JP2515764Y2 - 電動機のスラスト軸受装置 - Google Patents
電動機のスラスト軸受装置Info
- Publication number
- JP2515764Y2 JP2515764Y2 JP1988003172U JP317288U JP2515764Y2 JP 2515764 Y2 JP2515764 Y2 JP 2515764Y2 JP 1988003172 U JP1988003172 U JP 1988003172U JP 317288 U JP317288 U JP 317288U JP 2515764 Y2 JP2515764 Y2 JP 2515764Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- thrust bearing
- sliding
- receiving plate
- bearing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
- H02K5/167—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/04—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
- F16C17/06—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with tiltably-supported segments, e.g. Michell bearings
- F16C17/065—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with tiltably-supported segments, e.g. Michell bearings the segments being integrally formed with, or rigidly fixed to, a support-element
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電動機のスラスト軸受装置に関し、特に水中
電動機等電動機のケース内部に液体を封入し、この液体
により潤滑されるスラスト軸受装置に関するものであ
る。
電動機等電動機のケース内部に液体を封入し、この液体
により潤滑されるスラスト軸受装置に関するものであ
る。
従来この種のスラスト軸受装置は、第3図に示すよう
に、回転側の軸受としては回転円板101とそれを保持す
る為に主軸102に取り付けられたスラストディスク103で
構成され、また固定側の軸受としては前記回転円板101
の摺動面に摺接する数個のティルティングパット104と
該ティルティングパット104を保持するための部品105並
びに各ティルティングパット104の摺動面の当り面を同
一に保つ目的で設けられた数々の部品106から構成され
る複雑な調芯機構から構成され、固定側の軸受は単に電
動機ブラケット107の上に乗せられている。
に、回転側の軸受としては回転円板101とそれを保持す
る為に主軸102に取り付けられたスラストディスク103で
構成され、また固定側の軸受としては前記回転円板101
の摺動面に摺接する数個のティルティングパット104と
該ティルティングパット104を保持するための部品105並
びに各ティルティングパット104の摺動面の当り面を同
一に保つ目的で設けられた数々の部品106から構成され
る複雑な調芯機構から構成され、固定側の軸受は単に電
動機ブラケット107の上に乗せられている。
また、ティルティングパット104の摺動面の形状は運
転中に回転円板101との間に楔形状の潤滑膜をうまく形
成するために中央部が両側部より高い所謂中高形状に加
工する等の性能上の工夫が施されている。なお、108は
ラジアル軸受、109は回転子、110は固定子である。
転中に回転円板101との間に楔形状の潤滑膜をうまく形
成するために中央部が両側部より高い所謂中高形状に加
工する等の性能上の工夫が施されている。なお、108は
ラジアル軸受、109は回転子、110は固定子である。
しかしながら上記従来構成のスラスト軸受装置は下記
のような欠点を有していた。
のような欠点を有していた。
調芯部品106からなる調芯機構が複雑な為、部品点
数が多くコスト高となる。
数が多くコスト高となる。
ティルティングパット104に必要以上の自由度をう
るため部品105からなる保持器が必要であった。
るため部品105からなる保持器が必要であった。
ティルティングパット104の摺動面が中高形状でわ
る場合、加工、管理が大変であった。
る場合、加工、管理が大変であった。
調芯部品106らなる調芯機構が電動機ブラケット107
に固定していないので組立方法が限定される。
に固定していないので組立方法が限定される。
調芯機構を構成する部品106に高い精度が要求さ
れ、管理が大変であった。
れ、管理が大変であった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、上記欠点
を除去し、特に固定側軸受にあたる部品を単一化し、し
かも将来の軸受性能を維持しながらも、大幅なコスト低
減を図ることができる電動機のスラスト軸受装置を提供
することにある。
を除去し、特に固定側軸受にあたる部品を単一化し、し
かも将来の軸受性能を維持しながらも、大幅なコスト低
減を図ることができる電動機のスラスト軸受装置を提供
することにある。
上記問題点を解決するため本考案は、電動機のケース
内部に液体を封入し、この液体により潤滑されるスラス
ト軸受装置において、第1図に示すように、回転側を炭
