JP2519402Y2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

Info

Publication number
JP2519402Y2
JP2519402Y2 JP7661891U JP7661891U JP2519402Y2 JP 2519402 Y2 JP2519402 Y2 JP 2519402Y2 JP 7661891 U JP7661891 U JP 7661891U JP 7661891 U JP7661891 U JP 7661891U JP 2519402 Y2 JP2519402 Y2 JP 2519402Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side cutter
main body
blade
body case
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7661891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0526070U (ja
Inventor
喜代隆 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7661891U priority Critical patent/JP2519402Y2/ja
Publication of JPH0526070U publication Critical patent/JPH0526070U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519402Y2 publication Critical patent/JP2519402Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、本体ケースの一面に
主刃の駆動スイッチを備え、他面にサイドカッターの動
作スイッチを備えた電気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりきわぞり用のサイドカッターを
備えた電気かみそりが知られている。このサイドカッタ
ーは電気かみそり本体ケースの側面に形成されている。
またサイドカッターを使用状態と非使用状態とに切り替
える動作スイッチについても本体ケースの側面に形成さ
れることが多い。一方、電気かみそりの主刃の駆動スイ
ッチは、操作がしやすいように本体ケースの側面に形成
されるのが通例である。このため、サイドカッタ−の動
作スイッチと主刃の駆動スイッチとを本体ケースの同一
面に形成して操作性を良くしたものがある。しかしなが
ら、両方のつまみを同一面に形成すると、本体ケース内
部の電気接点構造や、サイドカッタ−を使用状態とする
ための連結機構等が近接して配置されるために、内部構
造が複雑になったり、またその結果、スイッチつまみが
大きくできない等の問題があった。従って、サイドカッ
タ−の動作スイッチと主刃の駆動スイッチとを各々本体
ケースの両側面に別々に形成した電気かみそりが開発さ
れている。このような電気かみそりはプリント基板等に
配置される電気接点とサイドカッターの連結機構とが各
々別々に本体内部に配置させることができるので、本体
ケースの内部構造が簡単になって、またスイッチつまみ
を大きくすることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な電気かみそりは、主刃の駆動スイッチ側に、プリント
基板の一方の面に形成した接点箔面を対向させて、電気
接点がスライド切り替えされるようになっている。従っ
て、サイドカッターの動作スイッチ側には、プリント基
板の接点箔面が対向されないので、サイドカッターの動
作スイッチと連動して電気接点を切り替えるといったこ
とができない。このため、例えばひげの濃さに応じてモ
ータの回転数を変えるようなファジ−制御機能付きの電
気かみそりでは、ファジ−制御する必要のないサイドカ
ッター使用時にもファジ−制御回路を切ることができ
ず、電池容量を無駄に消費することになる。
【0004】この考案は、前記した事情に鑑みてなされ
たものであり、本体ケースの一面に主刃の駆動スイッチ
を備え、他面にサイドカッターの動作スイッチを備えた
電気かみそりにおいて、サイドカッターの動作スイッチ
と連動して電気接点を切り替えることを可能にしたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、本体ケース
の一面に形成された主刃の駆動スイッチと、本体ケース
の他面に形成されたサイドカッターの動作スイッチと、
本体ケースに内蔵されたプリント基板とよりなり、プリ
ント基板は一方の面に第1の接点箔及び第2の接点箔を
印刷形成すると共に、第2の接点箔上をスライドする接
片支持板を備え、主刃の駆動スイッチ及びサイドカッタ
ーの動作スイッチのどちらか一方は前記第1の接点箔上
をスライドする電気接片を備え、どちらか他方は前記接
片支持板と連結する連結片を備えることによって前記課
題を解決する。
【0006】
【作用】この考案によれば、主刃の駆動スイッチ及びサ
イドカッターの動作スイッチのどちらか一方に備えられ
た電気接片が、第1の接点箔上をスライドして電気接点
を切り替える。一方、どちらか他方に備えられた連結片
が、接片支持板をスライド移動させて第2の接点箔上を
スライドして電気接点を切り替えることができる。
【0007】
【実施例】以下この考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
【0008】この実施例に示された電気かみそりは、内
刃と外刃で構成される主刃が2組備えられており、互い
