JP2518913Y2 - イヤリングホルダー - Google Patents

イヤリングホルダー

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JP2518913Y2
JP2518913Y2 JP1991110526U JP11052691U JP2518913Y2 JP 2518913 Y2 JP2518913 Y2 JP 2518913Y2 JP 1991110526 U JP1991110526 U JP 1991110526U JP 11052691 U JP11052691 U JP 11052691U JP 2518913 Y2 JP2518913 Y2 JP 2518913Y2
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JP
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earring
joint
holder
arm
joint portion
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JP1991110526U
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JPH069513U (ja
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紀夫 井上
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紀夫 井上
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はイヤリングホルダーに関
する。更に詳細には、イヤリング本体を揺動または回動
可能に保持することができるイヤリングホルダーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】イヤリングはネックレスやブレスレット
あるいは指輪などと共に、女性の間で好んで用いられる
装身具である。イヤリングは適当な保持具(ホルダー)
により耳朶に係止または懸垂させて使用される。従っ
て、イヤリング本体はホルダーに接合しなければならな
い。
【0003】従来から使用されているホルダーの一例を
図5に示す。ホルダー全体は符号10で示されている。
このホルダー10は、イヤリング本体11が接合される
接合部12の下端に略“J”字形のアーム14が固着さ
れている。また、このアーム14の他端にはこのホルダ
ーを耳朶(図示されていない)に係止させるための係止
部16が接続されている。図示されているように、この
係止部16は片持バネ18により90度屈曲させること
ができる。片持バネ18の一端はハウジング20の中間
部に圧締固着されており、他方の自由端がアーム14の
端部を超えてアーム内方へ延びている。この片持バネ1
8により係止部16は通常は実線で示された直立状態に
なるように付勢される。従って、耳朶当接面22と接合
部12との間隔をネジ機構24で適当に調節することに
より、前記片持バネ18の付勢力によりこのホルダー1
0は耳朶に過大な圧痛を与えることなく耳朶部分に係止
される。
【0004】図5に示されたようなホルダー10の場
合、ホルダーを耳朶に係止する際に、接合部12と耳朶
当接面22との間隔を増大させるために係止部10を屈
曲させなければならない。このため、イヤリング11の
先端が、この屈曲された係止部16に衝突しないように
するため、イヤリング自体のデザインが大幅に制約され
る。例えば、図5に示されるように、イヤリングが金属
製リングであれば、半月状の変形リングにするか、また
はリングを歪ませることにより、リング先端と屈曲され
た係止部との衝突を避けなければならない。
【0005】また、図6に示されるように、アーム14
の途中に環状部材26を溶接しておき、この環状部材2
6を介してイヤリング28を懸垂することが行われてき
た。図6の懸垂型イヤリングは耳朶に装着したとき、身
体の動きに応じて不規則に揺動するので、装身具として
の魅力度が高い。しかし、このようなホルダーの場合、
イヤリング28が耳朶よりもかなり下側に位置するため
イヤリングの与えるイメージが図5に示されるような耳
朶の位置から始まるイヤリングとかなり異なる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従って、本考案の目的
は、屈曲可能な係止部を有するホルダーにおいて、この
ホルダーに接合されるリング状イヤリングのデザインを
全く制約せず、しかも、懸垂型イヤリングのような揺動
による審美性も発揮することができるイヤリングホルダ
ーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案では、イヤリング本体との接合を行うための
接合部と、前記接合部との間で耳朶を狭持する係止部
と、前記接合部および前記係止部を繋ぐアーム部とから
なるイヤリングホルダーにおいて、前記アーム部の一方
の先端は前記接合部により枢支されていることを特徴と
するイヤリングホルダーを提供する。
【0008】
【作用】前記のように、本考案のイヤリングホルダーに
よれば、アームの一方の先端を接合部に枢支させている
ので、アーム全体が回動または揺動可能になる。このた
め、接合部に接合されるイヤリングが例えば、ほぼ完全
なリング状のものであっても、アームを回動させること
により係止部を屈曲させても係止部がリングに衝突する
ことは極めて容易に避けられる。その結果、本考案のホ
ルダーに接合されるイヤリング本体のデザインがホルダ
ーにより制約されることは全くない。
【0009】また、アームが接合部に枢支されているの
で、接合部に接合されたイヤリング本体も身体の動きに
応じて不規則に揺動することができ、イヤリングが持つ
審美的効果が一層高められる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本考案のイヤリン
グホルダーの一例について更に詳細に説明する。従来の
ホルダーと同一の部材については同一の符号を用いて説
明する。
【0011】図1は本考案のイヤリングホルダーの一例
の側面図である。本考案のホルダー1では、イヤリング
本体11が接合される接合部2は断面が略“コ”字形を
しており、この中央切り欠き部内にアーム14の一方の
先端に設けられて円板3が挿入される。円板3の中心部
には“ばか穴”4が穿設されており、この“ばか穴”内
に接合部2の一方の側壁面から他方の側壁面に貫通する
ピン5が遊嵌される。ピン5の両端をかしめるか、また
は溶着することにより接合部2の軸穴から抜け落ちるこ
とを防止することが好ましい。このような構成によりア
ーム14はピン5を中心として回動または揺動すること
ができる。
【0012】接合部2の材質は特に限定されないが、
銅、真鍮、ニッケル合金などの金属素材であることが好
ましい。イヤリング11が金属製品であれば接合部2に
ハンダ接続させることができる。イヤリング11が金、
銀または白金などの貴金属でメッキまたは蒸着されたプ
ラスチック素材からなる場合には化学接着剤も使用する
ことができる。イヤリング11がプラスチック素材から
なる場合、接合部2もプラスチック素材から形成するこ
とができる。イヤリング11を接合部2にハンダまたは
化学接着剤により接合させた後、全体を貴金属メッキす
ることができる。また、接合部2の形状も特に限定され
ない、円形、四角形など任意の形状をとることができ
る。円形であることが好ましい。
【0013】図2は接合部によるアームの枢支状態の別
の実施例の部分拡大側面図である。接合部7に埋め込ま
れたピン5をアーム14の先端の円板3の“ばか穴”4
に挿入し、円板3から突出したピン5の頭を潰して拡張
させることにより、アーム14を接合部7に枢支させる
こともできる。
【0014】図3は図2の変形例である。この実施例で
はアーム14を接合部2に枢支させるために、中間部材
6を使用している。接合部2のイヤリング接合面と反対
側の面は円錐形に成形されており、これに対応して、中
間部材6の接合部当接面も擂鉢状に成形されている。中
間部材の擂鉢の底部から耳朶当接面までピン穴が貫通さ
れており、接合部2に埋め込まれたピン5は中間部材6
の擂鉢の底部からピン穴7に挿入され、更に中間部材の
中央切り欠き部内の挿入されたアーム先端の円板のばか
穴4を通り、中間部材の耳朶当接面に出る。ここでピン
の先端をかしめることにより全ての部材が一体化され
る。中間部材を横方向に貫通するピン穴7の内径はピン
5の外径よりも極僅かに大きい。このため、接合部12
は中間部材6の界面で回転可能になる。図3のような、
円錐状当接面を有する接合部とこれに対応する擂鉢状当
接面を有する中間部材を使用することによりイヤリング
11の回動または揺動が滑らかになる。ピン5は接合部
12の円錐面から削り出して一体成形されていてもよ
い。
【0015】図4は図3の変形例である。図示された接
合部2は、接合すべきイヤリング本体の接合端面の大き
さに応じた接合面を有し、中間部材6との界面は平坦状
に成形されている。図4に示された実施例は大きな接合
端面を有するイヤリングを保持するのに特に好適であ
る。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のイヤリン
グホルダーによれば、アームの一方の先端を接合部に枢
支させているので、アーム全体が回動または揺動可能に
なる。このため、接合部に接合されるイヤリングが例え
ば、ほぼ完全なリング状のものであっても、アームを回
動させることにより係止部を屈曲させても係止部がリン
グに衝突することは極めて容易に避けられる。その結
果、本考案のホルダーに接合されるイヤリング自体のデ
ザインがホルダーにより制約されることは全くない。
【0017】また、アームが接合部に枢支されているの
で、接合部に接合されたイヤリング自体も身体の動きに
応じて不規則に揺動することができ、イヤリングが持つ
審美的効果が一層高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のイヤリングホルダーの一例の側面図で
ある。
【図2】本考案のイヤリングホルダーの別の例の部分拡
大側面図である。
【図3】本考案のイヤリングホルダーの他の例の部分拡
大側面図である。
【図4】本考案のイヤリングホルダーの更に別の例の部
分拡大側面図である。
【図5】従来のイヤリングホルダーの一例の側面図であ
る。
【図6】従来のイヤリングホルダーの別の例の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 本考案のイヤリングホルダー 2 接合部 3 円板 4 ばか穴 5 ピン 6 中間部材 7 ピン穴 10 従来のイヤリングホルダー 11 イヤリング本体 12 接合部 14 アーム 16 係止部 18 片持バネ 20 ハウジング 22 耳朶当接面 24 ネジ機構 26 環状部材

