JP2517119Y2 - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JP2517119Y2
JP2517119Y2 JP1993052502U JP5250293U JP2517119Y2 JP 2517119 Y2 JP2517119 Y2 JP 2517119Y2 JP 1993052502 U JP1993052502 U JP 1993052502U JP 5250293 U JP5250293 U JP 5250293U JP 2517119 Y2 JP2517119 Y2 JP 2517119Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、開弁リフト量を微小と
して実質的な吸気制限状態を達成するための微小作動用
カムと、クランク角に沿う始端部および終端部に緩衝曲
線部を有する開弁リフト曲線を生じるカムプロフィルの
開閉作動用カムとがカムシャフトに設けられ、それらの
カムに個別に対応して隣接配置されたロッカアームの連
結および連結解除の切換により吸気弁の作動特性を機関
の運転域に応じて変更可能な内燃機関の動弁装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる動弁装置は、たとえば特開
平4−94407号公報等により既に知られており、こ
従来の動弁装置では、一対の吸気弁にそれぞれ連動、
連結されるロッカアームに対応して、微小作動用カムと
開閉作動用カムとがカムシャフトに設けられ、両ロッカ
アームの連結を解除した状態では一方の吸気弁が開閉作
動用カムで開閉作動せしめられるのに対し、他方の吸気
弁は微小作動用カムによって実質的な吸気制限状態とな
り、両ロッカアームを連結したときには両吸気弁を開閉
作動用カムで開閉作動せしめるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで微小作動用カ
ムを有する動弁装置において、開閉作動用カムに対応す
る第1ロッカアームと、微小作動用カムに対応し且つ吸
気弁に連動させる第2ロッカアームとを、その両ロッカ
アーム間に他のロッカアームを挟むようにしてカムシャ
フト軸線に沿って並列配置し、第1及び第2ロッカアー
ム間に、その間の連結および連結解除を切換可能な連結
切換手段を設け、その連結切換手段の切換作動により前
記吸気弁の作動特性を機関の運転域に応じて変更可能な
構造とすることが考えられるが、このような構造のもの
では、特に連結切換手段により第1及び第2ロッカアー
ム間を連結した状態(即ち第2ロッカアームに連動させ
る吸気弁を、第1ロッカアームに対応する開閉作動用カ
ムによって開閉作動させる状態)においては、開閉作動
用カム及び第1ロッカアーム相互の作用点と、微小作動
用カムに対応した第2ロッカアーム及び吸気弁相互の作
用点との間がロッカアームの長さ方向にもロッカシャフ
ト軸線方向にも少なからず離間していて、第1及び第2
ロッカアームの結合体全体に加わる両作用点間のモーメ
ントが比較的大きくなり(このモーメントは、特に吸気
弁の開弁初期と閉弁末期、即ち第1ロッカアームが開閉
作動用カムの緩衝曲線部を追従する際に大となる)、こ
れが個々のロッカアームや連結切換手段の各部に僅かな
がら変形を生じさせることがあり、従って連結切換手段
自体の可動部における不可避的なガタ(例えば連結ピン
のピン嵌合クリアランス)の存在とも相俟って、開閉作
動用カムのリフトカーブに 第2ロッカアームを精度よく
追従させることが困難となる場合がある。この場合、第
1ロッカアームが開閉作動用カムの緩衝曲線部に差しか
かって該緩衝曲線部に沿う作動を行なっている時に、第
2ロッカアームは同緩衝曲線部に沿った追従作動を行な
い得ず、該第2ロッカアームに連動させる吸気弁を突然
にリフト開始(開弁動作の開始)あるいはリフト終了
(着座)してしまうために異音(衝撃音)が発生した
り、前記気弁がバウンスしたりする恐れがある。
【0004】本考案は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、前記問題を解決することができる、内燃機関
の動弁装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、考案は、開弁リフト量を微小として実質的な吸気
