JP2512296Y2 - 軒樋継手 - Google Patents

軒樋継手

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JP2512296Y2
JP2512296Y2 JP2428191U JP2428191U JP2512296Y2 JP 2512296 Y2 JP2512296 Y2 JP 2512296Y2 JP 2428191 U JP2428191 U JP 2428191U JP 2428191 U JP2428191 U JP 2428191U JP 2512296 Y2 JP2512296 Y2 JP 2512296Y2
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eaves
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、軒樋を連結するための
軒樋継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軒樋同士を接続する軒樋継手9は、外側
底片部1の両側に上方に向けて外側側片部2を連出した
本体部3の内面側に隙間を介して内側底片部4の両側に
上方に向けて内側側片部5を連出した内側部材6を配設
すると共に本体部3の中央部内周と内側部材6の中央部
外周とをリブ部7により一体に連結して本体部と内側部
材6との間の隙間を軒樋挿入用隙間とすることで構成し
てある。
【0003】そして、上記軒樋継手は軒樋挿入用隙間に
軒樋を挿入して軒樋同士を接続するのであるが、両側の
軒樋12が既に施工されていて両軒樋12の先端同士が
間隙を介して対向している場合に両軒樋を軒樋継手9に
より接続するには、図7(a)の状態において図7
(a)の矢印の方向に両軒樋12間を無理に広げ、この
状態で軒樋継手9の外側側片部2のうち一方の外側側片
部2の上端の耳嵌合部11を両軒樋12のそれぞれの一
方の耳部14に被嵌し、この状態で他方の外側側片部2
を図7(b)のように開くように曲げながら図7(c)
のように両軒樋12の端部に軒樋継手9を被嵌する(こ
の場合、耳係止部2cを他方の耳部14の係合溝15に
係合する)、この状態で上記無理に広げていた軒樋12
に加えていた外力を解除することで両軒樋12の端部が
それぞれ図7(d)の矢印方向に元の位置まで移動して
両軒樋12の先端をそれぞれ軒樋挿入用隙間8にはめ込
むことで同図のように軒樋12同士を軒樋継手8により
接続していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
例においては外側側片部を図7(d)のように開く場
合、リブ部7を介して一体化した内側部材6も同時に変
形させるものであるが、この変形に当たり、リブ部7が
コーナ部分において大きな抵抗となって変形作業がしに
くく、特に冬季における低温施工の場合にはリブ部7の
コーナ部分における抵抗があるにもかかわらず無理に曲
げると割れてしまうという問題があった。
【0005】本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考
案したものであって、その目的とするところは、外側側
片部を曲げる場合にリブ部分の抵抗により割れるのを防
止し、簡単に変形させることができて接続作業が簡単に
なる軒樋継手を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の軒樋継手は、外
側底片部1の両側に上方に向けて外側側片部2を連出し
た本体部3の内面側に隙間を介して内側底片部4の両側
に上方に向けて内側側片部5を連出した内側部材6を配
設すると共に本体部3の中央部内周と内側部材6の中央
部外周とをリブ部7により一体に連結して本体部3と内
側部材6との間の隙間を軒樋挿入用隙間8とした軒樋継
手9において、両外側側片部2のうち少なくとも一方の
外側側片部2側のコーナ部分に対応するリブ部7のコー
ナ部分を削除して貫通孔10を形成して成るものであっ
て、このような構成を採用することにより、上記した従
来例の問題点を解決して本考案の目的を達成したもので
ある。
【0007】
【作用】しかして、両外側側片部2のうち少なくとも一
方の外側側片部2側のコーナ部分に対応するリブ部7の
コーナ部分を削除して貫通孔10を形成してあること
で、外側側片部2部分を開くように曲げる場合、コーナ
部分においてはリブ部7が削除し貫通孔10としてある
ため、抵抗がなくて、簡単に変形することができ、割れ
等を防止することもできる。
【0008】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。軒樋継手9は合成樹脂または合成樹脂内に
金属板(箔)を心材として埋設したものが用いられる。
この軒樋継手9は下記のような構成となっている。外側
底片部1の両側には上方に向けて外側側片部2が連出し
てあって本体部3が構成してあり、この本体部3の内面
側に隙間を介して内側底片部4の両側に上方に向けて内
側側片部5を連出して構成した内側部材6が配設してあ
る。本体部3の中央部内周と内側部材6の中央部外周と
