JP2519001B2 - タスク制御サブシステム及びタスクの処理の調整方法 - Google Patents

タスク制御サブシステム及びタスクの処理の調整方法

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JP2519001B2 JP4181210A JP18121092A JP2519001B2 JP 2519001 B2 JP2519001 B2 JP 2519001B2 JP 4181210 A JP4181210 A JP 4181210A JP 18121092 A JP18121092 A JP 18121092A JP 2519001 B2 JP2519001 B2 JP 2519001B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対話型マルチタスキング
・データ処理システムに係り、より詳細に言えば上述の
データ処理システムにおいて特定のタスクを管理するこ
とに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明を説明する目的のために、対話型
マルチタスキング・データ処理システムは入力装置(例
えば、キーボード、マウス等)及び出力装置(例えば、デ
ィスプレイ)を通じて個々のユーザと対話することので
きるシステムであると定義する。マルチタスキング・デ
ータ処理システムは多重処理タスクに関連するデータを
システムのメモリ(ディスクやランダム・アクセス・メ
モリ(RAM)など)中に待ち行列にすることができ、これら
を同時に処理することのできるコンピュータ・システム
である。
【0003】対話型マルチタスキング・データ処理シス
テムにおいて、共通の特別な機能を制御するソフトウェ
アのリソースは大きな記憶装置スペースが必要である。
例えば、IBMオペレーティング・システム/2、(OS/2)のマ
ルチタスキング・データ処理システムは、システムのデ
ィスプレイの信号の行列を管理するプレゼンテーション
・マネジャ(PM)サブシステム及びシステムのプリント・
ジョブの行列を管理するスプーラ・サブシステムを含ん
でいる。これらのサブシステムは、データ処理システム
の中で、1メガバイト以上の記憶装置スペース(永久的な
システムのディスクと動作中のみ有効なRAMの両方を含
む)を占めている。このようなコンピュータ・システム
のネットワークにおいて、これらのサブシステムの複数
のコピーをネットワークのコンピュータ・ステーション
に(ステーションのディスク及びステーションのRAMの中
に)記憶することが要求される。
【0004】通常は待ち行列に基づいて処理されるタス
ク以外の特別なタスクを待ち行列に基づいて管理するた
めに、現行のオペレーティング・システムをどのように
して効率良く適用するかが現在解決されねばならない問
題である。
【0005】本発明で与えられる解決方法は、通常のタ
スク以外のタイプの管理されるべきタスクの各タイプ毎
に特別な制御ユーティリティを与えることであり、この
特別な制御ユーティリティ自身は、関連するタスクに関
してディスプレイ及び待ち行列の管理機能を制御する能
力を持つてはいないが、このような各制御ユーティリテ
ィと、現行のプレゼンテーションおよび待ち行列管理サ
ブシステムとの間のインタフェースを与え、これにより
後者の管理サブシステムは関連するタスクに関して必要
とされるディスプレイ及び待ち行列の管理機能を与える
ように制御される。このアプローチの長所は以下の2つ
である。即ち、(1)待ち行列モードでの特別なタスクの
実行を管理するためのサブシステムを開発する時間及び
コストを軽減することができる利点と、(2)データ処理
システムが元来備えているタスクと他のタスクの両方を
管理するためにシステムが必要とする記憶装置スペース
を少なくすることができる利点である。
【0006】ここで説明する実施例の装置は、例えば文
書を走査する通常の装置やファクシミリ受信装置によつ
て発生されるデータのイメージ・データを待ち行列にさ
れたイメージ・データの処理を管理するサブシステムを
構成するために、OS/2オペレーティング・システムを使
用した装置の実施例である。OS/2オペレーティング・シ
ステムそれ自身は、イメージ・データのタスクを管理す
るサブシステムを含んでいない。然しながら、ディスプ
レイを制御する能力や関連データを直接処理するのに必
要な待ち行列制御機能の能力を持たない管理ユーティリ
ティではあるが、イメージ・データを取り扱うことので
きる比較的簡単な制御ユーティリティを与え、そしてそ
のデータ処理システムのプレゼンテーション・マネジャ
・サブシステム及びスプーラ・サブシステムとインタフ
ェースする制御ユーティリティを使用することによつ
て、イメージ・タスクを管理するために効果的に構成さ
れたサブシステムを作ることができる。
【0007】通常はプリンタやプロツタのような出力装
置のためのジョブを待ち行列にするのを管理するに過ぎ
ないスプーラ・サブシステムが、ここでは関連する特別
の処理アプリケーション(例えば、データの表示に適し
た形式への変換、データベースへの分配、プリントのア
プリケーション)のために文書のページのイメージ・デ
ータを待ち行列にするために用いられる。更に、本発明
のタスク制御ユーティリティはスプーラ・サブシステム
に対して透明な(即ち、スプーラ・サブシステムからの
援助を必要としない)待ち行列にされたイメージ・デー
タに直接にアクセスすることができるように構成されて
いる。
【0008】従つて、本発明の制御ユーティリティは、
そのような処理の間でスプーラ・サブシステムを呼び出
さねばならない処理に比べてアクセスされたイメージ・
データに対してより効果的な処理動作を与え、そして制
御ユーティリティが待ち行列にされたイメージ・データ
にアクセスしている間はスプーラ・サブシステムを他の
仕事に自由に使用することができるので、システムはよ
り効果的に動作することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、待ち
行列モードでの特別のタスクの処理を通常は受入れない
現行のマルチタスキング・データ処理システム内で、特
別のタスクの待ち行列に基づく処理を調整するために効
率的に構成されたタスク管理サブシステムを開発するた
めの基礎を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、現在対象となつてい
るタイプのタスクが待ち行列モードとして通常は処理さ
れないマルチタスキング・データ処理システムにおい
て、特定のタイプのタスクの待ち行列に基づく処理を調
整するための効果的なサブシステムを提供することにあ
り、それぞれの調整用サブシステムは、関連するデータ
処理システム中で比較的小さな記憶装置スペースしか占
めないように構成される。
【0011】本発明の他の目的は、現行のマルチタスキ
ング・データ処理システムにおいては通常は待ち行列に
基づいて処理されれないジョブの待ち行列に基づいた処
理を調整するための特定タスクのタスク管理サブシステ
ムを提供することにある。
【0012】更に、本発明の他の目的は、比較的簡単な
タスク制御ユーティリティに基づいて効果的に特定タス
クのタスク管理サブシステムを作成することにあり、そ
の管理ユーティリティ自身は、ディスプレイの直接制御
や関連するタスクに関する待ち行列管理機能の能力はな
いが、現行のサブシステムに対するインタフェースを含
んでおり、このインタフェースを通じてこれらの管理機
能の間接的な制御が達成される。
【0013】本発明の他の目的は、通常は特定の性質の
