JP2512095Y2 - ダブルロック型電気コネクタ - Google Patents
ダブルロック型電気コネクタInfo
- Publication number
- JP2512095Y2 JP2512095Y2 JP1990122456U JP12245690U JP2512095Y2 JP 2512095 Y2 JP2512095 Y2 JP 2512095Y2 JP 1990122456 U JP1990122456 U JP 1990122456U JP 12245690 U JP12245690 U JP 12245690U JP 2512095 Y2 JP2512095 Y2 JP 2512095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- double lock
- lock member
- electrical connector
- double
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/422—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4364—Insertion of locking piece from the front
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気コネクタ、特に電源等の比較的大電流を
流す回路に使用するダブルロック型の電気コネクタに関
する。
流す回路に使用するダブルロック型の電気コネクタに関
する。
従来、家電製品又は産業電気機器等の電源回路に使用
する電気コネクタとして、米国アンプ社により商標FATO
Nと称される比較的大形の電気コネクタが広く使用され
ている。
する電気コネクタとして、米国アンプ社により商標FATO
Nと称される比較的大形の電気コネクタが広く使用され
ている。
斯かる電気コネクタは例えば特公昭51−30270号公報
に開示されている。即ち、第５図（Ａ）及び（Ｂ）に一
部破断した分解斜視図及び縦断面図に示す如く構成され
ている。この電気コネクタは上壁２、底壁３及び両側壁
４で形成されるコンタクト受容通路９内に係合表面12,1
3を有するハウジングランス10を含むハウジング１と、
このハウジング１の通路９内に挿入保持されるコンタク
ト15とを具える。このコンタクト15は床部分19とその両
側から略半円形に折曲げられた側部分20を有する接触部
分18、導体17の導体及び絶縁外被との圧着部分16又はバ
レルを有する。
に開示されている。即ち、第５図（Ａ）及び（Ｂ）に一
部破断した分解斜視図及び縦断面図に示す如く構成され
ている。この電気コネクタは上壁２、底壁３及び両側壁
４で形成されるコンタクト受容通路９内に係合表面12,1
3を有するハウジングランス10を含むハウジング１と、
このハウジング１の通路９内に挿入保持されるコンタク
ト15とを具える。このコンタクト15は床部分19とその両
側から略半円形に折曲げられた側部分20を有する接触部
分18、導体17の導体及び絶縁外被との圧着部分16又はバ
レルを有する。
コンタクト15を絶縁ハウジング１内に挿入すると第５
図（Ｂ）に示す如く、ハウジング１のハウジングランス
10の係合表面12,13にコンタクト15の係合肩が当接する
と共に、コンタクト15の前端がハウジング１の前端突起
部分6,7に当接してコンタクト15をハウジング１内に確
実に保持する。また、ハウジング１の前端の入口８から
周知の舌片状タブ形コンタクト（図示せず）を挿入可能
にする。このタブ形コンタクトはコンタクト15の接触部
分18の床部分19と側部分20の自由端間に弾性的に挾持し
て確実な電気的接触又は接続を行う。
図（Ｂ）に示す如く、ハウジング１のハウジングランス
10の係合表面12,13にコンタクト15の係合肩が当接する
と共に、コンタクト15の前端がハウジング１の前端突起
部分6,7に当接してコンタクト15をハウジング１内に確
実に保持する。また、ハウジング１の前端の入口８から
周知の舌片状タブ形コンタクト（図示せず）を挿入可能
にする。このタブ形コンタクトはコンタクト15の接触部
分18の床部分19と側部分20の自由端間に弾性的に挾持し
て確実な電気的接触又は接続を行う。
しかし、上述した従来の電気コネクタでは、導体17に
相当大きな張力が加わる場合があり得る。その場合に、
ハウジングランス10が上壁面から離れている為に上方へ
偏奇され、係合表面12,13とコンタクト15の係合肩との
係合が外れてしまう虞れがある。特に車両等の振動衝撃
の大きい環境で使用され、コネクタコンタクトの脱落が
人命に影響する電気コネクタにあっては斯かる可能性な
いし危険を排除する必要がある。
相当大きな張力が加わる場合があり得る。その場合に、
ハウジングランス10が上壁面から離れている為に上方へ
偏奇され、係合表面12,13とコンタクト15の係合肩との
係合が外れてしまう虞れがある。特に車両等の振動衝撃
の大きい環境で使用され、コネクタコンタクトの脱落が
人命に影響する電気コネクタにあっては斯かる可能性な
いし危険を排除する必要がある。
そこで、周知のダブルロック手段を採用して一度コン
タクトを挿入するとハウジングランスがコンタクトから
離れないようにするのが一般的である。しかし、斯かる
電気コネクタは大変普及している為に、これら普及して
