JP2513912Y2 - 分析装置等における試料容器の冷却装置 - Google Patents

分析装置等における試料容器の冷却装置

Info

Publication number
JP2513912Y2
JP2513912Y2 JP1990025334U JP2533490U JP2513912Y2 JP 2513912 Y2 JP2513912 Y2 JP 2513912Y2 JP 1990025334 U JP1990025334 U JP 1990025334U JP 2533490 U JP2533490 U JP 2533490U JP 2513912 Y2 JP2513912 Y2 JP 2513912Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
container
cooling
flow path
sample container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990025334U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03115855U (ja
Inventor
邦雄 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP1990025334U priority Critical patent/JP2513912Y2/ja
Publication of JPH03115855U publication Critical patent/JPH03115855U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2513912Y2 publication Critical patent/JP2513912Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば酵素免疫分析装置等で使用される試
料容器の冷却装置に関する。
〔従来の技術〕
上記の酵素免疫分析装置は、血液中の癌胎生性抗原
(CEA)やフェリチン(FER)、α−フェトプロテイン
(AFP)、リイロキシン結合グロプリン(TBG)等の酵素
免疫の分析に用いられるもので、その測定手法の一つで
ある2ステップサンドイッチ法について説明する。
この2ステップサンドイッチ法は、底部内面に抗体が
固定された多数本の試料容器をトレイごと冷蔵庫から取
り出して、このトレイを酵素免疫分析装置の所定部位に
セットし、この内の測定項目に応じた抗体が固定された
試料容器を血清注入部に取り出して一定量の血清を注入
すると共に、この試料容器内に希釈液を注入し、かつ、
当該試料容器を恒温振とう器にセットして、体温程度の
恒温下での所定時間にわたる振とうにより免疫第1反応
を行わせる。
次に、前記試料容器を洗浄部に取り出して当該容器内
を洗浄し、所謂B/F分離を行って後に、測定項目に応じ
た一定量の標識試薬を添加し、かつ、当該試料容器を前
記恒温振とう器にセットして所定時間にわたり免疫第2
反応を行わせる。
次いで、前記試料容器を取り出して内部を洗浄し、か
つ、一定量の基質試薬を添加して、当該試料容器を再び
前記恒温振とう器にセットし、所定時間にわたり酵素反
応を行わせる。この反応によって試料容器内に過酸化水
素が発生する。
このようにして酵素反応が行われた試料容器を取り出
す一方、予め発光試薬(例えばルミノール液)が注入さ
れた測光部の測光セル内に前記過酸化水素を含む反応液
の所定量を添加し、発光反応を行わせる。
この発光反応時の発光量を電気的に測定し且つコンピ
ューターで演算処理するのであり、これによって酵素免
疫の分析が行われるのである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の分析に際して従来は、その分析に先立って逐
次、抗体が固定された試料容器の収容トレイを冷蔵庫か
ら取り出して、このトレイを酵素免疫分析装置の所定部
位にセットしており、そして分析を終えたならば、前記
トレイを再び冷蔵庫に戻して試料容器を冷蔵保管してい
る。
しかし、分析の度にトレイの出し入れを行わねばなら
ない煩わしさがあるだけでなく、分析の間は試料容器を
保冷することができなくてストック状態にある試料容器
