JP2511755B2 - 水処理装置における薬液の注入装置 - Google Patents

水処理装置における薬液の注入装置

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JP2511755B2 JP3269967A JP26996791A JP2511755B2 JP 2511755 B2 JP2511755 B2 JP 2511755B2 JP 3269967 A JP3269967 A JP 3269967A JP 26996791 A JP26996791 A JP 26996791A JP 2511755 B2 JP2511755 B2 JP 2511755B2
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邦彦 戸田
功 高野
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J4/00Feed or outlet devices; Feed or outlet control devices
    • B01J4/008Feed or outlet control devices

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚水を浄化処理する水
処理装置の、汚水槽・PH調整槽・曝気槽等の処理槽内
に、塩素剤・消泡剤・PH調整剤・微生物の栄養剤等の
薬液を、点滴状に滴下させて注入するための注入装置に
ついての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】水処理装置の処理槽内の汚水に対して薬
液を滴下して注入する手段は、従前にあっては、通常、
図1に示しているように、汚水等の被処理液aが張込ま
れている処理槽bの上方に、薬液タンク1を適宜の支持
部材により支架して、それの底部に、薬液を流出させて
処理槽b内の被処理液aに対して注入する注入管2を接
続し、その注入管2に開度を調整するバルブVを付設し
ておいてそのバルブVの開度の制御作動により、注入管
2からの薬液の流出が、極く少量づつ点滴状に滴下して
いくよう調整することで行なうか、図2に示している如
く、被処理液aが張込まれている処理槽bの上方に支架
した薬液タンク1に、薬液を汲み出す定量ポンプPを組
付けて、その定量ポンプPの吐出口に、薬液を処理槽b
内の被処理液aに対し流出させる注入管2を接続してお
いて、定量ポンプPの作動の制御により、注入管2から
の薬液の流出が、点滴状に滴下していくように調整する
ことで行なわれている。
【0003】また、薬液タンク1を密閉容器に形成し
て、それの上部に通気管を接続し、その通気管を経て密
閉容器よりなる薬液タンク1内に流入する通気量を調整
することで、薬液タンク1の底部に連通する注入管2か
らの薬液の流出量を制御する手段が、実開昭47−28
744号公報により提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従前の手段は、図1に
示す手段にあっては、注入管2からの薬液の滴下が、点
滴状に極く少量づつ行なわれるようにするのを、注入管
2に設けたバルブVの開度を調整することで行なうこと
から、調整されたバルブVの開口が極く狭い間隙になる
ことで、薬液中に混入する微細なごみや、薬液から析出
している薬液成分の結晶などが、バルブVの開口に引き
かかって目詰りを起すようになるので、安定した薬液の
注入が行なえない問題がある。
【0005】また、図2に示す手段にあっては、定量ポ
ンプPを用いることから、コストが嵩むことと、定量ポ
ンプPの駆動のために電源が必要となる制約があり、か
つ、メンテナンスが著しく面倒になる問題がある。
【0006】また、実開昭47−28744号公報にあ
る手段にあっては、密閉容器よりなる薬液タンク1の上
部に連通させた通気管からの薬液タンク1に対する通気
量の調整がむづかしく、その通気量を、所定の薬液の滴
下量に対応するように調整・制御するのが困難な問題が
ある。
【0007】本発明は、従来手段に生じているこれらの
問題を解決するためになされたものであって、密閉容器
とした薬液タンクの上部に接続する通気管からの通気量
の制御で、薬液の滴下量を制御する電気を用いない簡略
な構成としながら、薬液中に微細なごみや析出物が存在
していても、薬液の滴下が極く少量づつ点滴状に行なわ
