JP2516209B2 - 樹脂モ−ルドコイル及びその製造方法 - Google Patents

樹脂モ−ルドコイル及びその製造方法

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JP2516209B2 JP62064199A JP6419987A JP2516209B2 JP 2516209 B2 JP2516209 B2 JP 2516209B2 JP 62064199 A JP62064199 A JP 62064199A JP 6419987 A JP6419987 A JP 6419987A JP 2516209 B2 JP2516209 B2 JP 2516209B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、変圧器に使用する樹脂モールドコイル及び
その製造方法に係り、特に少なくとも2個のモールドコ
イル体の夫々から引き出された内周側のリード線同士及
び外周側のリード線同士を接続するのに好適なものに関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種の樹脂モールドコイルは、第22図に示す
ように、第1,第2のコイル1,2と、第1,第2のコイル1,2
が熱硬化性樹脂であるパテ状のレジン8によって形成さ
れた第1,第2のモールドコイル体3,4と、第1,第2のモ
ールドコイル体3,4の内周側及び外周側に夫々引き出さ
れ、かつ夫々内周側同士及び外周側同士が互に接続され
るリード線5a・5b,6a・6cと有して構成されている。7
は第1,第2のモールドコイル体3,4の外周に巻装された
プリプレグ製の絶縁材である。
なお、この種に関連するものとして、例えば特開昭60
−57910号公報等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記に示す従来技術では、第1,第2のモー
ルドコイル体3,4から引き出されたリード線5aと6a,また
リード線5bと6bを互に接続する必要があるため、第1の
モールドコイル体3のリード線5a・5bを第2のモールド
コイル体4の外側に引き出さなければならない。そのた
め、リード線の配線に際し、内側のリード線5a,6a同士
と、外側のリード線5b,6b同士と、第2のモールドコイ
ル体4との相互の電気的絶縁距離を確保するために多く
のスペースを要するので、大型になる問題があり、また
リード線のよれ等が起きてしまい、これを直すのにかな
り手間かかかる問題がある。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点に鑑み、簡単
に接続できまたコンパクトにできる樹脂モールドコイル
を提供することにあり、他の目的は確実に製作できる樹
脂モールドコイルの製造方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の1番目の発明では、一方のモールドコイル体
の内周部に他方のモールドコイル体の第1のリード線を
絶縁状態で挿通し得る絶縁穴を軸方向に貫通して設け、
他方のモールドコイル体の第1のリード線を、前記絶縁
穴に挿通し、一方のモールドコイル体の第1のリード線
と接続している。
また、本発明の2番目の発明では、コイルの形成時、
熱硬化性の薄葉絶縁材が巻装されたリード線用模擬芯棒
を一方のコイル用巻型の外周部に軸方向に予め保持させ
ておき、前記リード線用模擬芯棒を有するコイル用巻型
の外周にコイル線を巻回して一方のコイルを形成し、ま
た、夫々のモールドコイル体を形成した時点で、前記一
方のモールドコイル体の薄用絶縁材中からリード線用模
擬芯棒を抜き取り、該モールドコイル体の内周部に軸方
向に貫通する絶縁穴を形成し、さらに夫々のモールドコ
イル体を同軸上に配置した時点で、他方のモールドコイ
ル体の第1のリード線を、前記絶縁穴に挿通し、一方の
モールドコイル体の第1のリード線に接続している。
〔作用〕
本発明の1番目の発明では、一方のモールドコイル体
の内周部に絶縁穴が軸方向に貫通して配置され、他方の
モールドコイル体の第1のリード線が前記絶縁穴を通っ
て一方のモールドコイル体の第1のリード線と接続され
るので、第1のリード線同士をモールドコイル体の外側
に引き出して配線することが不要になる。