いる標準化したプラグ形（タブ形コンタクトを有する）
電気コネクタと互換性を有する必要がある。即ち、リセ
プタクル形コネクタはダブルロック型であるか否かに拘
らず同一外形寸法でなければならない。従来のダブルロ
ック型電気コネクタ又はダブルロック部材は比較的大型
であるという欠点があった。
タクトを挿入するとハウジングランスがコンタクトから
離れないようにするのが一般的である。しかし、斯かる
電気コネクタは大変普及している為に、これら普及して
いる標準化したプラグ形（タブ形コンタクトを有する）
電気コネクタと互換性を有する必要がある。即ち、リセ
プタクル形コネクタはダブルロック型であるか否かに拘
らず同一外形寸法でなければならない。従来のダブルロ
ック型電気コネクタ又はダブルロック部材は比較的大型
であるという欠点があった。
従って、本考案は従来の電気コネクタと互換性を有
し、即ち同じ外形寸法を維持し得るダブルロック型電気
コネクタを提供することである。
し、即ち同じ外形寸法を維持し得るダブルロック型電気
コネクタを提供することである。
更に、本考案の目的は取り付け強度の大きいダブルロ
ック型電気コネクタを提供することである。
ック型電気コネクタを提供することである。
本考案のダブルロック型電気コネクタは、ハウジング
ランスを有するハウジング内に前記ハウジングランスと
係合する係合肩を有するコンタクトを挿入保持すると共
に、前記ハウジングランスを前記係合肩に押圧するダブ
ルロック部材は中心線に沿うスロットにより形成される
両持梁の１対の腕を有し、各腕には夫々前記ハウジング
と順に凹凸係合するよう軸方向に沿って位置ずれさせた
突起を１個づつ設けることを特徴とする。
ランスを有するハウジング内に前記ハウジングランスと
係合する係合肩を有するコンタクトを挿入保持すると共
に、前記ハウジングランスを前記係合肩に押圧するダブ
ルロック部材は中心線に沿うスロットにより形成される
両持梁の１対の腕を有し、各腕には夫々前記ハウジング
と順に凹凸係合するよう軸方向に沿って位置ずれさせた
突起を１個づつ設けることを特徴とする。
以下、本考案のダブルロック型電気コネクタの好適実
施例を第１図乃至第４図を参照して詳細に説明する。
施例を第１図乃至第４図を参照して詳細に説明する。
第１図は本考案によるダブルロック型電気コネクタの
ハウジング30を示す。このハウジング30はプラスチック
等の絶縁材料のモールドによる略矩形筒状体であり、前
端31から後端32に貫通する略矩形の開口33を有する。更
に、このハウジング30の上壁には、その後端32にて連結
され、前端31に向って延びる片持ち梁状の係止アーム34
を有する。このラッチアーム34の後端部にはテーパ面36
及びラッチ面37が形成されている。開口33の後端内面の
底部両側には略板状のダブルロック部材を挿入する案内
溝38を有する。ラッチアーム34は嵌合相手電気コネクタ
と嵌合するとき、斯かる相手電気コネクタのハウジング
の壁面に形成された開口又は段状部と係合して両電気コ
ネクタのハウジングを相互にラッチする。
ハウジング30を示す。このハウジング30はプラスチック
等の絶縁材料のモールドによる略矩形筒状体であり、前
端31から後端32に貫通する略矩形の開口33を有する。更
に、このハウジング30の上壁には、その後端32にて連結
され、前端31に向って延びる片持ち梁状の係止アーム34
を有する。このラッチアーム34の後端部にはテーパ面36
及びラッチ面37が形成されている。開口33の後端内面の
底部両側には略板状のダブルロック部材を挿入する案内
溝38を有する。ラッチアーム34は嵌合相手電気コネクタ
と嵌合するとき、斯かる相手電気コネクタのハウジング
の壁面に形成された開口又は段状部と係合して両電気コ
ネクタのハウジングを相互にラッチする。
第２図（Ａ）及び（Ｂ）は夫々第１図のハウジング30
の前端及び後端図である。特に第２図（Ａ）では、開口
33及びハウジングランス39及びダブルロック部材40（便
宜上斜線を付加）を示す。第２図（Ｂ）はハウジング30
を後面から見た図であり、開口33の内面に一体に植設さ
れたハウジングランス39の固定端及びダブルロック部材
40の案内溝38が示されている。尚、第５図（Ａ）に示す
如きワイヤ付きリセプタクル型コンタクトが後端32から
開口33内に挿入され、コンタクトの肩部にハウジングラ
ンス39の前端、即ち自由端が当接すること従来のとおり
である。
の前端及び後端図である。特に第２図（Ａ）では、開口
33及びハウジングランス39及びダブルロック部材40（便
宜上斜線を付加）を示す。第２図（Ｂ）はハウジング30
を後面から見た図であり、開口33の内面に一体に植設さ
れたハウジングランス39の固定端及びダブルロック部材
40の案内溝38が示されている。尚、第５図（Ａ）に示す
如きワイヤ付きリセプタクル型コンタクトが後端32から
開口33内に挿入され、コンタクトの肩部にハウジングラ
ンス39の前端、即ち自由端が当接すること従来のとおり
である。
次に、第３図（Ａ）及び（Ｂ）を参照して本考案のダ
ブルロック型電気コネクタに使用するダブルロック部材
40の実施例を説明する。同図（Ａ）は平面（又は上面）
図であり、同図（Ｂ）は側面（又は正面）図である。第
３図（Ａ），（Ｂ）から明らかな如く、このダブルロッ
ク部材40は略平板状部の薄形構造である。ダブルロック