の温度が徐々に高くなり、而して、時間を限って試料容
器を再度冷却処理しなければならないという不都合があ
った。
本考案は、上記の不都合が解消された酵素免疫分析装
置等に装備して好適に使用される試料容器の冷却装置を
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するに至った本考案による分析装置
等における試料容器の冷却装置は、下部側が開放され且
つ上面部には複数個の試料容器の首部を吊り下げ保持す
るための容器保持部が縦横に形成された複数個の容器保
持ケースを、分析装置等の外部に引き出し自在に構成さ
れた冷却ケースの上部に、ケース載置部を介して着脱自
在に設け、前記冷却ケースの中空部を前記容器保持ケー
スの内部空間に連通させる第1流路と、前記前記容器保
持ケースの内部空間を前記冷却ケースの中空部に連通さ
せる第2流路を前記冷却ケースに形成し、かつ、前記冷
却ケースの装置内部への収納状態で冷気吸排気部の吸・
排気口に連通連結される冷気の導出・導入口を前記冷却
ケースに形成する一方、当該冷気の導入口を前記第1流
路に且つ前記第2流路を前記冷気の導出口に連通させる
冷気循環路の構成部材を前記冷却ケースの中空部に設
け、更に、前記第1流路を、前記縦横に形成された容器
保持部の数だけ前記冷却ケースとケース載置部に跨がり
形成し、しかもこのケース載置部の第1流路は、前記複
数個の試料容器の底部側が非接触状態で凹入する凹部を
含む流路により形成されている点に特徴を有する。
〔作用〕
上記の特徴構成によれば、容器保持ケースの内部空間
が冷却ケース内の冷気循環路に連通連結されることで、
当該容器保持ケースの内部空間が試料容器に対する冷却
室となり、而して、装置そのものに冷却の機能が装備さ
れたことで、当該装置に試料容器を収納させておけば試
料容器が常に保冷下に置かれる。
そして、必要に応じて冷却ケースを装置外部に引き出
すことで、容器保持ケース毎の試料容器の交換等が簡易
に行われる。特に、冷却ケースの中空部に設けた冷気循
環路の構成部材により冷気の導入口を第1流路に連通さ
せ、この第1流路を、縦横に形成された容器保持部の数
だけ前記冷却ケースとケース載置部に跨がり形成したの
で、前記冷気の導入口から前記冷却ケースの中空部に導
入される冷気をケース載置部に形成された凹部内の第1
流路に流入でき、前記各試料容器の底部側を直接冷却で
きる。また、前記冷気の導入口から前記冷却ケースの中
空部に導入される冷気は、移動の妨げとなるような試料
容器のような障害物を持たない前記中空部内を移動する
ので、中空部の直上に広がる冷却ケースの第1流路に、
中空部内の冷気を均等に分布させることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は酵素免疫分析装置の全体を示し、図において、
1,2は装置ケース3の内部空間を上下3つの空間に区画
する仕切板で、第2図に示すように、中央空間P1から上
部空間P2にわたって容器搬送用のエレベータ4が設置さ
れている。
5は容器冷却装置で、詳細については後述するが、下
部空間P3に設置された図示されていない冷却器に連通接
続される冷気吸排気部6と、これに連通連結された冷却
ケース7、及び下記する容器保持ケース10を主体にして
成り、かつ、前記冷却ケース7は前記装置ケース3の前
面側に引き出し自在に構成されている。
8は底部内面に抗体が固定され且つ上部開口がアルニ
ウム箔で封じられた第1試料容器、9は希釈液が注入さ
れ且つ上部開口がアルミニウム箔で封じられた希釈液封
入容器で、これらの容器8,9は下部側が開放された容器
保持ケース10に保持され、かつ、冷却風路を形成する状
態で前記冷却ケース7の上面部に着脱自在に載置されて
いる。
11は水平二次元方向に移動自在な容器搬送機構で、容
器チャック11aを昇降自在に備え、前記第1試料容器8
(必要に応じて希釈液封入容器9)を前記エレベータ4
の搬送始端部に搬送する。
12は容器保持部aを備えた恒温振とう器で、この恒温
振とう器12の前部側には、第3図にも示すように、第1
試料容器8の挿通保持孔bが形成された第1〜第3ロー
ター13〜15が配置され、かつ、前記第1ローター13の周
部には洗浄器16と希釈液注入器17とが設けられ、第2ロ
ーター14の周部には洗浄器18と基質試薬注入器19とが設
けられ、第3ローター15の周部には洗浄器20と酵素標識