その結果、配線に際しては、夫々のモールドコイル体
と、第2のリード線とに対し第1のリード線の電気的絶
縁距離を確保する為のスペースが不要になるので、それ
だけ小型化し得る。しかも、一方の第1のリード線が絶
縁穴を挿通するので、よれ等の起こるおそれがなく、簡
単に配線できる効果がある。
また、本発明の2番目の発明では、前述の如く、コイ
ルの形成時、薄葉絶縁材が巻装されたリード線用模擬芯
棒を、一方のコイル用巻型の外周部に軸方向に予め保持
させておき、そのコイル用巻型の外周にコイル線を巻回
して一方のコイルを形成し、モールドコイル体を形成し
た時点で、一方のモールドコイル体の薄葉絶縁材中から
リード線用模擬芯棒を抜き取り、該モールドコイル体の
内周部に軸方向に貫通する絶縁穴を形成するので、絶縁
穴を設けているにも拘わらず、前記1番目の発明を確実
に製作し得る効果がある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第10図により説明
する。第1図は本発明の樹脂モールドコイルにおける第
1の実施例を示す断面図、第2図は第1図のA部を示す
拡大図、第3図は第1図のB矢視に相当する部分拡大
図、第4図は第1図のC矢視に相当する平面図である。
実施例の樹脂モールドコイルは、第1,第2のコイル1
1,12と、第1,第2のモールドコイル体13,14と、第1の
リード線15a,16a及び第2のリード線15b,16bとを有して
構成されている。
前記第1,第2のコイル11,12の各々は、コイル線を複
数層に巻回して形成されたものであり、その内周及び外
周にプリプレグ製よりなる絶縁シート17,17が装着され
ている。
前記第1,第2のモールドコイル体13,14は、第1,第2
のコイル11,12の軸方向の両端部に熱硬化性及び絶縁性
を有する合成樹脂であるパテ状のレジン18を充填し、か
つ硬化させることによって形成されている。また、第1,
第2のモールドコイル体13,14は互に同軸上に配置され
ている。
前記第1のリード線15a,16aは、第1,第2のコイル11,
12を巻回したときに各々の内周部に設けられる所謂巻始
め線であり、第1,第2のモールドコイル体13,14を成形
した時点で、各々の内周側から引き出される。前記第2
のリード線15b,16bは第1,第2のコイル体11,12を巻回し
たときに各々の外周部に設けられる所謂巻終わり線であ
り、第1のリード線15a,16aと同様に第1,第2のモール
ドコイル体13,14を成形した時点で、各々の外周側から
引き出される。そして、第1のリード線15a,16a同士
が、かつ第2のリード線15b,16b同士が夫々互に接続さ
れるものである。
しかして、本実施例においては、前記第2のモールド
コイル体14の内周部に絶縁穴19が軸方向に貫通させて設
けられている。
前記絶縁穴19は、プリプレグ製等の薄葉絶縁材によっ
て形成されており、例えば第2のコイル12の巻線時、第
1図に示すように該第2のコイル12とその内周に設けら
れた絶縁シート17間に軸方向に設けられている。
そして、前記絶縁穴19に第1のモールドコイル体13か
ら引き出された第1のリード線15aを挿通させ、該第1
のリード線15aを第2のモールドコイル体14の上方にお
いてその第1のリード線16aと接続するようにしてい
る。
その際、前記絶縁穴19は、第1のリード線15aを挿通
し易くするためかつ第2のモールドコイル体14に対し確
実に絶縁させるため、例えば内部に、シリコンゴムコン
パランドでガラススリーブを被覆した絶縁チューブ20が
挿通され、該絶縁チューブ20により機械的強度及び絶縁
機能を高めるようにしている。なお、第1のリード線15
aにおいては第1のモールドコイル体13及び第2のモー
ルドコイル体14の絶縁穴19の間には絶縁チューブ21で被
覆され、またその絶縁穴19及び第1のリード線16aへの
接続部の間にも絶縁チューブ21で被覆され、第1のリー
ド線16aにおいては第2のモールドコイル体14から第1
のリード線15aとの接続部までの間に絶縁チューブ21で
被覆されている。
実施例の樹脂モールドコイルは、上記の如く、第2の
モールドコイル体14の内周部に絶縁管19が軸方向に貫通
して設けられ、第1のモールドコイル体13の第1のリー
ド線15aが前記絶縁穴19を通って第2のモールドコイル