制限状態を達成するための微小作動用カムと、クランク
角に沿う始端部および終端部に緩衝曲線部を有する開弁
リフト曲線を生じるカムプロフィルの開閉作動用カムと
カムシャフトにそのシャフト軸線方向に間隔をおいて
設け、前記開閉作動用カムに対応する第1ロッカアーム
と、前記微小作動用カムに対応し且つ吸気弁に連動させ
る第2ロッカアームとを、その両ロッカアーム間に他の
ロッカアームを挟むようにしてカムシャフト軸線に沿っ
て並列配置し、前記第1及び第2ロッカアーム間には、
その間の連結および連結解除を切換可能な連結切換手段
を設け、その連結切換手段の切換作動により前記吸気弁
の作動特性を機関の運転域に応じて変更可能な内燃機関
の動弁装置であって、微小作動用カムは、該微小作動用
カムによる吸気弁の開弁および閉弁時期の少なくとも一
方で、開閉作動用カムの緩衝曲線部にほぼ一致した緩衝
曲線部を有する微小開弁リフト曲線を生じるプロフィル
に形成されることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面により本考案の実施例について説
明する。
【0007】図1ないし図5は本考案の第1実施例を示
すものであり、図1は縦断面図であって図2の1−1線
に沿う断面図、図2は図1の2矢視拡大平面図、図3は
図1の3−3線拡大断面図、図4は図1の4−4線拡大
断面図、図5は弁作動特性図である。
【0008】先ず図1および図2において、SOHC型
内燃機関におけるシリンダヘッドHには、燃焼室11の
天井面に開口するようにして一対の吸気弁口12が設け
られる。両吸気弁口12を個別に開閉可能な一対の吸気
弁V1 ,V2 は、シリンダヘッドHに配設された一対の
ガイド筒13にそれぞれ摺動可能に嵌合されており、各
ガイド筒13から突出した各吸気弁V1 ,V2 の上端部
にそれぞれ固定されたリテーナ14とシリンダヘッドH
との間には各吸気弁V1 ,V2 を囲繞するコイル状の弁
ばね15がそれぞれ介設され、それらの弁ばね15によ
り各吸気弁V1,V2 は上方すなわち閉弁方向に付勢さ
れる。
【0009】両吸気弁V1 ,V2 と、図示しない排気弁
とに共通なカムシャフト16がクランクシャフト(図示
せず)に1/2の減速比で連動、連結されており、該カ
ムシャフト16と両吸気弁V1 ,V2 との間には、カム
シャフト16の回転運動を吸気弁V1 ,V2 の開閉運動
に変換すべく第1、第2および第3ロッカアーム17,
,1が介設される。
【0010】図3および図4を併せて参照して、カムシ
ャフト16は、シリンダヘッドHと、該シリンダヘッド
H上にそれぞれ結合される複数のホルダ20とで回転自
在に支承される。このカムシャフト16には、開閉作動
用としての低速用カム21と、高速用カム22と、微小
作動用カム23とが、この順に並んで一体に設けられ
る。低速用カム21は、機関の低速運転域で一方の吸気
弁V1 を開閉作動せしめるとともに機関の中速運転域で
両吸気弁V1 ,V2 を開閉作動せしめるための形状を有
するものであり、ベース円部21aと、該ベース円部2
1aから半径方向外方に張出す高位部21bとを有す
る。また高速用カム22は、機関の高速運転域で両吸気
弁V1 ,V2 を開閉作動せしめるための形状を有するも
のであり、ベース円部22aと、カムシャフト16の半
径方向に沿う外方への張出量を低速用カム21の高位部
21bよりも大としてベース円部22aから張出した高
位部22bとを有する。さらに前記微小作動用カム23
は、機関の低速運転域で他方の吸気弁V2 の開弁リフト
量を微小として実質的な吸気制限状態を達成するための
ものであり、ベース円部23aと、前記低速用カム21
および高速用カム22の高位部21b,22bに対応す
る位置でベース円部23aからわずかに突出した高位部
23bとを有する。
【0011】ところで、低速用カム21、高速用カム2
2および微小作動用カム23による弁作動特性は、図5
で示すように設定される。すなわち低速用カム21によ
る開弁リフト曲線C1 が、クランク角に沿う始端部およ
び終端部で緩衝曲線部C1MB,C1ME を有するものであ
り、高速用カム22による開弁リフト曲線C2 が、クラ
ンク角に沿う始端部および終端部で緩衝曲線部C2MB
2ME を有するものであるのに対し、微小作動用カム2
3は、開角中心時期θC3を前記低速用カム21および高
速用カム22の開角中心時期θC よりも遅角側にずらせ
