JP2516392Y2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

Info

Publication number
JP2516392Y2
JP2516392Y2 JP13057588U JP13057588U JP2516392Y2 JP 2516392 Y2 JP2516392 Y2 JP 2516392Y2 JP 13057588 U JP13057588 U JP 13057588U JP 13057588 U JP13057588 U JP 13057588U JP 2516392 Y2 JP2516392 Y2 JP 2516392Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
circuit
signal
operation control
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13057588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0251446U (ja
Inventor
了 大河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP13057588U priority Critical patent/JP2516392Y2/ja
Publication of JPH0251446U publication Critical patent/JPH0251446U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2516392Y2 publication Critical patent/JP2516392Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、用件メッセージの録音終了後所望の電話番
号への自動ダイヤル動作を行なう転送及びポケットベル
呼出し機能を有する留守番電話装置に関し、特に応対動
作及び転送、ポケットベル呼出し動作で必要な応答メッ
セージ及び所望の相手の電話番号の記憶の有無を確認す
る機能を備えた留守番電話装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に留守番電話装置は、自動応対動作状態にセット
されると、自動的に応答メッセージを1回再生し、その
後応対動作状態になっている。斯かる動作は応対動作を
行なう上で必要な応答メッセージが録音されているのを
確認するための動作である。そのため、例えば特開昭63
-131758号公報に開示されたように、応対動作状態にお
いて発呼者よりの用件メッセージを録音した後、録音し
た用件メッセージを所望の相手へ転送する転送機能付留
守番電話装置でも、応対動作状態のセットに対応し、自
動的に、応答メッセージを1回、再生するようになって
いた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記のような転送機能付留守番電話装置では、応対動
作及び録音した用件メッセージを転送する動作を行なう
ため、応答メッセージの再生により、応答メッセージが
録音されているかを確認するだけでは、転送相手の電話
番号が記憶されているかどうかの確認ができず、万が
一、転送相手の電話番号が記憶されていない場合には、
転送動作が行なえないという問題を有していた。さらに
応対動作状態セットの操作に対応して、再生される応答
メッセージの聴取により確認動作するようにしていたの
では、留守番電話装置が応対動作状態になるまでに時間
がかかるという問題も有していた。本考案は斯かる課題
を解決するため、応答メッセージの録音が行なわれてい
るかどうか、及び転送相手の電話番号の記憶の有無を電
子的に検出し、録音又は記憶状況に対応して発生する報
知信号により示めし、確認させるようにしたものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案の留守番電話装置は、留守番電話装置を自動応
対状態にセットさせる応対動作セットスイッチと、応答
メッセージを記憶する応答メッセージ記憶手段と、所望
の電話番号を記憶する電話番号記憶手段と、前記応対動
作セットスイッチの操作に対応して起動し、前記応答メ
ッセージ記憶手段及び電話番号記憶手段を順に制御し
て、記憶状況を示めす出力信号を出させる検出動作制御
回路と、該検出動作制御回路の制御する順番を定めた検
出順序設定回路と、前記検出動作制御回路により制御さ
れる記憶手段よりの出力信号を受け、該出力信号より記
憶の有無を順次検出し、異なった検出信号を出す記憶状
況検出回路と、該記憶状況検出回路より出される異なっ
た検出信号を受け、異なった報知信号を発生する報知信
号発生回路とを備えたものである。
(ホ)作用 本考案の留守番電話装置は、応対動作セットスイッチ