タスクを待ち行列に基づいて処理しない現行のマルチタ
スキング・データ処理システムにおいて、待ち行列に基
づいて特定の性質のタスクを管理するためのサブシステ
ム及び関連する方法を提供することにある。
【0014】本発明の実施例に関連して説明すると、本
発明の目的は、OS/2オペレーティング・システムの現行
のバージョンにおいて、イメージ処理タスクの待ち行列
に基づく管理を与えることにある。
【0015】これに関連する本発明の他の目的は、単純
化された制御ユーティリティによつてイメージ処理のよ
うなタスクの管理を与えることにあり、その制御ユーテ
ィリティ自身は、ディスプレイの直接制御及びこれらの
タスクに関する待ち行列管理機能を持たないが、オペレ
ーティング・システムの現行のプレゼンテーション・マ
ネジャ及びプリント・スプーラ・サブシステムに対する
インタフェースを有し、このインタフェースにより、こ
れらの機能が間接的に制御可能となる。
【0016】本発明の他の目的は、プリント・スプーラ
・サブシステムに対して透明なモードにおいて関連タス
クに関する待ち行列にされた仕事のデータに対するアク
セスを直接に制御する能力を与えることにある。
【0017】上述の制御ユーティリティによつて取り扱
われるジョブのデータは、例えば、文書を走査する装置
や、イメージ読取り装置やファクシミリ受信装置等によ
つてシステムのコンピュータ・ワークステーションにお
いて通常発生される文書イメージのページを含んでい
る。
【0018】本発明の他の目的は、関連する管理ユーテ
ィリティによる直接アクセスが容易になるように、スプ
ーラ・サブシステムの中の待ち行列中のイメージ・デー
タのようなデータを含むジョブ・ファイルを組織化する
ことにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例におい
て、文書のイメージ・データ(例えば、文書の走査用装
置やイメージ読取り装置やファクシミリ通信装置などに
よつて発生されるイメージ・データ)の待ち行列の処理
を管理するためのタスク管理サブシステムは、OS/2オペ
レーティング・システムの現行のバージョンのプレゼン
テーション・マネジャ(PM)サブシステム及びプリント・
スプーラ・サブシステムに対して独特のインタフェース
を含んでいる。イメージ・タスク・サブシステムそれ自
身は、関連するイメージ処理のジョブに関するディスプ
レイを直接に制御したり待ち行列の管理機能を行なう能
力は持たないが、OS/2のプレゼンテーション・マネジャ
・サブシステム及びスプーラ・サブシステムに対する特
別なインタフェースを通じて間接的にこれらの機能を制
御する。
【0020】従つて、プリント・ジョブまたはプロツト
・ジョブに関連する待ち行列及びそのようなジョブに関
するジョブの待ち行列の状態を表示することのみを通常
管理するスプーラ・サブシステムが、本発明に従つたタ
スク制御ユーティリティにより、走査されたイメージ・
データに関するジョブのような他のタイプのジョブに関
連するデータの待ち行列及びその待ち行列内のプリント
・プロット・ジョブ及び他のジョブに関するジョブ状態
の表示を管理するようにされる。
【0021】ここで説明するイメージを処理するジョブ
に加えて、種々のタイプの非プリント・プロット・ジョ
ブの管理に対して本発明を拡張することはこの道の専門
家には容易に推考することができる事柄である。従つ
て、特別なタイプの種々のタスクが通常は待ち行列に基
づいて処理されないマルチタスキング・データ処理シス
テムにおいて、特別のタイプの種々のタスクの待ち行列
に基づく処理を管理するためのサブシステムが与えられ
る。通常は1つの特定のタイプのジョブ、例えば、プリ
ント・ジョブを待ち行列にすること及びそれぞれの待ち
行列の状態を表示することを管理するためのインタフェ
ースを現行の待ち行列管理サブシステムに与えることに
よつて上述のサブシステムが与えられ、これにより、関
連する特別のタスクのためのジョブの待ち行列及び関連
する待ち行列の状態の表示が上述のインタフェースを介
して間接的に管理される。
【0022】本発明の特徴は、関連するジョブを含む関
連する待ち行列に対して、本発明の対象であるタスク制
御手段が直接に、即ちそれぞれのジョブの待ち行列の管
理及び関連する待ち行列の状態の表示を間接に制御する
サブシステムからの援助を受けないでアクセスすること
ができ、これにより関連する待ち行列のジョブのデータ
は処理のために効果的に取り出すことができる。
【0023】関連する各ジョブ・ファイルと共に特別の
ページ・インデックス及びページ・カウント情報を記憶
することによつて、文書のページのイメージ・データに
関して上述の直接アクセスが容易になる。これらの機能
はそれぞれのジョブの成分要素を形成する個々の文書の
ページの記憶装置位置の待ち行列を指し示す。
【0024】本発明がネットワークの環境に適用された
時、本発明はネットワークのすべてのコンピュータ・ス
テーションにおいて関連するジョブの待ち行列を作るこ
と、種々のコンピュータ・ステーションにおける関連す
るジョブの待ち行列の状態を表示することの取り扱いを
調整する能力を与える。サーバ・ステーションにある待
ち行列の状態はすべてのステーションで目視可能であ
る。他のステーションにある待ち行列の状態は他のそれ
ぞれのステーションにおいてのみ目視可能である。
【0025】
【実施例】図1及び図2は、本発明を適用することのでき
る現行のマルチタスキング・データ処理システムの環境
を表わした相互接続したコンピュータ・ステーション1
乃至3のネットワークを示す図である。また、本発明は
ネットワークに接続されないコンピュータ・ステーショ
ンにも用いることができる。図1には、3つのコンピュー
タ・ステーションしか示されていないけれども、コンピ
ュータ・ステーションの代表的なネットワークは遥かに
多数のコンピュータ・ステーションを含むことができ
る。
【0026】図1において、コンピュータ・ステーショ
ンの間の通信リンクは折れ曲がつた線4乃至6で示されて
いる。これらのコンピュータ・ステーションは、コンピ
ュータ・システム7乃至9と、夫々のステーションのシス
テムのユーザによつて目視することのできるディスプレ
イ・モニタ10乃至12と、独立したプリンタと、独立した
キイボード16乃至18と、独立した記憶装置サブシステム
(その1つが参照数字19で示されている)とを含んでい
る。各記憶装置サブシステムはディスク駆動装置(ハー
ド・ディスクあるいはフロツピ・ディスク)とランダム
・アクセス・メモリ(RAM)とを含んでいる。これらのコ
ンピュータ・ステーションは同じ構成を持つものとして
示されているが、代表的な環境または実際的なネットワ
ークの環境においては、これらのコンピュータ・ステー
ションは異なる構成であってもよく、また1つのコンピ
ュータ・ステーションは他のコンピュータ・ステーショ
ンに対するサーバとして構成されてもよい。
【0027】通常、各ステーションのコンピュータ・シ
ステムはインストラクションのプログラムを実行するCP
U(中央処理ユニツト)を含んでいる。通常そのようなプ
ログラムは、活動していない時にはディスク(例えば、
サーバのステーションのディスクかあるいはそれぞれの
ローカル・ステーションのディスク)の中にあり、プロ
グラムが活動している時にはRAM装置の中にある。また
そのようなプログラムにより処理されるデータはRAM及
びディスクに記憶されている。1つのステーションにあ
るCPU、ディスク駆動装置及びRAM装置は、1つの筺体の
中に収納することができるし、或は別個の装置とするこ
ともできる。
【0028】本発明で考察する環境では、コンピュータ