た微小開弁リフト曲線C3 を生じるように形成されるも
のであり、該微小開弁リフト曲線C3 のクランク角に沿
う終端部には、前記低速用カム21の終端部の緩衝曲線
部C1MEにほぼ一致した緩衝曲線部C3ME が形成され
る。
【0012】一方の吸気弁V1 には第1ロッカアーム1
7が連動、連結され、また本発明の吸気弁としての他方
の吸気弁V2 には第ロッカアーム19が連動、連結さ
れ、その第1及び第2ロッカアーム17,19は、その
相互間に、両吸気弁V1 ,V2 とは自由となることを可
能とした第3ロッカアーム18を挟むようにして、カム
シャフト16の軸線に沿って並列配置される。而して各
ロッカアーム17〜19は、カムシャフト16の斜め上
方位置で該カムシャフト16と平行な軸線を有しながら
ホルダ20に固定的に支持されたロッカアームシャフト
24で揺動自在に支承される。
【0013】第1ロッカアーム17の一端下部には低速
用カム22に摺接するカムスリッパ25が設けられ、第
ロッカアーム18の一端下部には高速用カム22に摺
接するカムスリッパ26が設けられ、第ロッカアーム
19の下部には微小作動用カム23に摺接するカムスリ
ッパ27が設けられる。
【0014】第1および第2ロッカアーム17,19の
他端には、各吸気弁V1 ,V2 の上端に当接するタペッ
トねじ28がそれぞれ進退自在に螺合されており、第1
および第ロッカアーム17,19の揺動作動に応じて
各吸気弁V1 ,V2 が開閉作動することになる。
【0015】また第ロッカアーム18は、図示しない
弾発付勢手段により、カムスリッパ26を高速用カム2
2に摺接させる方向に弾発付勢される。
【0016】第1〜第3ロッカアームうち、第1およ
び第ロッカアーム17,19間には両者17,19の
連結および連結解除を切換可能な第1連結切換手段30
が設けられ、この連結切換手段30が本発明の連結切換
手段を構成する。また第1〜第3ロッカアーム17,
9,18には、それら間の連結および連結解除を第1連
結切換手段30とは独立して切換可能な第2連結切換手
段31が、ロッカアームシャフト24の軸線まわりに前
記第1連結切換手段30とはずれた位置に設けられる。
【0017】ロッカアームシャフト24よりも両吸気弁
1 ,V2 側で第1ロッカアーム17には、第ロッカ
アーム18を跨いで第ロッカアーム19側に延びる連
結腕29が一体に設けられており、この連結腕29と第
ロッカアーム19との連結および連結解除を切換可能
として第1連結切換手段30が設けられる。またロッカ
アームシャフト24に関して第1連結切換手段30とは
反対側で第1〜第3ロッカアーム17,1,1に第
2連結切換手段31が設けられる。
【0018】図3で明示するように、第1連結切換手段
30は、第1ロッカアーム17および第ロッカアーム
19を連結可能な連結ピストン32と、連結ピストン3
2の移動を規制する規制部材33と、連結ピストン32
および規制部材33を連結解除側に付勢する戻しばね3
4とを備える。
【0019】第1ロッカアーム17の連結腕29には、
ロッカアーム19側に開放した有底のガイド穴35
がロッカアームシャフト24と平行に穿設されており、
このガイド穴35に連結ピストン32が摺動可能に嵌合
され、連結ピストン32の一端とガイド穴35の閉塞端
との間に油圧室36が画成される。また第1ロッカアー
ム17には油圧室36に連通する連通路37が穿設さ
れ、ロッカアームシャフト24内には図示しない油圧供
給源に通じる油圧通路38が設けられ、この油圧通路3
8は第1ロッカアーム17の揺動状態にかかわらず前記
連通路37すなわち油圧室36に常時連通する。
【0020】ところで、連結ピストン32は伸長方向の
ばね力を発揮して伸縮可能に構成されるものであり、閉
塞端を油圧室36に臨ませながらガイド穴35に摺動可
能に嵌合される有底円筒体41と、ガイド穴35に摺動
可能に嵌合される短円柱体42と、有底円筒体41およ
び短円柱体42間に縮設されるばね43とを有する。し
かも有底円筒体41の開放端外面には、該開放端を短円
柱体42の一端面に当接させたときに短円柱体42の一
端面および有底円筒体41間に環状の第1係合溝44を
形成する環状の切欠き部が設けられる。また有底円筒体
41の外周には環状の第2係合溝45が設けられる。し
かも前記ばね43のセット荷重は戻しばね34よりも小
さく設定される。
【0021】第ロッカアーム19には、前記ガイド穴
