JP2522250Y2 - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置

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JP2522250Y2
JP2522250Y2 JP1990048931U JP4893190U JP2522250Y2 JP 2522250 Y2 JP2522250 Y2 JP 2522250Y2 JP 1990048931 U JP1990048931 U JP 1990048931U JP 4893190 U JP4893190 U JP 4893190U JP 2522250 Y2 JP2522250 Y2 JP 2522250Y2
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JP
Japan
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capsule
notch
mounting seat
mounting bracket
conductive material
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博憲 小谷
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たとえば衝突時の衝撃エネルギを吸収し
うる機構を備えた自動車のステアリング装置に関する。
この明細書において、前とは第1図および第2図の左
側をいい、後とはこれと反対側をいうものとする。ま
た、左右は、第3図の左右をいうものとする。さらに、
上下は、第2図および第3図の上下をいうものとする。
従来の技術 従来、この種ステアリング装置としては、導電材料製
コラムチューブに導電材料製取付ブラケットが固定状に
設けられ、取付ブラケットの左右両側の取付座の後部に
後端まで達する切欠きが形成され、切欠き内に導電材料
製カプセルが嵌められ、カプセルの左右両側にそれぞれ
形成された上下1対の挾持部によって、取付座における
切欠きの左右両側縁部がそれぞれ挾まれ、挾持部および
取付座に形成された貫通穴内に合成樹脂を充填すること
により形成された剪断ピンによってカプセルが取付ブラ
ケットに固定されているものが知られている。このステ
アリング装置は、カプセルを貫通した固定ねじを含む導
電材料製ねじ手段によって車体に固定されるようになっ
ている。
考案が解決しようとする課題 ところで、ステアリング装置においては、ホーンやそ
の他の電気スイッチのようにステアリングホイールおよ
びその近傍に設けられた電気機器の接地を行う必要があ
る。上述した従来のステアリング装置においては、電気
機器の接地線をステアリングシャフトに接続し、ステア
リングシャフトからコラムチューブ、取付ブラケットの
取付座、カプセルおよびねじ手段を経て電気機器が車体
に電気的に接続されるようになっている。
しかしながら、従来のステアリング装置では、剪断ピ
ンが、インジェクション成形により形成されているの
で、成形時に樹脂が挾持部と取付座との間に侵入し、両
者の間に隙間が生じて通電不能となり、その結果接地不
良が生じるおそれがある。
この考案の目的は、上記問題を解決したステアリング
装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案によるステアリング装置は、 導電材料製コラムチューブに導電材料製取付ブラケッ
トが固定状に設けられ、取付ブラケットの左右両側の取
付座の後部に後端まで達する切欠きが形成され、切欠き
内に導電材料製カプセルが嵌められ、カプセルの左右両
側にそれぞれ形成された上下1対の挾持部によって、取
付座における切欠きの左右両側縁部がそれぞれ挾まれ、
挾持部および取付座に形成された貫通穴内に合成樹脂を
充填することにより形成された剪断ピンによってカプセ
ルが取付ブラケットに固定されているステアリング装置
において、 切欠きの前端にこれよりも幅狭の凹部が形成され、導
電材料からなりかつ弾性変形させられた通電部材が、凹
部内において凹部の前端とカプセルの前端との間に介在
させられているものである。
作用 導電材料からなりかつ弾性変形させられた通電部材
が、取付座の切欠きの前端とカプセルの前端との間に介
在させられていると、取付座とカプセルとはこの通電部
材を介して確実に接続される。また、カプセルの前端を
切欠きの前端に当接させることによりカプセルの取付座
に対する位置決めを確実に行うことができる。
実施例 以下、図面を参照して、この考案の1実施例を説明す
る。
図面はこの考案のステアリング装置の要部を示す。ス
テアリング装置は、図示しない車体に固定され、かつ内
部に図示しないステアリングシャフトが通された金属製
