JP2513000B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2513000B2
JP2513000B2 JP63228039A JP22803988A JP2513000B2 JP 2513000 B2 JP2513000 B2 JP 2513000B2 JP 63228039 A JP63228039 A JP 63228039A JP 22803988 A JP22803988 A JP 22803988A JP 2513000 B2 JP2513000 B2 JP 2513000B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、キーボード(鍵盤)を有する電子楽器な
ど、演奏用の複数のキーを備える電子楽器に関し、キー
を利用してチューニング量の設定/変更を可能にした電
子楽器に関する。
(b)従来の技術 この種の電子楽器の先行技術には、例えば特開昭63−
137296号に示されるものがある。この電子楽器では、楽
音パラメータの1つであるチューニング量を調製するた
めのスイッチを複数個設け、それらのスイッチを使用す
ることによりチューニング量を調製できるようにしてい
る。すなわち、チューニング量を変更するために、増加
スイッチと減少スイッチの2つのスイッチを設け、この
増加スイッチや減少スイッチの操作によってチューニン
グ量を変更するようにしていた。
またこれらのスイッチの1回の操作に対してチューニ
ング量を細かく(例えば0.1セント単位)変化させる
か、または粗く(例えば10セント単位)変化させるかを
指定するスイッチを別途設け、このスイッチにより、1
回の増加スイッチまたは減少スイッチの操作で変更し得
るチューニング量を切り換えていた。
(c)発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような電子楽器では、楽音パラメ
ータの変更量(または楽音パラメータの値)を入力する
ためのスイッチ等の操作子を専用に設けなければならな
い。このため、操作パネルの面積が大きくなり、コスト
も上昇する問題があった。また、チューニング量を変更
するに際し、少ないスイッチ数で微調製および粗調製で
きるようにするためには、上記の先行技術のように各ス
イッチの1操作当りのチューニング変更量を複数種類の
中から選んで設定する操作が必要となるが、このような
構成では操作が煩雑になりがちであった。また、外観が
管楽器に似ている吹奏タイプの電子楽器では、キーボー
ドタイプの電子楽器に比較してスイッチ類を設ける領域
が非常に狭いため、上記のようなスイッチ類を設けるこ
と自体困難であり、しかも仮に設けることができたとし
ても、配置位置に制約を受けたり操作性が極端に悪くな
る問題があった。
この発明の目的は、電子楽器が有する複数の演奏用キ
ーを利用することにより楽音パラメータの変更を行える
ようにして、特別のスイッチを設けなくても楽音パラメ
ータの変更を行うことができ、しかもその変更が容易で
ある電子楽器を提供することにある。
(d)課題を解決するための手段 この発明は、演奏用の複数のキーを備え、各キーに対
するマイクロチューニングの変更制御手段を備えた電子
楽器において、 マイクロチューニング変更モード時に、マイクロチュ
ーニングを変更すべきキーとして押下された特定キーに
対する他の押下キーの相対位置に対応してマイクロチュ
ーニング変更量をテーブルを参照することにより得る手
段と、 その参照結果に基づいて前記特定キーに対応したマイ
クロチューニング情報を変更する手段と、 変更されたマイクロチューニング情報に基づいて、発
音要求を受けた楽音の周波数情報を補正して楽音を発生
する手段と、 を設けたことを特徴とする。
(e)作用 この発明の電子楽器の作用を第1図を参照して説明す
る。
先ず、電子楽器のモードを楽音パラメータ変更モード
に設定する。このモードの設定は図示しないスイッチな
どによって行う。楽音パラメータ変更モードが設定され
ると、最初に楽音パラメータを変更すべきキー(以下特
定キーと言う)K1が押下される。なお、第1図において
は電子楽器としてキーボード(鍵盤)KBを備えるものを
示しているが、この他の電子楽器、例えば吹奏タイプの
電子楽器でも良い。特定キーK1が押下されて次に他のキ
ーK2が押下されると、相対位置演算手段1が特定キーK1
