JP2517892Y2 - パルス発生装置 - Google Patents
パルス発生装置Info
- Publication number
- JP2517892Y2 JP2517892Y2 JP1990122500U JP12250090U JP2517892Y2 JP 2517892 Y2 JP2517892 Y2 JP 2517892Y2 JP 1990122500 U JP1990122500 U JP 1990122500U JP 12250090 U JP12250090 U JP 12250090U JP 2517892 Y2 JP2517892 Y2 JP 2517892Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- pulse generator
- detection coil
- ferromagnetic rod
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、強磁性棒および検出コイルに磁界を作用さ
せてパルス電圧を発生させるパルス発生装置に関するも
のである。
せてパルス電圧を発生させるパルス発生装置に関するも
のである。
［従来の技術］ 従来より、パルス発生装置として、第５図に示すよう
に、高い保磁力の中心部と低い保磁力の周辺部とを有し
大バルクハウゼン反転現象を生ずる強磁性棒11に、検出
コイル12を巻回し、これらの強磁性棒11の近傍にセット
マグネット13およびリセットマグネット14を配置し、か
つ、前記リセットマグネット14を強磁性棒11に対し接離
する方向へ往復移動させてなるものが知られている。
に、高い保磁力の中心部と低い保磁力の周辺部とを有し
大バルクハウゼン反転現象を生ずる強磁性棒11に、検出
コイル12を巻回し、これらの強磁性棒11の近傍にセット
マグネット13およびリセットマグネット14を配置し、か
つ、前記リセットマグネット14を強磁性棒11に対し接離
する方向へ往復移動させてなるものが知られている。
また、パルス発生装置として、第６図に示すように、
高い保磁力の中心部と低い保磁力の周辺部とを有し大バ
ルクハウゼン反転現象を生ずる強磁性棒11に、検出コイ
ル12を巻回し、これらの強磁性棒11の近傍にセットマグ
ネット13およびリセットマグネット14を配置し、かつ、
前記リセットマグネット14を強磁性棒11に対し接離する
ように回転させてなるものが知られている。
高い保磁力の中心部と低い保磁力の周辺部とを有し大バ
ルクハウゼン反転現象を生ずる強磁性棒11に、検出コイ
ル12を巻回し、これらの強磁性棒11の近傍にセットマグ
ネット13およびリセットマグネット14を配置し、かつ、
前記リセットマグネット14を強磁性棒11に対し接離する
ように回転させてなるものが知られている。
これらのパルス発生装置においては、セットマグネッ
ト13およびリセットマグネット14の作用により発生する
磁界は第７図（ａ）に示すように正弦波的に変化し、か
つ、検出コイル12には第７図（ｂ）に示すようにパルス
電圧が誘起される。
ト13およびリセットマグネット14の作用により発生する
磁界は第７図（ａ）に示すように正弦波的に変化し、か
つ、検出コイル12には第７図（ｂ）に示すようにパルス
電圧が誘起される。
［考案が解決しようとする課題］ しかし、従来のこの種のパルス発生装置においては、
セットマグネット13が通常棒状であるので、強磁性棒11
に最適な磁界を印加するめの位置決めが面倒であり、か
つ、大型となってしまうという問題がある。
セットマグネット13が通常棒状であるので、強磁性棒11
に最適な磁界を印加するめの位置決めが面倒であり、か
つ、大型となってしまうという問題がある。
本考案の課題は、強磁性棒に最適な磁界を印加するた
めのセットマグネットの位置決めが容易であり、かつ、
小型化に適しているパルス発生装置を提供することにあ
る。
めのセットマグネットの位置決めが容易であり、かつ、
小型化に適しているパルス発生装置を提供することにあ
る。
［課題を解決するための手段］ 本考案によれば、高い保磁力の中心部と低い保磁力の
周辺部とを有し大バルクハウゼン反転現象を生ずる強磁
性棒に、検出コイルを備え、かつ、これらの強磁性棒お
よび検出コイルに磁界を作用させてパルス電圧を発生さ
せるパルス発生装置において、前記強磁性棒にボビンを
嵌合し、前記強磁性棒に均一な方向の磁界を常時印加す
るように２つのセットマグネットをそれぞれ前記ボビン
の両端に取付けかつ、これらのセットマグネットの間で
前記ボビンに前記検出コイルを巻回したことを特徴とす
るパルス発生装置が得られる。
周辺部とを有し大バルクハウゼン反転現象を生ずる強磁
性棒に、検出コイルを備え、かつ、これらの強磁性棒お
よび検出コイルに磁界を作用させてパルス電圧を発生さ
せるパルス発生装置において、前記強磁性棒にボビンを
嵌合し、前記強磁性棒に均一な方向の磁界を常時印加す
るように２つのセットマグネットをそれぞれ前記ボビン
の両端に取付けかつ、これらのセットマグネットの間で
前記ボビンに前記検出コイルを巻回したことを特徴とす
るパルス発生装置が得られる。
［実施例］ 次に、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
る。
第１図において符号１は強磁性棒を示している。この
強磁性棒１は、高い保磁力の中心部と低い保磁力の周辺
部とを有し大バルクハウゼン反転現象を生ずるものであ
る。前記強磁性棒１には、円筒状のボビン２が外から嵌
合されている。前記ボビン２の両端部には、２つの円筒
状のセットマグネット３がそれぞれ外から嵌合されてい
る。前記セットマグネット３は、対向する磁極の極性が
異なるように配置されていて前記強磁性棒１に均一な方
向の磁界を常時印加している。前記セットマグネット３
の間に位置する前記ボビン２の中間部に検出コイル４が
巻回されている。
強磁性棒１は、高い保磁力の中心部と低い保磁力の周辺
部とを有し大バルクハウゼン反転現象を生ずるものであ
る。前記強磁性棒１には、円筒状のボビン２が外から嵌
