JP2521612Y2 - 布帛の散水式洗滌装置、および低汚染水の回収集水器 - Google Patents

布帛の散水式洗滌装置、および低汚染水の回収集水器

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、布帛の散水式洗滌装置および低汚染水の回
収集水器に関し、特に印捺工程を経て発色した布帛の洗
滌工程に適用するのが主たる利用分野である。
〔従来の技術、および解決すべき技術的課題〕
周知のとおり、印捺処理が施された後の布帛は、洗滌
して当該布帛の表面および内部に含有保持されている未
固着の染料、印捺糊剤、助剤などの不純物(以下、単に
「不純物」と称す)を滌除する必要から洗滌装置に掛け
られる。しかして、従来汎用されている洗滌装置として
代表的なものには、細かく区分された多槽から成る洗滌
槽の間に、多数の絞りロール列を形成し、これら絞りロ
ールを通して布帛を拡布状態で水の移動方向とは逆方向
へ搬送せしめることにより(カウンター・フロー)互い
に接触させ、最終の洗滌槽に到るほど不純物濃度を低下
させて洗滌効率(不純物の遊離度合)を高める所謂「連
続拡布水洗機」方式のものと、布帛中に含浸されている
不純物含有液体を減圧吸引し、または加圧気体を高圧で
吹き付けることによって含浸液と共に不純物を気体力学
的に強制分離する方式タイプの「脱水式水洗機」と呼ば
れる方式のものとがあり、今日、布帛の洗滌装置の主流
となっている。
しかしながら、印捺、発色後の布帛を大量に洗滌処理
する場合に洗滌装置に要求される条件は、 i.如何に少量の水で洗滌できるかという節水性、 ii.如何に効率的に電力、駆動エネルギーを活用するこ
とができるかという省エネルギー性、 iii.分離した不純物を再び付着させることのない所謂ア
ンチ・リディポジション性(anti-redeposition:耐再沈
着性)、 iv.布帛に対するストレスが小さくて損傷を与えない低
ストレス性、 といった問題である。
このような条件i〜iiiの条件に照らしてみると、前
述の「連続拡布水洗機」方式の洗滌装置には、装置全体
が大型化して設備費が高くなるのに加え、布帛に対し極
性で強く結合する性質を帯有した未固着染料などの不純
物が含まれている場合には不純物濃度の高い前槽部分や
絞りロール手前の高濃度絞り液に接触して、一旦分離さ
れた不純物が再び布帛に付着する「リディポジション
(redeposition)」現象を起して、布帛が不純な状態に
汚染し鮮明な柄が得られないという致命的な問題を内在
しており、安心して洗滌処理が行えないという欠点があ
ったのであり、 他方、「脱水式水洗機」方式の洗滌装置には、消費電力
が厖大であるのに加えて、騒音が大きく、しかも布帛に
作用する吸引力または吹付け風圧が布帛搬送力に対する
抵抗になって編地や腰の弱い布地などにあっては搬送方
向に生地が伸びてしまうという障害を生起することが多
かったのである。
本考案は、従来の洗滌装置に前述の如き難点があって
布帛加工業界の要請を満たしていない現況に鑑みて為さ
れたもので、白地部分や淡色部分に不純物を再沈着させ
ることなく鮮明に柄を洗い出すことができる洗滌性の秀
れた洗滌装置を提供することを技術的課題とするもので
ある。
また、本考案の他の技術的課題は、節水性が高くて、
しかも省エネルギー性に秀れた経済的な洗滌装置を提供
するにある。
さらに、本考案の他の技術的課題は、伸び易い性質の
布帛を処理する場合にも、殆どテンションを加わえるこ
となく無理なく拡布状態で搬送して効率的に洗滌処理し
て高性能の洗滌装置を提供するにある。
更になお、本考案の他の技術的課題は、布帛に散布さ
れてその表面を伝って流下してくる比較的低汚染の表面
水を透水コンベアの入口で確実に誘導分離して集水し、
再利用の循環経路に補給できる経済的な低汚染水の回収
集水器を提供するにある。
〔課題解決のために採用した手段〕
本考案者が上記技術的課題を解決するために採用した
手段を、添附図面を参照して説明すれば、次のとおりで
ある。
即ち、本考案は、拡布状態で流送される布帛Cに対
し、面状に洗滌液dを噴射する洗液スプレーノズル1と
いう洗滌液含浸手段; 洗滌液が付着した前記布帛Cを拡布状態のまゝ受継して
当該布帛を所定位置にまで登り勾配で載置搬送する通水
自在な透水コンベア2という低ストレス搬送・水洗通路
手段; この透水コンベア2の載置搬送部21の下流部上方に設置
され、搬送部21を通過する布帛Cに対し循環水を散布す
る第1散水ノズル3という一次散水手段; この第1散水ノズル3に連続するごとく前記載置搬送部
21の上流部上方に設置され、上流部に到来した布帛Cに
対して清浄水を散布する第2散水ノズル4という二次散
水手段; 前記載置搬送部21の下方に配設され、当該搬送部21を透
過してくる汚染水を機外に排出するウォータシュート5
という排水手段; 前記第1および第2散水ノズル3・4から散布された循
環水および清浄水のうち、搬送布帛Cの表面を流下して
くる表面水を前記透水コンベア2の下方で集水し、循環
水槽6に送り込む集水器7という低汚染水回収手段; この集水器7から循環水を吸引して前記第1散水ノズル
3に送水する第1送水器8という循環水圧送手段; 前記第2散水ノズル4に清浄水を送水する第2送水器9
という清浄水圧送手段; といった技術手段を合目的的に連関統合させて布帛の散
水式洗滌装置を構成し前述の技術的課題を解決した点に
要旨が存する。
また同時に、本考案は、登り勾配に設置された透水コ
ンベア2の載置搬送部21に受継されて移動する拡布状の
布帛Cに、散水して布帛洗滌を行う洗滌装置に付設され
る循環水補給機構として、透水コンベア2の下流側の送
りロール22に対し、絞りロール23を従動回転可能に圧接
状態に配設し、この絞りロール23と前記送りロール22と
の間に布帛Cを引き通して載置搬送部21に受継せしめる
一方、拡布状布帛Cの表面を流下してくる表面水Wを前
記絞りロール23の回転力で助勢して当該絞りロール23の
下方に配置した集水器7に誘導し、循環槽6に貯水せし
める低汚染水の回収集水器という効率的な低汚染水回収
手段を採用することによって節水性も大幅に向上させ得
たのである。
〔本考案の作用〕
本考案において、水洗工程に先立って布帛Cに洗液ス
プレーノズル1で洗浄液を噴射して吸着させるのは、後
の水洗工程におけるリディポジション(redeposition)
を防ぐためであり、洗滌液dとしては不純物(未固着の
染料など)と同じ極性を帯有したケミカル洗滌剤(例え
ば、アニオン系洗剤)を含有させておくことが有効であ
るからであり、特に白場部分(印捺されていない部分)
の汚染防止力が顕著である。
次いで、洗滌液dが含浸された布帛Cは、登り勾配で
設置された透水コンベア2に受継され、まず第1散水ノ
ズル3で散水されながらスロープを登ってゆくことにな
るが、このとき、散布された水の一部は布帛Cを貫通し
て前工程で噴霧された洗滌液・不純物と一緒に放出され
廃棄される一方、布帛C面に当って当該布帛を貫通しな
かった水は表面水流となって下流部へ流下することにな
る。
かくして、布帛Cは、透水コンベア2を下流部から上
流部へと不純物を落とし乍がら水流と逆方向へ登ってゆ
き、上流部に到るが、其処に到って第2散水ノズル4か
ら無垢の清浄水が散布されることになるので、布帛C中
に残留していた不純物はスッキリと滌除されることにな
り、従来技術では達成し得なかった鮮明な印捺パターン
を現出させることが可能になるのである。
〔実施例〕
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基いて、更に
詳しく説明する。
図面上、符号1で指示するものは洗液スプレーノズル
であり、洗滌液タンクTに貯留してある洗滌液(例え
ば、アニオン系洗液)dを噴霧する。この洗液スプレー
ノズル1の直下には、布帛Cを拡布状態で案内移動せし
めるガイドロールG1が配設されており、其処を通過す
る布帛Cは全幅がノズル1の噴霧域に包含されることに
なるので、洗浄液dが万遍に吹き付けられ均等に吸収す
ることになる。
符号2で指示するものは、ステンレス製の無端メッシ
ュベルトBを、送りロール22・駆動ロール24およびガイ
ドロール25に張設して構成した透水コンベアであって、
下流部の送りロール22から上流部の駆動ロール24に向け
て登り勾配に載置搬送部21が形成されてある。また、こ
の透水コンベア2における下流側の送りロール22には前
記メッシュベルトBを挟んで絞りロール23が圧接状態に
配設されており、透水コンベア2が駆動することによっ
て絞りロール23は従動回転される。そして、この透水コ
ンベア2の送りロール22と絞りロール23との間へは、上
記洗液スプレーノズル1により洗滌液dが噴霧含浸され
た布帛CがガイドロールG12へと拡布状態で搬送さ
れて進入し、そのまゝ拡布状態で載置搬送部21に受継さ
れることになる。この透水コンベア2への受継の際に、
前記絞りロール23は布帛Cを適当に圧迫することになる
ので、洗滌液dの布帛Cへの浸透が促進され、事後の水
洗効果を助勢する働きがある。なお、本実施例におい
て、この透水コンベア2は、載置搬送部21の長さが1メ
ートル程度に設計されており、5m/min程度の搬送速度で
駆動される。
符号3で指示するものは、再利用の循環水を散布する
第1散水ノズルであり、上記透水コンベア2の下流部上
方に設置されている。この第1散水ノズル3は、上記透
水コンベア2の載置搬送部21の下流部に亙り3/4ほどを
覆っており、当該部分に対し面状に散水する。この第1
散水ノズル3への循環水の送水は後記の第1送水器(ポ
ンプ)が循環水槽の貯留されている循環水を吸い上げる
ことによって為されるが、詳しくは後述する。
符号4で指示するものは、清浄水を散布する第2散水
ノズルであって、上記透水コンベア2の載置搬送部21の
上流域を1/4ほどを覆っており、布帛中に含まれた洗滌
液dが上記第1散水ノズル3の散水被浴により不純物と
一緒に大まかに濯ぎ出された後、更に残余の洗滌液dお
よび不純物を溶出せしめる作用を為す。この第2散水ノ
ズル4への清浄水の供給は、後記第2送水器(ポンプ)
が浄水槽に貯留されている清浄水を吸い上げることによ
って為されるが、この機構に関しても詳細は後述する。
つぎに、符号5で指示するものは排水樋としての機能
を有するウォーターシュートであり、上記透水コンベア
2の載置搬送部21を形成するメッシュベルトBの下側に
沿って配設されている。このウォーターシュート5は、
駆動ロール24に近接した載置搬送部21の最上流部から送
りロール22の近接した最下流部にまでの全流域に伸びて
おり、最下流部には漏斗部51が付設され、其処へ流れ込
んだ汚染水(布帛Cを透過して洗滌液と不純物を多分に
含んだ水)は排水パイプ52を介して機外に廃棄される。
他方、第1散水ノズル3および第2散水ノズル4から
散水された循環水および清浄水の中、布帛Cの表面を流
下してくる表面水は布帛表面に接触しただけで汚染度が
低い(洗滌液と不純物の濃度が低い)ことから、次のよ
うに回収して再利用に付されることになる。
即ち、図面上、符号7で指示されるものは受樋形に構
成された集水器であって、上記絞りロール23の下方に配
設してある。そして、絞りロール23が送りロール22に従
動回転する際に生ずる回転力を利用して上記布帛C上を
流下してきた表面水を散乱させることなく、滑らかに集
水器7へ誘導せしめる。この集水器7に注ぎ込まれた低
汚染の表面水は、導管71を経由して循環水槽6に貯留さ
れ、循環水として再利用される。
符号8で指示するものは第1送水器であり、上記循環
水槽6内に貯留されている循環水を、循環水供給パイプ
81を通して上記第1散水ノズル3へ圧送せしめるもので
あり、具体的には従来周知のポンプが採用されている。
つぎに、符号9で指示するものは、上記第2散水ノズ
ル4へ清浄水を圧送する第2送水器であり、これも上記
第1送水器と同様に従来周知のポンプが採用されてい
る。本実施例では、清浄水としては上水道によって供給
される通常の水道水が用いられ、水道管Pを通じて供給
される清浄水(水道水)を一旦、上水槽91に貯留してお
き、貯留された清浄水を、第2送水器9が上水パイプ92
を通して上記第2散水ノズル4へ圧送する構成が採られ
ている。
なお、符号9で指示するものは振り落とし機の振落バ
ケットであり、振子運動することによって上記透水コン
ベア2を通過して洗滌された布帛Cをトレッスル(tres
tle:図示せず)などの布帛受器に集積せしめるものであ
る。
本実施例装置の概ね上記ように構成されるが、本考案
は前述の実施例に限定されるものでは決してなく、「実
用新案登録請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可
能であり、例えば図示の実施例では透水コンベア2上で
の水洗処理は一回のみであったが、透水コンベア2を数
台列設して反復的に循環水と清浄水による水洗を施すな
らば不純物の滌除は一層完全になるのであり、かゝる設
計変更は本考案の技術的範囲に当然に属するものと云わ
ねばならない。
また、本実施例においては、透水コンベア2の無端ベ
ルトBとして、ステンレス網材を採択したけれども、通
水性・耐薬品性が良好な循環運動部材ならば採択可能で
あり、かゝる材料置換も本考案の技術的範囲に属するこ
とは明らかである。
〔本考案の効果〕
以上実施例をもって説明したとおり、本考案を適用し
て構成した洗滌装置によれば、洗滌対象の布帛に含有さ
れた不純物の極性に適合した洗滌液を当該布帛に吸収さ
せて水洗処理に付することができるので、水洗工程にお
けるリディポジション(redeposition)の抑制効果が大
きくなり、白地部分や淡色部分に不純物が再沈着させな
いために柄を非常に鮮明に洗い出すことが可能となる。
また、本考案装置にあっては、載置搬送部を登り勾配
に配設した透水コンベア上で水洗するにあたり、汚染度
の高い下流部域では再利用の循環水を用いて水洗し、汚
染度の低くなった上流域では清浄水を用いて洗滌する構
成が採られているので、清浄水の使用量が従来の「連続
拡布水洗機」に比較して極端に少なくできるうえに、布
帛表面を流下する比較的汚染度の低い水は循環水として
再利用できる仕組みになっているので、節水性が頗る高
く、また従来の「脱水式水洗機」のように空力による脱
水力を必要としないので、使用電力が少なく、極めて省
エネルギー性に富んでいる。
さらに、本考案装置にあっては、水洗処理を登り勾配
の透水コンベア上で行い、布帛を牽引して搬送する方式
を採っていないので、水分を含んで局部的に重量が重く
なっても搬送力によって引き伸ばされることがなく、布
帛を拡布状態で無理なく傷めずに効率的に水洗すること
が可能である。
このように本考案によれば、従来汎用の水洗装置にお
いて欠点とされていた技術的隘路を悉く解消できるうえ
に、ノズル装置、透水コンベア、配水機構の合理的な組
合せによって構成される本考案の「洗滌装置」は構造的
に簡素であるから安価に提供することができ、しかも故
障箇所も従来水洗機に比較して少なくなることが予想さ
れるので、実用的にも経済的にも極めてメリットが大き
いものと云える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である「布帛の洗滌装置」の構
成を概略的に示した機構説明図である。 1……洗液スプレーノズル、2……透水コンベア、21…
…載置搬送部、22……送りロール、23……絞りロール、
24……駆動ロール、25……ガイドロール、3……第1散
水ノズル、4……第2散水ノズル、5……ウォーターシ
ュート、6……循環水槽、7……集水器、8……第1送
水器、9……第2送水器。C……布帛。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】拡布状態で流送される布帛Cに対し、面状
    に洗滌液を噴射する洗液スプレーノズル1と;洗滌液が
    付着した前記布帛Cを拡布状態のまゝ受継して当該布帛
    を所定位置にまで登り勾配で載置搬送する通水自在な透
    水コンベア2と;この透水コンベア2の載置搬送部21の
    下流部上方に設置され、搬送部21を通過する布帛Cに対
    し循環水を散布する第1散水ノズル3と;この第1散水
    ノズル3に連続するごとく前記載置搬送部21の上流部上
    方に設置され、上流部に到来した布帛Cに対して清浄水
    を散布する第2散水ノズル4と;前記載置搬送部21の下
    方に配設され、当該搬送部21を通過してくる汚染水を機
    外に排出するウォータシュート5と;前記第1および第
    2散水ノズル3・4から散布された循環水および清浄水
    のうち、搬送布帛Cの表面を流下してくる表面水を前記
    透水コンベア2の下方で集水し、循環水槽6に送り込む
    集水器7と;この集水器7から循環水を吸引して前記第
    1散水ノズル3に送水する第1送水器8と;前記第2散
    水ノズル4に清浄水を送水する第2送水器9とを含むこ
    とを特徴とした布帛の散水式洗滌装置。
  2. 【請求項2】登り勾配に設置された透水コンベア2の載
    置搬送部21に受継されて移動する拡布状の布帛Cに、散
    水して布帛洗滌を行う洗滌装置に付設される循環水補給
    機構であって、 前記透水コンベア2の下流側の送りロール22に対し、絞
    りロール23を従動回転可能に圧接状態に配設し、この絞
    りロール23と前記送りロール22との間に前記布帛Cを引
    き通して載置搬送部21に受継せしめる一方、拡布状布帛
    Cの表面を流下してくる表面水Wを前記絞りロール23の
    回転力で助勢して当該絞りロール23の下方に配置した集
    水器7に誘導し、循環槽6に貯水できるように構成した
    ことを特徴とする低汚染水の回収集水器。
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