JP2516730Y2 - 開閉リッドのバンパラバー取付構造 - Google Patents

開閉リッドのバンパラバー取付構造

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JP2516730Y2
JP2516730Y2 JP16829788U JP16829788U JP2516730Y2 JP 2516730 Y2 JP2516730 Y2 JP 2516730Y2 JP 16829788 U JP16829788 U JP 16829788U JP 16829788 U JP16829788 U JP 16829788U JP 2516730 Y2 JP2516730 Y2 JP 2516730Y2
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弘美 関谷
雅博 菱沼
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は開閉リッドのバンパラバー取付構造に関す
る。
〈従来の技術〉 従来、開閉リッドを閉める際に生じる衝撃を受け止め
て吸収するためのバンパラバーとしては、第4図の如く
単にシート状のバンパラバー1を接着剤にてリッド2に
接着したり、或いは第5図の如くリッド3に孔4を開
け、そこに挿入後、表裏両方に一定高さの膨出部5を形
成したバンパラバー6が広く知られている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながらこのような従来の技術にあっては、第4
図の如くバンパラバー1を接着剤にて取付ける場合は、
接着剤が固化するまでにバンパラバー1がリッド2に対
して位置ズレを起こすおそれがあり、それを防止するた
めに仮止め等の処置を行わなければならず取付性の面で
不利である。
また、第5図の如きバンパラバー6の場合も、孔4へ
挿入する際の作業が行いづらく同じく取付性の面では好
ましいと言えない。しかも、このバンパラバー6の場合
は、孔4への挿入を考慮しあまり硬度の高いラバー材料
を採用できないため、一定の緩衝効果を得るためにはど
うしても高さhを高くしなければならず、閉めた状態で
もリッド3が若干浮き上がった状態となっている。
この考案はこのような従来の技術に着目して為された
ものであり、取付性が良く、高さサイズを大きくするこ
となく、それでいて十分な緩衝効果を得ることができる
開閉リッドのバンパラバー取付構造を提供せんとするも
のである。
〈課題を解決するための手段〉 この考案に係る開閉リッドのバンパラバー取付構造
は、上記の如き目的を達成するため、表側部材と裏側部
材とを互いに組付けて内部に中空部を形成した開閉リッ
ドのバンパラバー取付構造において、上記裏側部材の端
部に切欠きを形成すると共にバンパラバーに前記端部差
込み用の凹部を形成し、且つ該凹部内に前記端部差込み
時その切欠き内へ係入する凸部を形成し、前記表側部材
に中空部内へ突出した形状の支持部を一体形成すると共
に、該支持部によりバンパラバーを中空部側から当接支
持し、バンパラバーに加わる中空部側への衝撃力を該支
持部を介して表側部材に伝達するものである。
〈作用〉 バンパラバーは差込み作業だけでリッドに取付けるこ
とができるので取付性が良い。しかも、差込み時バンパ
ラバーの凹部内に形成した凸部がリッドの切欠き内へ係
入するので、バンパラバーのリッドに対する位置ズレや
離脱がなく確実な取付け状態を得られる。
また、バンパラバーは、取付け後は表側部材に一体形
成した支持部にて支持されるので、バンパラバー自体の
高さ(厚さ)サイズをあまり大きく設定しなくとも、バ
ンパラバーに加わる衝撃力を確実に受け止めることがで
き、十分な緩衝効果を得られる。
〈実施例〉 以下この考案に係る好適な一実施例を第1図〜第3図
に基づいて説明する。
7は小荷物収納装置で、自動車のリアシート8の後方
に位置するリアパーセルシェルフ9に配されている。こ
の小荷物収納装置7には、一端側の回動軸10を中心にし
て上開き回動するリッド11が取付けられている。このリ
ッド11は複数のビス12にて互いに組付けられた表側部材
13と裏側部材14とから成っており、内部に中空部15が形
成されている。また表側部材13の表面には、見映え対策
及び触感向上のために表皮16が貼着されている。
そしてリッド11の裏側部材14における左右両角部には
NBR(ショワー硬度60)製のバンパラバー17が各々取付
けられている。このバンパラバー17は収納ボックス18の
上部開口を構成するフレーム19に形成した突起20と閉時
当接し、リッド11を閉じる際の衝撃を低減(吸収)でき
るようになっている。
このバンパラバー17はリッド11の左右両角部に相当す
る裏側部材14の端部21に取付けられるものであって、そ
の端部21には概略かぎ穴形状の切欠き22が形成されてい
る。尚、この切欠き22の導入部22aは、後述する凸部24