れるよう調整するのが、注入管および通気管に目詰まり
を生ぜしめることなく、安定して薬液の滴下注入が行な
えるようにする新たな手段を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明は、上
述の目的のために、種々の研究と実験を重ねて得られた
知見に基づいて完成したものである。
【0009】即ち、従前の手段は、注入管2から滴下し
ていく薬液の滴下量を調整するのに、薬液の流出量を直
接制御するようにしていることから種々の問題が生じて
いるのであり、薬液タンクを密閉容器に形成して、それ
の底部に連通する注入管からの薬液の流出が、薬液タン
ク内の空気の圧力により制御されるようにしておいて、
この薬液タンクの上部に外部に対し連通する通気管を接
続し、その通気管の外端側に集泡器を接続して、その集
泡器を、処理槽に隣接する曝気槽内の被処理液の中に挿
入し、曝気槽内の被処理液中に吹き込まれる曝気用の空
気の泡の一部をこの集泡器で捕集して通気管を介し薬液
タンクに送給するようにして、この集泡器で収集する気
泡量により通気管の通気量を調整するようにしたとこ
ろ、良好な結果が得られたことによるものである。
【0010】そして、このことから本発明においては、
上述の目的を達成するための手段として、水処理装置
の、汚水槽・PH調整槽・曝気槽等の処理槽の上部開放
口の上方に、塩素剤・消泡剤・PH調整剤・微生物・栄
養剤等の薬液を滴下する注入管を配設し、その注入管の
基端側を、薬液装入口が開閉蓋により密封される密閉容
器よりなる薬液タンクの底部に接続連通し、その薬液タ
ンクをそれの底部が前記注入管の先端開口より高く位置
するよう支架し、該薬液タンクの上端部側に、外部から
気体を該薬液タンク内に流入させる通気管を接続し、そ
の通気管の外端側に逆漏斗状の集泡器を接続し、その集
泡器を、処理槽に隣接する曝気槽内の被処理液に吹き込
まれて旋回流動する曝気用の空気の泡の一部を捕集する
ようその被処理液に対し挿入し、その集泡器が収集する
気泡量により通気管の通気量を制御し注入管からの薬液
の滴下量を制御するようにした水処理装置における薬液
の注入装置を提起するものである。
【0011】
【実施例】次に本発明による水処理装置の薬液注入装置
の実施例を、図面に従い詳述する。なお、図面符号は、
従前手段のものと同効の構成部材については同一の符号
を用いるものとする。
【0012】図3は、本発明による水処理装置の薬液注
入装置の一部破断した正面図で、図において、1は薬液
タンク、2は注入管、bは被処理液aが張込まれている
水処理装置の処理槽、cは隣接する曝気槽、3は通気
管、dは調整手段を示す。
【0013】薬液タンク1は、密閉容器に形成してあ
り、上面側には薬液を注ぎ込むための薬液装入口10が
装設してあるが、装脱自在の開閉蓋11により密封され
るようにしてある。そして、該薬液タンク1は、被処理
物に対する薬液の滴下注入を要する処理槽bの上方に配
位して、適宜の支持部材により支架せしめてある。
【0014】注入管2は、基端側が前記薬液タンク1の
下端部側に接続連通してあり、先端側は処理槽bの上面
側の開放口の上方に臨んでいる。該注入管2の途中に
は、手動により開閉する開閉弁20が接続している。こ
の開閉弁20は、薬液タンク1内に薬液を装填するため
に開閉蓋11を開放したときに、薬液タンク1内に存在
していた薬液が一時に流出するようになるのを防止する
ための開閉弁である。
【0015】通気管3は、それの基端側が前記薬液タン
ク1に装填される薬液の液面Lより上方の空気層に対し
連通するよう、薬液タンク1の上端部側に接続してあ
る。30は、この通気管3の薬液タンク1から突出する
部位に設けた手動により開閉操作される開閉弁である。
この開閉弁30も、薬液タンク1内に薬液を装填する際
に通気管3を閉じておくためのものである。
【0016】通気管3に設ける通気量の調整手段dは、
通気管3の外端側に、逆漏斗状に形成した集泡器4を接
続し、その集泡器4を、処理槽bに隣接して設けられる
接触曝気槽等の、曝気用の空気が被処理物中に吹き込ま
れる曝気槽cに導き、その曝気槽c内の被処理液eの中
に下端の開放口40を没入させておき、ブロワー装置5
と通ずる送気パイプ50により圧送されて、それの先端
に接続する散気管51を介して曝気槽c内の被処理液e
中に吹き込まれ、その被処理液e中を旋回流動している
曝気用の空気の気泡52…の一部を捕集して通気管3に
送るようにすることで、この集泡器4による気泡52…
