JP2513215Y2 - 開閉障子の錠装置 - Google Patents

開閉障子の錠装置

Info

Publication number
JP2513215Y2
JP2513215Y2 JP1990040101U JP4010190U JP2513215Y2 JP 2513215 Y2 JP2513215 Y2 JP 2513215Y2 JP 1990040101 U JP1990040101 U JP 1990040101U JP 4010190 U JP4010190 U JP 4010190U JP 2513215 Y2 JP2513215 Y2 JP 2513215Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
outdoor
operation member
opening
outdoor operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990040101U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03130876U (ja
Inventor
裕光 神永
修 横山
利公 楠
嘉雄 北井
Original Assignee
ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 filed Critical ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
Priority to JP1990040101U priority Critical patent/JP2513215Y2/ja
Publication of JPH03130876U publication Critical patent/JPH03130876U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2513215Y2 publication Critical patent/JP2513215Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は建物の開口部に建付けた開閉障子の錠装
置、特に火災等の非常時に室外側から解錠することので
きる錠装置に関するものである。
〔従来技術とこの考案が解決しようとする課題〕
出願人は先に実開昭61−113877号公報に示されるよう
に、室外側に障子の施錠を開放する室外操作部材を設け
て、火災等の非常時に室外側から、開閉障子を開放する
ことができる構造の窓の錠装置を開発した。
ところで前記錠装置において室外操作部材は障子を構
成する框の室外側面に突設してあるので、室外操作部材
が目立って外観上好ましくないとともに、ゴンドラ等に
よる障子の室外側面の清掃や点検作業時にゴンドラ等が
突設した操作部材に接触したりするという問題点があっ
た。
その他この種の案として特開平2−300485号公報に示
されるように室外操作部材を框の長手方向と垂直方向に
回転するので框の見付けが大きくなるという問題点があ
る。
この考案は、上記問題点を解消した開閉障子の錠装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は開閉障子の錠装置において、開閉障子の框
内に装着した錠装置を室内外両側各々から操作する室内
外両操作部材を前記框の室内外側それぞれに備えた開閉
障子において、前記室外操作部材は、軸に枢着されて前
記框の長手方向に回動し、その框の室外側において、そ
の框の室外側面と同一面になるように装着してあり、か
つ室外操作部材と隣り合う枠との間に隙間があり、室操
作操作部材と隣接する框間に室外操作部材を操作する手
掛け用の空間となる間隙を設けてあることにより前記目
的を達成するものである。
〔実施例〕
第1図乃至第3図において、止具からなる錠装置Aは
開閉障子Bの縦框1内および縦枠2に装着してあり、ま
たこの錠装置Aは室内側から操作する室内操作部分3お
よび室外側から操作する室外操作部材4をそれぞれ備え
ている。室外操作部材4は下框5の室外側外縁部を切欠
いて、この切欠部に室外操作部材4の室外側面4と下框
5の室外側面が同一面となるように装着してあり、しか
も室外操作部材4から室内方向に突出したアーム4aが縦
方向の軸4bに枢着されて室外操作部材4は下框5の長手
方向に回動しうるよう構成されている。また室外操作部
材4と隣り合う枠Dとの間に隙間W1があり、室外操作部
材4と隣接する下框5a間に室外操作部材4を操作する手
掛け用の空間となる間隙W2を設けてあり、隙間Wからこ
の間隙W2に手先Cを挿入して作用させることができる。
そして下框5の見付寸法Hは比較的小さくてよい。
また室外操作部材4はアーム4aおよび第1杆部材6を
介して連係した第1連動部材7と柔軟な板バネよりなる
第2連動部材8と第3連動部材9と、その第3連動部材
9とは一方に連動して他方向に連動しないようにピン部
10とカギ部11とで連結した第4連動部材12とで互いに連
結して配置し、第4連動部材12には縦枠2に取付けた錠
装置となる止具13に係止する第2杆部材14が取付けてあ
る。
以上のような構成において室内操作部材3を回動すれ
ば第4連動部材12が矢印Y方向に摺動して第2杆部材14
が止具13から離れて開閉障子Bの開放ができる。なおこ
の時第4連動部材12の先端に設けたカギ部11はピン部10
より離れるので、第1乃至3の連動部材7、8、9は摺
動せず従って室外操作部材4は下框5と同一面に保持し
たままとなり、室内操作部材3を操作しても室外操作部
材4が下框5の室外側に突出しない。また火災等の非常
時に室外側から開閉障子Bを開放したい時は、室外操作
部材4を室外側へ操作すれば第1連動部材7は矢印X方
向に摺動して、これに伴い第2乃至4連動部材8、9、
12も摺動する。これによって第2杆部材14は止具13より
離れて、開閉障子Bの開放できるようになっている。
第4図にはこの考案の構造を実施する障子の外観図
で、第5図はこの要部の斜視図である。
第6図はこの考案の第1変形例であり、室外操作部材
は下框だけでなく縦框にも装着できることを示してい
る。
第7図は第2変形例であり、下框の室外側外縁部の長
手方向全長に亘って室外操作部材を設けたものである。
この構成により室外操作部材の柄の部分を長くすること
ができるので軽く操作部材を作用させ障子を開放させる
ことができる。
なお、第1図から第6図に示す例の操作部材は押出形
材よりなる框を一部切欠いて装着したものであるが、第
7図に示す変形例のものは押出形材を切欠くことなく操
作部材を装着したものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記説明の通りの構成にしたので、室外操
作部材と隣り合う枠との間の隙間から室外操作部材と隣
接する下框間の間隙に手先を挿入して室外操作部材を操
作することができる。そして室外操作部材を備えた開閉
障子は框の室外側面と同一面に装着して突出しないので
室外操作部材が目立つことがなく外観上体裁がよく、ま
た建物の外部の清掃や点検作業のためのゴンドラが上記
開閉障子付近に移動してきても室外操作部材と接触する
ことがない。また室外操作部材は框の長手方向に回転す
るので框の見付けは小さくてよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の概要を示した斜視図、第2図は要部
の分解斜視図、第3図は要部の縦断面図、第4図はこの
考案を実施する開閉障子の正面図、第5図、第6図およ
び第7図は要部の実施例および変形例の斜視図である。 A…錠装置、B…開閉障子、C…手先、D…枠、W1…隙
間、W2…間隙、1…縦框、2…縦枠、3…室外操作部
材、4…室外操作部材、4a…アーム、4b…軸、5…下
框、5a…下框、6…第1杆部材、7…第1連動部材、8
…第2連動部材、9…第3連動部材、10…ピン部、11…
カギ部、12…第4連動部材、13…止具、14…第2杆部
材。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−113877(JP,A) 特開 昭60−102472(JP,A) 特開 平2−300485(JP,A) 実公 昭47−30744(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉障子の框内に装着した錠装置を室内外
    両側各々から操作する室内外両操作部材を前記框の室内
    外側それぞれに備えた開閉障子において、前記室外操作
    部材は、軸に枢着されて前記框の長手方向に回動し、そ
    の框の室外側においてその框の室外側面と同一面になる
    ように装着してあり、かつ室外操作部材と隣り合う枠と
    の間に隙間があり、室外操作部材と隣接する框間に室外
    操作部材を操作する手掛け用の空間となる間隙を設けて
    あることを特徴とする開閉障子の錠装置。
JP1990040101U 1990-04-13 1990-04-13 開閉障子の錠装置 Expired - Lifetime JP2513215Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990040101U JP2513215Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 開閉障子の錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990040101U JP2513215Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 開閉障子の錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03130876U JPH03130876U (ja) 1991-12-27
JP2513215Y2 true JP2513215Y2 (ja) 1996-10-02

