JP2517552B2 - 磁気テ−プカセツト装置 - Google Patents

磁気テ−プカセツト装置

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JP2517552B2
JP2517552B2 JP61113858A JP11385886A JP2517552B2 JP 2517552 B2 JP2517552 B2 JP 2517552B2 JP 61113858 A JP61113858 A JP 61113858A JP 11385886 A JP11385886 A JP 11385886A JP 2517552 B2 JP2517552 B2 JP 2517552B2
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rod
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tape cassette
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/06Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control
    • G11B15/106Manually-operated control; Solenoid-operated control mechanically operated

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はそれぞれ別個に内方に押圧された時それぞれ
別個に内方に内方移動行程の長さにわたり押し込んだと
き、それぞれ磁気テープカセット装置の部分に別個の機
能を行なわせる2個の押ボタン及びこの押ボタンに関連
する押ボタンロッドと、動作時に磁気テープカセット装
置の他の部分に他の機能を行わせる他の第3の機能ロッ
ドであって支持手段を介してこの第3のロッドに連結
し、前記押ボタンロッドの移動方向に対し中心位置から
横方向に移動自在の制御部材を設けた第3機能ロッドと
を具え、前記2個の押ボタン及び前記制御部材のうちの
いずれか一方に、前記押ボタンロッドの移動方向に対し
て傾斜した案内面を設け、一方の押ボタンロッドのみを
内方に押し込んで内方に移動したときには、前記傾斜案
内面を介しての押ボタンロッドと制御部材との掛合によ
って制御部材が横方向に移動してこの一方の押ボタンロ
ッドの移動方向への移動を可能にし、両方の押ボタンロ
ッドを同時に内方に押し込んで移動するとき両側の案内
面が制御部材の横方向移動を阻止し、制御部材が前記双
方の押ボタンロッドと一緒に内方に移動して前記第3の
機能ロッドを動作させる磁気テープカセット装置に関す
るものである。
このような磁気テープ装置は英国特許第2034098号に
開示されている。この装置は押ボタンによって作動する
2個の押ボタンロッドを具え、これ等押ボタンロッドの
一方を別個に作動させた時、磁気テープ装置は早送りに
セットされる。他の押ボタンロッドを別個に押圧すると
磁気テープ装置は早巻戻しにセットされる。両方の押ボ
タンロッドを同時に作動させると、磁気テープ装置のカ
セットホルダ内にあるカセットを第3のロッドを介して
押出す。押ボタンと押ボタンロッドとのこの付加的な機
能を実現するため、制御部材に協働する案内面を押ボタ
ンロッドに形成している。
この第3の作動ロッドはベルクランクレバーであり、
押出機能を制御している電気スイッチを電磁石を介して
このベルクランクレバーによって作動させている。しか
し、カー用カセットプレーヤの押出ロッドのように押ボ
タンロッドの移動方向に平行に動く作動ロッドに組合せ
てこの構造を使うことはできない。
このような押出ロッドは例えばドイツ特許第3312136
号から既知である。しかし、この押出ロッドは磁気テー
プ装置の前部パネル上に空間を占める第3押ボタンによ
って作動するものである。
本発明の目的は3個の機能ロッドを有する磁気テープ
