JP2518258Y2 - トラック用荷降し板 - Google Patents
トラック用荷降し板Info
- Publication number
- JP2518258Y2 JP2518258Y2 JP1732291U JP1732291U JP2518258Y2 JP 2518258 Y2 JP2518258 Y2 JP 2518258Y2 JP 1732291 U JP1732291 U JP 1732291U JP 1732291 U JP1732291 U JP 1732291U JP 2518258 Y2 JP2518258 Y2 JP 2518258Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- truck
- hook
- locked
- attachment member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば２輪車をトラ
ックの荷台に載せたり、トラックの荷台から降すときに
使用するトラック用荷降し板に関する。
ックの荷台に載せたり、トラックの荷台から降すときに
使用するトラック用荷降し板に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車輪やキャスターの着いた物、例
えば、２輪車等をトラックの荷台に載せたり、またはト
ラックの荷台から地上に降す場合には、トラックの荷台
後端に長尺物の板材の一端を掛け、他端を地上に置き、
その板材のスロープを利用して積降しが行われていた。
えば、２輪車等をトラックの荷台に載せたり、またはト
ラックの荷台から地上に降す場合には、トラックの荷台
後端に長尺物の板材の一端を掛け、他端を地上に置き、
その板材のスロープを利用して積降しが行われていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記のように、トラッ
クの荷台に長尺物の板材の一端を掛けて、車輪やキャス
ターの着いた物を積降しする場合に、板材がトラックの
荷台から外れ、怪我をしたり、荷物を破損させることが
あった。
クの荷台に長尺物の板材の一端を掛けて、車輪やキャス
ターの着いた物を積降しする場合に、板材がトラックの
荷台から外れ、怪我をしたり、荷物を破損させることが
あった。
【０００４】この考案は、上記のような点に鑑みてなさ
れたもので、荷物の積降しに際して長尺物の板材がトラ
ックの後端から外れない構造のトラック用荷降し板の提
供を目的とする。
れたもので、荷物の積降しに際して長尺物の板材がトラ
ックの後端から外れない構造のトラック用荷降し板の提
供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の目的
を達成するために、長方形の長尺な板材１の４辺に、裏
面方向に突出する突部２を設け、当該板材１の一方の長
辺に設けられた突部とでぼＵ字状の係止部を形成する連
結片３を設け、トラックＴの荷台Ｔａの後部の仕切板４
を下方に反転したときの当該仕切板４の上端に係止する
逆Ｕ字状のフック５ａとこのフック５ａと一体なＵ字状
の係止片５ｂとよりなる取着部材５を設け、この取着部
材５の係止片５ｂ側に上記板材１の一端側の突部２ｃを
係止させ、この板材１の他端を接地して荷降ろし可能な
構造にした。
を達成するために、長方形の長尺な板材１の４辺に、裏
面方向に突出する突部２を設け、当該板材１の一方の長
辺に設けられた突部とでぼＵ字状の係止部を形成する連
結片３を設け、トラックＴの荷台Ｔａの後部の仕切板４
を下方に反転したときの当該仕切板４の上端に係止する
逆Ｕ字状のフック５ａとこのフック５ａと一体なＵ字状
の係止片５ｂとよりなる取着部材５を設け、この取着部
材５の係止片５ｂ側に上記板材１の一端側の突部２ｃを
係止させ、この板材１の他端を接地して荷降ろし可能な
構造にした。
【０００６】
【作用】トラックＴにおける荷台Ｔａの後部の仕切板４
が、下方に反転された状態において、その仕切板４の上
端に取着部材５のフック５ａが係止される。そして、板
材１の先端の突部２ｃが取着部材５の係止片５ｂに係止
される。すると、トラックＴの荷台Ｔａと地上との間
に、荷物を安全に積降しするための搬送スロープが板材
１によって形成される。
が、下方に反転された状態において、その仕切板４の上
端に取着部材５のフック５ａが係止される。そして、板
材１の先端の突部２ｃが取着部材５の係止片５ｂに係止
される。すると、トラックＴの荷台Ｔａと地上との間
に、荷物を安全に積降しするための搬送スロープが板材
１によって形成される。
【０００７】
【実施例】以下、この考案に係るトラック用荷降し板の
実施の１例を図面に基づいて詳細に説明する図１は、こ
の考案に係るトラック用荷降し板をトラックＴの仕切板
４を下方に反転し、荷台Ｔａの後端に係止した状態の斜
視図である。また、図２および図３は、トラック用荷降