素に樹脂又はバビットメタルを含浸させた材料等の炭素
を主成分材料からなる回転円板3を主軸1に固定された
スラストディスク2の下面に固定した構造とし、固定側
を金属製で各セグメントに分割された摺動部5aがリブ部
5bを介して同一土台につながった形状の受板5をゴム等
の弾性体からなる軸受シート7を介在させて電動機ブラ
ケット6上部に固定した構造としたことを特徴とする。
内部に液体を封入し、この液体により潤滑されるスラス
ト軸受装置において、第1図に示すように、回転側を炭
素に樹脂又はバビットメタルを含浸させた材料等の炭素
を主成分材料からなる回転円板3を主軸1に固定された
スラストディスク2の下面に固定した構造とし、固定側
を金属製で各セグメントに分割された摺動部5aがリブ部
5bを介して同一土台につながった形状の受板5をゴム等
の弾性体からなる軸受シート7を介在させて電動機ブラ
ケット6上部に固定した構造としたことを特徴とする。
スラスト軸受装置を第1図に示す構造とすることによ
り、負荷がかかった場合、第2図(b)に示すように摺
動部5aは弾性変形し、回転円板3と摺動部5aとの間に楔
状の液膜を形成するから、従来の中高形状のティルティ
ングパッドと同様高い耐荷重性能を得ることができる。
また、同時に受板5と電動機ブラケット6の間に介在す
る軸受シート7は回転円板3の摺動面及び電動機ブラケ
ット6の上面の製造上の誤差による振れを吸収し、受板
5の摺動部5aの摺動面の片当りを防ぎ、各摺動部5aの摺
動状態を均一に保つことが可能となる。
り、負荷がかかった場合、第2図(b)に示すように摺
動部5aは弾性変形し、回転円板3と摺動部5aとの間に楔
状の液膜を形成するから、従来の中高形状のティルティ
ングパッドと同様高い耐荷重性能を得ることができる。
また、同時に受板5と電動機ブラケット6の間に介在す
る軸受シート7は回転円板3の摺動面及び電動機ブラケ
ット6の上面の製造上の誤差による振れを吸収し、受板
5の摺動部5aの摺動面の片当りを防ぎ、各摺動部5aの摺
動状態を均一に保つことが可能となる。
また、従来のような複雑な構造の調芯機構は不必要と
なると共に各摺動部5aはリブ部5bを介して土台5cと一体
となっているので従来のティルティングパッドのように
不必要な自由度はなく また、スラスト軸受装置を第2図に示す構造とするこ
とにより、スラストディスクを省略することができ、構
造がさらに簡略化する。
なると共に各摺動部5aはリブ部5bを介して土台5cと一体
となっているので従来のティルティングパッドのように
不必要な自由度はなく また、スラスト軸受装置を第2図に示す構造とするこ
とにより、スラストディスクを省略することができ、構
造がさらに簡略化する。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の第1実施例である電動機のスラスト
軸受装置の構造を示す図で、同図(a)はスラスト軸受
部分の断面図、同図(b)は受板の平面図、同図(c)
は受板の断面図である。図中、1は電動機の主軸であり
該主軸1の下部には金属製のスラストディスク2が焼き
バメにより固定されている。該スラストディスク2の下
面には炭素に樹脂又はバビットメタルを含浸させた材料
等の炭素を主成分材料からなる回転円板3が配置され、
ピン4でスラストディスク2に係合されている。5は前
記回転円板3の下端摺接面に摺動する摺動面を有する受
板である。該受板5は金属製で、第1図(b),(c)
に示すように各セグメントに分割された摺動面を有する
摺動部5aがリブ部5bを介して同一の土台5cにつながった
構造である。該受板5はゴム等の弾性体の軸受シート7
を介して電動機ブラケット6の上にネジ8で固定されて
いる。主軸1の下端はラジアル軸受10で回転自在に支持
されている。また、9はネジ8の周囲に嵌合するカラ
ー、12は回転子、13は2次導体である。
軸受装置の構造を示す図で、同図(a)はスラスト軸受
部分の断面図、同図(b)は受板の平面図、同図(c)
は受板の断面図である。図中、1は電動機の主軸であり
該主軸1の下部には金属製のスラストディスク2が焼き
バメにより固定されている。該スラストディスク2の下
面には炭素に樹脂又はバビットメタルを含浸させた材料
等の炭素を主成分材料からなる回転円板3が配置され、
ピン4でスラストディスク2に係合されている。5は前
記回転円板3の下端摺接面に摺動する摺動面を有する受
板である。該受板5は金属製で、第1図(b),(c)
に示すように各セグメントに分割された摺動面を有する
摺動部5aがリブ部5bを介して同一の土台5cにつながった
構造である。該受板5はゴム等の弾性体の軸受シート7
を介して電動機ブラケット6の上にネジ8で固定されて
いる。主軸1の下端はラジアル軸受10で回転自在に支持
されている。また、9はネジ8の周囲に嵌合するカラ
ー、12は回転子、13は2次導体である。
第2図は上記軸受の性能を説明するための図であり、
同図(a)は負荷がない場合、同図(b)は負荷がある
場合をそれぞれ示す。同図(a)に示すように負荷が無
い場合は、受板5にはスラスト方向の荷重が加わらない
から、摺動部5aは変形することがない。しかしながら、
負荷がかかった場合は受板5にはスラスト方向の荷重が
加わるため、同図(b)に示すように摺動部5aはリブ部
5bを中心として下方向にその荷重に応じて弾性変形し、
回転円板3と摺動部5aとの間に楔状の液膜を形成するか
ら、従来の中高形状のティルティングパッドと同様高い
耐荷重性能を得ることができる。また、同時に負荷がか
かっが場合は受板5と電動機ブラケット6の間に介在す
る軸受シート7は受板5のリブ部5bの直下で特に局部的
に大きく弾性変形し、変形可能な受板は土台5cのリブ部
5bの直下は電動機ブラケット6側へ移動するので受板5