部材40の平板状部の中央に沿って細長い開口（スロッ
ト）42が設けられ、これにより開口42の両側に１対の腕
が形成される。この腕は両持梁の形状となっており、こ
の腕の両側縁の異なる軸方向位置に各１個の係止突起4
3、44が形成されている。ダブルロック部材40の挿入先
端には１対のテーパ面46が形成される。突起43,44には
第４図を参照して後述する如く、複数のカム面が形成さ
れている。また、ダブルロック部材40の嵌合面側には相
手コンタクトを案内するテーパを有する１対の突起48が
形成されている。
ブルロック型電気コネクタに使用するダブルロック部材
40の実施例を説明する。同図（Ａ）は平面（又は上面）
図であり、同図（Ｂ）は側面（又は正面）図である。第
３図（Ａ），（Ｂ）から明らかな如く、このダブルロッ
ク部材40は略平板状部の薄形構造である。ダブルロック
部材40の平板状部の中央に沿って細長い開口（スロッ
ト）42が設けられ、これにより開口42の両側に１対の腕
が形成される。この腕は両持梁の形状となっており、こ
の腕の両側縁の異なる軸方向位置に各１個の係止突起4
3、44が形成されている。ダブルロック部材40の挿入先
端には１対のテーパ面46が形成される。突起43,44には
第４図を参照して後述する如く、複数のカム面が形成さ
れている。また、ダブルロック部材40の嵌合面側には相
手コンタクトを案内するテーパを有する１対の突起48が
形成されている。
最後に、第４図（Ａ），（Ｂ）を参照して本考案のダ
ブルロック型コネクタのハウジング30とダブルロック部
材40との協働関係を説明する。尚、説明の便宜上、ハウ
ジング30はダブルロック部材40の案内溝38に沿う断面で
示し、ダブルロック部材40は外形を点線で示している。
同図（Ａ）はダブルロック部材40の仮係止位置であり、
この状態でコンタクト（例えば第５図の15）がハウジン
グ30の後端32から挿入可能である。他方、同図（Ｂ）は
ダブルロック部材40がハウジング30内に実質的に完全に
挿入された本係止状態を示す。
ブルロック型コネクタのハウジング30とダブルロック部
材40との協働関係を説明する。尚、説明の便宜上、ハウ
ジング30はダブルロック部材40の案内溝38に沿う断面で
示し、ダブルロック部材40は外形を点線で示している。
同図（Ａ）はダブルロック部材40の仮係止位置であり、
この状態でコンタクト（例えば第５図の15）がハウジン
グ30の後端32から挿入可能である。他方、同図（Ｂ）は
ダブルロック部材40がハウジング30内に実質的に完全に
挿入された本係止状態を示す。
先ず、第４図（Ａ）の仮係止状態につき説明する。ハ
ウジング30の案内溝38内には、その異なる軸（長手）方
向位置に２個のカム突起50,52を有する。前端面31に近
いカム突起50は傾斜の緩やかなランプ又は斜面に続き平
坦面を経て略直角のラッチ面51を有する。他方、カム突
起52は平坦な頂部の前後に比較的緩やかなランプ53,54
を有する。ダブルロック部材40をハウジング30の案内溝
38に挿入すると、先ずダブルロック部材40の突起44の斜
面がハウジング30のカム突起50と係合して開口42の為に
内方へ曲げられてランプを乗り越える。更に押圧する
と、突起44の前端がカム突起50のラッチ面又は肩51と係
合する。この際に、他方の突起43の先端部がカム突起52
の前方ランプ53と当接する。従って、ダブルロック部材
40はこの仮係止位置で左右両方向への移動が阻止されて
停止する。この仮係止状態では、ダブルロック部材40の
先端46はハウジングランス39と係合関係にないので、コ
ンタクトがハウジング30内に挿入されること前述の通り
である。
ウジング30の案内溝38内には、その異なる軸（長手）方
向位置に２個のカム突起50,52を有する。前端面31に近
いカム突起50は傾斜の緩やかなランプ又は斜面に続き平
坦面を経て略直角のラッチ面51を有する。他方、カム突
起52は平坦な頂部の前後に比較的緩やかなランプ53,54
を有する。ダブルロック部材40をハウジング30の案内溝
38に挿入すると、先ずダブルロック部材40の突起44の斜
面がハウジング30のカム突起50と係合して開口42の為に
内方へ曲げられてランプを乗り越える。更に押圧する
と、突起44の前端がカム突起50のラッチ面又は肩51と係
合する。この際に、他方の突起43の先端部がカム突起52
の前方ランプ53と当接する。従って、ダブルロック部材
40はこの仮係止位置で左右両方向への移動が阻止されて
停止する。この仮係止状態では、ダブルロック部材40の
先端46はハウジングランス39と係合関係にないので、コ
ンタクトがハウジング30内に挿入されること前述の通り
である。
第４図（Ａ）の仮係止状態にあるダブルロック部材40
を十分な力で押圧すると、ダブルロック部材40の突起43
はカム突起52のランプ53を乗り越えて第４図（Ｂ）に示
す本係止状態へ移行する。この本係止状態では、ダブル
ロック部材40の先端部が完全にハウジングランス39とハ
ウジング30の通路33の内壁面間に挿入される。
を十分な力で押圧すると、ダブルロック部材40の突起43
はカム突起52のランプ53を乗り越えて第４図（Ｂ）に示
す本係止状態へ移行する。この本係止状態では、ダブル
ロック部材40の先端部が完全にハウジングランス39とハ
ウジング30の通路33の内壁面間に挿入される。
このように仮係止と本係止時に夫々、突起44、43が順