・ステーションはIBMのOS/2オペレーティング・システ
ムを代表例とするマルチタスキング能力を有するオペレ
ーティング・システムの制御の下で動作する。これらの
オペレーティング・システムは、ディスプレイ及びプリ
ント・ジョブの待ち行列を作ることに関連する機能をそ
れぞれ管理するためのスプーラ・サブシステム及びプリ
ント・マネジャ(PM)サブシステムを含んでいる。ネット
ワークの環境の下において、これらのサブシステムは、
1つ以上のステーションのディスク駆動装置に半永久的
な形式で記憶されている。サブシステムは、任意のステ
ーションにおいて活動している時には、関連するステー
ションのRAM中に記憶される。
【0029】図2は本発明を適用することのできる代表
的な従来のコンピュータ・ステーション(ネットワーク
型コンピュータまたは独立型コンピュータ)を示す図で
ある。このステーションはOS/2オペレーティング・シス
テムの現行のバージョンによつて管理されるものと仮定
する。このような環境において、アプリケーション・プ
ログラム20はプリンタ21に関するプリント・ジョブの待
ち行列を制御し、そしてディスプレイ・モニタ(ユーザ
インタフェース)22を通してステーションのユーザに対
して関連するジョブの状態の表示を制御するためにオペ
レーティング・システムの上述のスプーラ・サブシステ
ム24及びPMサブシステム23に対するファンクション・コ
ールを介して動作する。
【0030】スプーラ・サブシステム24はプリント・マ
ネジャのエレメント25及び待ち行列プロセツサのエレメ
ント26で示されている。プリント・マネジャ(PM)は、ジ
ョブを待ち行列に入力すること及びジョブを待ち行列か
ら取り除くこととを管理する。待ち行列プロセツサは、
待ち行列及びプリンタ21の間のプリント・ジョブの信号
の転送を管理する。待ち行列にされるべきプリント・ジ
ョブの信号を表わす参照数字20のようなアプリケーショ
ン・プログラムの出力が、デバイス・コンテクスト28及
びプレゼンテーション・マネジャのドライバ・モジユー
ル29を通つてプリント・マネジャに転送され、そして事
前に設定されたスプーラ・サブシステムの中の待ち行列
27(以下スプールの待ち行列と言う。)の中に記憶され
る。このスプールの待ち行列は1つのディスク駆動装置
中の事前に指定されたディレクトリのサブディレクトリ
中に位置付けられる。待ち行列にされたプリント・ジョ
ブは、待ち行列プロセツサ26によつて取り出され、そし
てPMドライバ・モジユール30を介して出力ジョブとして
プリンタのカーネル・デバイス・ドライバ・モジユール
31及びプリンタ21に転送される。
【0031】オペレーティング・システム及びそれに関
連するプレゼンテーション・サブシステム及びプリント
制御サブシステムは、IBM社で頒布されている下記の刊
行物に記載されている。 1.IBM Operating system/2 Programming Tools and In
formation Version 1.2 Programming Guide(文書番号64
F0273)は本明細書に添付した図2と同じような第36-4図
を含むOS/2のスプーラ・サブシステムの構成(第36章)に
関する関連背景の情報を含んでいる。 2.IBM Operating System/2 Programming Tools and In
formation Version 1.2 Presentation Manager Program
ming Reference Volume1(文書番号64F0276)はデバイス
・コンテクストのアクセス(第3章)、スプーラのファン
クション・コール(第7章)及びシステム・プロフイール
のファンクション・コール(第6章)に関する関連情報を
含んでいる。 3.IBM Operating System/2 Programming Tools and In
formation Version 1.2 Control Programming Referenc
e(文書番号64F0275)は制御プログラムのファンクション
・コールに関する関連情報を含んでいる(第2章)。 4.IBM Operating System/2 Programming Tools and In
formation Version 1.2 I/O Subsystem and Device Sup
port Volume 2 Presentation Driver Interfaces(文書
番号64F0283)はスプーラ・サブシステムの組織及びファ
ンクション・コールに関する背景の情報を含んでいる
(第17章)。 5.IBM Operating System/2 Programming Tools and In
formation Version 1.2/1.3 Presentation Manager Pro
gramming Reference Volume 1 and Volume 2 Technical
Update(文書番号85F1529)の90頁にはスプーラの待ち行
列からジョブ信号を削除するファンクション・コールが
記載されている。
【0032】以下の説明においてPTI(プログラミング・
ツール及び情報)の上述の刊行物はそれらの文書番号(例
えば、PTI番号64F0246)及びその特定の章及び頁で該当
する部分が特定される。
【0033】オペレーティング・システムはステーショ
ンのCPUによつて実行することのできるインストラクシ
ョンのプログラムを含んでいる。これらのプログラムは
上述の刊行物に記載された所定のファンクション・コー
ルによつて活動化されたり、不活動にされる。通常、こ
のようなプログラムはディスク駆動装置に記憶されてお
り、実行する時にRAMメモリ装置(図示せず)に取り出さ
れる。
【0034】スプーラ・サブシステム24はプリンタに関
するプリント・ジョブの待ち行列を管理するように特に
設計されたものである。待ち行列はシステムが最初に設
定される時に規定される予め決められたディスク・ディ
レクトリのサブディレクトリ中に設定される。スプーラ
はこのようなサブディレクトリを作成すること、サブデ
ィレクトリに特定の待ち行列名を割り当てること、待ち
行列に関してジョブ(データ・ファイル)を入力したり除
去したりすること、待ち行列のエントリに対してファイ
ル名及びジョブ番号を割り当てること、及び現在待ち行
列にされているファイルのサブディレクトリ及び待ち行
列の位置を表示するためにシステム・プロフィール・テ
ーブル中に情報を示すことを管理する。プレゼンテーシ
ョン・マネジャ23の機能は、スプーラ・サブシステム24
中の待ち行列の状態を表示することを含めてシステムの
表示を管理することである。システムのユーザはディス
プレイを介してシステムと対話してジョブをプリンタに
送る順序を変えることができ、必要なら(通常はプリン
ト・ジョブがプリンタによつて処理された後そのプリン
ト・ジョブが待ち行列から自動的に取り除かれると
き)、未処理のプリント・ジョブを待ち行列から直接に
取り除き/解除することもできる。
【0035】このような2つの待ち行列の代表的なフォ
ームとプリント・ジョブのデータ内容が図3に示されて
いる。これらの待ち行列及びそれらのプリント・ジョブ
のエントリはプリンタに関連して与えられた名前である
(図3において、待ち行列名としてPRN_1が与えられ、そ
の待ち行列中のプリント・ジョブのエントリとしてJOBP
11が与えられている)。
【0036】スプーラ・サブシステム24が任意のステー
ションにおいて実際に活動している間スプーラ・サブシ
ステム24それ自身でシステムのRAMのメモリ空間を約1.