の各摺動部5aは負荷に応じて電動機ブラケット6側へ移
動するので、回転円板3の摺動面及び電動機ブラケット
6の上面の製造上の誤差による振れを吸収し、受板5の
摺動部5aの摺動面の片当りを防ぎ、各摺動部5aの摺動状
態を均一に保つことが可能となる。
同図(a)は負荷がない場合、同図(b)は負荷がある
場合をそれぞれ示す。同図(a)に示すように負荷が無
い場合は、受板5にはスラスト方向の荷重が加わらない
から、摺動部5aは変形することがない。しかしながら、
負荷がかかった場合は受板5にはスラスト方向の荷重が
加わるため、同図(b)に示すように摺動部5aはリブ部
5bを中心として下方向にその荷重に応じて弾性変形し、
回転円板3と摺動部5aとの間に楔状の液膜を形成するか
ら、従来の中高形状のティルティングパッドと同様高い
耐荷重性能を得ることができる。また、同時に負荷がか
かっが場合は受板5と電動機ブラケット6の間に介在す
る軸受シート7は受板5のリブ部5bの直下で特に局部的
に大きく弾性変形し、変形可能な受板は土台5cのリブ部
5bの直下は電動機ブラケット6側へ移動するので受板5
の各摺動部5aは負荷に応じて電動機ブラケット6側へ移
動するので、回転円板3の摺動面及び電動機ブラケット
6の上面の製造上の誤差による振れを吸収し、受板5の
摺動部5aの摺動面の片当りを防ぎ、各摺動部5aの摺動状
態を均一に保つことが可能となる。
スラスト軸受装置の構造を上記の如く構成することに
より、受板5の形状は多少複雑になるが、ロストワック
ス精密鋳造法等を用いれば容易に製作できる。また、受
板5の摺動面は摺動部5aの各セグメントに分割されてい
るが、一度の作業において、各摺動面を同一平面上に加
工する(ラップ仕上げ)ことができるので、従来のよう
な複雑な構造の調芯機構は不必要となる。また、各摺動
部5aはリブ部5bを介して土台5cと一体となっているの
で、従来のティルティングパットのように不必要な自由
度はなく、保持するための保持器も不必要である。
より、受板5の形状は多少複雑になるが、ロストワック
ス精密鋳造法等を用いれば容易に製作できる。また、受
板5の摺動面は摺動部5aの各セグメントに分割されてい
るが、一度の作業において、各摺動面を同一平面上に加
工する(ラップ仕上げ)ことができるので、従来のよう
な複雑な構造の調芯機構は不必要となる。また、各摺動
部5aはリブ部5bを介して土台5cと一体となっているの
で、従来のティルティングパットのように不必要な自由
度はなく、保持するための保持器も不必要である。
また、回転円板3の摺動面の平面、受板5を取り付け
る電動機ブラケット6の平面は製作上どうしても誤差が
生じ、両平面の振れが生じる。このため受板5を直接電
動機ブラケット6に取り付けたのでは、摺動部5aの摺動
面は片当りを生じ易くなる。そこで電動機ブラケット6
と受板5との間にゴム等の弾性体でできた軸受シート7
を介在させることにより、上述のように摺動部5aの片当
りを防止し、各摺動部5aの摺動状態を均一に保つことが
可能となる。
る電動機ブラケット6の平面は製作上どうしても誤差が
生じ、両平面の振れが生じる。このため受板5を直接電
動機ブラケット6に取り付けたのでは、摺動部5aの摺動
面は片当りを生じ易くなる。そこで電動機ブラケット6
と受板5との間にゴム等の弾性体でできた軸受シート7
を介在させることにより、上述のように摺動部5aの片当
りを防止し、各摺動部5aの摺動状態を均一に保つことが
可能となる。
スラスト軸受装置を上記のように構成することによ
り、従来の固定側軸受構造を大幅に簡略化することがで
き、コストの大幅な低減が図れる。また、受板5は摺動
部5aがリブ部5bを介して土台5cと一体となる形状である
ので形状が複雑となるが、受板5の製造方法として「ロ
ストワックス精密鋳造」等の方法を用いることにより、
容易に製作することが可能である。
り、従来の固定側軸受構造を大幅に簡略化することがで
き、コストの大幅な低減が図れる。また、受板5は摺動
部5aがリブ部5bを介して土台5cと一体となる形状である
ので形状が複雑となるが、受板5の製造方法として「ロ
ストワックス精密鋳造」等の方法を用いることにより、
容易に製作することが可能である。
なお、図1においては、回転円板3を主軸1に固定さ
れたスラストディスク2を介して間接的に固定する例を
示したが、回転円板3を直接主軸1に焼きバメ等により
固定するようにしてもよい。
れたスラストディスク2を介して間接的に固定する例を
示したが、回転円板3を直接主軸1に焼きバメ等により
固定するようにしてもよい。
以上説明したように本考案によれば、下記のような優
れた効果が得られる。
れた効果が得られる。
(1) 負荷がかかった場合受板の摺動部は弾性変形
し、回転円板と摺動部との間に楔状の液膜を形成するか
ら、従来の中高形状のディルティングパットと同様高い
耐荷重性能を得ることができると同時に、受板と電動機
ブラケットの間に介在する弾性シートは受板のリブ部の
直下で特に局部的に大きく弾性変形し、土台のリブ部の
真下は電動機ブラケットの方向に移動するから、回転円
板の摺動面及び電動機ブラケットの上面の製造上の誤差
による振れを吸収し、摺動部の摺動面の片当りを防ぎ、
各摺動部の摺動状態を均一に保つことができる。
し、回転円板と摺動部との間に楔状の液膜を形成するか
ら、従来の中高形状のディルティングパットと同様高い
耐荷重性能を得ることができると同時に、受板と電動機
ブラケットの間に介在する弾性シートは受板のリブ部の
直下で特に局部的に大きく弾性変形し、土台のリブ部の
真下は電動機ブラケットの方向に移動するから、回転円
板の摺動面及び電動機ブラケットの上面の製造上の誤差
による振れを吸収し、摺動部の摺動面の片当りを防ぎ、