に並行に配置されている。またモータ回転数はファジ−
推論によって制御されており、ひげの濃淡を判断して最
適なモータ回転数を決定するようになっている。
【0009】1a及び1bは2分割された本体ケース
で、かみそり駆動用のモータとモータの駆動電源として
のニッケルカドミウム電池2が内装されている。またモ
ータ出力軸にはモ−タの回転運動を往復運動に変換する
一対の振動子3が連結されている。この一対の振動子3
は各々内刃台4,5を載置している。またこの内刃台
4,5は互いに逆方向に往復運動するようになってい
る。さらに内刃台4,5はリンク部材6によって連結さ
れている。従って、一方の内刃台が皮膚に押し当てられ
てかみそり内部に退避すると他方の内刃台がそれに応じ
て突出し、互いにシーソー運動するようになっている。
内刃台4,5は各々本体ケースの上端に設けられた外刃
7と圧接する状態にバネ付勢されている。また本体ケー
ス1aの表面には上下にスライドする駆動スイッチ8が
設けられ、上動した状態でかみそりを駆動状態とし、下
動した状態で駆動をオフする。他方のケース1bの表面
にはサイドカッタ−ユニット9が設けられている。この
サイドカッタ−ユニット9は、固定刃と可動刃とよりな
るきわぞり刃10と、ユニット9の上下スライドつまみ11
と、前記振動子3の往復運動を前記可動刃へ伝達する駆
動伝達レバ−12と、前記スライドつまみ11の上下操作に
応じてきわぞり刃10を突出・収納させるための反転レバ
−13とより構成されている。サイドカッタ−ユニット9
は、前記スライドつまみの操作によって上下スライド可
能であり、ユニット9を上動させると、きわぞり刃10が
本体ケースから開く方向に突出すると共に、前記振動子
3の往復運動が伝達されて駆動する。一方、ユニット9
を下動させると、きわぞり刃10が本体ケースに沿って収
納され、またこのとき振動子3の往復運動が伝達されな
いようになっている。
【0010】さてサイドカッタ−ユニット9は裏面に3
個の係合爪14を突出させており、この係合爪14が本体ケ
ース1bに形成されたスリット孔15内に挿入係合される
ことにより、サイドカッタ−ユニット9が本体ケース1
bに保持される。また前記スリット孔15の上方は阻止片
16及び張出片33が本体ケース1bと一体的に形成されて
いる。これによってスリット孔15,15の上方は幅が狭
く、下方は前記係合爪14に対して十分に幅寸法が大きく
なっている。
【0011】ところで、このサイドカッタ−ユニット9
は前記スリット孔15の下方位置において係合爪14が挿入
係合される。このとき係合爪14は、スリット孔15下方の
幅寸法が十分に大きくなっているので、スリット孔内で
の係合爪の弾性変形を可能にし、容易に組付けができ
る。一方、サイドカッタ−ユニット9を使用するとき
は、スライドつまみ11の上動操作によってきわぞり刃10
が突出して使用可能状態となる。ここで、きわぞり刃の
使用時や掃除をする時などに、サイドカッターユニット
9全体が倒れる方向、即ち前記係合爪14の係合解除方向
に外力が加わったとしても、前記スリット孔15の上方に
は前記阻止片16及び張出片33が形成されているので、係
合爪14はその上動時に、スリット孔15の側壁と阻止片16
及び張出片33とによって挟まれる格好になり、係合爪の
係合解除方向への変形を接当阻止する。
【0012】さて、17はプリント基板であり、図1にお
いて図示された面には導電箔がプリントされている。一
方図示されない裏面には、前記ニッケルカドミウム電池
2や各電装部品が実装されている。このプリント基板17
の導電箔をプリントした面は駆動スイッチ8側に対向す
るように配置されている。またこの面には第1の接点箔
18と第2の接点箔19が設けられている。駆動スイッチ8
の裏面には電気接片20が設けられており、この電気接片
20が第1の接点箔18上をスライドして接点をオンオフす
る。
【0013】一方21はプリント基板17にスライド自在に
取りつけられた接片支持板である。この接片支持板21は
プリント基板17の両側部を一部切り欠いて、切り欠いた
部分の側面を一対の係合爪31が挟持することによって支
持されている。接片支持板21は前記第2の接点箔19上を
スライドしてオンオフするようになっている。また接片
支持板21には係合孔22が形成されている。
【0014】23は連結片であり、前記係合孔22に係合さ
れる係合爪24が形成されている。またこの連結片23に設
けた透孔32が、前記スリット孔15を介して前記サイドカ
ッタ−ユニット9の裏面に設けられた係合爪14に係合さ
れる。従って、サイドカッターユニット9のスライドつ
まみ11の操作と一体的に移動する。連結片23は下方に二
又状の弾性脚片25を備えており、本体ケース1bの裏面
に立設されたボス26に節度的にスライドする。その結
果、スライドつまみ11のスライド操作に連動して、前記
接片支持板21がスライド移動し、前記第2の接点箔19を
オンオフ切り替える。ところでこの考案の電気かみそり
は、ひげそり時に最適なモータ回転数を得るために、モ
ータ回転数をファジ−制御している。即ち、モータの負
荷電流を検出することによって、ひげの濃淡等を判断し
てファジ−制御によってモータの回転数を決定する。一
方きわぞり刃10を使用するときはほとんどモータの負荷
電流は変動しない。従ってモータの回転数はほぼ一定値
で駆動される。このため、きわぞり刃10を使用するとき
は、モータの回転数を決定するファジ−制御を必要とし
ないので、電池容量の無駄な消費を抑えるためにファジ
−制御回路を動作させないようになっている。この切り
替えスイッチが前記第2の接点箔19となっており、前記
スライドつまみ11の操作に連動して、きわぞり刃10が突
出したときはファジ−制御回路が働かないようになって