を受入れ易いように端部21側の方が若干開いた状態とな
っている。そしてバンパラバー17には前記端部21の厚さ
dに相応するサイズの凹部23が所定深さ形成してあり、
且つこの凹部23内には切欠き22に相応する形状の凸部24
が形成されている。
一方、表側部材13の裏側面には中空部15内に突出する
円柱状の支持部25が一体形成されている。
次にバンパラバー17の取付け方を説明する。まず、表
側部材13へ組付けられる前の裏側部材14の端部材21へ、
バンパラバー17の凹部23を差込み、凹部23内の凸部24を
切欠き22内へ係入させる。この切欠き22と凸部24とは前
述の如く双方とも概略カギ穴形状をしているので、これ
ら切欠き22と凸部24との係合により、端部21に対するバ
ンパラバー17の位置決めと離脱防止が同時に為される。
そして、バンパラバー17を取付けた裏側部材14を表側部
材13にビス12で組付ける。すると、裏側部材14を表側部
材13に組付けた時点で、バンパラバー17は支持部25の先
端に当接し、該支持部25にて支持されることとなる。従
って、突起20と衝突する際にバンパラバー17へ加わる衝
撃力をこの支持部25を介して表側部材13に伝達すること
ができる。また裏側部材14を組付ける際に、表皮16の端
末16aを表側部材13の端部26とバンパラバー17の先端と
で挟み込むことにより、表皮16の端末処理も同時に行な
える。
尚、以上の説明において、円柱形状の支持部25を、わ
ざわざ表側部材15に突出形成したが、リッド11によって
は、表皮16の端部処理(木目込み)等のため表側部材15
の端部26を中空部15側へ向けて一部突出させる場合があ
るので、その突出させた部分を「支持部」として利用す
ることも自由である。更に、バンパラバー17の形状・サ
イズを任意に設定し、表側部材13における両角部の内部
構造を覆い隠すことができるので、見映え上も有利であ
る。
〈考案の効果〉 この考案に係る開閉リッドのバンパラバー取付構造
は、以上説明してきた如き内容のものであって、バンパ
ラバーは差込み作業だけでリッドに取付けることができ
るので取付性が良い。しかも、差込み時バンパラバーの
凹部内に形成した凸部が切欠き内へ係入するので、バン
パラバーのリッドに対する位置ズレや離脱がなく確実な
取付け状態を得られる。
また、バンパラバーは、取付け後は表側部材に一体形
成した支持部にて支持されるので、バンパラバー自体の
高さ(厚さ)サイズをあまり大きく設定しなくとも、バ
ンパラバーに加わる衝撃力を確実に受け止めることがで
き、十分な緩衝効果を得られる。
更に、バンパラバーの形状・サイズを任意に設定する
ことにより、表側部材の内部構造を覆い隠すことができ
るので、見映え上も有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案野一実施例に係るバンパラバーを取付
けたリッドで第2図中I−I線に沿った断面図、 第2図はこの考案のリッドを示す斜視図、 第3図はバンパラバーと裏側部材の端部を示す斜視図、
そして 第4図及び第5図は、各々この考案の従来例に係るバン
パラバー取付構造を示す断面図である。 11……リッド 13……表側部材 14……裏側部材 17……バンパラバー 21……裏側部材の端部 22……切欠き 23……凹部 24……凸部 25……支持部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表側部材と裏側部材とを互いに組付けて内
    部に中空部を形成した開閉リッドのバンパラバー取付構
    造において、 上記裏側部材の端部に切欠きを形成すると共にバンパラ
    バーに前記端部差込み用の凹部を形成し、且つ該凹部内
    に前記端部差込み時その切欠き内へ係入する凸部を形成
    し、 前記表側部材に中空部内へ突出した形状の支持部を一体
    形成すると共に、該支持部によりバンパラバーを中空部
    側から当接支持し、バンパラバーに加わる中空部側への
    衝撃力を該支持部を介して表側部材に伝達することを特
    徴とする開閉リッドのバンパラバー取付構造。
JP16829788U 1988-12-28 1988-12-28 開閉リッドのバンパラバー取付構造 Expired - Lifetime JP2516730Y2 (ja)

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JPH0290436U JPH0290436U (ja) 1990-07-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102201945B1 (ko) * 2019-07-29 2021-01-12 주식회사 서연이화 커버링 셀프 사이드 댐퍼 조립구조

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