35に対応する有底のガイド穴47が連結腕29側に開
放してロッカアームシャフト24と平行に穿設されてお
り、連結ピストン32における短円柱体42の他端に当
接する有底円筒状の規制部材33がガイド穴47に摺動
可能に嵌合される。この規制部材33は、その開口端を
ガイド穴47の閉塞端側に向けて配置されるものであ
り、その開口端部で半径方向外方に張出した鍔部33a
がガイド穴47の内面に摺接する。戻しばね34は、ガ
イド穴47の閉塞端および規制部材33の閉塞端間に縮
設されており、この戻しばね34のばね力により相互に
当接した前記連結ピストン32および規制部材33が油
圧室36側に向けて付勢される。しかもガイド穴47の
閉塞端には、空気および油抜き用の連通孔48が穿設さ
れる。さらにガイド穴47の内面には、規制部材33の
鍔部33aに当接して規制部材33のガイド穴47から
の脱落を阻止する止め輪49が嵌着される。
【0022】かかる第1連結切換手段30には、その作
動タイミングを規制するためのトリガ機構51が付設さ
れるものであり、該トリガ機構51は、連結ピストン3
2における第1係合溝44あるいは第2係合溝45に係
合して該連結ピストン32の移動を規制する位置、なら
びに第1係合溝44あるいは第2係合溝45への係合状
態を解除して連結ピストン32の移動を許容する位置間
でのロッカアームシャフト24の軸線まわりの各ロッカ
アーム17〜19との相対揺動が可能なトリガ板52を
備える。
【0023】第1ロッカアーム17の上部には、スリッ
ト53が設けられるとともに、該スリット53の両側面
に連なって上方に延びるガイド部54,54が突設され
る。スリット53は、連結ピストン32における有底円
筒体41および短円柱体42が図3で示すように油圧室
36側に最大限変位している状態で第1係合溝44に対
応するようにして第1ロッカアーム17の上部に穿設さ
れ、第2係合溝45は、相互に当接状態にある有底円筒
体41および短円柱体42が油圧室36から離反する方
向に最大限移動した状態で前記スリット53に対応する
位置となるようにして有底円筒体41の外周に設けられ
る。
【0024】第1ロッカアーム17と一方のホルダ20
との間でロッカアームシャフト24には円筒状のカラー
55が嵌挿され、他方のホルダ20と第ロッカアーム
19との間でロッカアームシャフト24には円筒状のカ
ラー56が嵌挿され、それらのカラー55,56により
各ロッカアーム17〜19のロッカアームシャフト24
に沿う移動が規制される。
【0025】上記トリガ板52は前記一方のカラー55
に相対回動可能に支承される。このトリガ板52には、
前記両ガイド部54,54に両面を摺接させながらスリ
ット53から第1係合溝44あるいは第2係合溝45に
係脱可能に係合する係合板部52aが一体的に設けられ
る。
【0026】各ロッカアーム17〜19の両側のホルダ
20,20のうち第1ロッカアーム17に対向する側の
ホルダ20には、第1ロッカアーム17側に向けてスト
ッパピン57が植設されており、該ストッパピン57に
下方から当接可能なストッパ52bがトリガ板52から
突設される。またカラー55を囲繞するねじりばね58
の一端が前記ストッパピン57に係止され、該ねじりば
ね58の他端はトリガ板52に上方から係止される。而
してトリガ板52は、ねじりばね58によりストッパ5
2bをストッパピン57に当接させる方向に付勢されて
おり、ストッパ52bがストッパピン57に当接した状
態で、第1ロッカアーム17が静止状態にあるときには
トリガ板52の係合板部52aがスリット53から係合
溝54,55に係合可能であり、また第1ロッカアーム
17が開弁方向に揺動すると係合板部52aがスリット
53から離脱するようにストッパピン57の位置が設定
される。
【0027】図4で明示するように、第2連結切換手段
31は、第1および第ロッカアーム17,18を連結
可能な連結ピストン61と、第2および第3ロッカアー
ム1,1を連結可能な連結ピン62と、連結ピスト
ン61および連結ピン62の移動を規制する規制部材6
3と、連結ピストン61、連結ピン62および規制部材
63を連結解除側に付勢する戻しばね64とを備える。
【0028】第1ロッカアーム17には、第ロッカア
ーム18側に開放した有底のガイド穴65がロッカアー
ムシャフト24と平行に穿設されており、連結ピストン