いる。
【0015】
【考案の効果】以上のようにこの考案によれば、本体ケ
ースの一面に主刃の駆動スイッチを備え、他面にサイド
カッターの動作スイッチを備えた電気かみそりにおい
て、本体ケースの内部構造が簡単で、またスイッチつま
みを大きくすることを可能にしながら、サイドカッター
の動作スイッチと連動して電気接点を切り替えることが
できる。このため、例えばひげの濃さに応じてモータの
回転数に変えるようなファジ−制御機能付きの電気かみ
そりにおいて、ファジ−制御する必要のないサイドカッ
ター使用時にサイドカッターの動作スイッチと連動して
ファジ−制御回路を切ることができ、電池容量を無駄に
消費することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気かみそりの分解斜視図である。
【図2】サイドカッタ−上動時の切欠正面図である。
【図3】サイドカッタ−上動時の切欠側面図である。
【図4】サイドカッタ−下動時の切欠正面図である。
【図5】サイドカッタ−下動時の切欠側面図である。
【図6】aはサイカッタ−下動時の、bは上動時の各々
動作概念図である。
【符号の説明】
1a,1b 本体ケース 3 振動子 8 駆動スイッチ 9 サイドカッタ−ユニット 10 きわぞり刃 11 スライドつまみ 12 駆動伝達レバ− 13 反転レバ− 14 係合爪 15 スリット孔 16 阻止片 17 プリント基板 18 第1の接点箔 19 第2の接点箔 20 電気接片 21 接片支持板 22 係合孔 23 連結片 24 係合爪 25 弾性脚片 26 ボス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの一面に形成された主刃の駆
    動スイッチと、本体ケースの他面に形成されたサイドカ
    ッターの動作スイッチと、本体ケースに内蔵されたプリ
    ント基板とよりなり、プリント基板は一方の面に第1の
    接点箔及び第2の接点箔を印刷形成するとともに、第2
    の接点箔上をスライドする接片支持板を備え、主刃の駆
    動スイッチ及びサイドカッターの動作スイッチのどちら
    か一方は前記第1の接点箔上をスライドする電気接片を
    備え、どちらか他方は前記接片支持板と連結する連結片
    を備えたことを特徴とする電気かみそり。
JP7661891U 1991-09-24 1991-09-24 電気かみそり Expired - Lifetime JP2519402Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7661891U JP2519402Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7661891U JP2519402Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 電気かみそり

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0526070U JPH0526070U (ja) 1993-04-06
JP2519402Y2 true JP2519402Y2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=13610342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7661891U Expired - Lifetime JP2519402Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 電気かみそり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519402Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3609569B2 (ja) * 1997-01-31 2005-01-12 三洋電機株式会社 電気かみそり

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0526070U (ja) 1993-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0147134B1 (en) Electric hair clipper
JPH02145552U (ja)
JPH04117986A (ja) 電気バリカン
JP2519402Y2 (ja) 電気かみそり
JP2838027B2 (ja) 電気ひげそり器
JP2602383B2 (ja) 往復動式電気かみそり
JPH05146562A (ja) 往復動式電気かみそり
JPH0669513B2 (ja) バリカン
JPS5830072B2 (ja) 振動式電気かみそり
JPH0531262A (ja) 電気かみそり
JPS6110621Y2 (ja)
JP4080018B2 (ja) 電気かみそり
JPS6117728Y2 (ja)
JPH0122616Y2 (ja)
JPH0122617Y2 (ja)
JPS6117725Y2 (ja)
JPH06304346A (ja) ロータリ式電気かみそり
JP3448419B2 (ja) 電気かみそり
JP2659207B2 (ja) トリマー付き電気かみそり
JPH061108Y2 (ja) 電気かみそり
JP3463139B2 (ja) ロータリ式電気かみそり
JP3786720B2 (ja) ロータリ式電気かみそり
JPH03146085A (ja) 電気かみそり
JPS6134669Y2 (ja)
JPH0796085A (ja) 電気かみそり