の操作に対応して起動する検出動作制御回路が検出順序
設定回路に定めた順番に従って応答メッセージ記憶手段
及び電話番号記憶手段を制御して、該各手段より記憶状
況を示めす信号を出させるようにし、該信号を記憶状況
検出回路で受けて、記憶の有無を順次検出し、異なる検
出信号を報知信号発生回路に加えることにより、異なる
報知信号を発生するようにしたものである。
(ヘ)実施例 本考案の留守番電話装置の一実施例を図面を用いて説
明する。まず図面において、(1)は電話回線、(2)
は接続端子、(3)はダイオードブリッジ回路、(4)
はフック制御回路で後記する制御回路により動作制御さ
れる。(5)は通話回路、(6)は音声信号変換回路で
通話回路(5)に加わるアナログの音声信号をデジタル
信号に変換するA/D変換回路(7)とデジタル信号を受
け、アナログの音声信号に変換し、通話回路(5)に加
えるD/A変換回路(8)とを有し、後記する留守番電話
動作制御回路により動作制御される。(9)は、メッセ
ージメモリー回路で前記音声信号変換回路(6)より出
力されて来るデジタル信号を受ける入力端子(9a)と前
記音声信号変換回路(6)に対し、記憶してあったデジ
タル信号の送出を行なう出力端子(9b)とを有し、第1
応答メッセージ(用件メッセージの送信を促すメッセー
ジ)を記憶する第1応答メッセージメモリー回路(1
0)、第2応答メッセージ(転送動作時に被呼者に対し
送るメッセージ)を記憶する第2応答メッセージメモリ
ー回路(11)と用件メッセージを記憶する用件メッセー
ジメモリー回路(12)の3つのメモリー回路より構成さ
れ、後記する留守番電話動作前記回路により記憶再生動
作制御されると共に後記する第1又は第2検出動作制御
回路による検出制御に対応し、第1検出端子(10a)よ
り第1応答メッセージの記憶状況が出力され、また、第
2検出端子(11a)より第2応答メッセージの記憶状況
が出力されるようになっている。(13)は通話回路
(5)に加わって来たDTMF信号の識別動作を行なうDTMF
信号識別回路で出力は後記する留守番電話動作制御回路
に加わるようにしてある。(14)はダイヤル信号発生回
路でキーボード(15)の操作によりダイヤル信号を発生
すると共にメモリー回路(16)に記憶させてある所望の
電話番号に従って、加入者選択釦群(17)の操作がある
と自動ダイヤル動作を行なう回路であり、該メモリー回
路(16)には転送相手の電話番号及びポケットベル(図
示せず)を呼出す電話番号も記憶されるようになってい
て、後記する第1又は第2検出動作制御回路の検出制御
により、該転送相手の電話番号又は、ポケットベルを呼
出す電話番号が記憶されているか、いないかを示めす信
号を第3検出端子(16a)より出すようにしている。(1
8)は、本実施例の留守番電話装置の留守番電話として
の動作制御を行なう留守番電話動作制御回路で前記DTMF
信号識別回路(13)よりの出力を受ける受信端子(18
a)と前記フック制御回路(4)の動作制御を行なうた
めの制御信号を出す制御端子(18b)とを有している。
(19)は留守番電話動作制御回路(18)により、用件メ
ッセージの記憶終了後、記憶した用件メッセージを所望
の相手へ転送するような動作制御が行なわれるようにす
る転送応対動作セットスイッチ、(20)は留守番電話動
作制御回路(18)により、用件メッセージの記憶終了後
用件メッセージを記憶したことをポケットベル(図示せ
ず)の所有者に伝えるという動作が行なわれるようにす
るポケットベル呼出し応対動作セットスイッチ、(21)
は該転送応対動作セットスイッチ(19)とポケットベル
呼出し応対動作セットスイッチ(20)とに接続し、該ス
イッチの閉結動作に対応する信号を前記留守番電話動作
制御回路(18)に加えると共に、前記転送応対動作セッ
トスイッチ(19)の閉結時は、第1端子(21a)より信
号を出し、前記ポケットベル呼出し応対動作セットスイ
ッチ(20)の閉結時は、第2端子(21b)より信号を出
すようにしたスイッチセット確認回路、(22)は転送応
対動作時に必要な記憶要素を記憶している第1応答メッ
セージメモリー回路(10)、第2応答メッセージメモリ
ー回路(11)及びメモリー回路(16)に対し動作制御し
て、記憶状況を示めす信号を出させる第1検出動作制御
回路で前記スイッチセット確認回路(21)の第1端子
(21a)より出力される信号を受けて起動し動作を行な
う。(23)はポケットベル呼出し応対動作時に必要な記
憶要素を記憶している第1応答メッセージメモリー回路
(10)及びメモリー回路(16)に対し、動作制御して、
記憶状況を示めす信号を出させる第2検出動作制御回路
で前記スイッチセット確認回路(21)の第2端子(21
b)より出力される信号を受けて起動し動作を行なう。
(24)は前記第1検出動作制御回路(22)が動作制御し
ていく回路の順番を決める第1検出順序設定回路で本実
施例では第1応答メッセージメモリー回路(10)、メモ
リー回路(16)、第2応答メッセージメモリー回路(1
