JP2512367Y2 - 壜受渡用搬送装置 - Google Patents

壜受渡用搬送装置

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JP2512367Y2
JP2512367Y2 JP11178990U JP11178990U JP2512367Y2 JP 2512367 Y2 JP2512367 Y2 JP 2512367Y2 JP 11178990 U JP11178990 U JP 11178990U JP 11178990 U JP11178990 U JP 11178990U JP 2512367 Y2 JP2512367 Y2 JP 2512367Y2
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久 山田
由幸 菅
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山村硝子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、壜製造設備などに使用される壜受渡用搬送
装置に関する。
(従来の技術) 従来、壜製造設備は、例えば第4図に示したように、
壜製造装置側で成形された壜10を縦搬送する第1コンベ
ア50と、この第1コンベア50で搬送される壜10を引き継
いで横搬送する第2コンベア60とを直交状に配設すると
共に、これら各コンベア50,60の搬送終始端部間に、各
コンベア50,60間の隙間を埋めるべく壜10の渡し板70を
設け、また、前記各コンベア50,60間に、その搬送終始
端部間に渡って傾斜状に回向される壜受渡用搬送装置80
を配設している。壜受渡用搬送装置80は、搬送チエンな
どの搬送無端帯81と、この無端帯81に連結された平面視
L形状をなすバケット82とを備えている。そして、前記
第1コンベア50で同図A矢印方向に縦搬送される壜10が
搬送終端側に至ったとき、この壜10の高さ方向中間部を
前記壜受渡用搬送装置80のバケット82で保持しながら、
前記第1コンベア50から渡し板70を経て前記第2コンベ
ア60側へと受渡し、以後、この第2コンベア60で前記壜
10を同図B矢印方向に横搬送させるのである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、以上のような壜受渡用搬送装置80では、バ
ケット82が平面視L形状に形成されているため、特に小
径の壜10を搬送させるような場合、前記バケット82によ
る壜10の保持が充分には行われ難く、この壜10が前記バ
ケット82を介して各コンベア50,60間の渡し板70上で移
動されるとき、第4図及び第5図の各仮想線で示したよ
うに、渡し板70の抵抗によって壜10が止まったりぐらつ
いたりするばかりか、ややもすると壜10が倒伏したりす
ることがあり、しかも、前記渡し板70上で壜10がぐらつ
いたりすることにより、前記第2コンベア60側における
壜10の搬送列に乱れが発生したりする問題があった。
本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもので、そ
の目的は、例え小径の壜を搬送する場合でも、壜をバケ
ットで確実に保持して、壜のぐらつきや倒伏などを防止
することができる壜受渡用搬送装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、壜搬送用の第
1コンベアと第2コンベアとを直交状に設け、これら各
コンベア間に配設するバケットを備えた壜受渡用搬送装
置において、前記バケットの移動方向両側に斜め外方に
向かって拡開状に傾斜する壜保持用の羽根を設けてい
る。
(作用) 第1コンベアで搬送される壜が搬送終端側に至ったと
きに、壜が壜受渡用搬送装置に備えたバケットの各羽根
間に受入保持されて、この各羽根で壜のぐらつきや倒伏
などを招くことなく確実に保持された状態で、前記第1
コンベアから第2コンベア側へと受渡され、以後、この
第2コンベアで壜が整列状態で搬送される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はガラス壜製造設備の壜搬送部分を示してお
り、壜製造装置(図示せず)側で成形された壜10を、同
図の矢印A方向に縦搬送する第1コンベア1と、そのほ
ぼ搬送終端側から直交方向に延び、第1コンベア1で搬
送される壜10を引き継いで、同図の矢印B方向に横搬送
する第2コンベア2とを配設すると共に、これら第1,第
2コンベア1,2の搬送終始端部間に、各コンベア1,2間の
隙間を埋めるべく鉄製などの渡し板3を設ける一方、前
記各コンベア1,2間に、その搬送終始端部間に渡って傾
斜状(図の矢印C方向)に回向される壜受渡用搬送装置
4を配設している。この壜受渡用搬送装置4は、搬送チ
エンなどの搬送無端帯5と、無端帯5に連結された複数
のバケット6とを備えており、また、前記無端帯5は駆
動輪7と従動輪8間に掛回され、これら各輪7,8の中間
に中間輪9を配設している。
しかして前記壜受渡用搬送装置4の各バケット6を、