61がガイド穴65に摺動可能に嵌合され、連結ピスト
ン61の一端とガイド穴65の閉塞端との間に油圧室6
6が画成される。また第1ロッカアーム17には油圧室
66に通じる連通路67が穿設される。さらにロッカア
ームシャフト24内には、第1連結切換手段30の油圧
通路38とは隔絶されるとともに図示しない油圧供給源
に通じる油圧通路68が穿設されており、この油圧通路
68は、第1ロッカアーム17の揺動状態にかかわらず
前記連通路67すなわち油圧室66に常時連通する。
【0029】第ロッカアーム18には、ガイド穴65
に対応するガイド孔70がロッカアームシャフト24と
平行にして両側面間にわたって穿設されており、前記連
結ピストン61の他端に一端が当接される連結ピン62
がガイド孔70に摺動可能に嵌合される。
【0030】第ロッカアーム19には、前記ガイド孔
70に対応する有底のガイド穴71が第ロッカアーム
18側に開放してロッカアームシャフト24と平行に穿
設されており、連結ピン62の他端に当接する有底円筒
状の規制部材63がガイド穴71に摺動可能に嵌合され
る。該規制部材63は、その開口端をガイド穴71の閉
塞端側に向けて配置されるものであり、その開口端部で
半径方向外方に張出した鍔部63aがガイド穴71の内
面に摺接する。戻しばね64は、ガイド穴71の閉塞端
および規制部材63の閉塞端間に縮設されており、該戻
しばね64のばね力により相互に当接した連結ピストン
61、連結ピン62および規制部材63が油圧室66側
に向けて付勢される。しかもガイド穴71の閉塞端に
は、空気および油抜き用の連通孔72が穿設される。さ
らにガイド穴71の内面には、規制部材63の鍔部63
aに当接して規制部材63のガイド穴71からの脱落を
阻止する止め輪73が嵌着される。
【0031】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、機関の低速運転域では第1および第2連結切換手
段30,31における油圧室36,66の油圧は解放さ
れており、第1連結切換手段30にあっては戻しばね3
4のばね力により連結ピストン32が油圧室36側に最
大限移動した連結解除状態にあり、また第2連結切換手
段31にあっては戻しばね64のばね力により連結ピス
トン61および連結ピン62が油圧室66側に最大限移
動した連結解除状態にある。この際、第1連結切換手段
30では第1係合溝44が形成されており、第1ロッカ
アーム17の静止状態でトリガ板52は第1係合溝44
に係合する。また連結ピストン32および規制部材33
の当接面は第1ロッカアーム17と一体の連結腕29お
よび第ロッカアーム19間に対応する位置に在る。一
方、第2連結切換手段31にあっては、連結ピストン6
1および連結ピン62の当接面が第1および第ロッカ
アーム17,18間に在り、連結ピン62および規制部
材63の当接面が第2および第3ロッカアーム1,1
間に在る。したがってロッカアーム17,18,1
9は相対角変位可能な状態にある。
【0032】このような第1および第2連結切換手段3
0,31の連結解除状態にあっては、カムシャフト16
の回転作動により第1ロッカアーム17は低速用カム2
1との摺接に応じて揺動し、一方の吸気弁V1 は低速用
カム21により図5の開弁リフト曲線C1 で示す特性で
開閉作動し、他方の吸気弁V2 は、図5の微小開弁リフ
ト曲線C3 で示すように実質的に閉弁休止した吸気制限
状態となる。さらに第ロッカアーム18は高速用カム
22との摺接に応じて揺動するが、その揺動動作は第1
および第ロッカアーム17,19に何らの影響も及ぼ
さない。
【0033】機関の中速運転域においては、第2連結切
換手段31は油圧室66の油圧が開放されたままで連結
解除状態にあるが、第1連結切換手段30の油圧室36
には高油圧が供給される。これにより第1連結切換手段
30において連結ピストン32は戻しばね34のばね力
に抗して油圧室36の容積を増大する方向に移動しよう
とする。しかるに、第1ロッカアーム17が静止状態に
あるときにはトリガ板52が第1係合溝44に係合して
おり、連結ピストン32の移動は阻止されている。而し
て、第1ロッカアーム17が開弁方向に作動を開始する
と、トリガ板52の係合板部52bが第1係合溝44か
ら離脱して連結ピストン32の移動が可能となり、該連
結ピストン32は第ロッカアーム19側にわずかに移
動し、第1係合溝44がスリット53に対応する位置か