をリブ部7により一体に連結してあり、本体部3と内側
部材6との間の隙間を軒樋挿入用隙間8が形成してあ
る。上記本体部3の中央部内周と内側部材6の中央部外
周とを一体に連結するリブ部7は両外側側片部2のうち
少なくとも一方の外側側片部2側のコーナ部分に対応す
るリブ部7のコーナ部分を削除して貫通孔10を形成し
てある。図1の実施例では両外側側片部2のうち一方の
外側側片部2は縦片部2aと縦片部2aの上端から斜め
上方に連出された傾斜片部2bとで構成してあり、傾斜
片部2bの上端に、耳係止部2cが設けてある。そし
て、この外側側片部2の縦片部2aと外側底片部1との
なすコーナ部分と、縦片部2aと縦片部2aとのなすコ
ーナ部分とに対応するリブ部7のコーナ部分が削除して
あって貫通孔10となっている。また、他方の外側側片
部2の上端部には耳嵌合部11が設けてある。内側部材
6は本体部3の内周部に沿うような形状をしているが、
内側部材6の軒樋12の挿入方向の巾は本体部3の同方
向の巾よりも狭くなっている。
【0009】軒樋12は合成樹脂または合成樹脂内に金
属板(箔)を心材として埋設したものが用いられ、両側
片13の上端部にはそれぞれ耳部14が設けてあり、一
方の耳部14には係合溝15が形成してある。しかし
て、本考案の軒樋継手9は既に施工されている軒樋12
の端部に一方の軒樋挿入用隙間8を嵌め込み、次に該軒
樋継手9の他方の軒樋挿入用隙間8に別の軒樋12を挿
入し、その後この別の軒樋12を軒先に固定するように
して施工できるのは勿論、接続しようとする両軒樋12
がわずかな隙間を介してすでに軒先に固定されている場
合においても両軒樋を接続することができる。すなわ
ち、両側の軒樋12が既に施工されていて両軒樋12の
先端同士が間隙を介して対向している場合に両軒樋を軒
樋継手9により接続するには、図7(a)の状態におい
て図7(a)の矢印の方向に両軒樋12間を無理に広
げ、この状態で軒樋継手9の外側側片部2のうち一方の
外側側片部2の上端の耳嵌合部11を両軒樋12のそれ
ぞれの一方の耳部14に被嵌し、この状態で他方の外側
側片部2を図7(b)のように開くように曲げながら図
7(c)のように両軒樋12の端部に軒樋継手9を被嵌
する(この場合、耳係止部2cを他方の耳部14の係合
溝15に係合する)、この状態で上記無理に広げていた
軒樋12に加えていた外力を解除することで両軒樋12
の端部がそれぞれ図7(d)の矢印方向に元の位置まで
移動して両軒樋12の先端をそれぞれ軒樋挿入用隙間8
にはめ込むことで同図のように軒樋12同士を軒樋継手
8により接続するのである。このような接続をする場
合、上記のように接続作業の過程で外側側片部2を図7
(b)のように開くように曲げながら両軒樋12の端部
に軒樋継手9を被嵌することが必要となるが、この変形
作業時にコーナ部分においてはリブ部7が削除してある
ため、抵抗がなくて、簡単に変形させることができるこ
とになる。
【0010】
【考案の効果】本考案は、叙述のように両外側側片部の
うち少なくとも一方の外側側片部側のコーナ部分に対応
するリブ部のコーナ部分を削除して貫通孔を形成してあ
るので、外側側片部部分を開くように曲げる場合、コー
ナ部分においてはリブ部が削除してあるため、抵抗がな
くて、簡単に変形することができ、割れ等を防止するこ
とができ、特に、冬季の低温時における作業の際にリブ
部が割れるのを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の軒樋継手の側面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】図1のXーX線断面図である。
【図5】図1のYーY線断面図である。
【図6】同上の施工状態を示す斜視図である。
【図7】軒樋継手の施工順序を示し、(a)は軒樋継手
で接続する前に両軒樋が施工されている状態の正面断面
図であり、(b)は軒樋継手を両軒樋の端部に被嵌して
いる途中の状態の側面断面図であり、(c)は両軒樋を
撓ませて軒樋継手の先端をそれぞれ軒樋挿入用隙間には
め込んだ状態の正面断面図であり、(d)は軒樋継手を
両軒樋の端部に被嵌した状態の正面断面図である。
【符号の説明】
1 外側底片部 2 外側側片部 3 本体部 4 内側底片部 5 内側側片部 6 内側部材 7 リブ部 8 軒樋挿入用隙間 9 軒樋継手 10 貫通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側底片部の両側に上方に向けて外側側
    片部を連出した本体部の内面側に隙間を介して内側底片
    部の両側に上方に向けて内側側片部を連出した内側部材
    を配設すると共に本体部の中央部内周と内側部材の中央
    部外周とをリブ部により一体に連結して本体部と内側部
    材との間の隙間を軒樋挿入用隙間とした軒樋継手におい
    て、両外側側片部のうち少なくとも一方の外側側片部側
    のコーナ部分に対応するリブ部のコーナ部分を削除して
    貫通孔を形成して成る軒樋継手。
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