し板の幅方向および長手方向の断面図である。
実施の１例を図面に基づいて詳細に説明する図１は、こ
の考案に係るトラック用荷降し板をトラックＴの仕切板
４を下方に反転し、荷台Ｔａの後端に係止した状態の斜
視図である。また、図２および図３は、トラック用荷降
し板の幅方向および長手方向の断面図である。
【０００８】図において、トラック用荷降し板は、長辺
形の長尺の板材１における裏面外周に突部２が図２、図
３で示すように突設されると共に一方の側面側における
突起２ａの先端に略Ｕ字状の連結片３が図３で示すよう
に一体化される。この連結片３は、板材１に対して両端
が若干短く形成され、他の板材１ａの側面（連結片３が
形成されていない方）の突部２ｂを係合して横方向に連
結が可能となっている。 そして、このトラック用荷降
し板の両端に形成した突部２ｃを後述の取着部材５の係
止片５ｂに係止させる。
形の長尺の板材１における裏面外周に突部２が図２、図
３で示すように突設されると共に一方の側面側における
突起２ａの先端に略Ｕ字状の連結片３が図３で示すよう
に一体化される。この連結片３は、板材１に対して両端
が若干短く形成され、他の板材１ａの側面（連結片３が
形成されていない方）の突部２ｂを係合して横方向に連
結が可能となっている。 そして、このトラック用荷降
し板の両端に形成した突部２ｃを後述の取着部材５の係
止片５ｂに係止させる。
【０００９】このトラック用荷降し板をトラックＴの荷
台Ｔａに取着ける場合には、取着部材５が使用される。
この取着部材５は、長さが板材１の両側の突部２ａ, ２
ｂ間の幅よりも短く設定され、図４で示すように、逆Ｕ
字状に形成されたフック５ａとこのフック５ａと一体な
Ｕ字状の係止片５ｂとから構成される。この取着部材５
のフック５ａは、トラックＴの仕切板４を下方に反転し
たときに、取着部材５を仕切板４の上端に係止させるも
のであり、係止片５ｂは、上記のように、板材１の突部
２ｃを取着部材５に係止させるものである。そして、上
記取着部材５のフック５ａには、トラックＴの荷台Ｔａ
と仕切板４とを開閉自在に連結したヒンジ６をさけるた
めの切欠き５ｃが形成される。なお、この切欠き５ｃを
ヒンジ６に嵌合することによって、取着部材５の横ぶれ
を防止することができる。
台Ｔａに取着ける場合には、取着部材５が使用される。
この取着部材５は、長さが板材１の両側の突部２ａ, ２
ｂ間の幅よりも短く設定され、図４で示すように、逆Ｕ
字状に形成されたフック５ａとこのフック５ａと一体な
Ｕ字状の係止片５ｂとから構成される。この取着部材５
のフック５ａは、トラックＴの仕切板４を下方に反転し
たときに、取着部材５を仕切板４の上端に係止させるも
のであり、係止片５ｂは、上記のように、板材１の突部
２ｃを取着部材５に係止させるものである。そして、上
記取着部材５のフック５ａには、トラックＴの荷台Ｔａ
と仕切板４とを開閉自在に連結したヒンジ６をさけるた
めの切欠き５ｃが形成される。なお、この切欠き５ｃを
ヒンジ６に嵌合することによって、取着部材５の横ぶれ
を防止することができる。
【００１０】次に、この考案に係るトラック用荷降し板
の使用方法について説明する。先ず、トラックＴにおけ
る荷台Ｔａの後部の仕切板４を、ヒンジ６を支点として
下方に反転させ、その状態における仕切板４の上端を上
から被うように取着部材５のフック５ａを係止する。次
いで、板材１の先端の突部２ｃを取着部材５の係止片５
ｂに係止する。すると、図１で示すようにトラックＴの
荷台Ｔａと地上の間に、板材１による搬送スロ−プが形
成される。なお、用途に応じて間隔を開けた二本掛け
（図１参照）を行って、この上を４輪車を通行可能とし
ても、あるいは横方向に広げることができる。すなわ
ち、図２に示すように一方の板材１の連結片３に他の板
材１ａの突部２ｂを係止することにより、横に広げるこ
とができる
の使用方法について説明する。先ず、トラックＴにおけ
る荷台Ｔａの後部の仕切板４を、ヒンジ６を支点として
下方に反転させ、その状態における仕切板４の上端を上
から被うように取着部材５のフック５ａを係止する。次
いで、板材１の先端の突部２ｃを取着部材５の係止片５
ｂに係止する。すると、図１で示すようにトラックＴの
荷台Ｔａと地上の間に、板材１による搬送スロ−プが形
成される。なお、用途に応じて間隔を開けた二本掛け
（図１参照）を行って、この上を４輪車を通行可能とし
ても、あるいは横方向に広げることができる。すなわ
ち、図２に示すように一方の板材１の連結片３に他の板
材１ａの突部２ｂを係止することにより、横に広げるこ
とができる
【００１１】
【考案の効果】以上のようにこの考案に係るトラック用
荷降し板は、長辺形長尺な板材１の幅方向に取着部材５
を介してトラック５の荷台Ｔａ後部に連結される突部２
を設けると共に、板材１の長手方向側部に他の板材１と
横に連結するための連結片３を設け、さらに、トラック
Ｔの荷台Ｔａの後部の仕切板４を反転させたときの仕切