1メガバイトを占領する。従って、オペレーティング・
システムによつて現在サポートされていない非プリント
・タスクに対して同等の且つ完全に別個の待ち行列管理
を与えることは、開発コストの面から非常に高価である
しコンピュータ・ステーションの記憶装置及びメモリに
対して可成りのコスト増となることが理解されるであろ
う。
【0037】図1に示したネットワークの環境におい
て、待ち行列に基づいて最も効率よく遂行される広範な
処理を必要とする文書のページのイメージ・データを生
成する装置を図2に示したタイプのステーションに備え
ることが必要とされる場合を仮定する。 このようなデ
ータは例えば、図4に示すような文書ページ走査装置4
0)、ファクシミリ受信装置41または図示していないが種
々のタイプのデータ取得装置(これは高価であるのでネ
ットワークのサーバ・ステーションのみに設置してもよ
い)のような装置によつて生成される。このデータはス
テーションのディスプレイ及び他のアプリケーション
(例えば、標準的なプリンタ)に対しては適合しない非標
準的なフォームを有するビツト・マツプで構成されてい
る。マルチメヂア環境においては、データはフオーマツ
トが複雑なオーディオ・データを伴うことがある。
【0038】多重文書ページのためのイメージ・データ
は、(例えばサーバ・ステーションにある高価なイメー
ジ読取り装置又は走査装置を使って)係員のいないバッ
チ・モードで高速に生成されそのように生成されたとき
は非標準フォームであり、それぞれのステーションのデ
ィスク駆動装置に非標準フォームで記憶され、そして他
のステーションでの使用に適する標準フォームにその非
標準フォームを変換するための特別の処理を必要とす
る。そのような特別の処理は種々の待ち行列に対して取
得されたデータを係員なしで転送すること及びネットワ
ークのステーションのすべてのいずれか又はまたは任意
のものに待ち行列にされたデータの処理を分配すること
を可能にするバツチ・モード(即ち待ち行列モード)によ
つて効率よく遂行することができる。
【0039】このことを考慮に入れて、このような文書
ページのイメージ・データの待ち行列に基づく処理を調
整し、関連するジョブの待ち行列の状態に関するシステ
ムのユーザとのディスプレイによる対話を調整するため
に、スプーラ・サブシステム24と機能的に等価な管理能
力を提供することが有用であることが理解できよう。ま
た若しこのような能力をイメージ・データの処理だけに
与えるものとすれば、開発コストが嵩み、コンピュータ
・ステーションの所有者に付加的な記憶装置スペースを
要求することになることも理解できよう。
【0040】従つて、図4に示した本発明の実施例は、
一層効果的にこれらの機能を取り扱うための構造を持つ
ている。図4において、図2に示したエレメントと対応す
るエレメントの参照数字は同じ参照数字を使用してい
る。アプリケーション42が非標準的なイメージ・データ
の供給装置40及び41と、ジョブの待ち行列を管理したり
システムのユーザに対してディスプレイを制御する機能
的な能力を持たない現在定義されているタスク制御ユー
ティリティ43A及び43Bをインターフェースする。
【0041】制御ユーティリティは、図4に示されてい
るように43Aの部分及び43Bの部分よりなる。部分43Aは
新しく発生されたイメージ・データを受け取るアプリケ
ーション・プログラム42とプリント・マネジャ25との間
をインタフェースし、そして新しく発生されたイメージ
・ジョブのデータをスプーラ・サブシステムの中の待ち
行列27(スプールの待ち行列)の中に差し向けるように動
作する。部分43Bはイメージ・ジョブの待ち行列に直接
アクセスする動作を行ない、そして関連する待ち行列と
45のような関連する処理アプリケーションとの間でイメ
ージ・データを転送する。(例えば、イメージ・データ
を非標準フォーム及び標準フォーム間で変換する)。
【0042】制御ユーティリティの部分43Aは、関連す
るジョブを記憶するために、イメージ・データ・ジョブ
を前以つて作成されたジョブの待ち行列中にスプールし
書き込むためにプリント・マネジャ25と対話を行なう。
この待ち行列は、前以つて定義されたディスク駆動装置
中の前以つて定義されたディレクトリのサブディレクト
リの中に設定される。そのような待ち行列が作られた
時、プリント・マネジャはシステム・プロフイール・リ
スト(OSSYS.INI)中に待ち行列に付された名前を入力す
る。これは関連する待ち行列からジョブのデータを取り
出すために待ち行列に付けた名前が必要となつた時に利
用される。
【0043】スプールの待ち行列27の構成の1例が図5に
示されている。イメージ・データ・ジョブを記憶するた
めに作られた待ち行列27は関連する名前(例えば\SCANQ
_1)が与えられ、そしてそれぞれのジョブは関連する名
前(例えば、走査の待ち行列1中の走査ジョブ1を表わすJ
OBS11)が与えられる。例えば、異なつた処理要求を有す
る論理的に別個のジョブを与えるために1つのソース・
デバイスに複数の待ち行列を設定することができる。
【0044】イメージ・データが待ち行列に記憶された
後、制御ユーティリティの部分43Bはスプールに対して
透明に(即ちスプールの援助なしに)動作してイメージ
待ち行列27からデータを取りだし、このデータを参照数
字45(これは例えばデータをアプリケーションによつて
使用するのに適したフォームに変換する)のような処理
アプリケーションに入力ジョブとして転送する。ある待
ち行列のジョブ・ファイル中のデータが処理された後、
それぞれのファイルは制御ユーティリティの部分43B及
び43Aと、43A及び43Bからプリント・マネジャへの適当
なファンクション・コールとによつて待ち行列から取り
除かれる。
【0045】イメージ・データを取り出すためにオペレ
ーティング・システムのファンクション・コールを構成
する時に、ユーティリティ部分43Bはイメージ処理サブ
システムのユーザによつて入力されたシステム・プロフ
ィール・テーブル中の待ち行列のロケーションの情報
と、ジョブ番号の情報(これは、ディスプレイ・インタ
フェース22において与えられるプリント・マネジャの待
ち行列状態を見ることによつて得ることができる)を使
用して取り出されるべきジョブ・ファイルのディスク・
アドレス(待ち行列のサブディレクトリ、ファイル名及
びページ・オフセット)を形成する。
【0046】イメージ・データの処理を管理するための
サブシステムの上述の及び以下の説明から明らかなよう
に、オペレーティング・システムの特別のプレゼンテー
ション及び待ち行列管理サービスに対してインタフェー
スを持つタスク制御ユーティリティの周りに形成された
カーネルを含んでいる場合に、他の処理を管理するため
のサブシステムを作るために同じ技術を適用することが
できる。更に、イメージ処理用のタスク制御ユーティリ
ティと、スプーラ・サブシステムを通つた代理の待ち行
列管理機能を得るためのプリント・スプーラ・サブシス
テムとの間のインタフェースに関する以下の説明から明
らかなように、他の特別の待ち行列管理手段を同じ制御
ユーティリティとインタフェースすることによつて同様
な代理の待ち行列管理能力を作ることができる。
【0047】OS/2のプリント・マネジャ(PM)及びスプー
ラ手段と、それに関連するファンクション・コールのパ
ラメータ(OS/2のアーキテクチャと合致したパラメータ)
と関連して、本発明の対象であるタスク制御ユーティリ
ティの管理の下で行なわれるイメージ・ジョブのスプー
ル動作及び取り出し動作の細部を以下に説明する。ジョ
ブのファイルが取り出され処理された後、ジョブのファ
イルは関連する制御ユーティリティによつて付勢された
プリント・マネジャの動作によつて、待ち行列から取り
除かれる(待ち行列にされたファイルによつて使用され
るスプーラ・サブシステムのリソースを解放する)。
【0048】図6は、イメージ・データの待ち行列を対
象とする例を用いてどのようにしてスプールの待ち行列
が作られるかを説明するための図であるが、同じ技術的
思想を適用してプリント・ジョブの待ち行列にも同様に
適用できることは自明であろう。参照数字50乃至53で示
されたイメージ・データの待ち行列に割り当てられた名
前を無視する動作についてはIBMの上述のPTI刊行物に記
載されている。
【0049】図6に示されたように、オペレーティング
・システムの導入(最初の設定)の際、特定の駆動装置の
特定のディレクトリ中のスペース(例えば、駆動装置Cの
サブディレクトリSPOOLを意味するC:\SPOOLのスペー
ス)がその待ち行列のためのスプーラ・サブシステムに
割り当てられる。このスペースの中に、特定の待ち行列