に対する他のキーK2の相対位置を演算する。他のキーK2
の相対位置が求まると、楽音パラメータ変更手段2は、
その相対位置に基づいて楽音パラメータの変更量を設定
する。楽音パラメータ変更手段2は、キーK1に対するキ
ーK2の相対位置に応じてキーK1の楽音パラメータの変更
量をどの程度にするかを決定するわけであるが、その変
更量の設定は、テーブルを利用して行う。
上記の作用により任意のキーに対する楽音パラメータ
の変更は、その楽音発生用のキー自身を利用することに
よって簡単に行うことができる。
(f)実施例 第2図〜第13図はこの発明の実施例であるキーボード
を備える電子楽器を示す図である。なお、この実施例で
は、この発明を各キー毎のチューニング量に関する楽音
パラメータを設定する場合に適用した例を示す。
図面の説明 第2図は電子楽器全体のブロック図、 第3図は(A),(B)は主要な操作手順と操作状態
の推移を示す図、 第4図〜第5図は主要メモリの構成図、 第6図はセントずれ変更量を設定するときの説明に供
する図、 第7図〜第12図はCPUの動作を示すフローチャート、 第13図(A),(B)は他の実施例を説明するための
図、 をそれぞれ示している。
ブロック図の説明 実施例の電子楽器は、特開昭63−137296号公報に示さ
れるような公知のシステムに類似した構成を備えてい
る。すなわち、第2図に示すように、本実施例の電子楽
器は、キーボード3、操作パネル4、トーンジェネレー
タ5、サウンドシステム6、プログラムROM7、データRO
M8、データ&ワーキングRAM9、CPU10のそれぞれをバス1
1で接続し、さらにバス11を介して書込可能な外部メモ
リユニット12を接続できる構成をとっている。操作パネ
ル4には、楽音パラメータの設定を行うためのモードを
設定するスイッチとして、EDSスイッチとEDCスイッチを
配置している。EDSスイッチは、楽音パラメータの一例
であるチューニング量の変更モード(以下EDITモードと
言う)を設定するスイッチである。また、EDCスイッチ
は、(イ)EDITモードからノーマルモード(以下NORMAL
モードと言う)に戻る、(ロ)NORMALモードから前回の
特定キーに対するEDITモード入のる、2つの機能を持っ
ている。ここで、特定キーとは、チューニング量を変更
すべきキーとして、EDITモード時にオペレータによって
押下されるキーである。前記操作パネル4には、この他
にEDIT用に使用するディスプレイや楽音制御データなど
を生成するための操作スイッチ群が配置されている。
キーボード3は61キーからなる鍵盤で構成され、CPU1
0はキーボード3の各キーの操作状態,操作パネル4の
各スイッチ,操作子の操作状態等を検出してトーンジェ
ネレータ5に対して楽音信号の形成,発生を制御する各
種情報を出力する。トーンジェネレータ5は、これらの
情報に基づき楽音信号を生成し、サウンドシステム6に
おいて音響として出力する。
プログラムROM7はCPU10の動作手順を記憶し、データR
OM8は後述するような平均律の周波数情報データ,音色
パラメータなどの楽音制御パラメータを記憶する。ま
た、RAM9は現時点で全キーに対してそれぞれ設定されて
いる各キーの楽音周波数を決定するための周波数情報デ
ータを記憶する領域やキーバッファなどの各種レジスタ
を配置する。書込可能な外部メモリユニット12はMIDI端
子を介して楽音制御データなどをRAM9との間で受け渡し
することができ、例えばフロッピィディスクとそのドラ
イブで構成される。
EDITモード時の主要な操作と表示状態の推移 オペレータは、或るキーに対してのチューニング(以
下マイクロチューニングと言う)を行おうとするときに
はNORMALモードの状態でEDSスイッチを操作する。すな
わち、システムは通常の状態(例えば電源オン後の状
態)でNORMALモード(ステップSP1)の状態にあるが、
このNORMALモードにあるときにEDSスイッチが操作され
ると、EDITモードに移行し、ステップSP3においてマイ
クロチューニングを行うべき特定キーの押下を待つ。こ
の手順でNORMALモードにあるときには、ディスプレイは
第3図(B)の(1)に示すような表示状態にあり、ED
Sスイッチが操作されると第3図(B)の(2)に示す
表示状態に変わる。ステップSP3ではマイクロチューニ
ングすべきキー、すなわち特定キーの押下を待ち、オペ