1)の順で第1検出動作制御回路(22)は動作制御する
ようにしている。(25)は前記第2検出動作制御回路
(23)が動作制御していく回路の順番を決める第2検出
順序設定回路で本実施例では第1応答メッセージメモリ
ー回路(10)、メモリー回路(16)の順で第2検出動作
制御回路(23)は動作制御していくようにしている。
26)は記憶状況検出回路で、第1検出動作制御回路
(22)及び第2検出動作制御回路(23)の制御により各
メモリー回路より出される信号を受け、該信号を出した
回路は応答メッセージ又は電話番号が記憶されているか
どうかを該信号より検出する回路で該信号より記憶され
ていないことが検出されると検出信号を出すと共に第1
検出動作制御回路(22)又は第2検出動作制御回路(2
3)の動作を停止させるようにしてあり、第1応答メッ
セージメモリー回路(10)の第1検出端子(10a)に接
続する第1受信端子(26a)、第2応答メッセージメモ
リー回路(11)の第2検出端子(11a)に接続する第2
受信端子(26b)、メモリー回路(16)の第3検出端子
(16a)に接続する第3受信端子(26c)とを有してい
る。さらに、記憶状況検出回路(26)には、検出対象切
換回路(27)が設けられ、前記第1検出動作制御回路
(22)が起動時に出す出力信号を受けると、前記記憶状
況検出回路(26)を転送応対動作で必要な記憶要素の検
出状態にしてまず第1受信端子(26a)に加わる第1応
答メッセージの記憶状況を示めす信号の検出状態になり
次に出力信号を受けると第3受信端子(26c)に加わる
転送相手の電話番号、そしてその次に出力信号を受ける
と第2受信端子(26b)に加わる第2応答メッセージの
記憶状況を検出する状態にさせる。一方、第2検出動作
制御回路(23)が起動時に出す出力信号を検出対象切換
回路(27)が受けると、前記記憶状況検出回路(26)を
ポケットベル呼出し応対動作で必要な記憶要素の検出状
態にして、まず第1受信端子(26a)で第1応答メッセ
ージの記憶の有無を検出し、次の出力信号を受けると第
3受信端子(26c)に加わる信号よりポケットベルの所
有者電話番号の記憶はされているかどうかを検出する状
態にさせる。(27)は前記記憶状況検出回路(26)が記
憶されていない要素を検出した時に出す検出信号に対応
し、報知信号を出す報知信号発生回路で記憶されていな
い要素に対応して、発生する報知信号が異なるようにし
てあり、本実施例では発生した報知信号をスピーカ(2
9)に加え報知音として防音させるようにしている。
以上のような回路及び素子により構成された留守番電
話装置の動作について次に説明する。まず転送応対動作
セットスイッチ(19)を操作し、留守番電話装置を転送
応対動作状態にする時の確認動作について説明する。転
送応対動作セットスイッチ(19)を閉結させるとスイッ
チセット確認回路(21)は留守番電話動作制御回路(1
8)に転送応対動作セットスイッチ(19)が閉結したこ
とを伝え転送応対動作状態にさせると共に第1端子(21
a)より起動信号を出し第1検出動作制御回路(22)を
起動させる。該第1検出動作制御回路(22)は起動する
と同時に第1検出順序設定回路(24)の設定に従って第
1応答メッセージメモリー回路(10)に対し動作制御
し、該第1応答メッセージメモリー回路(10)の第1検
出端子(10a)に第1応答メッセージの記憶状況を示め
す信号を出させると共に、検出対象切換回路(27)に出
力信号を加え、該検出対象切換回路(27)により、記憶
状況検出回路(26)を転送応対動作時に必要な記憶要素
の検出状態にさせ、まず第1受信端子(26a)に加わる
信号を検出する状態にする。斯かる動作により前記第1
検出端子(10a)に出された第1応答メッセージの記憶
状況を示めす信号は第1受信端子(26a)に加わり、該
信号は記憶状況検出回路(26)で検出される。斯かる検
出動作により第1応答メッセージが記憶されていないこ
とを検出すると記憶状況検出回路(26)は第1検出動作
制御回路(22)を動作制御停止状態にさせて、該第1検
出動作制御回路(22)の動作制御停止により留守番電話
動作制御回路(18)の転送応対動作制御状態を解除させ
ると共に報知信号発生回路(28)に対して第1応答メッ
セージが記憶されていないことを検出したことを示めす
検出信号を加える。それにより報知信号発生回路(28)
は第1応答メッセージが記憶されていないことを示めす
報知信号、例えば3回の断続信号を発生させ、スピーカ
(29)より3回の断続音を操作者に対し放音して不動作
状態になる。しかし、前記検出動作により第1応答メッ
セージが記憶されていることを検出すると該記憶状況検
出回路(26)は第1検出動作制御回路(22)に対し継続
信号を加え、該第1検出動作制御回路(22)を第1検出
順序設定回路(24)の設定順序に従ってメモリー回路
(16)に対し動作制御するようにさせる。斯かる動作に
より第1検出動作制御回路(22)はメモリー回路(16)