次内側に撓むのでダブルロック部材40の挿入力が同時に
大きくなることはなく、適度の力で挿入できる。また突
起43、44は両持梁の腕により反発力が大きく確実にハウ
ジング30のカム突起52、50と夫々係合する。従って、ハ
ウジングランス39が曲げられてコンタクトが脱落する虞
れはない。更に、ダブルロック部材40の突起43とカム突
起52の後方ランプ54が係合しており、ダブルロック部材
40が抜けることはない。これにより、コンタクトはハウ
ジングランス39のみならず、ダブルロック部材40により
確実にハウジング30の通路33内の所定位置に保持され
る。
次内側に撓むのでダブルロック部材40の挿入力が同時に
大きくなることはなく、適度の力で挿入できる。また突
起43、44は両持梁の腕により反発力が大きく確実にハウ
ジング30のカム突起52、50と夫々係合する。従って、ハ
ウジングランス39が曲げられてコンタクトが脱落する虞
れはない。更に、ダブルロック部材40の突起43とカム突
起52の後方ランプ54が係合しており、ダブルロック部材
40が抜けることはない。これにより、コンタクトはハウ
ジングランス39のみならず、ダブルロック部材40により
確実にハウジング30の通路33内の所定位置に保持され
る。
上述の説明から明らかな如く、ダブルロック部材40の
両側の突起43,44及びハウジング30の溝38内のカム突起5
0,52の寸法形状、材料の選定によりダブルロック部材40
の仮係止及び本係止位置、各位置への移行に必要な押圧
力及び各状態におけるハウジングランス39とダブルロッ
ク部材40の相互位置関係は正確且つ適切に設定可能であ
る。
両側の突起43,44及びハウジング30の溝38内のカム突起5
0,52の寸法形状、材料の選定によりダブルロック部材40
の仮係止及び本係止位置、各位置への移行に必要な押圧
力及び各状態におけるハウジングランス39とダブルロッ
ク部材40の相互位置関係は正確且つ適切に設定可能であ
る。
第４図（Ｂ）に示すダブルロック部材40の本係止状態
では、ダブルロック部材40の前端突起48のテーパ及びハ
ウジング30の前端31の通路33内面上方に形成されている
テーパ面（第１図参照）により、相手コンタクト挿入時
のガイドが構成される。
では、ダブルロック部材40の前端突起48のテーパ及びハ
ウジング30の前端31の通路33内面上方に形成されている
テーパ面（第１図参照）により、相手コンタクト挿入時
のガイドが構成される。
以上、本考案のダブルロック型電気コネクタを好適一
実施例に基づき説明したが、本考案の要旨を逸脱するこ
となく各部に種々の変形変更が可能であること当業者に
は容易に理解されよう。例えば、コンタクトは第５図に
示す如きものに好適であるが、ハウジングランス等に必
要な変形を行うことにより、その他種々の公知のコンタ
クトにも適用し得ること勿論である。また、ダブルロッ
ク部材40の形状も略板状である限り先端の連結部を除去
して略フォーク状にする等の種々の形状となし得る。
尚、ハウジングを半透明とし、ダブルロック部材を青、
黄等に着色することにより、ダブルロック部材の装着を
容易に確認することができる。
実施例に基づき説明したが、本考案の要旨を逸脱するこ
となく各部に種々の変形変更が可能であること当業者に
は容易に理解されよう。例えば、コンタクトは第５図に
示す如きものに好適であるが、ハウジングランス等に必
要な変形を行うことにより、その他種々の公知のコンタ
クトにも適用し得ること勿論である。また、ダブルロッ
ク部材40の形状も略板状である限り先端の連結部を除去
して略フォーク状にする等の種々の形状となし得る。
尚、ハウジングを半透明とし、ダブルロック部材を青、
黄等に着色することにより、ダブルロック部材の装着を
容易に確認することができる。
以上の如く、本考案のダブルロック型電気コネクタ
は、中心線に沿うスロットにより形成される両持梁の１
対の腕を有し、各腕には軸方向に沿って位置ずれさせた
突起を１個づつ設けた構成であるので次の効果を奏す
る。
は、中心線に沿うスロットにより形成される両持梁の１
対の腕を有し、各腕には軸方向に沿って位置ずれさせた
突起を１個づつ設けた構成であるので次の効果を奏す
る。
即ち、ダブルロック部材は両持梁の腕を有するのでハ
ウジングへの保持強度が強い。それにもかかわらず突起
が軸方向に位置ずれしているため適切な挿入力で挿入す
ることができる。またダブルロック部材の先端が自由端
ではない為、折損などの恐れが少なく、それ自体の強度
が高い。
ウジングへの保持強度が強い。それにもかかわらず突起
が軸方向に位置ずれしているため適切な挿入力で挿入す
ることができる。またダブルロック部材の先端が自由端
ではない為、折損などの恐れが少なく、それ自体の強度
が高い。
第１図は本考案のダブルロック型電気コネクタに使用す
るハウジングの好適実施例の斜視図、 第２図（Ａ），（Ｂ）は夫々第１図のハウジングの前及
び後端面図、 第３図（Ａ），（Ｂ）は夫々本考案のダブルロック型電
気コネクタに使用するダブルロック部材の好適一実施例
の上面及び側面図、 第４図（Ａ），（Ｂ）は夫々第１図のハウジングと第３
図のダブルロック部材との相互関係を示す仮係止及び本
係止状態図、及び 第５図（Ａ），（Ｂ）は夫々従来の電気コネクタの分解