レータによって特定キーが押下されると、ステップSP4
に移る。ここでは、特定キーのキー名(音高名)とセン
トずれの2つが表示される。第3図(B)の(3)に示
す表示例は、特定キーのキー名がF3でセントずれが0で
あることを示している。なお、セントずれとは、特定キ
ーに対して現在設定されている楽音周波数と該特定キー
の平均律音階に従う楽音周波数との周波数ずれ(ピッチ
ずれ)量をセント値で表したものであり、このセントず
れは特定キーのチューニング量を示すものである。
特定キーが指定されてそのキー名とセントずれが表示
されると、次に他のキー押下を待つ(SP5)。ここで、
他のキーの意義は特定キーに対する相対位置にある。こ
の他のキーを押下することによって、特定キーに対する
他のキーの相対位置が決定し、その相対位置によってセ
ント単位で表されるれるチューニング変更量が決められ
るわけである。したがって他のキーは、チューニング変
更量を設定するキーとなる。
SP6では、特定キーについて更新されたセントずれが
表示される。セントずれの更新は、他のキーを押下する
ことにより設定されたチューニング変更量(セント単位
で表されている)を、現在のチューニング量に加減算す
ることにより行う。例えば、第3図(B)の(4)の表
示状態は、第3図(B)の(3)の状態からチューニン
グ量が3セント+側(上昇側)に変更されたことを示し
ている。
EDITモードにおいては、上記の操作によって、キーボ
ード3のキーを使用するだけで、任意のキーに対するマ
イクロチューニングを行うことができる。なお、特定キ
ーを基準としたときの他のキーの相対位置に対応するチ
ューニング変更量、すなわちセントずれ変更量は、本実
施例においては予めデータROM8にテーブルとして配置さ
れている。
主要メモリ構成図 第4図(A)はRAM9内のレジスタ構成を示している。
KEYBUFはオンイベント又はオフイベントのイベントが生
じたキーを表すキーコードを記憶する。イベント(EVEN
T)とはキーやスイッチ類の走査時に状態変化があった
ことを意味し、このKEYBUFには新たに押鍵されたキー、
または離鍵されたキーのキーコードがストアされる。
MTEDSはEDITモードのスタート時であることを示すフ
ラグである。このフラグはEDSスイッチが操作されたと
きにセットされる。
MTEDMはEDITモードであることを示すフラグである。
このフラグが“1"(セット状態)のときにはEDITモード
であり、“0"(リセット状態)のときにはNORMALモード
である。
MTKCDはマイクロチューニングを行う特定キーのキー
コードを記憶する。
POINTは特定キーに対する他のキーの相対位置に応じ
たセントずれ変更量のはいったテーブルを指すポインタ
を構成する。
以上のレジスタの他、楽音制御データを生成するため
の楽音制御用レジスタなど、さらに複数のレジスタを備
えているが、これらのレジスタについてはここでは説明
をしない。
第4図(B)はRAM9のデータ記憶領域を示している。
エリアMAには全キー(61キー)についての周波数情報デ
ータが記憶される。この周波数情報データは、実際には
各キーの音高周波数に対応するディジタル値(Fナン
バ)として記憶される。エリアMBには全キーについての
セントずれ情報が記憶される。このセントずれ情報は、
上述したキーチューニング量である。エリアMA,MBに記
憶される情報は、全て現在実際に設定されている情報で
あって、例えばEDITモードにおいてマイクロチューニン
グを全く行わないときには、エリアMAに記憶される周波
数情報データは平均律周波数情報データとなり、エリア
MBに記憶されるセントずれ情報は全て0となる。EDITモ
ードにおいてマイクロチューニングが行われるたびに、
このエリアMAおよびMBの記憶データが変更されていく。
第5図(A)はデータROM8に記憶されるデータを示し
ている。エリアMCには全キーについての平均律周波数情
報データが記憶される。この周波数情報データは電源オ
ン時に初期値として使用され、上記RAMのエリアMAにプ
リセットされる。エリアMDはセントずれ変更情報テーブ
ルを構成する。このテーブルは、マイクロチューニング
すべき特定キーに続いて、他のキーが押下されたとき
に、特定キーと他のキーとの相対位置関係(何キー分離
れているか)に応じて何セントずらすかというセントず
れ変更情報を記憶する。この場合、特定キーの音色に応