がプリント・ジョブ(図3も参照)及び45(図4)のようなア
プリケーションへの入力ジョブを表わすイメージ・デー
タ(動作51及び52、図5も参照)のために設定される。O/S
2システム・プロフイール・テーブルOS2SYS.INIは、こ
れらの割り当てを反映するためにスプーラ・サブシステ
ムによつて更新される(動作53、上述のIBMのPTI刊行物
を参照)。
【0050】図7は総括的に言つて、入力ジョブのデー
タ特に関連する処理アプリケーションへの入力のための
イメージのページ・データがスプーラ・サブシステムに
よつて、どのようにして関連する待ち行列中に書き込ま
れるかを説明する図である。関連する動作及び記憶装置
の構造の細部は図9、図10及び図11を参照して後で説明
される。ページ・データが発生された時(動作60)、その
ページ・データはスプーラ・サブシステムに転送され
(動作61)た後、それぞれの待ち行列の中に書き込まれる
(動作62)。
【0051】データはアプリケーション(図4の参照数字
42)によつて最初に処理され、次に本発明の対象である
タスク制御ユーティリティ(図4の43A)中のAPI(applicat
ionprogramming interface)エレメント及びスプーラ・
プリント・マネジャによつて処理される。データは、宛
先スプール・サブシステムの待ち行列を識別する制御ユ
ーティリティによつて与えられた情報と共にプリント・
マネジャに与えられる。この情報及びシステム・プロフ
イールOS2SYS.INI中の情報を使用して、プリント・マネ
ジャはそのデータに対して独自のファイル名とジョブ番
号とを割り当て、そしてオペレーティング・システムを
してデータを適当なディスクの待ち行列の中に書き込ま
せるDosWriteファンクション・コール(上述の刊行物番
号64F075の第2章の2-391頁乃至2-396頁を参照)と共にオ
ペレーティング・システムにそのデータを転送する。
【0052】ジョブは、複数ページのデータを含むこと
ができる。これらのページは制御ユーティリティによつ
て開始されたそれぞれの動作シーケンスを介して待ち行
列に入れられる。各ページが入力されると、制御ユーテ
ィリティはページのオフセット・パラメータ及びファイ
ルに関連するページ・カウント・パラメータを更新す
る。これらのパラメータはファイルの開始点及びファイ
ルのページ数に関する個々のページのオフセットを表わ
す。ジョブの最後のページが待ち行列の中に書き込まれ
た後、制御ユーティリティによつて更新されたパラメー
タをファイルの中に書き込む動作が開始される。
【0053】その後、プリント・マネジャ及び制御ユー
ティリティは関連するジョブに割り当てられたジョブ番
号を表示する開始アプリケーションに情報を返還する。
また、システムのユーザはプリント・マネジャによつて
与えられたジョブ状態の表示装置によりジョブ番号を見
ることができる。ジョブ番号は待ち行列にされたジョブ
・データを後で取り出す時に必要である。
【0054】図8は、総括的に言つてその後の処理(図4
の参照番号45のようなアプリケーションによる)のため
に、どのようにしてページ・データが、スプールの待ち
行列から取り出されるかを説明するための図である。こ
れに関連する動作の細部の説明は図12と、図13乃至図15
を参照して後で与えられる。現行のオペレーティング・
システムで規定されたファンクション・コールRetrieve
InputJobに応答して、本発明の対象であるタスク制御ユ
ーティリティ(図4の43)は、スプーラに対して透明な態
様で、関連するスプールの待ち行列からイメージ・デー
タを取り出す(図8の動作65)。上述のファンクション・
コールはユーザ主導で、または公知の態様でアプリケー
ションあるいはオペレーティング・システムのエレメン
トによつて送られる信号と関連して制御ユーティリティ
に与えられる。
【0055】ユーザ主導による場合を説明すると、ユー
ザは取り出されるジョブ及びページ番号を入力し、これ
は制御ユーティリティによつてRetrieveInputJobファン
クション・コール中に連結される。このコール情報と、
システム・プロフイールから取り出された情報とを使用
して、制御ユーティリティは、システムによつて指定さ
れたファイルのページを取り出し、そのページを制御ユ
ーティリティに転送させるために(図8の動作67)、DosOp
en及びDosReadファンクション・コールを通してオペレ
ーティング・システムと対話する。次に、制御ユーティ
リティは要求された処理(例えば、イメージ・データを
非標準フォームから標準フォームに変換する処理)を遂
行するアプリケーション45(図8の動作68)へ取り出され
たデータを転送する。
【0056】図8の参照数字69で示したように、ジョブ
・データが取り出されて、処理アプリケーションに転送
された後、ジョブ・データは待ち行列から取り除かれ
る。
【0057】付加的な機能として、取り出し処理が終了
した後の上述の動作は、本発明の対象であるタスク制御
ユーティリティによつて自動的に付勢することができ
る。
【0058】イメージ・データのスプール(待ち行列に
入れる)動作の詳細図9は、本発明の対象であるタスク制
御ユーティリティが文書のページ・データのエントリを
予め規定されているスプーラ・サブシステムの待ち行列
(スプーラ及びプレゼンテーション・マネジャのサブシ
ステムを有するシステム・ユーザの対話によつて、予め
設定されている待ち行列)へ入力するのを、どのように
して管理するかを説明する図である。図10は、そのよう
なページ・データの待ち行列がどのようにして構成され
るかを示し、図11はその待ち行列の構造に関連する動作
の詳細を示す図である。
【0059】図9及び図11において、個々の動作と関連
するOS/2のファンクション・コールは、括弧(記号“["
及び“]")で囲んで示してある。これらのファンクショ
ン・コールは上述のIBMのPTI刊行物の番号64F0273、64F0
275、64F276、及び64F0283に記載されており、以下に記載
される関連するファンクション・コールは夫々の刊行物
番号により示されている。
【0060】図9に示されているように、1つのイメージ
・データのスプール・ジョブ(代表例として相次いで形
成される幾つかの文書のページ表示及び関連するページ
のロケーション・パラメータ)を表示するデータは、デ
ータが発生された時に選択されたスプールの待ち行列に
転送される。この処理に要求される動作は発生されたイ
メージ・データを受け取るアプリケーションまたはドラ
イバによつて制御ユーティリティに与えられたInputSpo
olJobタスク・コールに応答して、本発明に従つたタス
ク制御ユーティリティによつて管理される。このタスク
・コールに応答して、この制御ユーティリティはスプー
ラ・プリント・マネジャをコールし、オープンし、スプ
ール・ジョブのために、スプール・プリント・マネジャ
を始動し、プリント・マネジャによつて、1ページまた
はそれ以上のページの文書を表示するデータ・セツトを
指定された待ち行列の指定されたジョブ・ファイルのス
ペース中へ書き込むのを制御し、ページ・インデックス
・アレイ及びジョブ・ファイルのサイズを定義するペー
ジ・カウントを作成し、最終の文書ページに対して、ペ
ージ・インデックス及びページ・カウントの最終値が書
き込まれた後に、ジョブ・ファイルへの最終エントリと
して付加するスプーラを管理し、そしてスプール・ジョ
ブを終了し、プリント・マネジャを閉鎖することによつ
て完了する。
【0061】プリント・マネジャはSplQmOpen()OS/2フ
ァンクション・コールによつて待ち行列のエントリ(待
ち行列に入力する)のタスクのためにオープンする(上述
の刊行物の番号64F0276の第7章の7-5頁を参照)。このフ
ァンクション・コール(上述の括弧書き中のファンクシ
ョン・コール)を伴つた情報は関連する動作に対して供
給されるデータ項目の数を定義する。
【0062】待ち行列のエントリのタスクはSplQmStart
Doc()OS/2ファンクション・コール(上述の刊行物の番号
64F0276の第7章の7-6頁)によつて開始される。この特定
のコールは通常はプリント・ジョブの開始を表示するの
に使用されるものであるけれども、この実施例において
はプリントしないデータを待ち行列にするため使用する
ことはスプーラ・プリント・マネジャから見た場合、通
常の使用と変わらない。
【0063】待ち行列にされるデータの各項目(この実
施例では、1つの文書のページ・イメージのデータ・セ
ツトと、関連するオフセット・インデックス及びページ
・カウント機能の項目)は、複数個のSplQmWrite()OS/2