板４の上端に係止するフック５ａと板材１の突部と係止
する係止片５ｂからなる取着部材５を設けたものであ
る。
荷降し板は、長辺形長尺な板材１の幅方向に取着部材５
を介してトラック５の荷台Ｔａ後部に連結される突部２
を設けると共に、板材１の長手方向側部に他の板材１と
横に連結するための連結片３を設け、さらに、トラック
Ｔの荷台Ｔａの後部の仕切板４を反転させたときの仕切
板４の上端に係止するフック５ａと板材１の突部と係止
する係止片５ｂからなる取着部材５を設けたものであ
る。
【００１２】そして、トラックＴの荷台Ｔａにおける後
部の仕切板４を下方に反転させ、その状態における仕切
板４の上端に取着部材５のフック５ａを係止し、取着部
材５の係止片５ｂに板材１の先端の突部２ｃを係止する
ことにより、荷物を積降りするための安全な搬送スロ−
プを形成することができる。また、横方向に連結できる
よう構成したので、田んぼのあぜ道等の渡り橋として、
道路の窪みの渡り道路としても使用できる。また、板材
１の外周に沿って突部２が形成されているので強度が強
くなる。
部の仕切板４を下方に反転させ、その状態における仕切
板４の上端に取着部材５のフック５ａを係止し、取着部
材５の係止片５ｂに板材１の先端の突部２ｃを係止する
ことにより、荷物を積降りするための安全な搬送スロ−
プを形成することができる。また、横方向に連結できる
よう構成したので、田んぼのあぜ道等の渡り橋として、
道路の窪みの渡り道路としても使用できる。また、板材
１の外周に沿って突部２が形成されているので強度が強
くなる。
【図１】この考案に係るトラック用荷降し板の使用状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】トラック用荷降し板の幅方向の断面図である。
【図３】同じくトラック用荷降し板の長手方向の端部の
断面図である。
断面図である。
【図４】トラックの後端に係止した状態の端部を示す断
面図である。
面図である。
【図５】図４と異る位置を示す断面図である。
【図６】取着部材の斜視図である。
Ｔ トラック Ｔａ 荷台 １ 板材 ２ 突部 ３ 連結片 ４ 仕切板 ５ 取着部材 ５ａ フック ５ｂ 係止片 ５ｃ 切欠き ６ ヒンジ
Claims (1)
- 【請求項１】 長方形の長尺な板材１の４辺に、裏面方
向に突出する突部２を設け、当該板材１の一方の長辺に
設けられた突部とでぼぼＵ字状の係止部を形成する連結
片３を設け、かつ長さが上記板材１の両側部の突部２
ａ，２ｂの間の幅よりも短く設定されるとともにトラッ
クＴの荷台Ｔａの後部の仕切板４を下方に反転したとき
の当該仕切板４の上端に係止する逆Ｕ字状のフック５ａ
とこのフック５ａと一体なＵ字状の係止片５ｂとよりな
る取着部材５を設け、この取着部材５の係止片５ｂ側に
上記板材１の一端側の突部２ｃを係止させ、この板材１
の他端を接地してスロープを形成したことを特徴とする
トラック用荷降し板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1732291U JP2518258Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | トラック用荷降し板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1732291U JP2518258Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | トラック用荷降し板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04107133U JPH04107133U (ja) | 1992-09-16 |
| JP2518258Y2 true JP2518258Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31904102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1732291U Expired - Lifetime JP2518258Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | トラック用荷降し板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2518258Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1732291U patent/JP2518258Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04107133U (ja) | 1992-09-16 |
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