じて特定キーと他のキーの相対位置関係のパターンが異
なるので、上記のセントずれ変更情報を記憶するテーブ
ルは、C〜Bの各音名別に設けられている。このテーブ
ルの一つを第5図(B)に示す。
第6図は、一例として、マイクロチューニングを行う
特定キーがC4及びC#4であるときの、他のキーの一押し
によるセントずれ変更量を示している。例えば、マイク
ロチューニングする特定キーがC4であるときには、図示
のように、そのC4キーの右隣白鍵のD4キーを1回押下す
れば、特定キーC4の現在のセントずれから更に+1セン
トずれる。また、その右隣白鍵のE4キーを一押しすれば
+2セントずれる。C#4を特定キーとしたときには、そ
の右隣白鍵のDキーを一押しすると+1セントずれ、ま
たその右隣黒鍵のD#4キーを一押しすれば+2セントず
れる。第5図(A)に示すように、このようなセントず
れ変更量は1オクターブ中のキーC〜Bの各音名毎にブ
ロック別に記憶され、特定キーがCである場合にはCブ
ロックのテーブルが参照され、特定キーがC#の場合には
C#ブロックが参照される。なお、キーの配置パターンは
オクターブ毎に同一であるから、特定キーがどのオクタ
ーブレンジのものであっても各テーブルは共通に使用さ
れる。例えば、特定キーがC2であるときも、C4であると
きも、参照されるセントずれ変更情報テーブルは共にC
ブロックである。
データROM8には、さらにエリアMEに周波数変更係数テ
ーブルが割り当てられている。このテーブルは、特定キ
ーに対してセントずれ変更量が設定されるときに、その
セントずれ変更量に基づいてその特定キーの周波数情報
データを変更するための係数(周波数変更係数)を記憶
する。後述するように、この係数を読み出すと、その係
数をRAM9のエリアMAに記憶されている周波数情報データ
に乗ずることにより新たな周波数情報データとして更新
される。第5図(C)は上記周波数変更係数テーブルME
の内容を示している。本実施例では、特定キーに対する
他のキーの一押しに対するセントずれ変更量が、+また
は−の1,2,4,10,50のいずれかの値になるように決めて
いる。
実施例の動作 次に、本実施例の動作を第7図以下のフローチャート
を参照して説明する。
電源がオンされると、第7図に示すメインルーチンが
実行される。
SP10はイニシャルステップである。ここでは、RAM9内
の各種レジスタ類やワークエリア,エリアMA,MBなどが
クリアされるとともに、エリアMAに対してデータROM8の
エリアMCに記憶されている平均律周波数情報データがプ
リセットされる。次のSP11,SP12において、キーボード
3に対するキー走査と、操作パネル4に対する全スイッ
チの走査が行われる。
このキー走査において、SP13でキーオンまたはキーオ
フのイベントを検出し、イベントを検出すると、第9図
または第10図の動作に進む。また、操作パネル4におい
て任意のスイッチがオンされるとSP15でそのオンイベン
トが検出され、SP16でオンされたスイッチがEDSスイッ
チかEDCスイッチかを判定する。もしそうであればSP17
に進み、第8図(A)また第8図(B)の動作に移る。
第8図(A),(B)はそれぞれEDSスイッチ、EDCス
イッチのオンイベント時の動作を示している。
EDSスイッチのオンイベント時には、最初にSP20でト
ーンジェネレータ5の全ての発音チャンネルに対してKE
Y OFF(データ)を送出する。トーンジェネレータ5は
この全ての発音チャンネルに対してのKEY OFFを受ける
と、全チャンネルの楽音信号の出力を停止させる。
次に、SP21においてフラグMTEDSとMTEDMをそれぞれセ
ットし、EDITモードに入ったことを示すとともにEDITモ
ードのスタート時であることを示す。SP22では第3図
(B)の(2)に示す表示を行う。
一方、EDCスイッチのオンイベントが検出されたとき
には、最初にSP30で、上記SP20と同様に、全発音チャン
ネルにKEY OFFを送出し、次にSP31でフラグMTEDMの状態
を判定する。もし、このフラグがセット状態であれば現
在のモードがEDITモードであるから、SP32へと進む。SP
32ではMTEDMおよびMTEDSの両方のフラグをリセットし、
第3図(B)の(1)のNORMALモード表示状態に戻して
リターンする。
一方、上記SP31でフラグMTEDMがリセット状態であれ
ば、そのときの状態はNORMALモードであるとみなし、SP
34以下を実行する。SP34以下はモードをEDITモードに設
定して、表示状態を第3図(B)の(3)の表示にする
動作を行う。すでにの所で述べたように、NORMALモー
ド中にEDCスイッチがオンされたときには、前回のEDIT
モードで設定された特定キーに対するEDITモードに直接
入る。したがって、SP34で先ずEDITモードであることを
示すフラグMTEDMをセットし、次のSP35ですでに前回のE
DITモードで入力されているMTKCDのキーコード(特定キ
ーのキーコード)に対応するセントずれ情報をRAM9のエ
リアMBから読み出し、SP36で第3図(B)の(3)の表
示を行う。このようにSP34〜SP36の動作によって、NORM
ALモードにおいてEDCスイッチをオンすれば、前回のEDI
Tモードで設定された特定キーがそのまま今回も特定キ
ーとして設定され、直ちにその特定キーに対するマイク
ロチューニング動作にはいることができる。
第9図は任意のキーがオンされたときの動作を示す。
最初にON EVENTの原因となったキーのキーコードをKE
YBUFにセットする(SP40)。次にMTEDSおよびMTEDMの2
つのフラグの状態をSP41,42で判定する。MTEDMがリセッ
トされているときにはNORMALモードであるとみなし、SP
43以下を実行する。すなわち、最初にトーンジェネレー
タ5の発音チャンネルの中から割当チャンネルを決定す
る。次に、KEYBUF内のキーコードに対応した周波数情報
データをRAM9のエリアMAから読み出し、トーンジェネレ
ータ5に対して、SP43で決定した割当チャンネルを示す
チャンネルナンバーとともに上記周波数情報データおよ
びKON信号(KEY ON信号)を送出する。前述のようにト
ーンジェネレータ5は、これらの情報を受けることによ
って、割当チャンネルナンバーによって指示される発音
チャンネルにおいて周波数情報データに対応する音高周
波数の楽音信号の発生を開始する。この楽音信号はサウ
ンドシステム6を通じて音響出力される。
NORMALモードでは新たなキーオンが検出されるたびに
SP43,SP44を実行して新たに押されたキーに対応する楽
音の出力を行っていく。なお、SP43の発音割当処理は公
知の割当方法が使用される。
MTEDMおよびMTEDSの両方のフラグが共にオンしている
ときには、EDSスイッチがオンされた後に初めてキーの
押下があったことを示すから、この場合にはそのオンさ
れた(押下された)キーを特定キーとして設定する動作
が行われる。すなわち、上記両方のフラグが共にオンの
ときにキーオンイベントが検出されると、最初にSP45で
フラグMTEDSを予めリセットしておき、次にKEYBUFの中
のキーコード、つまりON EVENTの原因となったキーコー
ドを特定キーのキーコードを入れるためのMTKCDにコピ
ーする。これで特定キーの設定が終わる。そして、SP47
でKEYBUFのキーコードに対応するセントずれ情報をRAM9
のエリアMBから読み出し、第3図(B)の(3)の表示
を行う。特定キーのキー名(音高)がF3で、かつSP47で
読み出したセントずれ情報が0の場合には第3図(B)
の(3)に示す表示例となる。次に、その特定キーの音
を出すために、SP49でKEYBUF内のキーコードに対応した
周波数情報データをRAM9のエリアMAから読み出し、この
周波数情報データをトーンジェネレータ5に対して、チ
ャンネルナンバー(2chを示す)とKON信号とともに送出
する。なお、ここで送出するチャンネルナンバーを2ch
としているが、本実施例ではこの2chを特定キーの音を
出すための割当チャンネルとしているためであるにすぎ
ず、2chに限るものではない。
EDITモードにおいて特定キーがオンされた後に他のキ
ーがオンされると、今度はフラグMTEDSがリセットされ
ているので(SP45でリセットされている。)、次のキー
オンイベントが検出されたときにはSP41→SP42→SP50と
進む。
上記SP50では第11図に示すサブルーチンMTDEF1を実行
し、次のSP51では第12図に示すサブルーチンMTDEF2を実
行する。MTDEF1では、KUYBUFのキーコードとMTKCDのキ
ーコードとの差、すなわち特定キーに対する他のキーの
相対位置によって、特定キーのセントずれ変更量(マイ
クロチューニング調整量)を決める。また、MTDEF2で