ファンクション・コール(上述の刊行物の番号64F0276の
第7章、7-7頁参照)を有するスプーラ・プリント・マネ
ジャに転送される。本発明の好ましい実施例では、この
ような3つのコールの1つの複合要素が必要とされる。3
つのSplQmWriteコールの単一の複合要素は、項目のバイ
ト長さに依存するがそれにも拘らず、現用のOS/2でも65
535バイト以下の書き込みに適合することができる。
【0064】待ち行列のタスクを終了するにはSplQmEnd
Doc()ファンクション・コール(上述の刊行物の番号64F0
276の第7章、7-4頁参照)をプリント・マネジャに与える
ことによつて達成され、そしてプリント・マネジャを閉
鎖するには、ファンクション・コールSplQmClose()(上
述の刊行物の番号64F0276の第7章、7-3頁参照)によつて
行なわれる。
【0065】待ち行列中に形成された結果のイメージ・
データのジョブ・ファイルの構造は図10に示されてお
り、この構造を形成するためのタスク制御ユーティリテ
ィの動作の細部は図11に示されている。
【0066】ジョブ・ファイルはページ・オフセット・
アレイによつて追従される1つ以上の文書のページ(1ペ
ージ乃至Nページ)と、そのファイル中のデータの合計ペ
ージ数を表示するページ・カウント(合計ページ数)とを
表示するデータ・セツトを含んでいる。インデックス中
のオフセット値は記憶装置中の基準位置からの関連デー
タのページのオフセットを規定し、そこでそのファイル
に割り当てられる記憶装置スペースが開始する。
【0067】図11を参照すると、スプール・ジョブを遂
行する場合、本発明のタスク制御ユーティリティは文書
のページ・ビツトのマツプを表示するデータ・セツトを
取り出し(GetPageタスク・コールに応答して)、そして
指定されたスプールの待ち行列中に指定されたジョブ・
ファイルに、プリント・マネジャによつて関連データを
書き込ませる関連書き込みファンクション・コール(Spl
QmWrite)と、それらのデータ・セツトとをスプーラ・プ
リント・マネジャに転送する。各ページが書き込まれた
時、制御ユーティリティはページ・カウントを更新し、
そして関連するページに関するページ・オフセットを計
算する。
【0068】現在書き込まれているページのオフセット
は、オフセット値と前に書き込まれたページの(バイト)
長さとによつて作られ、これにより新しく計算された夫
々のオフセットは関連ページの開始点を指示する。最初
のオフセット値は一定の値(与えられたジョブ・ファイ
ルの記憶装置の基準位置と最初のページが書き込まれた
ポジションとの間の2バイトのスペース間隔を許容する2
の値)である。
【0069】後続するページが書き込まれる時に計算さ
れるページのオフセット値はページ・オフセット/イン
デックス・アレイを形成する。ジョブ・ファイルの最後
のページがスプールの待ち行列に書き込まれた後、関連
するページ・インデックス・アレイ及び最後のページ・
カウントはジョブ・ファイル中の最後のページの終りに
付加するように書き込まれる。これは、ファイルの制御
情報を記憶する通常の技術を単に示しただけであり、フ
ァイルのページ・インデックス及びページ・カウントの
記憶装置は本発明と矛盾するものではない。
【0070】イメージ・データの取り出しの細部図12は
ページ・イメージのジョブ・データの取り出しのための
動作順序を示す図である。既に述べたように、取り出し
はスプーラ・サブシステムに対して透明な態様で行なわ
れ、そして複数のページ・ジョブの個々のページ・ジョ
ブを回復するのに使用される。
【0071】データの取り出し動作ステップを開始する
時に、動作90は取り出しのジョブを選択するために遂行
される(後で説明する図13で細部が示されている)。次
に、動作91は動作90によつて選択されたジョブ・ファイ
ルと関連するファイル制御情報(オフセット・アレイ及
びページ・カウント)を取り出すために遂行される(細部
は図14で説明する)。次に、選択されたジョブ・ファイ
ル中の文書のページ・データは動作92(細部の動作は図1
5で説明する)によつて取り出され、そしてそのデータを
処理(図12の動作93)する責任を持つアプリケーションで
使用するために転送される。
【0072】動作94において、それ以上の文書のページ
・データの取り出しを遂行するか否か、或は現在アクセ
スされているジョブ・ファイルに関する取り出し処理を
完了するか否かの決定が行なわれる。それ以上の文書の
ページが取り出される場合には、動作92乃至94が反復さ
れる。若しアクセスされるべき文書のページがなくなつ
たならば、この動作は完了する。付加的な動作として、
動作95で示したように、動作が完了した時に、今処理さ
れたジョブ・ファイルは本発明に従つたタスク制御ユー
ティリティからプリント・マネジャへプリント・ジョブ
の削除のファンクション・コール(DosPrintJobDel)を発
生することによつて待ち行列から取り除く(削除する)こ
とができる。
【0073】図13を参照すると、取り出すべきジョブを
選択するための動作ステップ90は動作90.1、90.2及び
90.3を含んでいる。動作90.1において、制御ユーティ
リティは待ち行列の態様で使用されてもよいすべての装
置のリストを取り出すためのQueryDeviceアプリケーシ
ョン・プログラミング・インタフェース(API)を介して
動作する(図13の動作90)。装置が入力または出力に使用
されたか否か、そして1つ以上の識別子(ID)の値が装置
に関連するジョブの待ち行列を表示したか否かを表示す
る標識が各装置に対して転送される。関連する各待ち行
列は別個のID値を持つている。IDと共に転送された関連
情報は装置がサーバかあるいはローカルの装置かを表示
する。このリストからユーザは後続する選択動作のため
に装置のIDを選択し、そして入力する。
【0074】動作90.2において、ジョブIDが選択され
る。通常これはユーザによつて行なわれる。ジョブIDは
前の動作において識別された装置の待ち行列と関連する
待ち行列中のジョブを識別する。一般的に言えば、ユー
ザは現在待ち行列にされているすべてのジョブIDを表示
するプリント・マネジャのスクリーンを見て処理される
べき次のIDを選択する。付加的な方法として、ユーザは
待ち行列中の次の使用可能なジョブに進むことを表示す
るために、0のジョブIDを選択することができる。
【0075】次の動作90.3において(図14)、タスクの
制御ユーティリティと関連するアプリケーション・プロ
グラミング・インタフェース(API)GetSpoolJobはDevicI
D(デバイスID)、JobID(ジョブID)及びPeek情報を制御ユ
ーティリティに対して入力するために呼び出される。こ
の場合、DeviceIDは、QueryDeviceアプリケーション・
プログラミング・インタフェース(API)によつて返還さ
れた情報から選択された値であり、特定の装置と関連す
る特定の待ち行列を識別する(この実施例では、ページ
のイメージ・データのソースと関連する待ち行列)。Job
IDは、選択されたジョブ・ファイル(この実施例では、
ページのイメージ・データのジョブ・ファイル)を指定
するために、システムのユーザによつて選択された値で
ある。Peekは、現在のアクセスが見るためだけであるの
かまたは指定されたジョブを処理するためなのかを示す
値である。
【0076】動作91において、制御ユーティリティは選
択されたジョブ・ファイルに対して制御情報(ページ・
インデックス、ページ・カウント)の取り出しを付勢す
るために動作する。図14を参照すると、動作91は表示さ
れたファンクション・コールと関連する動作91.1乃至9
1.4を含んでいる。動作91.1において、指定されたジ
ョブ・ファイルは、ファンクション・コール、DosOpen
(PTI64F0275の2-201頁)によつてオープンされる。動作9
1.2において、指定されたファイルの終端に向けてファ
イルのポインタを移動し、次に所望の制御情報を含むフ
イールドの始点に向けてファイルのポインタを移動する
ために、ファンクション・コールの対DosChgFilePtrフ
ァンクション・コール(PTI64F0275の2-20頁)が使用され
る。動作91.3において、制御情報はDosReadファンクシ
ョン・コール(PTE64F0275の2-281頁)によつて読み取ら
れ、そして動作91.4において、ファイルはDosCloseフ
ァンクション・コール(PTI64F0275の2-23頁)によつて閉
鎖される。
【0077】次の動作ステップ92において、選択された
ジョブ・ファイルのページは、取り出しのために選択さ