らずれる。このため第1ロッカアーム17が閉弁方向に
作動してもトリガ板52が第1係合溝44に係合するこ
とはない。
【0034】このようにしてガイド穴35,47の軸線
が一致したとき、すなわち各ロッカアーム17〜19が
静止状態に入ったときに連結ピストン32がガイド穴4
7に嵌合し、第1および第ロッカアーム17,19が
ロッカアーム18を跨いで連結状態となる。この状
態で第2係合溝45はスリット53に対応する位置にあ
り、第1ロッカアーム17が静止状態となったときにト
リガ板52は第2係合溝45に係合することになる。
【0035】上述のように第1および第ロッカアーム
17,19が連結されると、低速用カム21に摺接して
いる第1ロッカアーム17とともに第ロッカアーム1
9が揺動し、両吸気弁V1 ,V2 は図5の開弁リフト曲
線C1 で示す特性で開閉作動せしめられる。
【0036】この中速運転域において、第1および第
ロッカアーム17,19は、第ロッカアーム18を跨
いで(即ち迂回して)連結されるものであり、吸気弁V
2 に連動、連結されている第ロッカアーム19までの
低速用カム21から距離は比較的長く、連結剛性が比較
的弱いものとなる。即ち、開閉作動用カムとしての低速
用カム21及び第1ロッカアーム17相互の作用点と、
微小作動用カム23に対応した第2ロッカアーム19及
び吸気弁V 2 相互の作用点との間がロッカアーム17,
19の長さ方向ばかりかロッカシャフト軸線方向にも少
なからず離間していて、第1及び第2ロッカアーム1
7,19の結合体全体に加わるモーメントが大きくなり
(このモーメントは、特に吸気弁V 2 の開弁初期と閉弁
末期、即ち第1ロッカアーム17が低速用カム21の緩
衝曲線部C 1MB ,C 1ME を追従する際に大となる)、こ
れが個々のロッカアーム17,19や連結切換手段30
の各部に僅かながら変形を生じさせることがある。従っ
て、連結切換手段30自体の可動部における不可避的な
ガタ(例えば連結ピンのピン嵌合クリアランス)の存在
とも相俟って、低速用カム21のリフトカーブに第2ロ
ッカアーム19を精度よく追従させることが困難となる
場合があり、この場合、第1ロッカアーム17が低速用
カム21の緩衝曲線部C 1MB ,C 1ME に差しかかって該
緩衝曲線部C 1MB ,C 1ME に沿う作動を行なっている時
に、第2ロッカアーム19は同緩衝曲線 部C 1MB ,C
1ME に沿った追従作動を行ない得ず、該第2ロッカアー
ム19に連動させる吸気弁V 2 を突然にリフト開始(開
弁動作の開始)あるいはリフト終了(着座)してしまう
ために異音(衝撃音)が発生したり、該吸気弁V 2 がバ
ウンスしたりする恐れがある。
【0037】かるに本実施例では、微小作動用カム2
3による微小開弁リフト曲線C3 には、図5で示したよ
うに、その終端部において低速用カム21による開弁リ
フト曲線部C1 の緩衝曲線部C1ME にほぼ一致する緩衝
曲線部C3ME が形成される。このため、第ロッカアー
ム19は微小作動用カム23における緩衝曲線部C3ME
によって規制されることになり、吸気弁V2 の緩衝曲線
部C3ME に確実に沿う作動が可能となり、異音の発生が
防止されるとともに吸気弁V2 がバウンスすることが回
避される。
【0038】機関の高速運転域では、第1および第2連
結切換手段30,31の油圧室36,66にともに高油
圧が作用せしめられる。それにより第1連結切換手段3
0は連結状態を持続する。また第2連結切換手段31の
油圧室66には、戻しばね64のばね力に抗して連結ピ
ストン61を押圧する油圧力が発生し、ガイド穴65、
ガイド孔70およびガイド穴71の軸線が一致したとき
に、連結ピストン61がガイド孔70に、また連結ピン
62がガイド穴71にそれぞれ嵌合し、ロッカアーム
17〜19が連結状態となる。
【0039】ロッカアーム17〜19が連結される
と、吸気弁V1 ,V2 に連動、連結されている第1およ
び第ロッカアーム17,19は、高速用カム22で揺
動駆動される第ロッカアーム18とともに揺動するこ
とになり、両吸気弁V1 ,V2は、高速用カム22の形
状に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動せしめ
られる。この高速運転域では第1および第2連結切換手
段30,31をともに連結状態とすることにより、連結