各摺動部の摺動状態を均一に保つことができる。
(2) 弧固定側軸受に従来のような複雑な構造の調芯
機構を必要としないため、固定側軸受の部品コストをお
よそ1/3〜1/5と大幅に低減することができる。
機構を必要としないため、固定側軸受の部品コストをお
よそ1/3〜1/5と大幅に低減することができる。
(3) 軸受の不必要な自由度がなく、軸受組立ても簡
便となる。
便となる。
(4) 軸受を電動機ブラケットに固定できるので電動
機の組立作業も簡便となる。
機の組立作業も簡便となる。
第1図は本考案の第1実施例である電動機のスラスト軸
受装置の構造を示す図で、同図(a)はスラスト軸受部
分の断面図、同図(b)は受板の平面図、同図(c)は
受板の断面図、第2図(a),(b)はそれぞれ軸受の
性能を説明するための図、第3図は従来の電動機のスラ
スト軸受装置の構造を示す図である。 図中、1……主軸、2……スラストディスク、3……回
転円板、4……ピン、5……受板、6……電動機ブラケ
ット、7……軸受シート、8……ネジ、9……カラー、
10……ラジアル軸受、11……ピン。
受装置の構造を示す図で、同図(a)はスラスト軸受部
分の断面図、同図(b)は受板の平面図、同図(c)は
受板の断面図、第2図(a),(b)はそれぞれ軸受の
性能を説明するための図、第3図は従来の電動機のスラ
スト軸受装置の構造を示す図である。 図中、1……主軸、2……スラストディスク、3……回
転円板、4……ピン、5……受板、6……電動機ブラケ
ット、7……軸受シート、8……ネジ、9……カラー、
10……ラジアル軸受、11……ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−164414(JP,A) 特開 昭52−53165(JP,A) 特開 昭52−144554(JP,A) 特開 昭62−17422(JP,A) 特開 昭52−150420(JP,A) 特開 昭50−112639(JP,A) 実開 昭62−111984(JP,U) 実公 昭4−5060(JP,Y1) 実公 昭36−6105(JP,Y1)
Claims (2)
- 【請求項1】電動機のケース内部に液体を封入し、この
液体により潤滑されるスラスト軸受装置において、 前記スラスト軸受が主軸に直接又は間接的に固定された
回転円板と該回転円板の摺動面に摺接する摺動面を有す
る受板とを具備し、前記受板は各セグメントに分割され
た摺動部(5a)がリブ部(5b)を介して変形可能な同一
の土台(5c)につながった形状の金属製であり、 該受板を電動機ブラケット(6)の間に弾性シート
(7)を介在させて固定したことにより、負荷時に各リ
ブ部(5b)が位置している同一の土台(5c)が弾性シー
ト(7)の変形により電動機ブラケット(6)の方向へ
移動し、各摺動部(5a)が各々の負荷に応じて電動機ブ
ラケット(6)の方向へ移動することを特徴とする電動
機のスラスト軸受装置。 - 【請求項2】前記回転円板は炭素に樹脂又はバビットメ
タルを含浸させたものからなり、スラストディスク下面
に固定されることを特徴とする請求項(1)記載の電動
機のスラスト軸受装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988003172U JP2515764Y2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電動機のスラスト軸受装置 |
US07/292,011 US4886378A (en) | 1988-01-14 | 1988-12-30 | Thrust bearing device |
EP88121917A EP0324188B1 (en) | 1988-01-14 | 1988-12-30 | Thrust bearing device |
DE3886190T DE3886190T2 (de) | 1988-01-14 | 1988-12-30 | Axiallager. |
BR898900162A BR8900162A (pt) | 1988-01-14 | 1989-01-13 | Dispositivo de mancal de escora |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988003172U JP2515764Y2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電動機のスラスト軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01108422U JPH01108422U (ja) | 1989-07-21 |
JP2515764Y2 true JP2515764Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=11549963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988003172U Expired - Lifetime JP2515764Y2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電動機のスラスト軸受装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4886378A (ja) |
EP (1) | EP0324188B1 (ja) |
JP (1) | JP2515764Y2 (ja) |
BR (1) | BR8900162A (ja) |