体14の第1のリード線16aと接続されるので、第1のリ
ード線15a,16a同士が第2のモールドコイル体14の外側
に引き出して配線することが不要になる。
その結果、配線に際しては、夫々のモールドコイル体
13,14と、第2のリード線15b,16bとに対し第1のリード
線15a,16aの電気的絶縁距離を確保する為のスペースが
不要になるので、それだけ小型化し得る。しかも第1の
リード線15aを絶縁穴19に挿通するので、第1のリード
線15aによれ等が起こるおそれがなく、第1のリード線1
5a,16a同士の接続を簡単に行なえ、またそれだけ第2の
リード線15b,16b同士の接続に悪影響を及ぼすこともな
いので、第2のリード線同士の接続も簡単に行なえる。
第5図及び第6図は本発明の樹脂モールドコイルにお
ける第2の実施例を示している。
この場合は、第1,第2のコイル11,12の各々の全周が
熱硬化性及び絶縁性を有する合成樹脂であるレジン18′
を注型することによって、第1,第2のモールドコイル体
13,14を形成する、所謂注型モールドタイプに適用した
ものである。なお、第1,第2のコイル11,12は各々が2
個ずつで構成されている。
そして、この実施例において前記第1の実施例と異な
るのは、前記絶縁穴19が、第2のモールドコイル体14を
形成した時点で、レジン18′によって画成されている点
にある。即ち、絶縁穴19は、第2のモールドコイル体14
の成形前に、金型において第2のコイル12の内側に絶縁
穴形成用の棒材等を予め配置させておき、レジン18′を
注入しかつ硬化させた後、前記棒材等を抜き取ることに
よってされるものである。
従って、この実施例によれば、前記第1の実施例と同
様の作用効果を得ることができる他、単に第2のモール
ドコイル体14を成形することによって、絶縁穴19を形成
し得るので、絶縁管19の形成が容易となる。
第7図及び第8図は本発明の樹脂モールドコイルにお
ける第3の実施例を示している。
この実施例では、第2のモールドコイル体14の内周部
に設けられた絶縁管19が、その外周部にも設けられてい
る。
即ち、外周部の前記絶縁管19は、内周部の絶縁管19と
同様に形成されており、第2のコイル12の巻線時、該第
2のコイル12とその外周に設けられた絶縁シート17間に
軸方向に設けられている。そして、第1のモールドコイ
ル体13から引き出された第2のリード線15bを、前記絶
縁穴19に挿通させ、第2のリード線15を第2のモールド
コイル体14の上方においてその第2のリード線16bと接
続するようにしている。
従って、この実施例によれば、第1のモールドコイル
体13における第1のリード線15aが、第2のモールドコ
イル体14の内周部を挿通する他、第2のリード線15bが
第2のモールドコイル体14の外周部を挿通するので、何
れのリード線をも第2のモールドコイル体14の外側に引
き出して配線することが不要になり、小型化及び接続の
容易さをいっそう図り得る。
なお図示実施例では、前記絶縁穴19は第2のモールド
コイル体14において第2のコイル12と外周用の絶縁シー
ト17間に取り付けられているが、第9図及び第10図に示
すように、第1のモールドコイル体14自体の外周部に取
り付け、その際、長さを第2のモールドコイル体14の軸
方向の途中位置までとすることもできる。
次に、本発明の樹脂モールドコイルの製造方法の実施
例を第11図乃至第21図により説明する。第11図乃至第17
図は前記第1の実施例に対応する本発明の樹脂モールド
コイルの製造方法における第1の実施例を示している。
実施例の樹脂モールドコイルの製造方法は、コイル用
巻型30にコイル線10を巻回して第1,第2のコイル11,12
を形成し、該第1,第2のコイル11,12を熱硬化性及び絶
縁性を有する合成樹脂であるレジン18によりモールド成
形することにより第1,第2のモールドコイル体13,14を
形成する(第11図及び第1図参照)。その後、第1,第2
のモールドコイル体13,14を同軸上に配置し、該第1,第
2のモールドコイル体13,14の内周側及び外周側から夫
々引き出された第1のリード線15a,16a同士及び第2の
リード線15b,16b同士を接続し、かくして樹脂モールド
コイルを製造するものである。この点は従来と同様であ
る。
しかして、実施例において従来と異なるのは、第11図
に示すように、第2コイル12の形成時、薄葉絶縁材とし