剛性を高くすることができる。
【0040】ところで、機関を高速運転域から低速運転
域に変化させる際に、第1連結切換手段30における油
圧室36の油圧を解放すると、連結ピストン32は戻し
ばね34のばね力により油圧室36側に押圧されるが、
第1ロッカアーム17が静止状態にあるときには第2係
合溝45にトリガ板52が係合しており、移動を阻止さ
れる。而して第1ロッカアーム17が開弁方向に揺動し
始めると、トリガ板52が第2係合溝45から離脱し、
ばね43のばね力により先ず有底円筒体41が油圧室3
6側に移動する。この際、短円柱体42は第1ロッカア
ーム17の揺動に伴うガイド穴35,47との摩擦力に
よりガイド穴35には戻らず、次に第1ロッカアーム1
7が静止状態となるのに応じてガイド穴35に戻り、第
1および第ロッカアーム17,19の連結状態が解除
される。また第2連結切換手段31では、ガイド穴6
5,ガイド孔70およびガイド穴71の軸線が一致した
状態で、連結ピストン61がガイド穴65に戻るととも
に連結ピン62がガイド孔70に戻って連結状態が解除
される。
【0041】このようにして、機関の低速運転域にあっ
ては一方の吸気弁V1 を低速用カム21の形状に対応し
たタイミングおよびリフト量で開閉駆動するとともに他
方の吸気弁V2 を実質的に閉弁休止させて吸気を制限す
ることにより燃費の低減を図ることができ、また機関の
中速運転域にあっては両吸気弁V1 ,V2 を低速用カム
21の形状に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作
動せしめて中速運転域に応じた出力トルクを得ることが
可能となり、さらに機関の高速運転域にあっては両吸気
弁V1 ,V2 を高速用カム22の形状に応じたタイミン
グおよびリフト量で開閉作動せしめて機関出力の向上を
図ることが可能となり、機関の低速、中速および高速運
転域にそれぞれ応じた弁作動特性を得ることができる。
【0042】図6は本考案の第2実施例を示すものであ
り、微小作動用カム23は、開角中心時期θC3を前記低
速用カム21および高速用カム22の開角中心時期θC
よりも進角側にずらせた微小開弁リフト曲線C3 を生じ
るように形成されるものであり、該微小開弁リフト曲線
3 のクランク角に沿う始端部には、前記低速用カム2
1の始端部の緩衝曲線部C1MB にほぼ一致した緩衝曲線
部C3MB が形成される。
【0043】このようにすると、第ロッカアーム18
を跨いで(即ち迂回して)第1および第ロッカアーム
17,19を連結状態とした機関の中速運転域におい
て、吸気弁V2 の開弁作動開始時において、連結剛性の
不可避的低下が生じても、また連結切換手段30自体の
可動部における不可避的なガタの存在によっても、第2
ロッカアーム19は微小作動用カム23の緩衝曲線部C
3MB によって規制されるので、吸気弁V2 は緩衝曲線部
3MB に確実に沿って作動することになり、異音の発生
が防止されるとともに吸気弁V2 がバウンスすることが
回避される。
【0044】図7は本考案の第3実施例を示すものであ
り、微小作動用カム23は、開角中心時期θC3を前記低
速用カム21および高速用カム22の開角中心時期θC
に一致させた微小開弁リフト曲線C3 を生じるように形
成されるものであり、該微小開弁リフト曲線C3 のクラ
ンク角に沿う始端部および終端部には、前記低速用カム
21の始端部および終端部の緩衝曲線部C1MB ,C1ME
にそれぞれほぼ一致した緩衝曲線部C3MB ,C3ME が形
成される。
【0045】この第3実施例によると、第ロッカアー
ム18を跨いで第1および第ロッカアーム17,19
を連結状態とした機関の中速運転域において、吸気弁V
2 の開弁作動開始時および着座直前において、連結剛性
の不可避的低下が生じても、第ロッカアーム19は微
小作動用カム23の緩衝曲線部C3MB ,C3MB によって
規制されるので、吸気弁V2 は緩衝曲線部C3MB ,C
3MB に確実に沿って作動することになり、異音の発生が
防止されるとともに吸気弁V2 がバウンスすることが回
避される。
【0046】以上、本考案の実施例を詳述したが、本考
案は上記実施例に限定されるものではなく、実用新案登
録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することなく種
々の設計変更を行なうことが可能である。