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イヤリング本体との接合を行うための接
    合部と、前記接合部との間で耳朶を狭持する係止部と、
    前記接合部及び前記係止部を繋ぐアーム部とからなり、
    前記係止部は前記接合部との間隔を調整することができ
    るネジ機構を有し、更に前記アーム部の一端に屈曲可能
    にバネ機構により固着されており、前記イヤリング本体
    は、イヤリング本体の前記接合部と反対側の端部が前記
    係止部に実質的に達する長さを有する略リング状の形状
    を有するイヤリングホルダーにおいて、前記アーム部の
    一方の先端前記接合部枢支されていることを特徴と
    するイヤリングホルダー。
  2. 【請求項2】 前記アーム部の一方の先端は断面が略
    “コ”字形の接合部の中央切り欠き部内にピンにより枢
    支されている請求項1のイヤリングホルダー。
  3. 【請求項3】 前記アーム部の一方の先端は断面が略
    “コ”字形の中間部材の中央切り欠き部内に挿入され、
    接合部に立設されたピンにより該中間部材と共に枢支さ
    れている請求項1のイヤリングホルダー。
JP1991110526U 1991-12-17 1991-12-17 イヤリングホルダー Expired - Lifetime JP2518913Y2 (ja)

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JP1991110526U JP2518913Y2 (ja) 1991-12-17 1991-12-17 イヤリングホルダー

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JP1991110526U JP2518913Y2 (ja) 1991-12-17 1991-12-17 イヤリングホルダー

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Publication Number Publication Date
JPH069513U JPH069513U (ja) 1994-02-08
JP2518913Y2 true JP2518913Y2 (ja) 1996-12-04

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ID=14538044

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116012U (ja) * 1984-07-03 1986-01-30 清 蓑輪 装飾具

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JPH069513U (ja) 1994-02-08

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