貫通する取付孔を設け、前記第2の部品の前記位置
決め凹部に前記ボス部の先端部分を嵌め込み、前記第2
の部品の取付孔に挿入したねじを、前記ボス部のねじ孔
に螺合させ、前記第1の部品のボス部に前記第2の部
を位置決め固定したことを特徴としている。
【0007】また、第2の部品複数個の部品から構成
し、この複数個の部品を重ね合わせてボス部に取り付る
ようにする場合には、第1の部品に最も近い部品には、
位置決め凹部の反対側の面に凸部を形成し、残りの部品
には隣接する凸部を嵌め込むための位置決め凹部を形成
すると共に、それぞれの位置決め凹部の反対側の面に凸
部を形成したことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記の構造によると、第1の部品のボス部に第
2の部品の位置決め凹部を嵌合することにより、位置決
めを行なうことができる。また第2の部品の位置決め
凹部を貫通してねじを挿入し、このねじをボス部に形成
されたねじ孔に螺合することにより、第2の部品と第1
の部品を固定することができる。更に、第2の部品が複
数の部品から構成されている場合には、第1の部品に最
も近い部品には、位置決め凹部の反対側の面に凸部を形
成し、残りの部品には隣接する凸部を嵌め込むための位
置決め凹部を形成すると共に、それぞれの位置決め凹部
の反対側の面に凸部を形成しておけば、第2の部品が複
数個の部品から構成される場合でも、第2の部品を第1
の部品のボス部に位置決め状態で固定することができ
る。従って位置決めピンが不要となり、しかも第2の部
品に形成されたねじを挿入する孔の取付ボスのねじ孔に
対する中心ずれを防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0010】図1にこの考案の一実施例を示す。図1に
おいて、図2に示す従来例の部分に対応する部分には同
一符号を付して示し、その説明を適宜省略する。この実
施例の特徴は図2に示す位置決めピン4、位置決め孔2
a,5aを省略し、見返し2に凹部2c、凸部2dを、
ケース5に凹部5c、凸部5dをそれぞれ形成した点に
ある。そして凹部2c,5c及び凸部2dはそれぞれね
じ孔3a及び取付孔2b,5bと同心上に形成されてい
る。また凹部2cには取付ボス3の先端が密着嵌合し、
凹部5cには凸部2dが密着嵌合するようになってい
る。
【0011】この実施例によれば、見返し2は取付ボス
3が凹部2cに嵌合することにより取付ボス3に対して
位置決めされ、ケース5は見返し2の凸部2dが凹部5
cに嵌合することにより見返し2に対して位置決めされ
る。そしてねじ孔3aと取付孔2b,5bとが同心上に
配設されるので、取付ねじ6により容易に見返し2及び
ケース5をパネル1に固定することができる。従って位
置決めピン4が不要となりそのスペースは他部品の逃げ
部などに有効に活用することができる。
【0012】上記実施例において、ケース5に形成され
た凸部5dは省略してもよい。またこの実施例では第1
の部品がパネル1であり、第2の部品が見返し2及びケ
ース5である場合について説明したが、これらの部品は
他の部品であってもよい。また第2の部品は1個であっ
てもよい。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、第1の部品のボス部を第2の部品の凹部に嵌合して
ねじ止めするようにしたので、位置決めピンを不要とし
て狹いスペースで両部品を容易に位置決め固定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る部品位置決め構造の一実施例を
示す縦断面図。
【図2】従来の部品位置決め構造の一例を示す縦断面
図。
【符号の説明】
1 第1の部品(パネル) 2 第2の部品(見返し) 2c 凹部 2d 凸部 3 ボス部(取付ボス) 3a ねじ孔 4 位置決めピン 5 第2の部品(ケース) 5c 凹部 5d 凸部 6 ねじ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の部品に第2の部品を位置決めして
    固定する部品位置決め構造であって、 前記第1の部品に、前記第2の部品を取り付けるための
    ボス部設しこのボス部には前記第2の部品を螺着するためのねじ孔
    を形成し、 前記第2の部品には、前記ボス部の先端部分を嵌め込む
    ための位置決め凹部を形成し、この位置決め凹部の前記ねじ孔に対向する部位には、前
    記第2の部品を貫通する取付孔を設け前記第2の部品の前記位置決め 凹部に前記ボス部の先端
    部分を嵌め込んで位置決めし、前記第2の部品の取付孔
    に挿入したねじを、前記ボス部のねじ孔に螺合させ、 前記第1の部品のボス部に前記第2の部品を位置決め固
    定したことを特徴とする部品位置決め構造。
  2. 【請求項2】 前記第2の部品複数個の部品から構成
    して、この複数個の部品を重ね合わせて前記ボス部に取
    り付るようにし前記第1の部品に最も近い部品には、前記位置決め凹部
    の反対側の面に凸部を形成し、 残りの部品には隣接する凸部を嵌め込むための位置決め
    凹部を形成すると共に、それぞれの位置決め凹部の反対
    側の面に凸部を形成した ことを特徴とする請求項1記載
    の部品位置決め構造。
JP1991001506U 1991-01-22 1991-01-22 部品位置決め構造 Expired - Lifetime JP2522314Y2 (ja)

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JPH0499133U JPH0499133U (ja) 1992-08-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6300038B2 (ja) * 2015-11-12 2018-03-28 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技部品の取り付け方法
JP6300040B2 (ja) * 2015-11-12 2018-03-28 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
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US20230089632A1 (en) * 2020-03-06 2023-03-23 Fanuc Corporation Joint structure

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AU618374B2 (en) * 1988-06-30 1991-12-19 General Motors-Holden's Automotive Limited Vehicle body and method of manufacture
JP3116919U (ja) * 2005-09-22 2005-12-22 有限会社 リブ 布おむつ

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