を動作制御し、該メモリー回路(16)の第3検出端子
(16a)に転送相手の電話番号の記憶状況を示めす信号
を出させると共に検出対象切換回路(27)に出力信号を
加え、該検出対象切換回路(27)により、記憶状況検出
回路(26)を第3受信端子(26c)に加わる信号を検出
する状態にする。斯かる動作により前記第3検出端子
(16a)に出された転送相手の電話番号の記憶状況を示
めす信号は第3受信端子(26c)に加わり、該信号は記
憶状況検出回路(26)で検出される。斯かる検出動作に
より転送相手の電話番号が記憶されていないことを検出
すると該記憶状況検出回路(26)は第1検出動作制御回
路(22)を動作制御停止状態にさせて、該第1検出動作
制御回路(22)の動作制御停止により留守番電話動作制
御回路(18)の転送応対動作制御状態を解除させると共
に報知信号発生回路(28)に対してメモリー回路(16)
に転送相手の電話番号が記憶されていないことを検出し
たことを示めす検出信号を加える。それにより報知信号
発生回路(28)は転送相手の電話番号が記憶されていな
いことを示めす報知信号、例えば前記第1応答メッセー
ジの場合とは異なる2回の断続信号を発生させ、スピー
カ(29)より2回の断続音を操作者に対し放音して不動
作状態になる。しかし、前記検出動作により、転送相手
の電話番号が記憶されていることを検出すると該記憶状
況検出回路(26)は第1検出動作制御回路(22)に対し
継続信号を加え、該第1検出動作制御回路(22)を第1
検出順序設定回路(24)の設定順に従って第2応答メッ
セージメモリー回路(11)に対し動作制御させる。斯か
る動作により第1検出動作制御回路(22)は第2応答メ
ッセージメモリー回路(11)を動作制御し、該第2応答
メッセージメモリー回路(11)の第2検出端子(11a)
に第2応答メッセージの記憶状況を示めす信号を出させ
ると共に検出対象切換回路(27)に出力信号を加え、該
検出対象切換回路(27)により記憶状況検出回路(26
を第2受信端子(26b)に加わる信号を検出する状態に
する。斯かる動作により前記第2検出端子(11a)に出
された第2応答メッセージの記憶状況を示めす信号は第
2受信端子(26b)に加わり、該信号は記憶状況検出回
路(26)で検出される。斯かる検出動作により第2応答
メッセージが記憶されていないことを検出すると、該記
憶状況検出回路(26)は第1検出動作制御回路(22)を
動作制御停止状態にさせて、該第1検出動作制御回路
(22)の動作制御停止により留守番電話動作制御回路
(18)の転送応対動作制御状態を解除させると共に、報
知信号発生回路(28)に対して、第2応答メッセージメ
モリー回路(11)に第2応答メッセージが記憶されてい
ないことを検出したことを示めす検出信号を加える。そ
れにより報知信号発生回路(28)は第2応答メッセージ
が記憶されていないことを示めす報知信号、例えば前記
第1応答メッセージ及び転送相手の電話番号の場合と異
なる信号幅の短い1個の信号を発生させ、スピーカ(2
9)より1回の短い放音を操作者に放ち、不動作状態に
なる。しかし、前記検出動作により、第2応答メッセー
ジが記憶されていることを検出すると、該記憶状況検出
回路(26)は第1検出動作制御回路(22)に検出動作終
了の信号を加え、第1検出動作制御回路(22)を不動作
状態にすると共に、該記憶状況検出回路(26)自体も不
動作状態になり転送応対動作セットスイッチ(19)に対
応する検出動作を終了するが前記留守番電話動作制御回
路(18)は転送応対動作制御状態を継続している。上記
のようにして検出動作が行なわれ、該検出動作に対応し
て放音されてくる音を聴くことにより何が記憶されてい
ないかの確認が行なえる。
次にポケットベル呼出し応対動作セットスイッチ(2
0)を操作した場合について説明する。まずポケットベ
ル呼出し応対動作セットスイッチ(20)を閉結させる
と、スイッチセット確認回路(21)は留守番電話動作制
御回路(18)にポケットベル呼出し応対動作セットスイ
ッチ(20)が閉結したことを伝え、ポケットベルの呼出
しを行なう応対動作制御状態にさせると共に、第2端子
(21b)より起動信号を出し、第2検出動作制御回路(2
3)を起動させる。該第2検出動作制御回路(23)は起
動すると同時に第2検出順序設定回路(25)の設定に従
って第1応答メッセージメモリー回路(10)に対し動作
制御し、該第1応答メッセージメモリー回路(10)の第
1検出端子(10a)に第1応答メッセージの記憶状況を
示めす信号を出させると共に、検出対象切換回路(27)
に出力信号を加え、該検出対象切換回路(27)により、
記憶状況検出回路(26)をポケットベルの呼出しを行な
う応対動作時に必要な記憶要素の検出を行なう状態にさ
せ、まず第1受信端子(26a)に加わる信号を検出する
状態にする。斯かる動作により前記第1検出端子(10
a)に出された第1応答メッセージの記憶状況を示めす
信号は第1受信端子(26a)に加わり、該信号は記憶状