試薬注入器21とが設けられている。
22は容器チャック22aを三次元方向に移動自在に備え
た容器搬送機構で、前記エレベータ4によって搬送され
てきた第1試料容器8を、前記恒温振とう器12と第1〜
第3ローター13〜15、及び、サンプル部23にわたって搬
送する。
24は試料容器収容部で、試料(血清)が注入された複
数個の第2試料容器25を整列状態で収納した試料容器収
納ケース26が左右方向に並置されている。
27は前記試料容器収納ケース26の上部開口を個々に閉
じる蓋体で、当該蓋体27の容器整列方向一端側には蓋体
開閉機構28が設けられている。
29はピペットチップ30のストック部、31は水平二次元
方向に移動自在な試料注入機構で、上部に吸排気管32が
連通接続されたプローブ33を昇降自在に備え、前記スト
ック部29でのプローブ33の下降運動によって下端部にピ
ペットチップ30を装着し、かつ、吸気によって第2試料
容器25からピペットチップ30内に試料を吸入すると共
に、排気によって第1ローター13に保持された第1試料
容器8内に試料を注入する。
34は酵素標識試薬が注入された薬液容器35のストック
部である。
36は測光セル37を備えた測光部、38はサンプル部23に
搬送されてきた第1試料容器8内の反応液を前記測光セ
ル37に注入する反応液注入器、39は前記測光セル37内に
発光試薬(例えばルミノール液)を注入する試薬注入
器、40は前記測光セル37に対する洗浄器である。
41は第1試料容器8の回収部、42はピペットチップ30
の回収部である。
上記構成の酵素免疫分析装置による例えば2ステップ
サンドイッチ法の酵素免疫分析は次のようにして行われ
る。
測定項目に応じた抗体が固定された第1試料容器8
が、下部側の容器搬送機構11とエレベータ4と上部側の
容器搬送機構22とによって第1ローター13の容器保持孔
bに取り出される。この容器取り出しの途中で第1試料
容器8の上部開口を封じているアルミニウム箔は破られ
る。
一方、前記プローブ33の下端部にピペットチップ30が
装着され、かつ、当該ピペットチップ30内に第2試料容
器25内の試料が吸入されると共に、この試料が前記第1
ローター13に取り出された第1試料容器8内に注入さ
れ、前記ピペットチップ30はピペットチップ回収部42に
廃棄される。
前記第1ローター13が所定角回動して前記試料が注入
された第1試料容器8内に希釈液が注入され、かつ、当
該第1試料容器8が恒温振とう器12にセットされて、体
温程度の恒温下での所定時間にわたる振とうによって免
疫第1反応が行われる。
上記の第1試料容器8は第2ローター14に取り出され
て洗浄され、所謂B/F分離が行われて後に、測定項目に
応じた一定量の酵素標識試薬が注入され、再び恒温振と
う器12にセットされて所定時間にわたり免疫第2反応が
行われる。
次いで、上記の第1試料容器8は第3ローター15に取
り出されて洗浄され、一定量の基質試薬が注入され、か
つ、再び恒温振とう器12にセットされて所定時間にわた
り酵素反応が行われる。この反応によって第1試料容器
8内に過酸化水素が発生する。
酵素反応後において、第1試料容器8はサンプル部23
に搬送され、かつ、前記過酸化水素を含む反応液が予め
発光試薬を注入した測光セル37に添加され、ここで発光
反応が行われる。一方、前記第1試料容器8は回収部41
に廃棄される。
上記の発光反応時における発光量が電気的に測定さ
れ、コンピューターで演算処理され、分析結果がモニタ
ー43に表示されると同時にプリンタ44によって記録され
る。
次に、前記容器冷却装置5の具体構造について説明す
ると、この容器冷却装置5は既述したように、図外の冷
却器に連通接続された冷気吸排気部6と、この冷気吸排
気部6に連通連結される冷却ケース7、及び、前記容器
保持ケース10を主体にして成り、前記容器保持ケース10
は、第8図に示すように、下部側を開放した箱形状を呈
し、その上面部には、前記第1試料容器8の首部を吊り
下げ保持するための貫通孔による容器保持部cが縦横に
形成されている。そして、この容器保持ケース10には上
蓋ケース51の被嵌が可能であって、当該容器保持ケース
10を流通用のケースとして使用することができるように
なっている。
一方、前記冷却ケース7は、第4図乃至第8図に示す
ように、左右一対のスライダー52とブラケット53を介し
て前記下部仕切板2上に取り付けられ、前記装置ケース
