JP2517883Y2 - ボイラの燃焼制御装置 - Google Patents

ボイラの燃焼制御装置

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JP2517883Y2
JP2517883Y2 JP1990068202U JP6820290U JP2517883Y2 JP 2517883 Y2 JP2517883 Y2 JP 2517883Y2 JP 1990068202 U JP1990068202 U JP 1990068202U JP 6820290 U JP6820290 U JP 6820290U JP 2517883 Y2 JP2517883 Y2 JP 2517883Y2
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combustion
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boiler
pilot burner
pilot
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JP1990068202U
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敏広 茅原
龍興 一色
英夫 古川
英司 田坂
吉民 坪田
均 菅野
秀郎 安藤
敬 重松
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Miura Co Ltd
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Miura Co Ltd
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、負荷変動に対する応答性を向上させたボ
イラの燃焼制御装置に関するものである。
【従来の技術】
通常、ボイラにおける燃焼の開始及び停止は、缶内の
蒸気圧力により制御し、缶内蒸気圧力が設定値を越える
と燃焼を停止させ、設定値を切ると燃焼を開始させる
が、これらの動作は、プレパージ、燃焼、ポストパー
ジ、停止の各ステージのサイクル動作による。 従って、ボイラが一旦停止し再度燃焼を開始するに
は、最低限、ポストパージ時間(約10〜15秒)とプレパ
ージ時間(約20〜30秒)とを合わせた時間を必要とし、
この場合、特に蒸気使用機器が通常より多量の蒸気を消
費する状態(過負荷時)の下では、時間遅れにより負荷
に追随できなくなるという問題があった。
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上述の問題点に鑑み、負荷変動に対する
応答性を向上させたボイラの燃焼制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
この考案は、上述の課題を解決するためになされたも
ので、メインバーナとパイロットバーナとを含むバーナ
装置を備え、メインバーナの動作を、プレパージ,燃
焼,ポストパージ,停止の各ステージによりサイクル動
作させるボイラの燃焼制御システムにおいて、前記メイ
ンバーナの燃焼終了後もパイロットバーナを燃焼させ、
このパイロットバーナの燃焼中に、燃焼要求信号があれ
ば直ちにメインバーナの着火動作を指令する機能、およ
び前記パイロットバーナの燃焼中に燃焼要求信号が無い
場合にはボイラの負荷状況に応じて前記パイロットバー
ナの燃焼停止を指令する機能を有するコントローラーを
備えたことを特徴としている。
【作用】
上述の構成によれば、メインバーナ(21)の燃焼終了
後、パイロットバーナ(22)を継続して燃焼させ、この
パイロットバーナ(22)の燃焼中に燃焼要求信号があっ
たとき、直ちにメインバーナの着火動作に移って燃焼を
開始し、急負荷変動時でも負荷の変動に対して迅速に追
随する。 また、上述のパイロットバーナ(22)の燃焼時におい
て燃焼要求信号が無い場合には、ボイラ(1)の負荷状
況に応じて前記パイロットバーナ(22)の燃焼停止を指
令する。即ち、ボイラ(1)の負荷が低く、燃焼要求度
が低いときには、パイロットバーナ(22)の燃焼を停止
させ、不必要な燃料の消費を防止する。
【実施例】
以下、この考案の好ましい実施例を図面に基づいて説
明する。 第1図において、ボイラ(1)は、加熱用のバーナ装
置(2)としてメインバーナ(21)およびパイロットバ
ーナ(22)を備えており、このバーナ装置(2)には、
送風機(3)によって燃焼用空気を送るようにしてい
る。前記メインバーナ(21)およびパイロットバーナ
(22)には燃料供給ライン(4)を接続し、この燃料供
給ライン(4)にメイン用電磁弁(61)およびパイロッ
ト用電磁弁(62)を挿設している。前記バーナ装置
(2)には、火炎の有無を検出する火災検出器(7)を
設けている。 ボイラ(1)の稼動,停止は、ボイラ(1)の負荷の
状況によって制御する。 即ち、ボイラ缶内の圧力を検出する圧力検出器(8)
の信号に基づいて、燃焼制御器(9)により制御する。
即ち、缶内圧が予め設定しておいた圧力値以上になれば
燃焼を停止し、缶内圧が設定値以下になれば燃焼を開始
するように制御する。 また、ボイラ缶内の水位を検出するための水位検出器
(10)を設け、この水位検出器(10)から信号に基づい
て、適宜の水位制御装置により、給水ライン(11)中の
給水ポンプ(12)をON-OFF稼動させ、缶内の水位を一定
のレベルに保つ。 ボイラ(1)の運転は、プレパージ、燃焼、ポストパ
ージ、停止の各ステージによりサイクル動作するが、燃
焼ステージ終了後も継続してパイロットバーナ(22)を
燃焼させ、このパイロットバーナ(22)の燃焼時に燃焼
要求信号があれば、直ちにメインバーナ(21)の着火動