は、MTKCDの中のキーコードに対応する、すなわち特定
キーに対応する周波数情報データとセントずれ情報を、
上記MTDEF1で求めたセントずれ変更量にしたがって変更
して書き換える。こうして、RAM9のエリアMAおよびエリ
アMBを書き換えた後、SP52で表示内容を更新する。すな
わち、第3図(B)の(3)から(4)に表示状態が変
わるように、セントずれの表示内容が更新される。
以上の処理が終えた後、発音処理に移る。先ず、SP53
でMTKCDの中のキーコードに対応する、すなわち特定キ
ーに対応する平均律情報周波数データをデータROM8中の
エリアMCから読み出し、チャンネルナンバー(1chを示
す),KON信号とともにトーンジェネレータ5に対して送
出する。また、SP54ではMTKCDの中のキーコードに対応
したRAM9のエリアMAの周波数情報データを読み出し、チ
ャンネルナンバー(2chを示す),KON信号とともにトー
ンジェネレータ5に送出する。この処理によって、サウ
ンドシステムからは特定キーの平均律に基づく楽音と、
特定キーのマイクロチューニングされた後の楽音とが同
時に発生することになる。オペレータはこの2つの音を
同時に聞くことによってマイクロチューニングした程度
を聴覚的に知ることができる。
次に、上記MTDEF1とMTDEF2の詳細な動作について、第
11図および第12図を参照して説明する。
MTDEF1では、最初にSP60で、MTKCDの中のキーコード
に基づいて、すなわち特定キーに基づいて、12音名(C
〜B)の各音名毎にブロック別に配置されているデータ
ROM8内のセントずれ変更情報テーブルの中から該当音名
のテーブルを選び、その選んだテーブルをPOITにセット
する。第5図(B)では、POINTにC#のテーブルがセッ
トされた例を示している。なお、このときPOINTにセッ
トされる実際の情報は、該当テーブルのキー相対位置が
ゼロ(セントずれ変更量がゼロ)のテーブルアドレスで
ある。
POINTのセットの後、SP61ではKEYBUFとMTKCDの中のキ
ーコードの差Xを求めることによって、特定キーを基準
にしたときの、押下した他のキーの相対位置を求める。
このキーコードの差XはSP62およびSP63でどの範囲にあ
るかが判定される。差Xが−8よりも小さければ、SP66
においてセントずれ変更量をマイナス側の最大値である
「−50セント」に設定する。また、Xが8以上であれ
ば、SP65にてセットずれ変更量をプラス側の最大値であ
る「+50セント」に設定する。Xが−7から7の範囲に
あるときにはSP64でPOINTの示すアドレスにXを加算し
たアドレスAを求める。このアドレスAは第5図(B)
のキー相対位置を表し、そのAの値に対応するテーブル
内容がセントずれ変更量を表す。したがって、例えばX
が+3のときにはアドレスAは「POINT+3」となり、
そのときのセントずれ変更量は+2セントとなる(第5
図(B)参照。)。このようにしてセントずれ変更量を
ROM8内のセントずれ変更情報テーブルMDから求めること
ができる。
MTDEF1でセントずれ変更量を求めると、次にその情報
に基づいてMTDEF2において周波数変更係数を求めるとと
もに、RAM9のエリアMA,MBの内容を更新する。
MTDEF2では、SP80で第5図(C)に示す周波数変更係
数テーブルMEを参照し、上記MTDEF1で求めたセントずれ
変更量に対応する周波数変更係数を求める。そして、次
のSP81でRAM9のエリアMAに記憶されている、特定キーに
ついての周波数情報データにSP80で求めた周波数変更係
数を乗じて新たな値を算出し、特定キーの周波数情報デ
ータをこの新たなデータに書き換える。また、SP82では
エリアMBに記憶される特定キーのセントずれ情報に、MT
DEF1で求めたセントずれ変更量を加算し、その加算した
新たな値を書き換える。
以上の動作によってRAM9内のエリアMA,MBのデータが
更新される。
MTDEF1およびMTDEF2の動作を終了することによって実
質的なマイクロチューニング処理が終了する。そして、
第9図のSP52で表示状態を更新し、SP53,SP54で発音処
理することによって一回のマイクロチューニング動作を
終了する。EDITモードからNORMALモードに戻るときには
EDCスイッチをオンする。すると、第8図(B)のSP31
からSP32に移り、MTEDMおよびMTDESの両方のフラグがリ
セットされてNORMALモードに戻る。
第10図はキーオフ処理動作を示している。キーオフイ
ベントが検出されると、最初にKEY OFF EVENTの原因キ
ーのキーコードをKEYBUFに入れる。次にMTEDMの状態を
判定する。リセット状態、すなわちNORMALモードのとき
にはSP72でKEYBUFのキーコードが現在発音中のチャンネ
ルにあるかどうかの判定を行う。もし、現在発音中のチ
ャンネルにあればそのチャンネルの発音を停止する必要
があるために、SP73で、トーンジェネレータ5の該当す
る発音チャンネルに対しKEY OFF信号を送出してリター
ンする。
一方、上記SP71でMTEDMがセット状態、すなわちEDIT
モードにあるときには、他にまだ押されているキーがあ
るかどうかの判定を行う。まだ、押されているキーがな
ければSP75に進み、トーンジェネレータ5の1ch,2chの
2チャンネルに対してKEY OFF信号を送る。他に押され
ているキーがある場合にはそのままリターンする。この
ような制御によると、EDITモードにおいては最後のキー
がオフしたときにEDITモードに割り当てられている1ch,
2chの発音が強制的に停止し、また、特定キーがオンさ
れている限り他のキーがオフしてもSP53,SP54で送出さ
れた楽音の発音が続けられる。
以上の動作によってキーボードのキーを用いることに
よって任意のキーに対するマイクロチューニングを行う
ことができるとともに、チューニングの変更量、すなわ
ちセントずれ変更量の設定も、チューニングしようとす
る特定キーに対する他のキーの相対位置によって決めら
れるために、セントずれ変更量の設定を感覚的に行うこ
とが可能になる。例えば、本実施例のようにマイクロチ
ューニングを行う特定キー位置から遠く離れるキーほど
セントずれ変更量が大きくなるようにしておけば、感覚
的な操作が可能になってくる。さらに、本実施例のよう
に特定キーから遠く離れたキーを押すとセントずれ変更
量が非常に大きくなり、反対に特定キーにごく近接した
キーを押すとセントずれ変更量が1セント,2セント程度
のごく小さなものとなるために、マイクロチューニング
を行うに当たって微調整も粗調整も簡単に行うことがで
きる。
他の実施例 第13図(A),(B)はこの発明の他の実施例を示し
ている。
上記の実施例では特定キーの右側の複数のキーに対し
てそれぞれ+1セント,+2セント,・・・+50セント
のセントずれ変更量を割り当て、左側の複数のキーに対
しては−1セント,−2セント・・・−50セントのセン
トずれ変更量を割り当てるようにしたが、特定キーの右
側の全てのキーに対して同じ+1セントを割り当て、特
定キーの左側の全てのキーに対して同じ−1セントを割
り当てることもできる。もちろん、この場合+1セント
は+2セントであっても良いし、−1セントは−2セン
トであっても良い。第13図(A)はこのような構成をと
る実施例を示すものである。このようにするには、第9
図のSP50において、押されたキーの位置が特定キーの右
側にあるか左側にあるかを判定し、右側にあればセント
ずれ変更量を+1セントに設定し、左側にあればセント
ずれ変更量を−1セントに設定する。この場合には、デ
ータROM8内のエリアMDのセントずれ変更情報テーブルは
不要である。なお、キーを一回押すことによって+1セ
ントまたは−1セントのセントずれ変更量が設定される
ことになるが、セントずれ変更量を+2セントに設定す
るときには特定キーの右側の任意のキーを2回押せば良
い。したがって本実施例では、特定キーの右側の任意の
キーか左側の任意のキーをセントずれ変更量に応じた回
数だけ押せば良いことになるために操作が簡単になる利
点がある。
第13図(B)に示すさらに他の実施例は、マイクロチ
ューニングを行っている特定キーの位置を各キーに近接
して配置されているLEDによって表示するようにしたも
のである。上記の実施例では特定キーをディスプレイで
表示するようにしたが、本実施例のように各キーに近接
して配置されているLEDによって特定キーの表示を行う
ようにすれば、一見して特定キーがわかるために操作性
がさらに向上する利点がある。
なお、以上の実施例では、RAM9内に全キーに対するセ
ントずれ情報を記憶するエリアMBを設けたが、このセン
トずれ情報はエリアMAとROM8内のエリアMCの情報があれ
ば演算によって求めることができるため、その処理をCP