3の前部側に引き出し自在に構成されている。
そして、この冷却ケース7の上面部には、水平方向へ
の位置ずれを防止する状態で前記容器保持ケース10の複
数個を着脱自在に載置するためのケース載置部54が設け
られ、かつ、当該ケース載置部54の上面部には、前記容
器保持ケース10による吊り下げ保持容器8の底部側を非
接触状態で凹入する凹部dが形成されている。
また、前記冷却ケース7とケース載置部54の夫々に
は、前記冷却ケース7の中空部Pを容器保持ケース10の
内部空間Qに連通させる第1流路eが各凹部dに対応し
て形成され、かつ、前記内部空間Qを中空部Pに連通さ
せる第2流路fが前記凹部dを外れた箇所に形成されて
いる。
更に、前記冷却ケース7の引き出し方向の奥部には、
当該冷却ケース7の引き出し方向奥部への押し込み状態
で、前記冷気吸排気部6の吸・排気口g,hに連通連結さ
れる冷気の導出・導入口i,jが形成され、この内の冷気
導入口jを前記第1流路eに且つ前記第2流路fを冷気
導出口iに連通させる冷気循環路Rの構成部材55が、前
記冷却ケース7の中空部Pに設けられている。尚、第5
図中の56は、前記冷気吸排気部6の内部空間を区画する
仕切板である。
上記の構成によれば、前記冷却ケース7を引き出し方
向の奥部に押し込むことで、当該冷却ケース7の冷気の
導出・導入口i,jが冷気吸排気部6の吸・排気口g,hに連
通連結され、これによって冷気が第1流路eを通して吊
り下げ保持されている第1試料容器8の底部側が直接冷
却され、冷却後の冷気は第2流路fから冷気吸排気部6
に還流されるもので、前記ケース載置部54に載置された
容器保持ケース10内の第1試料容器8を、装置内におい
て常に保冷下に置くことができる。
第9図に容器冷却系の別態様を示す。このものは、上
部側をヒンジにして内方に揺動自在な煽り扉57を前記冷
気吸排気部6の吸・排気口g,hに設けると共に、当該煽
り扉57を閉塞方向に付勢力させる付勢手段58を設け、か
つ、前記冷却ケース7の引き出し方向奥部に、当該冷却
ケース7の押し込みに伴って前記煽り扉57を開放(第10
図参照)させる筒状の冷気導出・導入口i,jを連設する
一方、前記冷気吸排気部6の内部空間を区画する仕切板
56に、両区画室を連通させるバイパス流路mを形成し、
このバイパス流路mに対する開閉蓋59を一方の煽り扉57
に連通して、当該一方の煽り扉57の付勢閉塞下において
前記バイパス流路mが開放されるように構成したもので
ある。
かゝる構成によれば、第11図に示すように、前記冷却
ケース7の装置外部への引き出しに伴って前記吸・排気
口g,hが自動的に閉じられ、かつ、冷気がバイパス流路
mに流されるもので、冷熱エネルギーの無駄が防止され
る点に特徴がある。
尚、前記冷却ケース7の引き出しに連動させて可逆的
に冷却装置5の電気系を開成させることによっても、上
記と同様に冷熱エネルギーの無駄が防止される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、従来、分析の度に試料
容器の収容トレイを冷蔵庫から取り出して、このトレイ
を分析装置の所定部位にセットしていた箇所に、容器保
持ケースを収容載置するための装置外部への引き出しを
可能とした冷却ケースを設け、かつ、当該冷却ケース内
部の冷気循環路を介して前記容器保持ケースの内部空間
に冷気を導入させて、容器保持ケースの内部空間を試料
容器に対する冷却室に構成した点と、容器保持ケースと
冷却ケースの間にケース載置部を設けた点に特徴を有す
る。
而して、装置そのものに冷却の機能が装備されたこと
で、分析装置等に試料容器を常に保冷却貯蔵することが
可能となり、分析の度に試料容器の収容トレイを冷蔵庫
から出し入れする煩わしさがなくなる上、時間を限って
の分析を強いられることもなくなり、勿論、必要に応じ
て冷却ケースを装置外部に引き出すことで、容器保持ケ
ース毎の試料容器の交換等も簡易に行うことができるに
至ったのである。特に、冷却ケースの中空部に設けた冷
気循環路の構成部材により冷気の導入口を第1流路に連
通させ、この第1流路を、縦横に形成された容器保持部
の数だけ前記冷却ケースとケース載置部に跨がり形成し
たので、前記冷気の導入口から前記冷却ケースの中空部
に導入される冷気はケース載置部に形成された凹部内の
第1流路に流入して前記各試料容器の底部側を直接冷却