装置の部片を2個の押ボタンによって簡単に操作でき、
2個の押ボタンを同時に押した時、第3の機能を平滑に
行なうことができるよう2個の押ボタンによって3個の
別個の機能を有する磁気テープカセット装置を得るにあ
る。
この目的を達成するため、本発明は、 それぞれ別個に内方に内方移動行程の長さにわたり押
し込んだとき、それぞれ磁気テープカセット装置の部分
に別個の機能を行なわせる2個の押ボタン及びこの押ボ
タンに関連する押ボタンロッドと、動作時に磁気テープ
カセット装置の他の部分に他の機能を行わせる他の第3
の機能ロッドであって支持手段を介してこの第3のロッ
ドに連結し、前記押ボタンロッドの前後移動の移動方向
に平行な中心位置から左右の横方向に移動自在の制御部
材を設けた第3機能ロッドとを具え、前記2個の押ボタ
ンロッド及び前記制御部材のうちのいずれか一方に、前
記押ボタンロッドの移動方向に対して傾斜した案内面を
設け、一方の押ボタンロッドのみを内方に押し込んで内
方に移動したときには、前記傾斜案内面を介しての押ボ
タンロッドと制御部材との掛合によって制御部材が横方
向に移動してこの一方の押ボタンロッドの移動方向への
移動を可能にし、両方の押ボタンロッドを同時に内方に
押し込んで移動するとき両側の案内面が制御部材の横方
向移動を阻止し、制御部材が前記双方の押ボタンロッド
と一緒に内方に移動して前記第3の機能ロッドを動作さ
せる磁気テープカセット装置において、前記押ボタンロ
ッドの少なくともいずれか一方の復帰移動中、前記支持
手段及び前記制御部材を位置決め復帰手段によって前記
左右の横方向移動の中心位置に向けて押圧し、前記押ボ
タンロッドを同時に押したとき移動を生ずる前記第3の
機能ロッドの移動方向を、前記押ボタン及び押ボタンロ
ッドの移動方向に一致させたことを特徴とする。
このようにすれば、3個の押ボタンの機能を有する磁
気テープ装置の第3のロッドを僅かに変更すればよい。
従って簡単な手段を使用して、2個の押ボタンで3個の
押ボタンの磁気テープ装置を得ることができる。押ボタ
ンロッドに対し制御部材をその中心位置に戻すから、2
個の押ボタンを同時に押圧した時、最小の摩擦で、平滑
に迅速に第3の機能を開始することができる。
本発明の実施例では、支持装置と制御部材とを少なく
とも1個のばねアームによって中心位置に押圧する。こ
のようなばねアームはプラスチック材料から用意に製造
でき、第3のロッド上に他の部片と共に一体に射出成型
することができる。
本発明の他の実施例では、制御部材を配置するための
案内開口を第3のロッドに設け、この案内開口の壁によ
って制御部材の側方への回動を制限する。従って制御部
材をその中心位置に一層迅速に復帰させることができ
る。
本発明の他の実施例では、案内面をそれぞれ対応する
押ボタンに形成する。押ボタンに形成した案内面は3個
の押ボタン構造から2個の押ボタン構造への適合を著る
しく容易にする。更にこの構成によれば磁気テープ装置
の内側に付加的な空間を必要としないので、コンパクト
な構造にすることができる。
更に本発明の他の実施例では、第3のロッドを押出ロ
ッドにする。また押出ロッドを押ボタンロッドに隣接し
て延在し、この押出ロッドの延長部に案内開口を設ける
と共にこの延長部を押ボタンロッドの移動方向の横方向
に延在する。
このように構成すれば、必要な空間は最小になり、3
個の押ボタンを有する構造から2個の押ボタンを有する
構造への変更が容易である。
図面につき本発明を説明する。
第1図には押ボタン1,3と、押ボタンロッド5,7と、磁
気テープ装置(図示せず)のカセットホルダからカセッ
トを取出す押出ロッド9とを示す。案内装置10によって
押ボタン1,3をその軸線方向に押ボタンロッド5,7上に移
動し得るようにする。無負荷状態では、線図的に示した
圧力ばね11の端部12を押ボタンロッド5,7及び押ボタン
1,3上に作用させ、この圧力ばね11によって、押ボタン
をその初期位置に向け押圧し、押ボタンが通路14に沿っ
て自由に動き得るようにする。押ボタンロッドの移動距