Uに負担させることでエリアMBを省略することも可能で
ある。また、特定キーに対してマイクロチューニングを
行うときに、特定キーのオクターブキーに対しても同じ
量だけ自動的にチューニングされるようにすることもで
きる。
さらに、以上の実施例では、変更の対象となる楽音パ
ラメータとして各キーごとのチューニング量を示した
が、さらに他のパラメータ、例えばエンベロープパラメ
ータ,効果パラメータ、音色パラメータなどを本発明に
よって変更することも可能である。例えば、或るEDITモ
ードにおいてエンベロープパラメータの1つであるアタ
ックレートレベルを変更できるようにした場合、特定キ
ーに対する他の押下キーの相対位置によってアタックレ
ートレベル変更量を設定することができる。同様にエン
ペロープパラメータの1つであるディケイレートレベル
も特定キーに対する他の押下キーの相対位置によってそ
のレベル変更量を設定することができる。この場合、上
述のような各種パラメータを各キーに1つづつ割り当て
ておき、パラメータの変更に際しては、変更したいパラ
メータが割り当てられたキーを特定キーとして押下する
ことによりパラメータの種類を指定し、この特定キーに
対する他の押下キーの相対位置によって該パラメータの
変更量を設定することもできる。
さらにまた、上述の実施例では、特定キーに対する他
の押下キーの相対位置によってパラメータの変更量を設
定する場合を示したが、相対位置によってパラメータの
値そのものを直接設定するようにしてもよい。
(g)発明の効果 この発明によれば、マイクロチューニング用に特別の
スイッチを設ける必要がない。すなわち、電子楽器本体
が有する複数の演奏用キーを利用することによりマイク
ロチューニングの変更/設定を行うことができる。この
ため、低コストで構成でき、しかもスイッチ類を少なく
できるために操作性を向上できる利点がある。しかも、
マイクロチューニングの変更/設定を行うには特定キー
とこの特定キーを基準にした他のキーとを押下するだけ
で良い。このため、操作性が極めて良く、さらに一般に
はキー数が多数であるために、各キーに対してマイクロ
チューニング変更量を種々割り当てておけば一回の操作
で微調整も粗調整も行うことができる。また、特定キー
の音名に応じて特定キーと他のキーの相対位置関係のパ
ターンが異なるが、本発明ではその相対位置関係に応じ
てマイクロチューニング変更量をテーブルを参照するこ
とにより得ているためにその獲得が非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の概念図である。第2図はこの発明の
実施例であるキーボード電子楽器の全体のブロック図で
ある。第3図(A),(B)は同電子楽器の主要な操作
手順と表示状態の推移を示し、第4図は(A),(B)
はRAMのレジスタ配置図,主なデータの記憶エリアをそ
れぞれ示す。第5図(A)〜(C)はデータROMの構成
図を示す。第6図はセントずれ変更量を設定するときの
説明に供する図である。第7図〜第12図は上記電子楽器
の動作を示すフローチャートである。また、第13図
(A),(B)はそれぞれ本発明の他の実施例を示す図
である。 1……相対位置演算手段、2……楽音パラメータ変更手
段、3……キーボード、4……操作パネル、5……トー
ンジェネレータ、6……サウンドシステム、7……プロ
グラムROM、8……データROM、9……データ&ワーキン
グRAM、10……CPU。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】演奏用の複数のキーを備え、各キーに対す
    るマイクロチューニングの変更制御手段を備えた電子楽
    器において、 マイクロチューニング変更モード時に、マイクロチュー
    ニングを変更すべきキーとして押下された特定キーに対
    する他の押下キーの相対位置に対応してマイクロチュー
    ニング変更量をテーブルを参照することにより得る手段
    と、 その参照結果に基づいて前記特定キーに対応したマイク
    ロチューニング情報を変更する手段と、 変更されたマイクロチューニング情報に基づいて、発音
    要求を受けた楽音の周波数情報を補正して楽音を発生す
    る手段と、 を設けたことを特徴とする電子楽器。
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