作に移るようにコントローラー(13)で制御する。ま
た、このパイロットバーナ(22)の燃焼時に燃焼要求信
号が無ければ、ボイラ(1)の負荷状況に応じて前記パ
イロットバーナ(22)の燃焼停止を指令する。 第2図は、この考案に係るボイラの燃焼制御装置にお
ける蒸気圧力の変化に伴う各機器の動作を示すタイムチ
ャートである。 図において、圧力検出器(8)によって検出したボイ
ラ缶内の蒸気圧力がP1になったときにはメインバーナ
(21)の燃焼を停止し、その後、前記蒸気圧力がP2まで
下降すると再び前記メインバーナ(21)の燃焼を開始す
る。 ここで、ボイラ(1)の負荷が大きいときには、メイ
ンバーナ(21)の燃焼停止後の蒸気圧力が下降勾配が急
であり、パイロットバーナ(22)の燃焼中に蒸気圧力が
P2まで下がればその時点で直ちにメインバーナ(21)の
着火動作に移る。この着火動作は、パージ中であり、且
つパイロットバーナ(22)の燃焼中であるので、未燃ガ
スの残留もなく、安全に行うことができる。 また、負荷が少なく、前記蒸気圧力がP1からP2まで下
がるのにポストパージ時間以上の時間がかかかった場合
は、従来通り蒸気圧力がP2まで下がった時点でプレパー
ジより動作を開始する。 また、前記メインバーナ(21)の燃焼終了後にパイロ
ットバーナ(21)を燃焼させているとき、燃焼要求度が
低く(燃焼要求信号が無く)、しかも、蒸気圧力が所定
の値以上上昇するようであれば、負荷が少なくパイロッ
トバーナ(21)の燃焼も必要ないので、これを停止させ
てポストパージのみの制御とする。
【考案の効果】
この考案は、以上のような構成であり、メインバーナ
の燃焼終了後も継続してパイロットバーナを燃焼させて
おき、このパイロットバーナの燃焼中に燃焼要求信号が
あれば直ちにメインバーナの着火動作に移って燃焼を開
始することができ、従来のような時間遅れがなく、急負
荷変動時でも負荷の変動に対して迅速に対応することが
できる。 更に、前記メインバーナ停止後のパイロットバーナの
燃焼中において、燃焼要求信号が無い場合には、ボイラ
の負荷状況に応じて前記パイロットバーナの燃焼停止を
指令することにより、ボイラの負荷が低く、燃焼要求度
が低いときには、パイロットバーナの燃焼を停止させ、
不必要な燃料の消費を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す系統図、第2図は蒸
気圧力の変化に伴う第1図の主要機器の動作を示すタイ
ムチャートである。 (1)……ボイラ (13)……コントローラー (21)……メインバーナ (22)……パイロットバーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坪田 吉民 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株 式会社内 (72)考案者 菅野 均 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株 式会社内 (72)考案者 安藤 秀郎 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株 式会社内 (72)考案者 重松 敬 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株 式会社内 審査官 川向 和実 (56)参考文献 実開 昭57−104152(JP,U) 実開 昭61−26960(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインバーナ(21)とパイロットバーナ
    (22)とを含むバーナ装置(2)を備え、メインバーナ
    (21)の動作を、プレパージ,燃焼,ポストパージ,停
    止の各ステージによりサイクル動作させるボイラの燃焼
    制御システムにおいて、 前記メインバーナ(21)の燃焼終了後もパイロットバー
    ナ(22)を燃焼させ、 このパイロットバーナ(22)の燃焼中に、燃焼要求信号
    があれば直ちにメインバーナ(21)の着火動作を指令す
    る機能、および前記パイロットバーナ(22)の燃焼中に
    燃焼要求信号が無い場合にはボイラ(1)の負荷状況に
    応じて前記パイロットバーナ(22)の燃焼停止を指令す
    る機能を有するコントローラー(13)を備えたことを特
    徴とするボイラの燃焼制御装置。
JP1990068202U 1990-06-26 1990-06-26 ボイラの燃焼制御装置 Expired - Lifetime JP2517883Y2 (ja)

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JPH0425958U JPH0425958U (ja) 1992-03-02
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JP5590317B2 (ja) * 2010-08-26 2014-09-17 三浦工業株式会社 ボイラ
JP6311874B2 (ja) * 2014-04-28 2018-04-18 三浦工業株式会社 ボイラ
JP6369677B2 (ja) * 2014-06-20 2018-08-08 三浦工業株式会社 ボイラ
JP6394104B2 (ja) * 2014-06-20 2018-09-26 三浦工業株式会社 ボイラ

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JPS6126960U (ja) * 1984-07-25 1986-02-18 三浦工業株式会社 小型ボイラ−における燃焼制御システム

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