JP2519156Y2 - 表ぶた付腕時計 - Google Patents

表ぶた付腕時計

Info

Publication number
JP2519156Y2
JP2519156Y2 JP5620490U JP5620490U JP2519156Y2 JP 2519156 Y2 JP2519156 Y2 JP 2519156Y2 JP 5620490 U JP5620490 U JP 5620490U JP 5620490 U JP5620490 U JP 5620490U JP 2519156 Y2 JP2519156 Y2 JP 2519156Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front lid
front cover
hinge
lid
wristwatch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5620490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0415089U (ja
Inventor
勝信 井口
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セイコー電子工業株式会社 filed Critical セイコー電子工業株式会社
Priority to JP5620490U priority Critical patent/JP2519156Y2/ja
Publication of JPH0415089U publication Critical patent/JPH0415089U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519156Y2 publication Critical patent/JP2519156Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、表ぶたを裏ぶた下面へも係止できるよう
にした表ぶた付腕時計に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、表ぶた付腕時計において、前記表ぶたは
胴上面を覆いかぶさる表ぶた体と表ぶたの開閉を行う蝶
番体により構成されており、前記表ぶた体と蝶番体はね
じなどによって連結され回転自在となっている。更に前
記蝶番体には一側にクリックボールとクリックばねとよ
りなるクリック部材が挿入され、また表ぶた下面には、
そのクリックボールを落ち着かせるざぐり穴が明いてい
る。このようにして成る表ぶたを、胴にCパイプにより
回転自在に保持し、胴にセットされたばね付ボタンによ
りなる押動部材により蝶番体の他側が係合し押出される
ように構成される。
以上のような機構から表ぶたを裏ぶた下面方向に返し
て係止できるようにした。
〔従来の技術〕 従来の構造では、表ぶたを時計の裏面側に係止するた
めに特別の工夫を凝らした機構はなく、あくまで表ぶた
付腕時計としてのドレスウォッチとして発展していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし従来の構造では、ドレスウォッチとして時刻を
確認したいときだけに、表ぶたを開けて見ることしかで
きず、実用的に何時でも時刻を見たい時には表ぶたを開
けておかなければならず、かえって厄介な物となってし
まっていた。
また、従来の表ぶた付時計で、表ぶたの可動域を広げ
て裏ぶたが覆えるようにしたところで、そのままでは表
ぶたが裏ぶた側を覆った際に表ぶたの裏面が外側に露出
してしまい、外観も悪く、また、通常皿条に形成されて
いる表ぶたの縁部が肌に食い込んで着用感を著しく損な
ってしまう。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するためにこの考案は、表ぶたを表ぶ
た体と蝶番体に分け、表ぶた体はねじと蝶番体の間で回
転可能にし、表ぶたを開けた状態で表ぶたを返し、裏ぶ
た下面にセットし係止できるようにした機構を表ぶた付
腕時計に持たせたものである。
〔作用〕
上記の構成としたので、表ぶたを開けた状態で、蝶番
体に対して表ぶたを半回転旋回させてそのまま裏ぶたの
下面に持ってくると、蝶番体に取り付けられた表ぶたの
旋回機能を操作することにより、表ぶたはその裏面を内
部にした状態で腕時計の裏ぶたに係止される。
〔実施例〕
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この考案の蝶番部の断面図を示し、第2図は
蝶番部側面図、第3図は蝶番部の上面と下面からの平面
外視図を示している。胴1aの蝶番部方向には、穴が明け
られており、パイプ2が打ち込まれている。前記パイプ
2にはボタン5が入れられ、耐水性およびスライドをス
ムーズにするためにボタンパッキン6が入っている。ま
た胴蝶番部1bには穴が明いており、C型パイプ3がしめ
しろを持って打ち込まれる。この際C型パイプ3は蝶番
体8の中間部に設けた穴に同時に差し込まれ、蝶番体8
はフリーに可動する。この可動を規正するために前記ボ
タン5にばね4を入れることによって、ボタン5は絶え
ず蝶番体8を押しているのでガタ付くことはなくなる。
表ぶた7aには蝶番体8と連結するために表ぶた基部7bを
持ち、小ねじ11によって止められる。この際小ねじ11は
表ぶた基部7bを蝶番体8とはさみ込んでいるだけで、表
ぶた7aは平面方向に対し、前記小ねじ11を回転中心とし
て自由に旋回する。しかし、位置を決めるために表ぶた
基部7bにはざぐり穴7cが明けられており、先に蝶番体8
にかしめ入れられたクリックボール9とそのクリックボ
ールを押上げるクリックばね10によって表ぶたは180度
回転した位置に位置決め可能に規制される。これによっ
て、表ぶたを時計の裏面に重ねる操作が容易になる。蝶
番体8の表ぶた基部7a側と反対側には蝶番体8の回転位
置を規制する係止部が設けられ、ボタン5と協働して回
転角度を規制する。
第4図および第5図は表ぶたの作動図を示し、第6図
は表ぶた係止図を示す。第4図は表ぶた7aを開いた状態
であり、この時点で表ぶた7aを回転させ、第5図に示す
状態にする。更に第6図のように表ぶた7aを返すことに
よって、裏ぶた12を囲むように係止される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、ドレスウォッチと
しての表ぶた付腕時計本来の使用は勿論、表ぶたを時計
の裏ぶたに係止することにより通常の腕時計としても使
用できる。その際、蝶番体の取付部は表ぶたが旋回可能
な機構であるため、通常の腕時計として使用する際に
も、表ぶたの裏側が常に時計の内側に向くように係止で
きる。そのために腕時計の何れの使用に当たっても、外
観を損なうことなく、装着感の上からも優れたファッシ
ョン時計とすることができる。なお、クリック部材を表
ぶた取付部に設けて、表ぶたを180度回転した位置に位
置決め可能にすれば、時計の裏面に表ぶたを重ねる操作
が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の蝶番部断面図、第2図はこの考案の
蝶番部側面図、第3図はこの考案の蝶番部平面の上下面
外視図、第4図および第5図は作動状態を示す、第6図
は表ぶた係止状態を示す図である。 1a……胴、1b……胴蝶番部 2……パイプ、3……C型パイプ 4……ばね、5……ボタン 6……ボタンパッキン 7a……表ぶた、7b……表ぶた基部 7c……表ぶたざぐり穴 8……蝶番体 9……クリックボール 10……クリックばね 11……小ねじ、12……裏ぶた 13……文字板、14……ガラス 15……ムーブメント