DE (1) | DE3886190T2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5503479A (en) * | 1987-05-29 | 1996-04-02 | Ide; Russell D. | Low profile thrust bearings having spaced pads and methods of making the same |
US5304006A (en) * | 1989-02-08 | 1994-04-19 | Ide Russell D | Self positioning beam mounted bearing and bearing and shaft assembly including the same |
US5255984A (en) * | 1987-05-29 | 1993-10-26 | Ide Russell D | Variable characteristic thrust bearing |
US5564836A (en) * | 1987-05-29 | 1996-10-15 | Kmc, Inc. | Multi-deflection pad hydrodynamic thrust bearings having a multimode construction |
US5743654A (en) * | 1987-05-29 | 1998-04-28 | Kmc, Inc. | Hydrostatic and active control movable pad bearing |
US5246295A (en) * | 1991-10-30 | 1993-09-21 | Ide Russell D | Non-contacting mechanical face seal of the gap-type |
US5455778A (en) * | 1987-05-29 | 1995-10-03 | Ide; Russell D. | Bearing design analysis apparatus and method |
US5620260A (en) * | 1987-05-29 | 1997-04-15 | Ide; Russell D. | Variable characteristic thrust bearing |
US5284392A (en) * | 1987-05-29 | 1994-02-08 | Ide Russell D | Bearings having spaced pads and methods of making the same |
US5393145A (en) * | 1987-05-29 | 1995-02-28 | Ide; Russell D. | Pad type hydrodynamic thrust bearings having a modular construction |
JPH0216820U (ja) * | 1988-07-19 | 1990-02-02 | ||
US5372431A (en) * | 1988-10-25 | 1994-12-13 | Ide; Russell D. | Hydrodynamic bearings having spaced bearing pads and methods of making same |
US5215385A (en) * | 1990-03-16 | 1993-06-01 | Ide Russell D | Low-profile disk drive motor with deflecting-pad bearings |
US5013947A (en) * | 1990-03-16 | 1991-05-07 | Russell Ide | Low-profile disk drive motor |
IE920985A1 (en) * | 1991-04-15 | 1992-10-21 | Russell D Ide | Hydrodynamic Bearings Having Spaced Bearing Pads and Methods¹of Making Same |
EP0757186B1 (de) * | 1995-08-02 | 2003-09-03 | Renk Aktiengesellschaft | Gleitlager-Gleitschuh mit einer Druckfeder |
DE10003186A1 (de) | 2000-01-25 | 2001-08-02 | Bhkw Betreiber Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Strom- und Wärmeerzeugung |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1409552A (en) * | 1917-03-22 | 1922-03-14 | Kingsbury | Bearing |
CH82488A (fr) * | 1918-11-19 | 1920-01-02 | Reinhard Hofmann | Palier supportant un effort axial |
US2424028A (en) * | 1943-07-01 | 1947-07-15 | Worthington Pump & Mach Corp | Bearing |
FR1010959A (fr) * | 1948-11-12 | 1952-06-17 | Neyrpic Ets | Perfectionnements aux pivoteries de machines tournantes |
DE868087C (de) * | 1951-11-18 | 1953-02-23 | Egon Dr-Ing Martyrer | Axialdrucklager |
GB1243183A (en) * | 1967-10-16 | 1971-08-18 | Glacier Co Ltd | Improvements in or relating to thrust or journal bearings |
GB1392245A (en) * | 1971-11-12 | 1975-04-30 | Schwermasch Liebknecht Veb K | Axial sliding bearings |
JPS5253165A (en) * | 1975-10-28 | 1977-04-28 | Komatsu Mfg Co Ltd | Construction of supporting thrust force |
JPS52144554A (en) * | 1976-05-26 | 1977-12-01 | Hitachi Chem Co Ltd | Water lubricating bearing |
JPS59164414A (ja) * | 1983-03-05 | 1984-09-17 | Ebara Corp | スラスト軸受 |
US4515486A (en) * | 1984-02-03 | 1985-05-07 | Ide Russell D | Elastomeric supported hydrodynamic bearing |
US4496251A (en) * | 1984-05-14 | 1985-01-29 | Ide Russell D | Pad-type hydrodynamic bearing |
US4676668A (en) * | 1985-06-17 | 1987-06-30 | Ide Russell D | Multi-deflection pad-type hydrodynamic bearing |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP1988003172U patent/JP2515764Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-30 EP EP88121917A patent/EP0324188B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-30 DE DE3886190T patent/DE3886190T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-12-30 US US07/292,011 patent/US4886378A/en not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-01-13 BR BR898900162A patent/BR8900162A/pt not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4886378A (en) | 1989-12-12 |
EP0324188A1 (en) | 1989-07-19 |
DE3886190T2 (de) | 1994-06-30 |
DE3886190D1 (de) | 1994-01-20 |
EP0324188B1 (en) | 1993-12-08 |
BR8900162A (pt) | 1989-09-12 |
JPH01108422U (ja) | 1989-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2515764Y2 (ja) | 電動機のスラスト軸受装置 | |
US5209579A (en) | Thrust bearing device | |
GB2029866A (en) | Circular knitting machine | |
JPH0629610B2 (ja) | 磁気デイスク装置のスピンドル機構 | |
JPS6052953A (ja) | 軸受装置 | |
JPS6211204B2 (ja) | ||
JPS60140573A (ja) | 磁気ヘツド位置決め機構 | |
JPH10318254A (ja) | 軸受の予圧付与装置 | |
JPH0753123Y2 (ja) | 回転ヘッドドラム装置 | |
JPS6111538Y2 (ja) | ||
JPH07245902A (ja) | マイクロモータ | |
JPH0139933Y2 (ja) | ||
JPH0237171Y2 (ja) | ||
JPS61151877A (ja) | 磁気デイスク装置スピンドル構造 | |
JPH0520892Y2 (ja) | ||
JPS58153275A (ja) | 磁気デイスク装置の位置決め機構 | |
JP2530596Y2 (ja) | デイスク装置のスピンドル軸受 | |
JPS636509Y2 (ja) | ||
JPS6027098B2 (ja) | 磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリ | |
JP2522776Y2 (ja) | ハードディスク装置 | |
JPS62257677A (ja) | スイングア−ム型リ−ド/ライトヘツド | |
JPS61294216A (ja) | 高速回転体用軸受 | |
JPH06150529A (ja) | 磁気ディスク装置用スピンドルモータ | |
JPH042403Y2 (ja) | ||
JPS61104314A (ja) | 回転ドラム装置 |