れ、そして取り出される。図15を参照すると、このステ
ップは動作92.1乃至動作92.4を含んでいることが判
る。動作92.1において、アクセスされるページが選択
され、そして選択を指定する関連情報は制御ユーティリ
ティに入力される。この動作はGetSpoolPageアプリケー
ション・プログラミング・インタフェース(API)によつ
て行なわれ、これはJobHandle及びPageNumberファンク
ション・コールを返還する。この場合、JobHandleは、
アクセスされるページに含まれたジョブを識別する。Pa
geNumber(Page #)は、アクセスされるページ番号を表わ
す。若しその値が0ならば、選択されたページは前に取
り出されたオフセット値によつて決定されたページであ
る。若しページが取り出されなければ、これは最初のオ
フセット・ポジションのページを選択する。
【0078】次の動作92.2において、選択されたジョ
ブ・ファイルはDosOpenファンクション・コールによつ
て応答される。次に、次の動作92.3において、選択さ
れたページはDosReadファンクション・コールによつて
閉鎖される。取り出されたページ・データは見るためか
または処理するために(指定アプリケーションに)返還さ
れる(図12の93参照)。
【0079】既に説明したように、若し今読み取つたペ
ージが、見るためかまたは処理するための最後のページ
でなければ、上述の動作ステップは同じジョブ・ファイ
ルから付加的なページを取り出すために繰り返えされ
る。若し今取り出したページが処理されるべき最後のペ
ージであれば、制御ユーティリティの動作ステップは完
了する。付加的な動作として、この段階で制御ユーティ
リティは指定された待ち行列から関連するジョブを取り
除くことができる(図12の95及びDosPrintJobDelコール
を参照)。
【0080】ページの取り出しのための上述の動作ステ
ップは、各ページの選択に対してアトミツクモードで取
り扱われるので(各ページに対して関連するファイルを
オープンし、そして閉鎖することによつて)、タスクの
制御ユーティリティが任意のページを取り出している間
に、関連するジョブ状態は他のプログラム・エンテイテ
イによつて変化されることはない。現在の環境におい
て、異なつたユーザや異なつたコンピュータ・ステーシ
ョンが同時に同じジョブのデータを保持することが可能
であり(ただ1つのアクセス・エントリを処理のデータと
して取り扱うことができるけれども)、そしてあるジョ
ブが1つのエンティティによつてアクセスされている時
に、そのジョブが他のエンテイテイによつて取り消され
るような可能性があるために、将来の混乱や誤認が生じ
得るので、上述のようなジョブ状態を他のプログラム・
エンテイテイによつて変化できないということは必要な
ことである。
【0081】
【発明の効果】本発明はユーザと対話可能な複数のタス
クを同時に行なうデータ処理システムにおいて、タスク
の待ち行列モードにある特別なタスクの実行を管理する
ためのサブシステムを開発する時間及びコストを軽減す
ることができ、そしてこの種のデータ処理システムが本
来的に備えているタスクと他のタスクの両方を制御する
ためにシステムが必要とする記憶装置スペースを少なく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用することのできるネットワークの
環境を示す図である。
【図2】図1の環境において、独立したコンピュータの
ワークステーションまたはネットワークのコンピュータ
・ステーションの何れかにおける従来のオペレーティン
グ・システムのプリンタ・スプーリング・サブシステム
の構成を説明するための図である。
【図3】図2のサブシステムによつて維持されているス
プールの待ち行列中のジョブの構成を示す図である。
【図4】図2のサブシステムを増強することによつて構
成された本発明の実施例の構成を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の装置が動作した時に、スプールの待ち
行列中のプリント・ジョブ及び非プリント・ジョブの代
表的な構成を示す図である。
【図6】スプーラ・サブシステムに対して待ち行列の割
り当てを説明する図である。
【図7】走査されたイメージ・データが本発明に従つて
どのようにしてスプールされる(行列にされる)かを説明
するための図である。
【図8】走査されたイメージ・データが本発明に従つて
どのようにして取り出されるかを説明するための図であ
る。
【図9】図7において説明したスプール動作の細部を説
明するための図である。
【図10】図9に関連する動作と構造の細部を説明する
ための図である。
【図11】図9に関連する動作と構造の細部を説明する
ための図である。
【図12】図8で示したイメージ・データを取り出す動
作の細部を説明するための図である。
【図13】図12で示したイメージ・データの取り出し動
作の細部を説明するための図である。
【図14】図12で示したイメージ・データの取り出し動
作の細部を説明するための図である。
【図15】図12で示したイメージ・データの取り出し動
作の細部を説明するための図である。
【符号の説明】
4、5、6 通信リンク 7、8、9 コンピュータ・システム 10、11、12、22 ディスプレイ・モニタ 16、17、18 キイボード 19 ディスク駆動装置 20、28、45 アプリケーション 21 プリンタ 23 プレゼンテーション・マネジャの1部分 24 スプーラ・サブシステム 25 プリント・マネジャ 26 待ち行列プロセツサ 27 スプールの待ち行列(スプーラ・サブシステムの中
の待ち行列) 29、30 プレゼンテーション・マネジャのドライバ 40 スキャナ 41 ファクシミリ受信装置 42 イメージ・データを受け取るアプリケーション 43A、43B タスク制御ユーティリティの部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス・ルイス・ミルステッド アメリカ合衆国フロリダ州、ボイント ン・ビーチ、マジェステック・ウエイ 9927番地 (72)発明者 ブリアン・ジョーン・ライト アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、 エイ・ピー・ティ186、イースト・ピ マ・ストリート 6001番地 (72)発明者 ケビン・リー・ゼマネック アメリカ合衆国フロリダ州、ボカ・ラー トン、テキサス・トレイル 8241番地 (56)参考文献 特開 昭57−146348(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理システムで遂行される第1の
    特定のタイプのタスクに関するジョブを待ち行列にする
    制御能力を持つが上記第1のタイプとは異なる第2のタイ
    プのタスクに関するジョブを待ち行列にする制御能力は
    持たない待ち行列制御装置を用いた対話型マルチタスキ
    ング・データ処理システムにおいて、上記第2の特定の
    タイプのタスクの待ち行列に基づいた処理の遂行を調整
    するために上記データ処理システムに追加されたタスク
    制御サブシステムであって、 上記第2のタイプのタスクに対する記憶装置待ち行列を
    設定するように上記待ち行列制御装置を条件付ける手段
    と、 上記第2のタイプのタスクを遂行するためのデータを受
    け取る手段と、 上記待ち行列制御装置を含み、上記受け取り手段及び上
    記待ち行列制御装置の間でデータを転送しかつ上記デー
    タに関連する待ち行列中に同じデータを書き込むように
    上記制御装置を条件付けるための手段と、 上記データの後続する処理を制御するために上記第2の
    タイプのタスクに関連する上記記憶装置待ち行列中に記
    憶されたデータをアクセスするように上記待ち行列制御
    装置からの直接の援助なしで動作可能な手段と、 よりなるタスク制御サブシステム。
  2. 【請求項2】 出力装置に関するジョブを待ち行列にす
    る制御能力を持つが上記出力装置のジョブに無関係なジ
    ョブを待ち行列にする制御能力を持たない待ち行列制御
    装置を用いた対話型マルチタスキング・データ処理シス
    テムにおいて、上記出力装置のジョブに無関係な処理タ
    スクの遂行を調整するために上記データ処理システムに
    追加されたタスク制御サブシステムであって、 上記無関係な処理タスクに独自に関連する待ち行列を設
    定するように上記待ち行列制御装置を条件付ける手段
    と、 上記無関係なタスクを遂行するためのデータを受け取る