斜視図及び縦断面図である。 30……ハウジング、39……ハウジングランス 40……ダブルロック部材、42……スロット 50,52……カム突起、43,44……突起
るハウジングの好適実施例の斜視図、 第２図（Ａ），（Ｂ）は夫々第１図のハウジングの前及
び後端面図、 第３図（Ａ），（Ｂ）は夫々本考案のダブルロック型電
気コネクタに使用するダブルロック部材の好適一実施例
の上面及び側面図、 第４図（Ａ），（Ｂ）は夫々第１図のハウジングと第３
図のダブルロック部材との相互関係を示す仮係止及び本
係止状態図、及び 第５図（Ａ），（Ｂ）は夫々従来の電気コネクタの分解
斜視図及び縦断面図である。 30……ハウジング、39……ハウジングランス 40……ダブルロック部材、42……スロット 50,52……カム突起、43,44……突起
Claims (1)
- 【請求項１】ハウジングランスを有するハウジング内に
前記ハウジングランスと係合する係合肩を有するコンタ
クトを挿入保持すると共に、前記ハウジングランスを前
記係合肩に押圧するダブルロック部材を有するダブルロ
ック型電気コネクタにおいて、 前記ダブルロック部材は中心線に沿うスロットにより形
成される両持梁の１対の腕を有し、各腕には夫々前記ハ
ウジングと順に凹凸係合するよう軸方向に沿って位置ず
れさせた突起を１個づつ設けることを特徴とするダブル
ロック型電気コネクタ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990122456U JP2512095Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ダブルロック型電気コネクタ |
| GB9124495A GB2251343B (en) | 1990-11-26 | 1991-11-19 | Double lock connector |
| DE4138465A DE4138465A1 (de) | 1990-11-26 | 1991-11-22 | Verbinder mit doppelverriegelung |
| US07/797,497 US5160279A (en) | 1990-11-26 | 1991-11-22 | Double lock connector |
| PT99610A PT99610B (pt) | 1990-11-26 | 1991-11-26 | Elemento para ligacoes electricas com bloqueio duplo |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990122456U JP2512095Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ダブルロック型電気コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0481367U JPH0481367U (ja) | 1992-07-15 |
| JP2512095Y2 true JP2512095Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=14836302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990122456U Expired - Lifetime JP2512095Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ダブルロック型電気コネクタ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5160279A (ja) |
| JP (1) | JP2512095Y2 (ja) |
| DE (1) | DE4138465A1 (ja) |
| GB (1) | GB2251343B (ja) |
| PT (1) | PT99610B (ja) |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5354218A (en) * | 1993-09-16 | 1994-10-11 | Molex Incorporated | Electrical connector with improved terminal latching means |
| US5385491A (en) * | 1993-12-21 | 1995-01-31 | Molex Incorporated | Electrical connector with flexible terminal latch means and terminal position assurance device |
| JP3391419B2 (ja) * | 1994-04-20 | 2003-03-31 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
| US5520553A (en) * | 1994-12-08 | 1996-05-28 | Molex Incorporated | Connector with a front end mounted terminal position assurance system |