できる。また、前記冷気の導入口から前記冷却ケースの
中空部に導入される冷気は、移動の妨げとなるような試
料容器のような障害物を持たない前記中空部内を移動す
る。この際、中空部内においては、前記冷気の導入口側
のみならず該導入口側から離れた所でも中空部内の全体
にわたり、前記冷気の導入口から導入される冷気を、一
様に移動させることができる。したがって、中空部の直
上に広がる冷却ケースの第1流路に、中空部内の冷気を
均等に分布させることができる。その結果、ケース載置
部に形成された凹部内の第1流路を介して下部側が開放
された容器保持ケースの容器保持部に保持された複数個
の試料容器の底部側を常に均一に冷却できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は内部を透視した酵素免疫分析装置の斜視図、第
2図は一部を破断した主要部の側面図、第3図は主要部
の平面図である。 第4図は要部を破断した容器冷却装置の平面図、第5図
は内部を透視した容器冷却装置の斜視図、第6図は容器
冷却装置の縦断正面図、第7図は容器冷却装置の縦断側
面図、第8図は容器保持ケースと共に冷気の流れを示す
斜視図である。 第9図は容器冷却系の別態様を示す透視斜視図、第10図
および第11図は動作説明図である。 6……冷気吸排気部、7……冷却ケース、8……試料容
器、10……容器保持ケース、54……ケース載置部、55…
…冷気循環路の構成部材、c……容器保持部(貫通
孔)、d……ケース載置部の凹部、e……第1流路、f
……第2流路、g……冷気吸気口、h……冷気排気口、
i……冷気導出口、j……冷気導入口、P……中空部、
Q……内部空間、R……冷気循環路。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部側が開放され且つ上面部には複数個の
    試料容器の首部を吊り下げ保持するための容器保持部が
    縦横に形成された複数個の容器保持ケースを、分析装置
    等の外部に引き出し自在に構成された冷却ケースの上部
    に、ケース載置部を介して着脱自在に設け、前記冷却ケ
    ースの中空部を前記容器保持ケースの内部空間に連通さ
    せる第1流路と、前記前記容器保持ケースの内部空間を
    前記冷却ケースの中空部に連通させる第2流路を前記冷
    却ケースに形成し、かつ、前記冷却ケースの装置内部へ
    の収納状態で冷気吸排気部の吸・排気口に連通連結され
    る冷気の導出・導入口を前記冷却ケースに形成する一
    方、当該冷気の導入口を前記第1流路に且つ前記第2流
    路を前記冷気の導出口に連通させる冷気循環路の構成部
    材を前記冷却ケースの中空部に設け、更に、前記第1流
    路を、前記縦横に形成された容器保持部の数だけ前記冷
    却ケースとケース載置部に跨がり形成し、しかもこのケ
    ース載置部の第1流路は、前記複数個の試料容器の底部
    側が非接触状態で凹入する凹部を含む流路により形成さ
    れていることを特徴とする分析装置等における試料容器
    の冷却装置。
  2. 【請求項2】前記容器保持部が試料容器を吊り下げ保持
    するための貫通孔から成ることをと特徴とする請求項
    (1)に記載された分析装置等における試料容器の冷却
    装置。
  3. 【請求項3】前記第1流路を容器保持部に臨ませて開設
    してあることを特徴とする請求項(2)に記載された分
    析装置等における試料容器の冷却装置。
JP1990025334U 1990-03-13 1990-03-13 分析装置等における試料容器の冷却装置 Expired - Lifetime JP2513912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990025334U JP2513912Y2 (ja) 1990-03-13 1990-03-13 分析装置等における試料容器の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990025334U JP2513912Y2 (ja) 1990-03-13 1990-03-13 分析装置等における試料容器の冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03115855U JPH03115855U (ja) 1991-12-02