離が押出しロッド9の移動距離より長いと、押ボタンは
押ボタンロッドに対し移動できるようにする必要はな
い。
この実施例では、押ボタン1,3に案内面1a,1b及び3a,3
bを形成する。押ボタンの前進中、制御ピン16によって
形成した制御部材を案内面1a,3a,によって案内し、押ボ
タンの後退中、案内面1b,3bによってこの制御ピン16を
案内する。個々の押ボタンに形成した案内面は互に平行
に延びており、しかも二重矢17によって押し押ボタンの
移動方向に対し案内面は傾いている。それぞれの案内面
1a,1b,3a,3bを互に離間し、これ等案内面間で制御ピン1
6が容易に動き得るようにする。案内面1b,3bは制御ピン
16のための位置決め装置であり、押ボタンロッド5又は
7の復帰運動中、ピン16をその中心位置に押圧する。
案内面1a,1b及び3a,3bの間で、弓形案内溝孔又は開口
18を通じて制御ピン16を延在する。この溝孔18の外には
落ちないようにこの溝孔内で容易に動き得るように制御
ピン16を案内する。第5及び6図はこの構造を一層詳細
に示し、ばね負荷を受けて制御ピン16は案内溝孔又は開
口18内で案内される。第6図に示すように、弾性アーム
32を介して制御ピン16を案内板30に連結してこのことを
達成する。弾性アーム32を枢着点33に連結し、この枢着
点を更に弾性アーム32aに連結し、この弾性アーム32aの
自由端にピン32bを担持する。押出ロッド9の延長部19
の溝孔19aによってこのピン32bを案内する。この溝孔19
aの縦方向は矢印17に平行である。このようにして、弾
性プラスチックアーム32の形の支持装置を介してピン16
を枢着点33に枢着する。第2図に示すように、弾性アー
ム32aは位置決め装置としても作用する。それはピン16
が側方に動く度に、弾性アーム32aが曲り、この弾性ア
ーム32aのばね負荷力が案内面1b,3bの位置決め機能を向
上させるからである。このような構造は押ボタンの平滑
な運動を確実なものにする。案内溝孔18は押出ロッド9
を延長部19に形成されており、この押出ロッド9は押ボ
タン5,7と同様、二重矢印17の方向に動くことができ
る。この押ボタンによって制御される装置(図示せず)
の機能は例えば、押ボタンロッド5を別個に作動して
「早巻戻し(FRW)」を行なわせ、押ボタンロッド7を
別個に作動して「早送り(FFW)」を行なわせ、両方の
押ボタンロッドを同時に部分的に作動して自動逆デッキ
の場合の「逆転」(又は非自動逆デッキの場合の「待
機」)を行なわせ、更に押出ロッド9の作動と同時に両
方の押ボタンロッド5,7を同時に完全に動してカセット
の押出しを行なうことである。
第2及び3図は押ボタン1,3、押ボタンロッド5,7及び
押出ロッド9を平面図で示す。これ等の図面では、若干
の部片は部分的に互に重複している。押ボタンロッド5,
7は押ボタン1,3内で突出した位置に鎖線で示されてお
り、案内装置10は破線で示されている。
第2図は押ボタン1が矢印21の方向に押された押ボタ
ン位置を示し、案内装置10の底22は押ボタンロッド5の
前端縁23にまだ到達していない。しかし、ボタン1は既
に押されていて、その案内面1aはピン16を案内溝孔18内
で右の方向に押ボタン3に向け押圧している。押ボタン
1を更に内方に押圧すると、押ボタン1はピン16を過ぎ
て動き、押ボタンロッド5を作動し、早巻戻しの作用を
開始する。
押ボタン1の代りに押ボタン3を押しても、同一の作
動サイクルが行なわれる。即ち、案内面3aによってピン
16を案内溝孔18内で押ボタン1の方向に左に押圧する。
押ボタン3を押すことによって早送りをセットする。
押ボタンは延長部19の壁(図示せず)の背後に掛合す
ることができる。この掛合は、押ボタン1,3がその休止
位置を越えて外方に押圧されないようにするものであ
る。押ボタンの休止位置として、第2図に押ボタン3を
休止位置に示した。
明瞭にするため、押ボタン1,3をその関連する部片と
共に異なるマークを付して示した。即ち押ボタン1とそ