ての絶縁穴用プリプレグ19′が巻装されたリード線用模
擬芯棒31をコイル用巻型30の外周部に軸方向に沿って予
め保持させておく。
即ち、リード線用模擬芯棒31には第12図に示す如く絶
縁チューブ20を被覆した後、その絶縁チューブ20の外周
に第13図に示す如く絶縁穴用プリプレグ19′が巻装され
ている。その場合、絶縁穴用プリプレグ19′としては幅
の狭いテープ状のものからなっているが、第14図に示す
如く幅の広いシート状のものであっても良い。
なお、絶縁チューブ20は、シリコンゴムコンパランド
でガラススリーブを被覆して構成されている。
そして、上記の如くして巻装されたリード線用模擬芯
棒31を、第15図に示すように、コイル用巻型30の外周部
に対してバテ状のレジン18等によってコイルの軸方向に
保持しておく。その際、コイル用巻型30の外周にはプリ
プレグよりなる絶縁シート17を予め装着しておく。
そして、リード線用模擬芯棒31を保持したコイル用巻
型30の外周にコイル線10を巻回することにより、第2の
コイル12を形成する。即ち、リード線用模擬芯棒31付き
の第2のコイル12を形成する。なお、第11図および第15
図において、17′はプリプレグ等の絶縁材である。
また、第2のモールドコイル体14を形成した時点で、
第2のモールドコイル体14の絶縁穴用プリプレグ19′か
ら前記リード線用模擬芯棒31を抜き取ることにより絶縁
穴19を形成する。
即ち、リード線用模擬芯棒31付きの第2のコイル12を
そのままモールド成型して第2のモールドコイル体14を
形成したとき、該モールドコイル体14の絶縁穴用プリプ
レグ19′中からリード線用模擬芯棒31を抜き取ると、第
2のモールドコイル体14に絶縁穴用プリプレグ19′によ
る絶縁穴19が形成される。この第16図,第17図に示すよ
うに第2のモールドコイル体14の内周部に軸方向に貫通
して形成される。
さらに、第2,第1のモールドコイル体14,13を同軸上
に配置したとき、第2のモールドコイル体14の前記絶縁
穴19に第1のモールドコイル体13の第1リード線15aを
挿通し、該第1のリード線15a及び第1のリード線16a同
士を接続する。
その結果、第2のモールドコイル体14を形成した時点
で、リード線用模擬芯棒31を抜き取ることにより、絶縁
穴19を第2のモールドコイル体14の内周部に貫通させて
形成できるので、絶縁穴19を設けているにも拘わらず、
樹脂モールドコイルを確実に製作し得る。
また、この実施例では第1,第2のモールドコイル体1
3,14をFRPモールド成形した例について述べたが、第18
図乃至第21図に示すように、第1,第2のモールドコイル
体13,14を注型モールド成形した場合にも適用すること
ができる。但しその場合、第2のコイル12の形成に際し
ては、第19図に示すようにリード線用模擬芯棒31に巻装
された絶縁穴用プリプレグ19′及びコイル線10と、コイ
ル用巻型30との間には、スペーサ32等を介設し、これに
よって注入用のレジン18′が入り込んで絶縁穴19及び第
2コイル12を的確に成形できるようにすることもでき
る。
〔発明の効果〕
以上の述べたように、本発明の1番目の発明によれ
ば、向れかの一方のモールドコイル体の内周部に他方の
モールドコイル体の第1のリード線を絶縁状態で挿通し
得る絶縁穴を軸方向に貫通して設け、他方のモールドコ
イル体の第1のリード線を、前記絶縁穴に挿通し、一方
のモールドコイル体の第1のリード線と接続したので、
第1のリード線同士をモールドコイル体の外側に引き出
して配線することが不要になる結果、それだけ電気的絶
縁距離を確保するためのスペースが不要になり、小型化
を図ることができ、しかも配線時にリード線のよれ等が
起こるおそれもないので、簡単に配線し得る等の効果が
ある。
また、本発明の2番目の発明によれば、コイルの形成
時、熱硬化性の薄葉絶縁材が巻装されたリード線用模擬
芯棒を一方のコイル用巻型の外周部に軸方向に予め保持
させておき、前記リード線用模擬芯棒を有するコイル用
巻型の外周にコイル線を巻回して一方の巻組線を形成
し、夫々のモールドコイル部材を形成した時点で、前記
一方のモールドコイル部材の絶縁材中からリード線用模
擬芯棒を抜き取り、該モールドコイル部材の内周部に軸
方向に貫通する絶縁穴を形成し、夫々のモールドコイル