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計胴の側面に回転自在に保持された蝶番
    体と、 前記蝶番体に取り付けられ、開閉自在に設けられた表ぶ
    たと、 前記時計胴の側面に設けられ前記蝶番体を押圧する押動
    部材とを有する表ぶた付腕時計において、 前記蝶番体は、その一側に表ぶたを旋回自在に取付ける
    表ぶた取付部が設けられ、かつ、その他側に前記押動部
    材と協働して回転角度を規制する係止部が設けられてい
    ることを特徴とする表ぶた付腕時計。
JP5620490U 1990-05-28 1990-05-28 表ぶた付腕時計 Expired - Lifetime JP2519156Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5620490U JP2519156Y2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 表ぶた付腕時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5620490U JP2519156Y2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 表ぶた付腕時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0415089U JPH0415089U (ja) 1992-02-06
JP2519156Y2 true JP2519156Y2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=31579824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5620490U Expired - Lifetime JP2519156Y2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 表ぶた付腕時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519156Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004101286A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Seiko Instruments Inc 開閉蓋付き携帯機器及び携帯時計用時計外装組立

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0415089U (ja) 1992-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4390289A (en) Timepiece with multifunctional member
JP2519156Y2 (ja) 表ぶた付腕時計
JPH0319253Y2 (ja)
JPH0722918Y2 (ja) 電子機器
JP2603598Y2 (ja) リバーシブル時計
JPH0620153Y2 (ja) 目覚し時計
JPH0111125Y2 (ja)
JPS6419829U (ja)
JPH0218217Y2 (ja)
JPS6329444Y2 (ja)
JPS6244661Y2 (ja)
JPH0244452U (ja)
JPS63100254U (ja)
JPH03117675U (ja)
JPH0399472U (ja)
JPH0421330U (ja)
JPS6413767U (ja)
JPS62182011U (ja)
JPS62167294U (ja)
JPS6316956U (ja)
JPH0318591U (ja)
JPS6335221U (ja)
JPS6374200U (ja)
JPS6152286U (ja)
JPH0165720U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term