の関連する部片を多数の点で示し、押ボタン3とその関
連する部片を多数の斜線で示した。
早戻しを行なうため押ボタン5を押圧すると、このボ
タンは装置の内側で押圧された位置(図示せず)に引掛
る。他方のボタンを押すことによってこの引掛りを外す
ことができる。押ボタンロッド5は弾発的に戻り、従っ
て押ボタン1をリセットすることができる。押ボタンロ
ッド5が完全復帰位置に既にある時、圧力ばね11によっ
て押ボタン1を更に外方に休止位置に押圧する。この移
動中、押ボタン1の案内面1bを制御ピン16に衝合し、制
御ピン16を第1図に示す中心位置に押圧する。弾発的に
戻る弾性アーム32によってこの運動は助けられる。
第3図は2個の押ボタンロッド5,7を同時に内方に押
圧した時、押出ロッド9がどのように作動するかを示
す。矢印25で示す方向に押ボタン1,3に圧力が作用す
る。支持手段即ち弾性アーム32の作用を受けて、案内面
1a,3aから成るV字状凹所26にピン16が掛合する。押ボ
タン1,3を押圧する結果、ピン16はV字状凹所26内に留
まり、案内溝孔18の壁27を介して延長部19により押出ロ
ッド9を内方に押圧する。押ボタン1,3の凹所の底22が
押ボタンロッド5,7の前端縁23に衝合するや直ちに、押
ボタンロッド5,7も作動する。
第4図は押ボタンロッドと押出ロッドとを押出位置に
示し、この位置で押出ロッドはカセットホルダからカセ
ットを押出し終っている。押ボタン1,3のフック24が延
長部19の壁(図示せず)に衝合しており、これにより押
ボタン1,3、従って押ボタンロッド5,7をその内方位置に
保持している。押出位置では、押出ロッド9は装置内に
僅かに後退しており、制御ピン16は凹所26から上昇して
いる。
第2,3及び4図を比較すれば明らかなように、異なる
作動状態に装置がある時、押ボタン1,3は装置の前壁29
から等しい距離突出していない。第2図では、押出ロッ
ドは外側位置にあって、カセットが挿入されていること
を示している。
第3図では押出ロッド9は内方に僅かに動いており、
第4図では押出ロッドは完全内方位置にあり、押ボタン
1,3も完全内方位置、即ち押出位置にある。この位置で
は、カセットはカセットホルダから押出されている。次
にカセットを再び挿入すると、3個のロッド5,7及び9
は前方に動き、制御ピンは中心位置に留まる(制御ピ
ン、押出ロッド及び押ボタンは第4図に示す場合と同一
の相対位置にある)。
第5図は第3図のV−V線上の断面図で制御ピン16の
構造を示す。延長部19の上下で、制御ピン16に案内板30
を設ける。案内板30、アーム32,32a、ピン32b及び枢着
点33と一体のユニットとしてピン16を成型する。このよ
うにして、制御ピン16を延長部19によって支持する。制
御ピンの部分31を押ボタン1,3内に突出する。
第7図は押ボタン1,3を同時に押圧した時、押出ロッ
ド9を押ボタンロッド5,7に連結する他の方法を示す。
この場合、押出ロッド9の延長部19に矩形箱35を設け
る。この矩形箱は他の成型部材と共に押出しロッド9と
一体にする。箱35の内側34内で動き得るよう、押ボタン
ロッド5,7のノーズ状突起36を案内する。内側34内でL
字状支持アーム37を押ボタンロッド5,7の縦方向に延在
し、支持手段37の他のアーム50を押ボタンロッドに垂直
に突出し、箱35の後壁38上に位置するるナイフエッジ支
持部38aにアーム50を掛合させる。押ボタン1,3から遠方
の側の箱35の側面にこの後壁38が位置する。押ボタンロ
ッド5,7の縦方向に延びるL字状支持手段37のアーム39
の自由端にヘッド部40を担持する。このヘッド部40は前
部案内面41と後部案内面42とを具える。押ボタン5,7の
内方への運動の方向に前部案内面41は互に拡開してお
り、後部案内面42は互に狭くなっている。これ等案内面
間にヘッド部40を形成する側面44は前面45に向け延び、
前部案内面41に隣接している。ヘッド部40に浅い溝孔46
を形成し、前面45の表面から押ボタンの移動方向に深く
する。箱35の前壁49に成型したばねアーム48をこの溝孔
46に掛合する。
第8図は箱35の縦断面図であり、第7図の構造を示
し、支持手段37は部分側面図で示されている。第8図で
は、支持手段37のアーム39をほぼ水平な方向に延在する
と共に、ナイフエッジ支持部38aに掛合するアーム50を
ほぼ垂直方向に延在する。アーム50は開口51を形成し、
ばねアーム53のノーズ52をこの開口51に掛合する。ばね
アーム53をプラスチック部片54に連結し、このプラスチ
ック部片の上側55によってアーム39を支持する。2個の
プラスチックストリップ56によって、プラスチック部片
54を箱35の前壁49に連結する。プラスチック部片54、ス
トリップ56及び箱35の外壁は押ボタンロッド5,7の突起3
6のための案内装置を構成する。
ヘッド部40の位置で、箱35の縦壁57に凹所58を形成
し、この凹所内にヘッド部40を掛合させ得るようにする
と共に、アーム39の変形を制限するための止めをこの凹
所によって形成する。
縦壁57をばねアーム57aに連結する。このばねアーム5
7aを縦壁57に平行に延在し、ばねアーム57aの自由端を
アーム50に押圧する。これ等アーム57aと共に、ばねア
ーム48によって位置決め復帰手段を構成し、支持手段37
をその中心位置(第7図参照)に押圧する。第7及び8
図に示す実施例において、押ボタンの一方、例えば押ボ
タン1を押圧すると、押ボタンロッド5の突起36がアー
ム39の前部案内面41に衝合し、このアーム39を右に押圧
する。このようにして、押ボタン1を一層内方に押圧す
ることができる。押ボタンロッド5が再び外方に動いた
時、押ボタンロッド5の突起36が後部案内面42を介して
再びアーム39を右に押圧し、押ボタンロッドを完全に外
方に動かし得るようにする。押ボタンロッドを押圧し終
ると、ばねアーム48,57aによってアーム39はその中心位
置に復帰する。また他方の押ボタン3によって押ボタン
ロッド7を内方に押圧し、この押ボタンロッドを再び復
帰させても同様の作用が達成される。
押ボタン1,3を同時に押圧した時、2個の突起36は2
個の前部案内面41に向け動く。このようにしてアーム39
の側方への運動を防止する。アーム39は常にその中心位
置にあるから、前部案内面との掛合は迅速に進行する。
押ボタン1,3を更に内方に押圧した時、アーム39と箱35
の後壁38とを介して突起36によって押出ロッド9を更に
後方に押圧し、第3の機能を達成する。押ボタン1,3を
釈放した時、押ボタンロッド5,7は再び外方に動く。
押ボタンロッドが内方に動いて,その突起36がヘッド
部40の背後に位置した時、第2の押ボタンロッドも内方
に押圧されることが生ずるかも知れない。またその突起
36がヘッド部40を再び押圧して、両方の突起36がヘッド
部の背後に位置することもあり得る。押ボタンロッドが
復帰する時、かみ込むのを防止するため、突起に面取り
部59を形成する。これ等面取り部59は後部案内面42に衝
合し、アーム39を上方に押圧する。この上昇運動は可能
である。それは、弾性アーム53がナイフエッジ支持部38
aにアーム50を再び押圧するからである。従って、アー
ム39はプラスチック部片54の側面55に再び押圧される。
L字状の支持手段37の取付けを容易にするため、弾性
アーム53のノーズ52を開口51に掛合させる。アーム50を
箱35内に押圧する際、このアーム50によってばねアーム
53を押圧し、ノーズ52を開口51にスナップ掛合させるよ
うな形状にノーズ52の形状を定める。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置においてどのようにして第3の機能
を達成するかを示す線図的斜視図、 第2図は2組の押ボタンと押ボタンロッドが異なる位置
にある時、早送りに対応する早巻戻しの操作を示す平面
図、 第3図はカセットを押出し始める時の押ボタン、押ボタ
ンロッド及び押出ロッドの相対位置を示す平面図、 第4図はカセットの押出しを完了した時の押ボタン、押
ボタンロッド及び押出ロッドの相対位置を示す平面図、 第5図は第3図のV−V線上の断面図で制御部材の構造
を示し、 第6図は制御装置の案内装置と支持装置との平面図、 第7図は本発明装置の一実施例における第3の作動ロッ
ド及び2個の押ボタンロッドの間の作動を示す平面図、 第8図は第7図のVIII-VIII線上の断面図である。 1,3……押ボタン、1a,1b,3a,3b……案内面 5,7……押ボタンロッド、9……押出ロッド 10……案内装置、11……圧力ばね 12……圧力ばねの端部、14……通路 16……制御ピン 18……弓形案内溝孔又は開口 19……延長部、19a……溝孔 20……底、23……前端縁 24……フック、26……V字状凹所 27……壁、29……前壁 30……案内板、31……部分 32,32a……弾性アーム、32b……ピン 33……枢着点、34……内側 35……矩形箱、36……突起 37……支持手段、38……後壁 38a……ナイフエッジ支持部 39……アーム、40……ヘッド部 41……前部案内面、42……後部案内面 44……側面、45……前面 46……溝孔、48……ばねアーム 49……前壁、50……アーム 51……開口、52……ノーズ 53……ばねアーム、54……プラスチック部片 55……上側 56……プラスチックストリップ 57……縦壁、59……面取り部

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ別個に内方に内方移動行程の長さ
    にわたり押し込んだとき、それぞれ磁気テープカセット
    装置の部分に別個の機能を行なわせる2個の押ボタン及
    びこの押ボタンに関連する押ボタンロッド(5,7)と、 動作時に磁気テープカセット装置の他の部分に他の機能
    を行わせる他の第3の機能ロッド(9)であって支持手
    段(18,19,30;37)を介してこの第3のロッドに連結
    し、前記押ボタンロッド(5,7)の前後移動の移動方向
    に平行な中心位置から左右の横方向に移動自在の制御部
    材(16;40)を設けた第3機能ロッド(9)とを具え、 前記2個の押ボタンロッド(5,7)及び前記制御部材(1
    6;40)のうちのいずれか一方に、前記押ボタンロッドの
    移動方向に対して傾斜した案内面(1a,1b,3a,3b;41,4
    2)を設け、 一方の押ボタンロッドのみを内方に押し込んで内方に移
    動したときには、前記傾斜案内面(1a,1b,3a,3b;41,4
    2)を介しての押ボタンロッドと制御部材との掛合によ
    って制御部材(16;40)が横方向に移動してこの一方の
    押ボタンロッドの移動方向への移動を可能にし、 両方の押ボタンロッド(5,7)を同時に内方に押し込ん
    で移動するとき両側の案内面(1a,3a;41)が制御部材
    (16;40)の横方向移動を阻止し、制御部材(16;40)が
    前記双方の押ボタンロッド(5,7)と一緒に内方に移動
    して前記第3の機能ロッド(9)を動作させる磁気テー
    プカセット装置において、 前記押ボタンロッド(5,7)の少なくともいずれか一方
    の復帰移動中、前記支持手段(18,19,30;37)及び前記
    制御部材(16;40)を位置決め復帰手段(32,32a,32b,3
    3;48,53,57a)によって前記左右の横方向移動の中心位
    置に向けて押圧し、前記押ボタンロッド(5,7)を同時
    に押したとき移動を生ずる前記第3の機能ロッド(9)
    の移動方向を、前記押ボタン及び押ボタンロッド(5,
    7)の移動方向に一致させたことを特徴とする磁気テー
    プカセット装置。
  2. 【請求項2】前記位置決め復帰手段を少なくとも1個の
    ばねアーム(32,32a;48,57a)により構成した特許請求
    の範囲第1項に記載の磁気テープカセット装置。
  3. 【請求項3】前記押ボタン(1,3)から遠い前記制御部