況検出回路(26)で検出される。斯かる検出動作により
第1応答メッセージが記憶されていないことを検出する
と該記憶状況検出回路(26)は第2検出動作制御回路
(23)は動作制御停止状態にさせて、該第2検出動作制
御回路(23)の動作制御停止により留守番電話動作制御
回路(18)の転送応対動作制御状態を解除させると共に
報知信号発生回路(28)に対して第1応答メッセージが
記憶されていないことを検出したことを示めす検出信号
を加える。それにより報知信号発生回路(28)は第1応
答メッセージが記憶されていないことを示めす報知信
号、例えば3回の断続信号を発生させ、スピーカ(29)
より3回の断続音を操作者に対し放音して不動作状態に
なる。しかし、前記検出動作により第1応答メッセージ
が記憶されていることを検出すると該記憶状況検出回路
26)は第2検出動作制御回路(23)に対し継続信号を
加え、該第2検出動作制御回路(23)を第2検出順序設
定回路(25)の設定順に従ってメモリー回路(16)に対
し動作制御させる。斯かる動作により第2検出動作制御
回路(23)はメモリー回路(16)を動作制御し、該メモ
リー回路(16)の第3検出端子(16a)にポケットベル
を呼出す電話番号の記憶状況を示めす信号を出させると
共に、検出対象切換回路(27)に出力信号を加え、該検
出対象切換回路(27)により、記憶状況検出回路(26
を第3受信端子(26c)に加わる信号を検出する状態に
する。斯かる動作により前記第3検出端子(16a)に出
されたポケットベルを呼出す電話番号の記憶状況を示め
す信号は第3受信端子(26c)に加わり、該信号は記憶
状況検出回路(26)で検出される。斯かる検出動作によ
りポケットベルを呼出す電話番号が記憶されていないこ
とを検出すると、該記憶状況検出回路(26)は第2検出
動作制御回路(23)を動作制御停止状態にさせて、該第
2検出動作制御回路(23)の動作制御停止により留守番
電話動作制御回路(18)のポケットベル呼出しを行なう
応対動作制御状態を解除させると共に報知信号発生回路
(28)に対してメモリー回路(16)にはポケットベルを
呼出す電話番号が記憶されていないことを検出したこと
を示めす検出信号を加える。それにより報知信号発生回
路(28)はポケットベルを呼出す電話番号が記憶されて
いないことを示めす報知信号、例えば前記第1応答メッ
セージの場合とは異なる2回の断続信号を発生させ、ス
ピーカ(29)より2回の断続音を操作者に対し放音して
不動作状態になる。しかし、前記検出動作により、ポケ
ットベルを呼出す電話番号が記憶されていることを検出
すると、該記憶状況検出回路(26)は第2検出動作制御
回路(23)に検出動作終了の信号を加え、第2検出動作
制御回路(23)を不動作状態にすると共に、該記憶状況
検出回路(26)自体も不動作状態になり、ポケットベル
呼出し応対動作セットスイッチ(20)に対応する検出動
作を終了するが、前記留守番電話動作制御回路(18)は
ポケットベルの呼出しを行なう応対動作制御状態を継続
している。上記した検出動作が行なわれ、該検出動作に
対応して放音されて来る音を聴くことにより何が記憶さ
れていないかの確認が行なえる。
尚、本考案の実施例では、記憶されていないことを検
出することにより報知信号が出されるように構成した場
合について説明したが、逆に記憶されていることを検出
することにより報知信号が出されるように構成すること
も可能である。さらに本考案の実施例では示めしていな
いが一般に留守番電話装置において該装置の応答動作を
応答専用状態にするか、応答し、用件の録音を行なう留
守番電話応答状態にするかを切換えるスイッチが設けら
れている。斯かるスイッチの切換状況を本考案の回路で
検出するように構成し、該スイッチの応答専用状態への
切換を検出した時、該スイッチが応答専用状態に切換っ
ていることを示めす報知信号を出すようにすることもで
きる。
(ト)考案の効果 本考案の留守番電話装置は応対動作セットスイッチの
操作に対応して、検出動作制御回路を起動し、該検出動
作制御回路が検出順序設定回路に定めた順番に従って、
応答メッセージ記憶手段及び電話番号記憶手段を制御
し、記憶状況を示めす信号を出させ、該信号を記憶状況
検出回路で順次検出させるようにしたため、1個の検出
回路で各記憶手段の記憶状況の検出が行なえるようにな
った。さらに、検出動作制御回路の制御により記憶手段
より出される記憶状況を示めす信号を検出するようにし
たため、応答メッセージの再生を聴取し、確認する方法
に比べ検出時間の短縮が行なえる。また、記憶状況検出
回路が検出し、記憶されていないことを検出すると出す
検出信号に対応して何が記憶されていないかを示めす報
知信号を出させるようにしたため、該報知信号により何
が記憶されていないかがすぐわかるようになった。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の留守番電話装置の一実施例を示めす回路