の捕集量で、通気管3の通気量を調整するように構成し
てある。
【0017】この実施例装置は、薬液タンク1内に薬液
を装填して開閉蓋11で薬液装入口10を封栓し、注入
管2に設けた開閉弁20と通気管3に設けた開閉弁30
とを開弁しておけば、集泡器4での気泡の捕集がなけれ
ば、薬液タンク1内から通気管3を経て集泡器4に至る
間が密閉された状態となることで、注入管2の開放口か
らの薬液の流出が停止した状態に保持される。
【0018】そして、ブロワー装置5に接続する送気パ
イプ50により圧送されて、散気管51から曝気槽c内
の被処理液e中に吹き出されてくる曝気用の空気の気泡
52…が、この集泡器4の下端の開放口40から内部に
入り込むと、その気泡の分だけ通気管3から薬液タンク
1内に気体が流入し、その分だけ注入管2から薬液が滴
下していくようになる。
【0019】従って、集泡器4の形状、大きさ、および
配設位置を変更して、曝気用空気の気泡52…の捕集量
を調整することで、注入管2からの薬液の滴下量が調整
されるようになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明手段は、水
処理装置の処理槽b内の被処理液aに対して、薬液タン
ク1に接続した注入管2から滴下する薬液の滴下量を制
御するのに、処理槽bに隣接する曝気槽c内の被処理液
eに送給される曝気用の空気の泡の流れの一部を、集泡
器4で捕集して、これを通気管3を介して薬液タンク1
の上部に送り込むようにしておいて、この集泡器で収集
する気泡量の制御により注入管2からの薬液の滴下量を
制御するようにしているのだから、集泡器4の形状・大
きさ・および配設位置を所望に変更して、曝気用空気の
気泡52…の捕集量を調整することで、注入管2からの
薬液の滴下量が所望に制御されるようになる。
【0021】従って、薬液タンク1の上部に接続した通
気管3の通気量を制御して、注入管2からの薬液の滴下
量を制御するのが、電気を用いず、しかも、メンテナン
スが容易な、著しく簡略な機構で得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前手段の一部破断した正面図である。
【図2】別の従前手段の一部破断した正面図である。
【図3】本発明による水処理装置の薬液注入装置の一部
破断した正面図である。
【図4】別の例の一部破断した正面図である。
【図5】さらに別の例の一部破断した正面図である。
【符号の説明】
a…被処理液、b…処理槽、c…曝気槽、d…調整手
段、e…被処理液、V…バルブ、P…ポンプ、L…液
面、1…薬液タンク、10…薬液装入口、11…開閉
蓋、2…注入管、20…開閉弁、3…通気管、30…開
閉弁、4…集泡器、40…開放口、5…ブロワー装置、
50…送気パイプ、51…散気管、52…気泡、6…オ
リフィス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水処理装置の、汚水槽・PH調整槽・曝
    気槽等の処理槽bの上部開放口の上方に、塩素剤・消泡
    剤・PH調整剤・微生物・栄養剤等の薬液を滴下する注
    入管2を配設し、その注入管2の基端側を、薬液装入口
    10が開閉蓋11により密封される密閉容器よりなる薬
    液タンク1の底部に接続連通し、その薬液タンク1をそ
    れの底部が前記注入管2の先端開口より高く位置するよ
    う支架し、該薬液タンク1の上端部側に、外部から気体
    を該薬液タンク1内に流入させる通気管3を接続し、そ
    の通気管3の外端側に逆漏斗状の集泡器4を接続し、そ
    の集泡器4を、処理槽bに隣接する曝気槽c内の被処理
    液eに吹き込まれて旋回流動する曝気用の空気の泡の一
    部を捕集するようその被処理液eに対し挿入し、その集
    泡器4が収集する気泡量により通気管3の通気量を制御
    し注入管2からの薬液の滴下量を制御するようにした水
    処理装置における薬液の注入装置。
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AU2007349315B2 (en) * 2007-03-21 2012-05-24 Diversey, Inc. Fluid dispensing apparatus and method

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