| ES2112148B1 (es) * | 1995-03-07 | 1998-11-16 | Mecanismos Aux Ind | Disposicion de seguridad mejorada aplicable a conectores. |
| AU130256S (en) * | 1996-04-04 | 1997-06-04 | Ericsson Telefon Ab L M | Connector housing with locking spring |
| AU130254S (en) * | 1996-04-04 | 1997-06-04 | Ericsson Telefon Ab L M | DC connector with locking spring |
| US5993255A (en) * | 1997-12-17 | 1999-11-30 | The Whitaker Corporation | Electrical connector with combination terminal guide and terminal position assurance member |
| ITTO20010072U1 (it) * | 2001-05-11 | 2002-11-11 | Framatome Connectors Italia | Connettore elettrico. |
| ITTO20030709A1 (it) * | 2003-09-16 | 2005-03-17 | Framatome Connectors Int | Connettore elettrico |
| KR101598633B1 (ko) | 2009-11-11 | 2016-02-29 | 타이코에이엠피 주식회사 | 커넥터용 단자 |
| US10312624B1 (en) * | 2018-04-20 | 2019-06-04 | Delphi Technologies, Llc | Connector with primary lock reinforcement |
| CN209045863U (zh) * | 2018-10-19 | 2019-06-28 | 矢崎（中国）投资有限公司 | 端子保持器以及连接器 |
| US20220263270A1 (en) * | 2019-07-16 | 2022-08-18 | Tyco Electronics Japan G.K. | Connector |
| CN211789804U (zh) * | 2020-02-19 | 2020-10-27 | 泰科电子(上海)有限公司 | 电连接器 |
| USD892744S1 (en) * | 2020-03-25 | 2020-08-11 | Qingdao Cailing Trading Co., Ltd. | Power connector |
| JP7104103B2 (ja) * | 2020-06-26 | 2022-07-20 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| USD1028898S1 (en) * | 2020-07-06 | 2024-05-28 | Molex, Llc | Housing of connector |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4343523A (en) * | 1980-05-27 | 1982-08-10 | Ford Motor Company | Printed circuit board edge connector |
| US4557542A (en) * | 1984-06-11 | 1985-12-10 | Amp Incorporated | Connector with means for retaining terminals and verifying seating |
| GB8615183D0 (en) * | 1986-06-21 | 1986-07-23 | Lucas Ind Plc | Electrical connectors |
| US4714437A (en) * | 1987-01-20 | 1987-12-22 | Ford Motor Company | Electrical connector |
| US4810205A (en) * | 1987-10-13 | 1989-03-07 | United Technologies Automotive, Inc. | Electrical connector with secondary wedge lock |
| US4820198A (en) * | 1987-10-23 | 1989-04-11 | Chrysler Motors Corporation | In-line cable assembly, lock bar therefor |
| JPH01304671A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-08 | Yazaki Corp | 電気コネクタ |
| JPH07105246B2 (ja) * | 1988-12-09 | 1995-11-13 | 矢崎総業株式会社 | コネクタの端子係止構造 |