構成図である。 主な図番の説明 (10)……第1応答メッセージメモリー回路、(16)…
…メモリー回路、(19)……転送応対動作セットスイッ
チ、(22)……第1検出動作制御回路、(24)……第1
検出順序設定回路、(26)……記憶状況検出回路、(2
8)……報知信号発生回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】用件メッセージの録音終了動作後所望の電
    話番号への自動ダイヤル動作を行なう機能を有する留守
    番電話装置において、該留守番電話装置を自動応対状態
    にセットさせる応対動作セットスイッチと、応答メッセ
    ージを記憶する応答メッセージ記憶手段と、所望の電話
    番号を記憶する電話番号記憶手段と、前記応対動作セッ
    トスイッチの操作に対応して起動し、前記応答メッセー
    ジ記憶手段及び電話番号記憶手段を順に制御して、記憶
    状況を示めす出力信号を出させる検出動作制御回路と、
    該検出動作制御回路の制御する順番を定めた検出順序設
    定回路と、前記検出動作制御回路により制御される記憶
    手段よりの出力信号を受け、該出力信号より記憶の有無
    を順次検出し、異なった検出信号を出す記憶状況検出回
    路と、該記憶状況検出回路より出される異なった検出信
    号を受け、異なった報知信号を発生する報知信号発生回
    路とを備えたことを特徴とする留守番電話装置。
JP13057588U 1988-10-05 1988-10-05 留守番電話装置 Expired - Lifetime JP2516392Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13057588U JP2516392Y2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 留守番電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13057588U JP2516392Y2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 留守番電話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0251446U JPH0251446U (ja) 1990-04-11
JP2516392Y2 true JP2516392Y2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=31385867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13057588U Expired - Lifetime JP2516392Y2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 留守番電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2516392Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0251446U (ja) 1990-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5075894A (en) Telephone message forwarding apparatus
JP2516392Y2 (ja) 留守番電話装置
KR19990011394A (ko) 특정인에게 특정 메시지 송출 자동응답전화기 및 그 방법
JP2775756B2 (ja) 保留自動解除機能付き電話交換機
JPH08172480A (ja) 留守番電話機
JP2562638B2 (ja) 電話装置の発呼者選択回路
JPS63200655A (ja) 留守番電話装置
JP3326312B2 (ja) 留守番電話機
JPH0279547A (ja) 電話機
JPH051169Y2 (ja)
JP2635970B2 (ja) 留守番電話機
JPH0625087Y2 (ja) 留守番電話装置
JP2528007Y2 (ja) 電話番号の記憶状況確認回路
JPH0286249A (ja) 転送機能付留守番電話装置
JPH0234076A (ja) 留守番電話装置
JPH02234551A (ja) 留守番電話装置
JPH0758817A (ja) 伝言機能付電話機
JPH08214056A (ja) 留守番機能付電話装置
JPS63142947A (ja) 留守番電話装置
JPS63302649A (ja) 留守番電話装置
JPH10210136A (ja) 携帯電話機
JPH01245743A (ja) 留守番電話機
JPS63200654A (ja) 留守番電話装置
JP2002077366A (ja) 留守番電話機
JPH05103062A (ja) 電話装置