次のように構成する。即ち、前記各バケット6は、第2
図で明らかにしたように、前記無端帯5に連結される連
結体61と、連結体61の外面側から下方に垂設された取付
板62とを備え、この取付板62の下部側に、前記第1コン
ベア1で搬送される壜10に対して開口される平面視ほぼ
〕形状の支持体63を固定ビスで取付けると共に、この
支持体63の前記無端帯5による移動方向両側に、それぞ
れ相対向する一対の壜保持用の第1及び第2羽根64,65
を斜め外方に向けて拡開状に固定ビスで取付ける。更に
詳しく説明すると、第3図にも示したように、前記支持
体63は、前記無端帯5の移動方向(図の矢印C方向)に
沿って延びる基壁63aと、その移動方向前部側から基壁6
3aに対して前方側に約110°傾斜された第1取付壁63bを
一体に設けると共に、前記基壁63aの移動方向後部側か
ら後方側に約130°傾斜された第2取付壁63cを一体に設
けて、前記支持体63の全体外観を平面視ほぼ 〕形状に
形成する。そして、以上のように形成された前記第1,第
2取付壁63b,63cの内面側に、それぞれ前記第1及び第
2羽根64,65を一体に取付ける。尚、前記壜製造装置か
ら第1コンベア1に供給され、このコンベア1で搬送さ
れて前記壜受渡用搬送装置4の各バケット6の受渡され
る壜10は、未だ高温であるため、前記バケット6に取付
ける各羽根64,65は、アスベストやカーボンなどで形成
するものとする。
次に、以上の構成とした壜受渡用搬送装置4の作用に
ついて説明する。
先ず、前記第1コンベア1で第1図A矢印方向に縦搬
送される壜10が搬送終端側に至ったとき、この壜10の高
さ方向中間部が前記壜受渡用搬送装置4のバケット6に
設けた第1,第2羽根64,65間に受入保持され、つまり、
例え小径の壜10であっても、その外周2箇所が前記各羽
根64,65の内面側で接触保持された状態で、この壜10の
ぐらつきや倒伏などを招くことなく確実に前記第1コン
ベア1から渡し板3を経て前記第2コンベア2側へと受
渡され、以後、この第2コンベア2で前記壜10が同図B
矢印方向に整然と整列した状態で横搬送されるのであ
る。また、前記第1コンベア1から壜10を受け継いで、
この壜10を前記壜受渡用搬送装置4のバケット6で第2
コンベア2側へと搬送するときには、第3図で示したよ
うに、前記壜10には、前記第1コンベア1による矢印A
方向の搬送力と前記バケット6による矢印C方向の搬送
力とが付与されるとこから、これら各搬送力により前記
壜10には、前記第1コンベア1による矢印Aの搬送方向
と直交し、かつ、前記第2コンベア2による矢印Bの搬
送方向と同方向を指向する同図点線矢印D方向の合力が
作用し、この合力で前記壜10が第2コンベア2側に整然
と供給され、第2コンベア2による整列状態での搬送が
行われる。
尚、以上の実施例では、前記壜受渡用搬送装置をガラ
ス壜製造設備に適用した場合について説明したが、本考
案は、例えば壜詰設備又は壜洗浄設備などの壜受渡用搬
送装置としても使用できるものである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、壜搬送用の第
1コンベアと第2コンベアとの間に配設される壜受渡用
搬送装置のバケットに、その移動方向両側に斜め外方に
向かって拡開状に傾斜する壜保持用の羽根を設けている
ため、例え小径の壜を搬送する場合でも、この壜を前記
バケットの各羽根間で確実に保持して、壜のぐらつきや
倒伏などを招くことなく、前記第2コンベア側へと確実
に搬送でき、また、この第2コンベア側において壜を整
然と整列させた状態で搬送できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる壜受渡用搬送装置の平面図、第
2図はその要部を示す斜面図、第3図は同壜受渡用搬送
装置の作用状態を説明する図面、第4図及び第5図はそ
れぞれ従来例を説明する図面である。 1……第1コンベア、2……第2コンベア、4……壜受
渡用搬送装置、6……バケット、64,65……壜保持用羽
根。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壜搬送用の第1コンベアと第2コンベアと
    を直交状に設け、これら各コンベア間に配設するバケッ
    トを備えた壜受渡用搬送装置であって、前記バケットの
    移動方向両側に斜め外方に向かって拡開状に傾斜する壜
    保持用の羽根を設けたことを特徴とする壜受渡用搬送装
    置。
JP11178990U 1990-10-24 1990-10-24 壜受渡用搬送装置 Expired - Lifetime JP2512367Y2 (ja)

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KR101404778B1 (ko) * 2010-12-29 2014-06-12 (주)이노핸즈 병의 주둥이에 부착되는 시일의 절취가 가능한 병마개
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