合されている。前記ボビン２の両端部には、２つの円筒
状のセットマグネット３がそれぞれ外から嵌合されてい
る。前記セットマグネット３は、対向する磁極の極性が
異なるように配置されていて前記強磁性棒１に均一な方
向の磁界を常時印加している。前記セットマグネット３
の間に位置する前記ボビン２の中間部に検出コイル４が
巻回されている。
前記セットマグネット３の近傍には、リセットマグネ
ット５が配置されている。このリセットマグネット５
は、セットマグネット３に対し接離する方向に往復移動
されるか、または、回転される。リセットマグネット５
が周期的に移動すると、検出コイル４を通過する磁束数
が大きく変化するので、検出コイル４にはパルス電圧が
発生する。
ット５が配置されている。このリセットマグネット５
は、セットマグネット３に対し接離する方向に往復移動
されるか、または、回転される。リセットマグネット５
が周期的に移動すると、検出コイル４を通過する磁束数
が大きく変化するので、検出コイル４にはパルス電圧が
発生する。
なお、前記セットマグネット３は、第３図に示すよう
に円柱状であってもよく、また、第４図に示すように直
方体状であってもよい。
に円柱状であってもよく、また、第４図に示すように直
方体状であってもよい。
［考案の効果］ 本考案のパルス発生装置は、強磁性棒に最適な磁界を
印加するためのセットマグネットの位置決めが容易であ
り、かつ、小型化に適している。
印加するためのセットマグネットの位置決めが容易であ
り、かつ、小型化に適している。
また強磁性棒に嵌合したボビンにコイルとセットマグ
ネットとを取付ける構造であるため作り易く、かつ一体
化しているので使い易いという利点がある。
ネットとを取付ける構造であるため作り易く、かつ一体
化しているので使い易いという利点がある。
第１図は本考案の１実施例を示す斜視図、第２図は同上
実施例の要部を分解して示す斜視図、第３図および第４
図はそれそれ本考案の他の実施例の要部を示す斜視図、
第５図および第６図はそれぞれ従来のパルス発生装置を
示す斜視図、第７図（ａ）は従来のパルス発生装置にお
けるセットマグネットおよびリセットマグネットの作用
により発生する磁界の変化を示す図並びに第７図（ｂ）
は従来のパルス発生装置における検出コイルに誘起され
るパルス電圧の変化を示す図である。 １……強磁性棒、３……セットマグネット、４……検出
コイル、５……リセットマグネット。
実施例の要部を分解して示す斜視図、第３図および第４
図はそれそれ本考案の他の実施例の要部を示す斜視図、
第５図および第６図はそれぞれ従来のパルス発生装置を
示す斜視図、第７図（ａ）は従来のパルス発生装置にお
けるセットマグネットおよびリセットマグネットの作用
により発生する磁界の変化を示す図並びに第７図（ｂ）
は従来のパルス発生装置における検出コイルに誘起され
るパルス電圧の変化を示す図である。 １……強磁性棒、３……セットマグネット、４……検出
コイル、５……リセットマグネット。
Claims (1)
- 【請求項１】高い保磁力の中心部と低い保磁力の周辺部
とを有し大バルクハウゼン反転現象を生ずる強磁性棒
に、検出コイルを備え、かつ、これらの強磁性棒および
検出コイルに磁界を作用させてパルス電圧を発生させる
パルス発生装置において、前記強磁性棒にボビンを嵌合
し、前記強磁性棒に均一な方向の磁界を常時印加するよ
うに２つのセットマグネットをそれぞれ前記ボビンの両
端に取付け、かつ、これらのセットマグネットの間で前
記ボビンに前記検出コイルを巻回したことを特徴とする
パルス発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990122500U JP2517892Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | パルス発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990122500U JP2517892Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | パルス発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0480128U JPH0480128U (ja) | 1992-07-13 |
| JP2517892Y2 true JP2517892Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31870278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990122500U Expired - Fee Related JP2517892Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | パルス発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2517892Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2573402Y2 (ja) * | 1990-12-27 | 1998-05-28 | 株式会社 トーキン | パルス発生素子 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6223147Y2 (ja) * | 1979-01-27 | 1987-06-12 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP1990122500U patent/JP2517892Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0480128U (ja) | 1992-07-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |