JP2520242Y2 - 雨水集水装置 - Google Patents

雨水集水装置

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JP2520242Y2
JP2520242Y2 JP1991039544U JP3954491U JP2520242Y2 JP 2520242 Y2 JP2520242 Y2 JP 2520242Y2 JP 1991039544 U JP1991039544 U JP 1991039544U JP 3954491 U JP3954491 U JP 3954491U JP 2520242 Y2 JP2520242 Y2 JP 2520242Y2
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JP
Japan
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water
roof
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water collecting
rainwater
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JP1991039544U
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Inventor
實 白仁田
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株式会社聖産業
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/108—Rainwater harvesting

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  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、建物の屋根に降下する
雨水を、たとえばプールへの給水等に利用するため、貯
水槽に集水する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】屋根に降下した雨水は、雨樋により側溝
に排水したり、大型の水槽に貯水して、防火用水や晴天
時の庭園や樹木への散水に利用しているのが現状であ
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら構築物と
しての屋根が大きいと、大雨の時、雨水が雨樋や側溝あ
るいは水槽より溢れて、周囲を水浸しにすることがあ
り、この傾向は自然な地下浸透の少ない都会地程大きい
不都合があった。
【０００４】本考案は、雨水を一旦屋根面で貯溜状態と
した後、大型の貯水槽に貯水して、たとえば、プールへ
の給水あるいは屋根面に再循環してソーラーシステム等
に積極的に活用することにより、上述の問題点を解決す
ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の目的を
達成するため、建物の屋根の棟木材４と直交して傾斜す
る互いに平行をなす多数の垂木材６と各垂木材６と直交
して水平をなす多数の梁材５に囲まれた空間の下端に、
屋根板７を水密に張設して屋根を形成するとともに、屋
根上に多数の集水枠１０を形成し、各垂木材６の下部側
に通水孔１１を透設して屋根の水平方向端部の各通水孔
１１を集水パイプ１２をもって貯水槽１３に連結して、
大雨時の雨水を余すことなく貯水するようにして雨水集
水装置を構成してある。
【０００６】
【作用】本考案の装置は、屋根板上の各集水枠１０に溜
った雨水が通水孔１１と集水パイプ１２を経て、貯水槽
１３に流下して貯水される。
【０００７】集水枠１０は屋根の全面にわたって、傾斜
方向に多段に設けてあり、各段の集水枠１０ごとに集水
パイプ１２が設けてあるので、大雨が降っても、雨水が
屋根の傾斜方向の下端より流下することはない。
【０００８】
【実施例】図面は本考案をプールドームに適用した場合
を示すもので、１は固定ドーム、２は矢印方向に移動さ
せうる移動ドームである。
【０００９】各ドーム１、２の両端の、ドーム形に湾曲
する枠材３、３の頂部には、角パイプ状（図示省略）の
棟木材４が、また頂部両側の傾斜部には、棟木材４と平
行をなす多数のＨ型鋼よりなる梁材５…が架設されてい
る。
【００１０】両枠材３、３の間には、枠材３と平行をな
して棟木材４および各梁材５と直交する、Ｔ型鋼よりな
る多数の垂木材６…が固設されている。
【００１１】図２に示すように、各梁材５と垂木材６に
囲まれた空間の下端には、透細なポリカーボネート製の
屋根板７がはめ込まれて、その四辺が梁材５の下片５ａ
とその上方に横向突設した押え板８の間、および垂木材
６の下片６ａ上に支持され、コーキング材９により水密
が保持されて、上面に多数の集水枠１０を備える屋根が
形成されている。
【００１２】水平方向に並ぶ各集水枠１０同志は、各垂
木材６の下端に穿設した通水孔１１により連通し、図１
に示すように、両端の通水孔１１は集水パイプ１２によ
り、屋外に構築した貯水槽１３に連結されている。
【００１３】上述の装置は、降雨により各集水枠１０に
溜った雨水は、直ちに各通水孔１１と各集水パイプ１２
を経て、貯水槽１３に流入して貯水され、必要に応じて
ポンプ１４により、ドーム内のプール（図示省略）に補
給される。
【００１４】本装置は、多数の集水枠１０…が屋根の全
面にわたって、傾斜方向に多段に設けてあり、各段毎に
集水パイプ１２が設けてあるので、大雨が降っても、雨
水が傾斜する屋根の下端より流下することはない。
【００１５】なお、本考案の装置は、上述のプール給水
用だけではなく貯水槽１３から前記集水枠１０にポンプ
１４を用いて揚水し、これを太陽で加熱して用いても良
く、あるいは公園や樹木等への散水に利用することもで
きる。
【００１６】
【考案の効果】本考案の装置は上述のように、使用した
屋根が大型であっても、大雨により雨水が屋根の下端よ
り流下することがなく、従って建物の周囲が水浸しにな
ることもなく、プールへの給水等各方面に積極的に活用
しうるので、特に大型の屋根に使用して効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案装置を使用したプールドームの斜視図で
ある。
【図２】本考案装置の要部の縦断側面図である。
【図３】本考案装置の要部の斜視図である。
【符号の説明】
１ 固定ドーム ２ 移動ドーム ３ 枠材 ４ 棟木材 ５ 梁材 5a 下片 ６ 垂木材 6a 下片 ７ 屋根板 ８ 押え板 ９ コ−キング材 10 集水枠 11 通水孔 12 集水パイプ 13 貯水槽 14 ポンプ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 棟木材と直交して傾斜する互いに平行を
    なす多数の垂木材と、各垂木材と直交して水平をなす多
    数の梁材に囲まれた空間の下端に、屋根板を水密に張設
    して集水枠を形成した屋根の、各垂木材の下部側に通水
    孔を設け、屋根の水平方向端部の各通水孔を集水パイプ
    をもって貯水漕に連結した雨水集水装置。
JP1991039544U 1991-05-01 1991-05-01 雨水集水装置 Expired - Lifetime JP2520242Y2 (ja)

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JPH04126959U JPH04126959U (ja) 1992-11-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143321U (ja) * 1984-08-24 1986-03-20 松下電工株式会社 屋根
JPH0344843Y2 (ja) * 1988-06-20 1991-09-20

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JPH04126959U (ja) 1992-11-19

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