体を同軸上に配置した時点で、他方のモールドコイル部
材の第1のリード線を、前記絶縁穴に挿通し、一方のモ
ールドコイル部材の第1のリード線に接続するので、前
記1番目の発明を確実に製造し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の樹脂モールドコイルにおける第1の実
施例を示す断面図、第2図は第1図のA部を示す拡大
図、第3図は第1図のB矢視に相当する部分拡大図、第
4図は第1図のC矢視に相当する平面図、第5図は本発
明の樹脂モールドコイルにおける第2の実施例を示す断
面図、第6図は第5図のD矢視図、第7図及び第8図は
本発明の樹脂モールドコイルにおける第3図の実施例を
示す断面図及び平面図、第9図及び第10図は本発明の樹
脂モールドコイルにおけるさらに他の実施例を示す断面
図及び平面図、第11図は本発明の樹脂モールドコイルの
製造方法における第1の実施例を示すコイル形成時の斜
視図、第12図及び第13図は絶縁穴用プリプレグのリード
線用模擬芯線に対する巻装を工程順に示す説明用斜視
図、第14図は絶縁穴用プリプレグの他の例を示す斜視
図、第15図は絶縁穴用プリプレグの保持状態を示す斜視
図、第16図はモールドコイル体を示す要部破断の平面
図、第17図は第16図のX−X′線断面図、第18図は本発
明の樹脂モールドコイルの製造方法における第2の実施
例を示す絶縁穴用プリプレグの保持状態の斜視図、第19
図はコイル形成時の斜視図、第20図はモールドコイル体
を示す断面図、第21図は第20図のY−Y′線断面図、第
22図は従来の樹脂モールドコイルを示す断面図である。 10……コイル線、11……第1のコイル、12……第2のコ
イル、13……第1のモールドコイル体、14……第2モー
ルドコイル体、15a,16a……第1のリード線、15b,16b…
…第2のリード線、19……絶縁穴、19′……絶縁穴用プ
リプレグ、30……コイル用巻型、31……リード線用模擬
芯棒。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2個のコイルと、各々のコイル
    を熱硬化性及び絶縁性を有する合成樹脂によってモール
    ド形成し、かつ互に同軸上に配置されるモールドコイル
    体と、夫々のモールドコイル体の内周側から引き出さ
    れ、かつ互に接続される第1のリード線と、夫々のモー
    ルドコイル体の外周側から引き出され、かつ互に接続さ
    れる第2のリード線とを有する樹脂モールドコイルにお
    いて、何れか一方のモールドコイル体の内周部に他方の
    モールドコイル体の第1のリード線を絶縁状態で挿通し
    得る絶縁穴を軸方向に貫通して設け、他方のモールドコ
    イル体の第1のリード線を、前記絶縁穴に挿通し、一方
    のモールドコイル体の第1のリード線と接続したことを
    特徴とする樹脂モールドコイル。
  2. 【請求項2】コイル用巻型にコイル線を巻回して少なく
    とも2個のコイルを形成し、各々のコイルを熱硬化性及
    び絶縁性を有する合成樹脂によってモールドしてモール
    ドコイル体を形成し、夫々のモールドコイル体を同軸上
    に配置した時点で、夫々のモールドコイル体の内周側及
    び外周側から引き出された第1のリード線同士及び第2
    のリード線同士を互に接続する樹脂モールドコイルの製
    造方法において、前記コイルの形成時、熱硬化性の薄葉
    絶縁材が巻装されたリード線用模擬芯棒を、一方のコイ
    ル用巻型の外周部に軸方向に予め保持させておき、前記
    リード線用模擬芯棒を有するコイル用巻型の外周にコイ
    ル線を巻回して一方のコイルを形成し、夫々のモールド
    コイル体を形成した時点で、前記一方のモールドコイル
    体の薄用絶縁材中からリード線用模擬芯棒を抜き取り、
    該モールドコイル体の内周部に軸方向に貫通する絶縁穴
    を形成し、夫々のモールドコイル体を同軸上に配置した
    時点で、他方のモールドコイル体の第1のリード線を、
    前記絶縁穴に挿通し、一方のモールドコイル体の第1の
    リード線に接続することを特徴とする樹脂モールドコイ
    ルの製造方法。
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