| JPH02165580A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-26 | Yazaki Corp | 電気コネクタ |
| US4950182A (en) * | 1989-07-24 | 1990-08-21 | Chrysler Corporation | Secondary lock mechanism for an environmentally sealed cable assembly |
| JPH0779025B2 (ja) * | 1990-03-08 | 1995-08-23 | 矢崎総業株式会社 | コネクタにおける端子金具の係止機構 |
| JPH07114131B2 (ja) * | 1990-05-16 | 1995-12-06 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP1990122456U patent/JP2512095Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-11-19 GB GB9124495A patent/GB2251343B/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-22 DE DE4138465A patent/DE4138465A1/de not_active Ceased
- 1991-11-22 US US07/797,497 patent/US5160279A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-26 PT PT99610A patent/PT99610B/pt not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| PT99610B (pt) | 1999-02-26 |
| PT99610A (pt) | 1993-11-30 |
| US5160279A (en) | 1992-11-03 |
| GB9124495D0 (en) | 1992-01-08 |
| JPH0481367U (ja) | 1992-07-15 |
| GB2251343A (en) | 1992-07-01 |
| DE4138465A1 (de) | 1992-05-27 |
| GB2251343B (en) | 1994-12-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2512095Y2 (ja) | ダブルロック型電気コネクタ | |
| EP0760540B1 (en) | Electrical connector with improved terminal positioning means | |
| JPH067581Y2 (ja) | コネクタにおける端子の二重係止構造 | |
| US6592404B2 (en) | Half fit preventive connector | |
| JPH0418226Y2 (ja) | ||
| US6659797B2 (en) | Connector with resiliently deflectable lock arm | |
| JP2009218221A (ja) | 基板対基板電気コネクタ組立体 | |
| US6325680B1 (en) | Female contact for an electrical connector | |
| JP3301597B2 (ja) | 同軸コネクタ及びそれを使用する同軸コネクタ組立体 | |
| JPH05275135A (ja) | 雌型電気端子 | |
| JP3495020B2 (ja) | コネクタ | |
| JPH04284382A (ja) | 電気コネクタ | |
| JP4162214B2 (ja) | 電気コネクタ組立体 | |
| US6322401B2 (en) | Electrical connector having contact orientation features | |
| US5928014A (en) | Electrical connector having a pair of connector housings | |
| KR20190137696A (ko) | 커넥터 및 커넥터 하우징 | |
| US4726792A (en) | Electrical connector having electrical contacts provided with retention means | |
| JPH0749738Y2 (ja) | 多端子型電気コネクタ | |
| JPH0528698Y2 (ja) | ||
| JPH0353434Y2 (ja) | ||
| JP2552743Y2 (ja) | 電気コネクタ | |
| JP2595101Y2 (ja) | 低挿入力型電気コネクタ | |
| JPH08250187A (ja) | 改良された端子ラッチ機構を有する電気コネクタ | |
| JPH0616404Y2 (ja) | コネクタハウジング | |
| JP2551525Y2 (ja) | 電線コネクタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |