JP2517321B2 - ラミネ―タ - Google Patents

ラミネ―タ

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JP2517321B2
JP2517321B2 JP62275609A JP27560987A JP2517321B2 JP 2517321 B2 JP2517321 B2 JP 2517321B2 JP 62275609 A JP62275609 A JP 62275609A JP 27560987 A JP27560987 A JP 27560987A JP 2517321 B2 JP2517321 B2 JP 2517321B2
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laminating roller
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laminating
roller
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忠男 佐野
庸一 出水
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、基板に感光性ドライフィルムをラミネート
するとき、前記の基板が厚板である場合のラミネータに
関するものである。
〔従来の技術〕 従来のラミネータは、特開昭54−73855号公報に示さ
れるように、ラミネートされる基板が厚板であった場
合、その厚板基板に対する工夫は何もなされていないの
が現状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
近年需要が急増している多層基板は、板厚が厚いもの
が求められるようになり、例えば10mmを越えるような厚
さのものが多くなってきている。従って、従来のラミネ
ータを用いて厚板基板をラミネートする場合、搬送され
てくる基板が厚いためにラミネートローラに安定した状
態で食い込まれないこととなり、このため、フィルムに
しわ,傷,エアーの抱き込み等が発生したり、時には基
板が全くラミネートローラに食い込まれず、ラミネート
できない場合も生じた。更に、例え食い込まれたとして
も搬送されてくる基板のエッジによってラミネートロー
ラに傷が多発し、このためフィルムにしわ、傷、エアー
の抱き込み等のラミネート不良が生じることとなり、そ
のためラミネートローラを取替える必要を生じ、その取
替費用も多大となる等の重大な問題が発生した。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、厚板基板で
あっても、しわ,エアーの抱込み等がなく、安定したラ
ミネートができ、しかも、ラミネートローラの損傷をも
大幅に低減させることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のラミネータは前記の目的を達成するために、
一対のラミネートローラの一方のラミネートローラを一
定位置に固定的に軸支し、他方のラミネートローラは搬
送されてくる基板の厚さに応じて上下動自在に支持せし
め、該ローラの自重を除去し、前記搬送され導入・挾持
される基板の厚さに基づくラミネートローラの変位を検
知するセンサを設け、該検知された変位に応じて前記ラ
ミネートローラの加圧・解除を自動的に行うことを特徴
とするものである。
〔作用〕
本発明に、係るラミネータは搬送されてくる厚板基板
をラミネータに導入し挾持する場合、ラミネータを構成
する一対のラミネートローラの一方のラミネートローラ
を一定の位置に支持し、他方のラミネートローラは前記
した導入せしめられる基板の厚さに応じて上下動してそ
の位置を変位するように支持されているので、前記の厚
板基板は自由に抵抗なく前記の一対のラミネートローラ
間に導入・挾持されるものであり、しかも、前記の基板
の厚さによってラミネートローラが変位したとき、その
変位を検知するセンサを備え、該センサによって検知さ
れた変位に応じてラミネートローラを加圧・解除し、基
板には常に均一な力を与えるようにしたものである。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず前段のラミネータ部Xについて説明すると、図に
おいて1,1′は底枠2とともに架台3を構成する左右の
側枠であり、4は前記左右の側枠1,1′に軸受5,5′を介
して一定位置に回転自在に軸支された下部ラミネートロ
ーラであり、該下部ラミネートローラ4は軸端に設けら
れた駆動スプロケット6により駆動回転せしめられる
(駆動モータ、チェーンは図示省略)。
7,7′は前記した架台3の左右両側枠1,1′のそれぞれ
の内側に装着されたエアシリンダ、8,8′は前記のエア
シリンダのピストンである。9は前記下部ラミネートロ
ーラ4とで一対となる上部ラミネートローラであり、該
上部ラミネートローラ9は軸10を支持する軸受11,11′
によって回転自在に支持されるとともに、前記軸受11,1
1′を前記したエアシリンダ7,7′のピストン8,8′の先
端部に固定し、上部ラミネートローラ9をエアシリンダ
7,7′によって吊持して上下動自在に支承される。そし
て、上部ラミネートローラ9の自重をエアシリンダ7,
7′で打消すように作用させ、通常は下部ラミネートロ
ーラ4と接触状態とされて基板Aが搬送されてくるのを
待機する。12は上部ラミネートローラ9の軸10端に設け
られたスプロケットであり、該スプロケット12により上
部ラミネートローラ9を駆動回転せしめる。
13は前記上部ラミネートローラ9の変位を軸受部11で
検知する位置変位センサである。
また、14は厚板基板Aを搬送するコンベアであり、B,
B′は被ラミネータ材のドライフィルムで図示しないド
ライフィルムローラよりラミネートローラ間に供給され
る。
また、後段のラミネータ部Yも前段のラミネータ部X
と同様な構成を有するもので、下部ラミネートローラ20
は側枠に軸受部を介して一定位置で回転自在に軸支さ
れ、上部ラミネートローラ21は軸受22,22′によって回
転自在に軸支されるとともに、側枠に装着されたエアシ
リンダ23,23′のピストン24,24′に吊持され、上部ラミ
ネートローラ21の自重を打消す方向にエアシリンダ23,2
3′を作用している構成としているもので、その後段の
ラミネータ部Yは前述した前段のラミネータ部Xと同様
に構成されるものである。
本発明の実施例は以上のように構成されるので、その
作用について説明すると、前工程が終了した厚板基板A
は搬送コンベア14によって前段のラミネータ部Xに搬送
される。
この厚板基板Aがラミネータ部Xに搬送される状態に
おいては、下部ラミネートローラ4は架台3の側枠1,
1′に軸受5,5′を介して一定位置に軸支されており、上
部ラミネートローラ9は軸受11,11′にて支持されると
ともに、前記軸受11,11′は架台3の両側枠1,1′のそれ
ぞれの内側に装着したエアシリンダ7,7′のピストン8,
8′の先端部に吊持されており、前記の上部ラミネート
ローラ9はエアシリンダ7,7によりその自重を打ち消す
方向に作用され、下部ラミネートローラ4に接触状態と
され、上部ラミネートローラ9及び下部ラミネートロー
ラ4はそれぞれスプロケット12及び6によって回転せし
められている。
そして、搬送された厚板基板Aが前段のラミネータ部
Xに到達したとき、前記したように上部ラミネートロー
ラ9の自重は除去された状態とされ極めて軽く上下動で
きるようになされているので、搬送されてきた厚板基板
Aは何らの衝撃もなく抵抗なく円滑に上部ラミネートロ
ーラ9を上動して一対のラミネートローラに導入・挾持
できるものである。上記したように厚板基板Aがラミネ
ートローラに導入されると基板の厚さに相当する距離だ
け上部ラミネートローラ9及び軸受10,10′が上昇する
ので、この変位をセンサ13で検出し、シリンダ7,7′へ
の圧縮空気を供給する電磁弁(図示せず)を作動させ、
板が挾持されたことを検知してエアシリンダ7,7′を作
動させ、上部ラミネートローラ9を加圧する。一方被ラ
ミネータ材のドライフィルムB,B′は一対のラミネート
ローラ9,4間に予じめ張設してあるので、厚板基板Aは
一対のラミネートローラ間に挾持搬送される間に前記ド
ライフィルムB,B′が厚板基板Aの表裏にラミネートさ
れる。また、厚板基板Aが前段のラミネータ部Xを通過
したら直ちに、導入時と同様にセンサ13が作動してエア
シリンダ7,7′の加圧を解除すると同時に、上部ラミネ
ートローラ9の自重を打ち消す方向に作用させ、前記ラ
ミネートローラ9の自重を除去するようにして次の厚板
基板の搬送に対して待機状態となる。
前段のラミネートが終了した厚板基板Aは後段のラミ
ネータ部に導入され前記と同様な態様で加圧し、前後二
段で加圧することによりレジストの密着性の高いラミネ
ータ成品が得られる。
また、位置・検出センサ13は搬送されてくる基板厚さ
に応じて任意に調整可能としてある。
以上、説明したように、本実施例によると厚板基板の
場合においても基板のラミネートローラへの食い込み不
良、抵抗もなく、円滑に導入・挾持でき、しわ,たる
み、エアー抱込みのないラミネーと成品が得られるばか
りでなく、ラミネートローラの損傷は全く発生せず安定
したラミネートができる。
また、上部のラミネートローラ9の自重を除去するよ
うに構成したので、どのような厚さの基板も円滑に導入
・挾持でき、前記の基板の厚さに相当するラミネートロ
ーラの変位をセンサにて検知し加圧するので基板に対し
常に均一な加圧が得られるものである。
前述した実施例においては、下部ラミネートローラの
位置を固定し、上部ラミネートローラを上下動自在とし
たが、上部ラミネートローラの位置を固定し、下部ラミ
ネートローラを上下動自在にしても同様な作用効果を得
られるものである。
〔発明の効果〕
本発明に係るラミネータは、一対のラミネートローラ
の一方のラミネートローラは一定位置に軸支し、他方の
ラミネートローラは導入される基板の厚さに応じて自由
に上下動できるように支承したので、前記の厚板基板は
一対のラミネートローラ間に円滑に導入・挾持されるも
のであり、しかも、上下動するラミネートローラの変位
をセンサによって検知し加圧を行うものであり、常に均
一とされた加圧を基板に与えるようにしたので、前記の
厚板基板の円滑な導入と相俟ってしわ,たるみ,エアー
抱き込みのないラミネータが可能となったものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は断面図、
第2図は第1図のII−II矢視図である。 4,20:下部ラミネータ 7,7′,23,23′:エアシリンダ 9,21:上部ラミネータ 11,11′,22:軸受 13:センサ、A:厚板基板 B,B′:ドライフィルム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のラミネートローラの一方のラミネー
    トローラを一定位置に固定的に軸支し、他方のラミネー
    トローラは搬送されてくる基板の厚さに応じて上下動自
    在に支持せしめ、該ローラの自重を除去し、前記搬送さ
    れ導入・挾持される基板の厚さに基づくラミネートロー
    ラの変位を検知するセンサを設け、該検知された変位に
    応じて前記ラミネートローラへの加圧・解除を自動的に
    行うことを特徴とするラミネータ。
JP62275609A 1987-11-02 1987-11-02 ラミネ―タ Expired - Fee Related JP2517321B2 (ja)

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