    手段と、 上記待ち行列制御装置と協働して上記受け取つたデータ
    を関連する待ち行列を識別する識別情報と共に上記待ち
    行列制御装置に転送する手段と、 上記待ち行列制御装置中にあって上記識別情報に応答し
    て上記受け取られたデータを識別された上記待ち行列中
    に記憶する手段と、 上記待ち行列制御装置に対して透明なモードで動作し上
    記無関係なタスクが上記データに関して遂行されるよう
    に上記無関係なタスクに関連する上記待ち行列からデー
    タを取出す手段と、 よりなるタスク制御サブシステム。
  3. 【請求項3】 プリント・ジョブに関連する記憶装置待
    ち行列中にプリント・ジョブに関連するデータを貯蔵す
    ること及び上記ジョブに関連するデータ処理システム・
    ユーザに対して情報を表示することを夫々制御する能力
    を持つが文書の走査装置またはイメージ読取り装置によ
    つて生成されるタイプのイメージ・ページ・データに関
    するジョブを待ち行列にする制御能力を持たないスプー
    ラ制御サブシステム及びプレゼンテーション管理サブシ
    ステムを用いたデータ処理システムにおいて、文書の走
    査装置またはイメージ読取り装置によつて生成されるタ
    イプのイメージ・ページ・データに対する処理タスクの
    遂行を指令するために上記データ処理システムに追加さ
    れたイメージ処理タスク・マネジャであって、 上記イメージ・ページ・データと独自に関連づけられた
    待ち行列を設定するように上記スプーラ制御サブシステ
    ムを条件付ける手段と、 イメージ・ページ・データ源と、 上記データ源及び上記スプーラ制御サブシステムの間に
    結合され、上記データ源で発生されたイメージ・ページ
    ・データを上記独自に関連づけられた待ち行列に書き込
    むように上記スプーラ制御サブシステムに指令する手段
    と、 上記ディスプレイ・プレゼンテーション管理サブシステ
    ムを介して動作し、上記独自に関連づけられた記憶装置
    待ち行列に記憶されたイメージ・ページ・データに関連
    するジョブに関して上記データ処理システムのユーザに
    情報を表示する手段と、 上記データ処理システムのユーザによつて供給された情
    報に応答して且つ上記スプーラ制御サブシステムに対し
    て透明に動作して上記独自に関連づけられた待ち行列中
    のイメージ・ページ・データをアクセスする手段と、 よりなるイメージ処理タスク・マネジャ。
  4. 【請求項4】 上記スプーラ制御サブシステムは、上記
    ページ・イメージ記憶装置待ち行列を設定し且つ上記ス
    プーラ制御サブシステムが動作するように設計されてい
    る既存のオペレーティング・システムとアーキテクチャ
    的に互換性を持つ所定のフォームのファンクション・コ
    ールに応答して、ページ・イメージ・データを上記記憶
    装置待ち行列に入力するように条件付けられることを特
    徴とする請求項3に記載のイメージ処理タスク・マネジ
    ャ。
  5. 【請求項5】 待ち行列にされたプリント・ジョブに関
    連するデータの記憶及び上記ジョブに関連するデータ処
    理システム・ユーザへの情報の表示を夫々制御する能力
    をそれぞれ持つが文書ページ・イメージ・データを待ち
    行列にする制御能力を持たないスプーラ制御サブシステ
    ム及びプレゼンテーション管理サブシステムを用いたデ
    ータ処理システムにおいて、文書ページ・イメージ・デ
    ータの待ち行列に基づく処理を管理するために前記デー
    タ処理システムに追加されたサブシステムであって、 上記スプーラ制御サブシステムと協働して、上記プリン
    ト・ジョブを表わすデータとは別の上記ページ・イメー
    ジを記憶するためにスプーラ制御サブシステムで制御さ
    れる且つ文書の多重ページを表すイメージ・データを記
    憶するのに有用であるページ・ジョブの待ち行列を設定
    する第1の手段と、 上記スプーラ制御サブシステムと協働して、文書の多重
    ページを表わすイメージ・データを選択された上記待ち
    行列の1つに書き込む第2の手段と、 上記第2の手段に関連づけられ、上記待ち行列中の予め
    決められた基準位置に関して上記多重ページの各々のオ
    フセットを決めるページ・インデックス・アレイ及び上
    記待ち行列中に入れられたページ数を決めるページ・カ
    ウントの制御パラメータを構成する手段と、 上記スプーラ制御サブシステムと協働し、上記ページを
    表わすデータに関して所定の位置で上記待ち行列の選択
    された1つに上記インデックス・アレイ及びページ・カ
    ウント・パラメータを書き込む第3の手段と、 上記多重ページの選択されたページを表わす上記待ち行
    列の選択された1つ中のデータをアクセスし、上記アク
    セスされたデータのその後の処理を指令するように、上
    記スプーラ制御サブシステムの援助なしで動作する手段
    と、 よりなり、上記アクセスする手段は、上記ページ・イン
    デックス・アレイ及びページ・カウントを取り出す手段
    と、上記ページ・インデックス・アレイ及びページ・カ
    ウントを使用して上記多重のページの上記選択されたペ
    ージを探して取り出す手段とを含むことを特徴とする待
    ち行列の管理サブシステム。
  6. 【請求項6】 データ処理システムで遂行される第1の
    特定のタイプのタスクに関するジョブを待ち行列にする
    制御能力を持つが上記第1のタイプのタスクとは異なる
    第2のタイプの処理タスクを待ち行列にする制御能力を
    持たない待ち行列制御装置を用いた対話型マルチタスキ
    ング・データ処理システムにおいて、上記第2のタイプ
    の処理タスクを待ち行列に基づいて遂行するのを調整す
    る方法であって、 上記第2のタイプのタスクに対するジョブの待ち行列を
    設定するように上記待ち行列制御装置を条件付けるステ
    ップと、 上記第2のタイプのタスクを遂行すためのデータを受け
    取るステップと、 指定されたジョブの待ち行列中に上記データを書き込む
    ように上記待ち行列制御装置を条件付けつつ上記待ち行
    列制御装置に上記受け取つたデータを転送するステップ
    と、 上記第2のタイプの上記タスクに上記データが与えられ
    るように、上記待ち行列制御装置からの直接の援助を受
    けることなく上記ジョブ待ち行列からデータを取り出す
    ステップとからなるタスクの処理の調整方法。
  7. 【請求項7】 出力装置に関するジョブを待ち行列にす
    る制御能力を持つが上記出力装置のジョブに無関係なジ
    ョブを待ち行列にする制御能力を持たない行列制御装置
    を用いた対話型マルチタスキング・データ処理システム
    において、上記出力装置のジョブに無関係な処理タスク
    の遂行を調整する方法であって、 上記無関係な処理タスクに独自に関連するジョブの待ち
    行列を設定するように上記待ち行列制御装置を条件付け
    るステップと、 上記無関係な処理タスクを遂行するためのデータを受け
    取るステップと、 上記受け取つたデータを関連する上記ジョブの待ち行列
    に記憶するように上記待ち行列制御装置を条件付づける
    コマンド情報と共に上記待ち行列制御装置に上記受け取
    つたデータを転送するステップと、 上記無関係のタスクの遂行のための上記データを与える
    ために、上記待ち行列制御装置からの援助なしで上記関
    連づけられたジョブの待ち行列から上記データを取り出
    すステップと、 からなるタスクの処理の調整方法。
  8. 【請求項8】 上記データを取り出す上記ステップは、
    個々に取り出されて個々に処理されるべきデータのペー
    ジを含んでいる待ち行列ジョブ・ファイルを選択するス
    テップと、ファイルの中に含まれたページ数を表わす上
    記ジョブ・ファイルから制御情報及びファイルの境界に
    ある共通の基準位置からの各ページのオフセットを取出
    すステップと、取り出されるべきページを選択するため
    に上記制御情報を使用するステップと、選択されたペー
    ジを取り出すステップとを含むことを特徴とする請求項
    7に記載のタスクの処理の調整方法。
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