JP2521552B2 - オフセット穴加工装置 - Google Patents

オフセット穴加工装置

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JP2521552B2
JP2521552B2 JP2038967A JP3896790A JP2521552B2 JP 2521552 B2 JP2521552 B2 JP 2521552B2 JP 2038967 A JP2038967 A JP 2038967A JP 3896790 A JP3896790 A JP 3896790A JP 2521552 B2 JP2521552 B2 JP 2521552B2
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drilling
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正道 伊藤
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OOKUMA KK
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、旋盤等の工作機械の主軸チャックに把持す
る工作物の回転中心より離れた位置に穴明けするための
オフセット穴加工装置に関するものである。
従来の技術 従来、旋盤の主軸チャックに把持された工作物の前端
面の回転中心より離れた位置に、軸心と平行に穴明けを
する場合、第2図に示すようなタレット刃物台に回転工
具軸101を有する複合旋盤を用いて穴明け加工をしてい
た。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べた複合旋盤にて行うオフセット穴の
穴明け加工は、旋削加工後に主軸の回転を停止して回転
工具軸に装着したドリル102によりタレット刃物台のZ
軸方向主軸側への切削送りで穴明け加工を行っていたた
め、旋削時間に穴明け時間が加算され、総加工時間が長
くなるという問題点を有している。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みなされたものであり、その目的とするとことは主軸回
転中(旋削加工中)にオフセット穴明け加工ができる装
置を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明のオフセット穴加
工装置は、旋盤にNCによりZ軸移動位置決め可能に設け
られたオフセット穴明けユニット本体に、本機主軸と同
心かつ回転可能に設けられた対向主軸部材と、該対向主
軸部材に軸心に対して所定のオフセット量を有し回転可
能に設けられた回転工具軸と、該回転工具軸を回転する
駆動部材と、前記対向主軸部材を前記本機主軸に対して
同期回転させる同期回転部材とを含んでなるものであ
る。
作用 本機主軸のチャックに把持された工作物の端面切削が
終わり外径切削に入ると、同時にオフセット穴明け位置
の対向主軸が、本機主軸に対して同期回転されて、対向
主軸先端に取付けられたドリルアタッチメントの所定の
オフセット量を有する回転工具軸が回転され、オフセッ
ト穴明けユニットのZ軸方向主軸側への切削送りでオフ
セット穴明け加工が行われる。
実施例 実施例について第1図を参照して説明する。
公知のNC旋盤において、図示しないベッドの左側に設
けられた主軸台1に、回転可能に主軸2が軸承され、主
軸2の先端にチャック3が嵌着されている。ベッド上に
刻設されたZ軸方向の一方の案内上に、図示しない往復
台が移動位置決め可能に載置され、往復台上にX軸方向
に移動位置決め可能に載置される図示しない中台上に、
刃物台4が取付けられている。刃物台4にはZ軸方向の
旋回軸の回りで旋回割出し可能にタレット5が設けられ
ており、タレット5の複数の工具取付けステーション
に、バイトT1が着脱可能に取付けられている。
更にベッド上の他方のZ軸方向案内上に、オフセット
穴明けユニットの本体7が移動可能に載置されており、
本体7はベッド右端面に固着のNC制御のモータ8によ
り、ボールねじ9を介して移動位置決めされる。
本体7には主軸と同心の穴7aが穿設されており、穴7a
に嵌着されるスリーブ11に、ビルトインモータ12のステ
ータ12Aが嵌着され、スリーブ11の前側にカラー13を介
して軸受ハウジング14が嵌着されている。そして軸受ハ
ウジング14の穴及びスリーブ11の後側の穴に嵌挿される
複数の軸受により、対向主軸15が回転可能に支持されて
いる。対向主軸15にはステータ12A対応位置にロータ12B
が嵌着され、後端部にはテーパスリーブ16を介してレゾ
ルバ17の回転子側が嵌着されており、レゾルバ17の固定
子側はスリーブ11の後端面同心に固着のブラケット18の
中心穴に嵌挿されている。更に対向主軸15の先端にはド
リルアタッチメント20の枠体19が同心に嵌着されてお
り、枠体19に軸心に対してそれぞれ異なるオフセット量
を有する複数本の回転工具軸21,22が複数の軸受により
回転可能に支持されている。回転工具軸21,22の後端部
に、歯数の異なる歯車23,24がそれぞれ嵌着されてお
り、歯車23,24は、対向主軸穴内に挿通されブラケット1
8の後蓋25により回転が規制される固定軸26の先端に嵌
着される固定歯車27に同時に噛合されており、対向主軸
15,枠体19の回転で歯車27の回りを歯車23,24が旋回され
ることにより回転工具軸21,22が回転されるようになっ
ている。従って歯数の小さい歯車24を有する軸心に近い
回転工具軸22は、歯数の大きい歯車23を有する軸心から
離れた回転工具軸21より速く回転される。そして回転工
具軸21,22の先端にはホルダを介してドリルT2,T3が着脱
可能に取付けられており、ドリルT2はT3より径が大きい
ものが使用されている。
続いて本実施例の作用について説明する。
主軸チャック3に把持された工作物Wに対する端面切
削が終わると、引続きバイトT1により外径切削が開始さ
れる。これと同時にNCによりモータ8が回転されて、ボ
ールねじ9を介して所定位置にて待機中のオフセット穴
明けユニット6が、Z軸方向主軸側に早送り速度で移動
され、ドリルT2,T3先端が工作物前端面の僅か手前位置
に位置決めされる。次いで対向主軸15が、主軸台1に設
けられた図示しないレゾルバから送られてくる主軸2の
回転角を示す出力信号に対してレゾルバ17の出力信号を
合わせて位相と回転数とを一致させた同期回転が行われ
る。この同期回転により固定軸26先端の固定歯車27に噛
合される歯車23,24が回転され、オフセット穴明けユニ
ット6のZ軸方向主軸側への切削送りで穴明け加工が開
始される。そしてドリルT2,T3先端が所定位置まで切込
まれると、オフセット穴明けユニット6が早送り速度で
Z軸方向反主軸側に移動位置決めされて、ドリル先端が
工作物から僅かに離れる。次いでNCの指令で主軸2と対
向主軸15の位相が所定角度ずらされて割出しが行われ、
再び前述の如くオフセット穴加工装置6のZ軸方向主軸
側への切削送りで穴明け加工が行われる。
尚回転工具軸の駆動は、対向主軸の回転により行われ
るものと限定されるものではなく、単独の駆動モータを
設けることもできる。また対向主軸先端に取付けるドリ
ルアタッチメントは、本実施例のオフセット量の異なる
複数本の回転工具を有するものと限定するものではな
く、同一オフセット量の複数本の回転工具軸を有するも
の又は単軸のドリルアタッチメントでも支障がないこと
は勿論である。
発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
NCによりZ軸移動位置決め可能に設けられたオフセッ
ト穴明けユニット本体に、回転可能に支持される対向主
軸を、本機主軸に対して同期回転させ、対向主軸の先端
に同心に所定のオフセット量を有する回転工具軸を有す
るドリルアタッチメントを設け、主軸回転中に回転工具
軸先端に装着したドリルにより、オフセット穴の穴明け
加工ができるようになしたので、旋削との同時加工によ
り能率が向上する。また対向主軸先端に取付けるドリル
アタッチメントに各種の多軸アタッチメントを採用する
ことにより、更に能率向上を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のオフセット穴加工装置の断面図、第
2図は従来の回転工具軸を有するタレット刃物台の説明
図である。 2……主軸、7……ユニット本体 15……対向主軸、19……枠体 20……ドリルアタッチメント 21,22……回転工具軸 23,24……歯車、27……固定歯車

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋盤にNCによりZ軸移動位置決め可能に設
    けられたオフセット穴明けユニット本体に本機主軸と同
    心かつ回転可能に設けられた対向主軸部材と、該対向主
    軸部材に軸心に対して所定のオフセット量を有し回転可
    能に設けられた回転工具軸と、該回転工具軸を回転する
    駆動部材と、前記対向主軸部材を前記本機主軸に対して
    同期回転させる同期回転部材とを含んでなり、主軸回転
    中にオフセット穴明け加工ができることを特徴とするオ
    フセット穴加工装置。
JP2038967A 1990-02-20 1990-02-20 オフセット穴加工装置 Expired - Lifetime JP2521552B2 (ja)

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JPH03245929A JPH03245929A (ja) 1991-11-01
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CN102476280B (zh) * 2010-11-22 2015-07-15 福州钜立机动车配件有限公司 一种加工连杆的钻油孔和切割大头孔的组合机床

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JPH03245929A (ja) 1991-11-01

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