【0047】たとえば、1つの吸気弁を2つのロッカア
ームの連結および連結解除切換により、微小作動用カム
による吸気制限状態と、開閉作動用カムによる開閉作動
状態とに切換えて作動せしめるようにした動弁装置につ
いても本考案を適用可能である。
【0048】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、第1及び
第2ロッカアーム間を連結した状態(即ち第2ロッカア
ームに連動させる吸気弁を、第1ロッカアームに対応す
る開閉作動用カムによって開閉作動させる状態)におい
て、開閉作動用カム及び第1ロッカアーム相互の作用点
と、微小作動用カムに対応した第2ロッカアーム及び吸
気弁相互の作用点との間が少なからず離間している関係
で、第1及び第2ロッカアームの結合体全体に加わるモ
ーメントが大きくなって個々のロッカアームや連結切換
手段の各部に僅かながら変形を生じさせたとしても、ま
た連結切換手段自体の可動部における不可避的なガタの
存在によっても、吸気弁を微小作動用カムに特設した
衝曲線部に確実に沿わせて作動せしめることができる
で、その吸気弁のリフト開始(開弁動作の開始)あるい
はリフト終了(着座)時における異音(衝撃音)の発生
や同弁のバウンスを効果的に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断面図であって図2の1−1線
に沿う断面図である。
【図2】図1の2矢視拡大平面図である。
【図3】図1の3−3線拡大断面図である。
【図4】図1の4−4線拡大断面図である。
【図5】弁作動特性図である。
【図6】第2実施例の図5に対応した弁作動特性図であ
る。
【図7】第3実施例の図5に対応した弁作動特性図であ
る。
【符号の説明】
16・・・カムシャフト 17・・・第1ロッカアーム18・・・他のロッカアームとしての第3ロッカアーム 19・・・第2ロッカアーム 21・・・開閉作動用カムとしての低速用カム 23・・・微小作動用カム30・・・連結切換手段としての第1連結切換手段1 ・・・開弁リフト曲線 C1MB ,C1ME ,C3MB ,C3ME ・・・緩衝曲線部 C3 ・・・微小開弁リフト曲線 V2 ・・・吸気弁としての他方の吸気弁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開弁リフト量を微小として実質的な吸気
    制限状態を達成するための微小作動用カム(23)と、
    クランク角に沿う始端部および終端部に緩衝曲線部(C
    1MB ,C1ME )を有する開弁リフト曲線(C1 )を生じ
    るカムプロフィルの開閉作動用カム(21)とカムシ
    ャフト(16)にそのシャフト軸線方向に間隔をおいて
    設け、前記開閉作動用カム(21)に対応する第1ロッ
    カアーム(17)と、前記微小作動用カム(23)に対
    応し且つ吸気弁(V 2 )に連動させる第2ロッカアーム
    (19)とを、その両ロッカアーム(17,19)間に
    他のロッカアーム(18)を挟むようにしてカムシャフ
    ト軸線に沿って並列配置し、前記第1及び第2ロッカア
    ーム(17,19)間には、その間の連結および連結解
    除を切換可能な連結切換手段(30)を設け、その連結
    切換手段(30)の切換作動により前記吸気弁(V2
    の作動特性を機関の運転域に応じて変更可能な内燃機関
    の動弁装置であって前記 微小作動用カム(23)は、該微小作動用カム(2
    3)による吸気弁(V2 )の開弁および閉弁時期の少な
    くとも一方で、開閉作動用カム(21)の緩衝曲線部
    (C1MB ,C1ME )にほぼ一致した緩衝曲線部
    (C3MB ,C3ME )を有する微小開弁リフト曲線
    (C3 )を生じるプロフィルに形成されることを特徴と
    する、内燃機関の動弁装置。
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JPH05156913A (ja) * 1991-12-04 1993-06-22 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の動弁装置

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