コラムチューブ(1)を備えている。
コラムチューブ(1)には、金属製取付ブラケット
(2)が固定状に設けられている。取付ブラケット
(2)の左右両側にそれぞれステアリング装置を車体に
固定するための取付座(2a)が形成され、この取付座
(2a)の後部に後端まで達する前後に長い切欠き(3)
が形成されている。切欠き(3)の前端に凹部(3a)が
形成されている。そして、切欠き(3)内に導電材料
製、たとえば金属製カプセル(4)が嵌められて取付座
(2a)に固定されている。カプセル(4)の左右両側に
は、それぞれ上下1対の挾持板(4a)(挾持部)が一体
に形成されており、この挾持板(4a)によって、取付座
(2a)における切欠き(3)の両側縁部が挾まれてい
る。上側の挾持板(4a)および取付座(2a)の被挾着部
にはそれぞれ貫通穴(5)(6)が形成され、これらの
貫通穴(5)(6)に合成樹脂をインジェクション成形
することにより、剪断ピン(7)が形成され、この剪断
ピン(7)によりカプセル(4)が取付ブラケット
(2)の取付座(2a)に固定されている。
取付ブラケット(2)の取付座(2a)に形成された切
欠き(3)の凹部(3a)の前端とカプセル(4)の前端
との間に、導電材料製板を略U字形に形成してなり、か
つ弾性変形させられた通電部材(8)が介在させられて
いる。通電部材(8)の前側壁(8a)の前面に凹部
(9)が形成され、この凹部(9)内に取付座(2a)に
おける凹部(3a)の前側縁部が嵌められており、これに
より通電部材(8)の脱落が防止されている。
ステアリング装置は、車体の固定部分(11)およびカ
プセル(4)を貫通したボルト(12)の先端にナット
(13)をねじ嵌めることによって、車体に固定されてい
る。ステアリングホイールおよびその近傍に配置された
電気機器の接地線は、図示しないステアリングシャフト
に接続させ、ステアリングシャフトからコラムチューブ
(1)、取付ブラケット(2)の取付座(2a)、カプセ
ル(4)およびボルト(12)を介して車体に接続され
る。
上記実施例においては、通電部材(8)の前側壁(8
a)に凹部(9)が形成され、この凹部(9)内に取付
座(2a)の縁部が嵌まっているが、この凹部(9)は必
ずしも必要としない。
考案の効果 この考案のステアリング装置によれば、上述のように
して、取付ブラケットの取付座とカプセルとは通電部材
を介して確実に接続されるので、剪断ピンを成形するさ
いに取付座とカプセルの挾持板との間に隙間が生じたと
しても、通電不良を起こすことはない。また、カプセル
の取付座に対する位置決めを確実に行うことができるの
で、挾持部および取付座の貫通穴がずれることはなく、
両貫通穴内に合成樹脂を充填することによる剪断ピンの
形成作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示し、第1図はステアリン
グ装置の主要部の平面図、第2図は第1図のII-II線拡
大断面図、第3図は第1図のIII-III線拡大断面図であ
る。 (1)……コラムチューブ、(2)……取付ブラケッ
ト、(2a)……取付座、(3)……切欠き、(3a)……
凹部、(4)……カプセル、(4a)……挾持板(挾持
部)、(5)(6)……貫通穴、(7)……剪断ピン、
(8)……通電部材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電材料製コラムチューブに導電材料製取
    付ブラケットが固定状に設けられ、取付ブラケットの左
    右両側の取付座の後部に後端まで達する切欠きが形成さ
    れ、切欠き内に導電材料製カプセルが嵌められ、カプセ
    ルの左右両側にそれぞれ形成された上下1対の挾持部に
    よって、取付座における切欠きの左右両側縁部がそれぞ
    れ挾まれ、挾持部および取付座に形成された貫通穴内に
    合成樹脂を充填することにより形成された剪断ピンによ
    ってカプセルが取付ブラケットに固定されているステア
    リング装置において、 切欠きの前端にこれよりも幅狭の凹部が形成され、導電
    材料からなりかつ弾性変形させられた通電部材が、凹部
    内において凹部の前端とカプセルの前端との間に介在さ
    せられているステアリング装置。
JP1990048931U 1990-05-09 1990-05-09 ステアリング装置 Expired - Lifetime JP2522250Y2 (ja)

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JPH047255U JPH047255U (ja) 1992-01-23
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