Family

ID=31549597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990040101U Expired - Lifetime JP2513215Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 開閉障子の錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2513215Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4551825B2 (ja) * 2005-06-24 2010-09-29 ナブテスコ株式会社 手動解錠装置及びプラットホームスクリーンドア装置
JP6126422B2 (ja) * 2013-03-22 2017-05-10 Ykk Ap株式会社 建具

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115302Y2 (ja) * 1971-04-26 1976-04-22
JPS60102472A (ja) * 1983-11-09 1985-06-06 スガツネ工業株式会社 平面ハンドル
JPH038762Y2 (ja) * 1984-12-28 1991-03-05
JP2794448B2 (ja) * 1989-05-15 1998-09-03 株式会社竹中工務店 非常用進入口の障子の外部ハンドル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03130876U (ja) 1991-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA3072916C (en) Low profile panel handle assembly and methods for same
JP2513215Y2 (ja) 開閉障子の錠装置
JP7081957B2 (ja) 建具
JP3975216B2 (ja) 非常用開放機構付き開き戸
JP2004169472A (ja) 開口部装置
JP7337227B2 (ja) 建具
JP2575328B2 (ja) 折れ戸
JPH0510072A (ja) ド ア
JPH04202991A (ja) 玄関扉用の小窓装置
JP7420867B2 (ja) 建具
JP4375936B2 (ja) 高層建物の非常侵入口扉の施錠装置
JP2528427Y2 (ja) 網 戸
JP3461718B2 (ja) 浴室折戸のストッパー構造
JP2554913Y2 (ja) 折戸のロック装置
JPH08284512A (ja)
JPH0754555A (ja)
JP2005048481A (ja) 落下防止パネル格納式開閉窓付サッシュ
JPH037505Y2 (ja)
JP2922245B2 (ja) ドア用取手及びドアの取手部の構造
JP2667687B2 (ja) 引戸式窓装置
JP2541214Y2 (ja) 可動間仕切
JPH0314550Y2 (ja)
JP4248526B2 (ja) 建具
JPH0623667Y2 (ja) 引違い窓の内障子閉鎖構造
JPH03199589A (ja) 折戸