JP2513912Y2 true JP2513912Y2 (ja) 1996-10-09

Family

ID=31528267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990025334U Expired - Lifetime JP2513912Y2 (ja) 1990-03-13 1990-03-13 分析装置等における試料容器の冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2513912Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4440294A1 (de) * 1994-11-11 1996-05-15 Boehringer Mannheim Gmbh System zur Inkubation von Probeflüssigkeiten
JP3609169B2 (ja) * 1995-09-22 2005-01-12 麒麟麦酒株式会社 サンプリング装置
JP2006030144A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Kajikkusu Trading:Kk 試料管保温トレー及びマルチウエルプレート用保温箱
JP5697081B2 (ja) * 2010-11-22 2015-04-08 株式会社堀場製作所 反応槽及びその反応槽を用いた測定装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6186552A (ja) * 1984-10-03 1986-05-02 石戸 文也 分析用機器の冷却装置
JPS63109649U (ja) * 1987-01-08 1988-07-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03115855U (ja) 1991-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
BR102016010809B1 (pt) aparelho para análise imuno-hematológica automática em cartões de gel
CN112119312A (zh) 全自动化学发光免疫分析仪
BRPI0901743A2 (pt) aparelho para a análise automática de amostras em cartões de gel
JP5832469B2 (ja) 検体分析装置、搬送装置および蓋置きトレイ
JP2010083679A (ja) ロボット式貯蔵装置
CN207866716U (zh) 化学发光检测仪
JP6882352B2 (ja) 容器ラック、検体分析装置及び検体分析方法
JP2012141226A (ja) 容器供給装置及び試料分析装置
JP2513912Y2 (ja) 分析装置等における試料容器の冷却装置
JP2535239B2 (ja) 酵素免疫測定装置
CN1497252B (zh) 测定元件的处理设备
CN205411328U (zh) 一种检验科专用样品箱
JP3206442B2 (ja) 自動免疫測定装置
CN208248942U (zh) 一种便携式微型半导体低温标本收集运输器械
CN218412576U (zh) 凝血分析仪流水线、凝血分析模块与样本分析仪流水线
CN215055772U (zh) 一种移动pcr方舱实验室
CN213229625U (zh) 一种用于时间分辨荧光免疫分析的试剂盒
JPH0736285Y2 (ja) プローブに対するピペットチップの脱着機構
JP2513911Y2 (ja) 酵素免疫分析装置の試料容器収納ケ―ス用蓋体の開閉機構
CN219799473U (zh) 一种褪黑素荧光法定量检测装置
JP2584712Y2 (ja) 酵素免疫分析装置における恒温振とう器
CN216862416U (zh) 一种抗核抗体谱测试试剂盒
CN216908123U (zh) 一种血样采集用血样保存箱
CN220132212U (zh) 一种单人份荧光法qpcr试剂条
CN212654761U (zh) 一种检验科用待检样品临时储存装置