    材(16;40)の側で前記制御部材(16;40)の前記支持手
    段(18,19,30;37)を前記第3の機能ロッド(9)の延
    長部(19)に配置した特許請求の範囲第1項に記載の磁
    気テープカセット装置。
  4. 【請求項4】前記制御部材(16)を配置するための案内
    開口(18)を前記第3の機能ロッド(9)の延長部に設
    け、この案内開口(18)の壁(27)によって前記制御部
    材(16)の側方への回動を制限した特許請求の範囲第1
    項に記載の磁気テープカセット装置。
  5. 【請求項5】前記案内面(1a,1b,3a,3b)をそれぞれ対
    応する前記押ボタンロッド(5,7)に形成した特許請求
    の範囲第1項に記載の磁気テープカセット装置。
  6. 【請求項6】前記案内開口(18)を弓形に形成した特許
    請求の範囲第4項に記載の磁気テープカセット装置。
  7. 【請求項7】前記傾斜した案内面(41,42)を前記制御
    部材(40)に設け、 制御部材(40)を位置決め復帰手段としてのばね(53)
    の力に抗して前記横方向移動の平面に対して直交する方
    向に移動自在にし、また 前記押ボタンロッド(5,7)に傾斜端縁(59)を設け、
    前記移動自在の制御部材(40)が側方移動を阻止された
    場合に、前記押ボタンロッドの復帰移動中にこの押ボタ
    ンロッドにより前記制御部材(40)を前記横方向移動平
    面に直交する方向に押しやることができる構成とした ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の磁気テ
    ープカセット装置。
  8. 【請求項8】前記位置決め復帰手段(48,57a)をばねア
    ームとし、このばねアームにより前記支持手段(37)及
    び制御部材(40)を中心位置に押圧する構成とした特許
    請求の範囲第7項に記載の磁気テープカセット装置。
  9. 【請求項9】前記第3機能ロッド(9)は矩形箱(35)
    を有するものとして構成し、この矩形箱(35)の縦方向
    壁(57)により前記制御部材(40)のアーム(39)の過
    剰な横方向移動を阻止する止部を構成するようにした特
    許請求の範囲第7項に記載の磁気テープカセット装置。
  10. 【請求項10】前記制御部材(40)を担持する支持手段
    (37)を前記第3機能ロッド(9)の矩形箱(35)内に
    配置し、この矩形箱(35)の内部で傾斜端縁(59)を有
    する押ボタンロッド(5,7)の突起(36)を前記矩形箱
    の外壁と案内ストリップ(56)との間で案内する構成と
    した特許請求の範囲第9項に記載の磁気テープカセット
    装置。
  11. 【請求項11】前記矩形箱(35)の後壁(38)に、前記
    制御部材(40)の支持手段(37)のためのナイフエッジ
    支持部(38a)を設け、また前記矩形箱(35)には前記
    支持手段(37)を中心位置に押圧するよう前記押ボタン
    ロッドの内方移動方向に指向する位置決め復帰手段(4
    8,57a)を設けた特許請求の範囲第9または10項に記載
    の磁気テープカセット装置。
  12. 【請求項12】前記位置決め復帰手段としてのばねアー
    ム(48)を前記矩形箱の前壁(49)に設け、このばねア
    ーム(48)を制御部材(40)に作用させ、またこのばね
    アーム(48)が中心位置にあるとき前記押ボタンロッド
    の内方移動の方向に延在する構成とした特許請求の範囲
    第9乃至11項のうちのいずれか一項に記載の磁気テープ
    カセット装置。
JP61113858A 1985-05-23 1986-05-20 磁気テ−プカセツト装置 Expired - Lifetime JP2517552B2 (ja)

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