JP2511505Y2 - 車両用エアコンディショナの故障診断装置 - Google Patents

車両用エアコンディショナの故障診断装置

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JP2511505Y2
JP2511505Y2 JP4985490U JP4985490U JP2511505Y2 JP 2511505 Y2 JP2511505 Y2 JP 2511505Y2 JP 4985490 U JP4985490 U JP 4985490U JP 4985490 U JP4985490 U JP 4985490U JP 2511505 Y2 JP2511505 Y2 JP 2511505Y2
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JP
Japan
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air conditioner
fuel supply
supply amount
engine
abnormality
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JP4985490U
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JPH049319U (ja
Inventor
昭彦 荒木
将 栗原
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両用エアコンディショナの故障診断装置に
関する。
〈従来の技術〉 車両用エアコンディショナは、コンプレッサが電磁ク
ラッチを介して機関の出力軸に連結され、機関出力によ
り駆動されるようになっている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、冷媒に使用しているフロン洩れによる大気
汚染を防止したり或いは車室内の快適化を向上させるた
めに、エアコンディショナが正常に作動しているか否か
を検出することは重要である。
しかし、現段階ではエアコンディショナの故障を高精
度に検出する装置は提案されていなかった。
本考案はこのような実状に鑑みてなされたもので、エ
アコンディショナの故障を高精度に診断できる装置を提
供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案は第1図に示すように、機関駆動さ
れるエアコンディショナAと、吸入空気流量及びエアコ
ンディショナAの負荷を少なくともパラメータとして機
関への燃料供給量を設定する燃料供給量設定手段Bと、
設定された燃料供給量に基づいて燃料供給手段Cを駆動
制御する駆動制御手段Dと、を備える車両において、 前記エアコンディショナA以外の外部負荷がオンして
いるか否かを判定する外部負荷判定手段Eと、前記外部
負荷がオフされているときに、前記エアコンディショナ
Aのオン及びオフ時の燃料供給量の偏差が所定値未満の
ときに前記エアコンディショナAに異常があると判定す
る異常判定手段Gと、を備えるようにした。
〈作用〉 このようにして、エアコンディショナ以外の外部負荷
がオフされているときに、エアコンディショナのオン及
びオフ時の燃料供給量の偏差に基づいてエアコンディシ
ョナの異常の有無が判定される。
〈実施例〉 以下に、本考案の一実施例を第2図及び第3図に基づ
いて説明する。
第2図において、マイクロコンピュータからなる制御
装置1には、エアフローメータ2からの吸入空気流量検
出信号と、回転速度センサ3からの回転速度検出信号
と、排気中の酸素濃度から空燃比を検出する酸素センサ
4からの酸素濃度検出信号と、水温センサ5からの冷却
水温検出信号と、アイドルスイッチ6からのオン・オフ
信号と、エアコンスイッチ7からのオン・オフ信号と、
が入力されている。
制御装置1は、機関運転状態に応じて設定された燃料
噴射量に対応する噴射パルス信号を、駆動回路8を介し
て燃料噴射弁9に出力するようになっている。また、制
御装置1はエアコンディショナ10の電磁クラッチへの通
電をオン・オフ制御できるようになっている。
ここでは、制御装置1が外部負荷判定手段と異常判定
手段とを構成する。また、制御装置1と駆動回路8とが
駆動制御手段を構成する。
次に作用を第3図のフローチャートに従って説明す
る。
まず、燃料噴射制御を説明すると、エアフローメータ
2により検出された吸入空気流量Qと回転速度センサ3
により検出された機関回転速度Nとから基本噴射量T
P(=KQ/N)演算した後、酸素センサ4により検出され
た空燃比に基づく空燃比フィードバック補正係数αと水
温センサ5により検出された冷却水温を主とする各種補
正係数COEFとバッテリ電圧の補正分TSとから燃料噴射量
Ti(=TP×α×COEF+TS)を演算する。ここで、アイド
ル運転時には前記空燃比フィードバック補正係数は一定
値にクランプされる。
そして、演算された燃料噴射量Tiに対応するパルス信
号を燃料供給手段としての燃料噴射弁9に駆動回路8を
介して出力し、燃料を機関に供給するようにしている。
かかる燃料噴射制御中に第3図のフローチャートに示
すルーチンが実行される。
S1では、エアコンディショナ10の電磁クラッチへの通
電を停止してエアコンディショナ10の作動を強制的に停
止させる。
S2では、アイドルスイッチ6のオン・オフ信号に基づ
いて、アイドル運転時か否かを判定し、YESのときにはS
3に進みNOのときにはルーチンを終了させる。
S3では、水温センサ5により検出された冷却水温が所
定値以上か否かを判定し、YESのときにはS4に進みNOの
ときにはルーチンを終了させる。
S4では、エアコンディショナ10以外のパワーステアリ
ング用オイルポンプ、オルタネータ等の外部負荷が全て
オフされているか否かを判定し、YESのときにはS5に進
みNOのときにはルーチンを終了させる。
S5では、エアコンディショナ10を含む全ての外部負荷
がオフのときのアイドル運転時の基本噴射量MFTpを検出
された吸入空気流量と機関回転速度とに基づいて算出す
る。
S6では、エアコンディショナ10の電磁クラッチに通電
してエアコンディショナ10をオンさせる。
S7では、エアコンディショナ10のオン作動を所定時間
継続させる。
S8では、エアコンディショナ10以外の他の外部負荷
(パワーステアリング用オイルポンプ、オルタネータ
等)が全てオフされているか否かを判定し、YESのとき
にはS9に進みNOのときにはルーチンを終了させる。
S9では、エアコンディショナ10オン時の基本噴射量AC
TPを検出された吸入空気流量と機関回転速度とに基づい
て演算する。
S10では、ACTPとMFTPとの差が所定値以上か否かを判
定し、YESのときにはエアコンディショナ10が正常と判
定してS11に進みNOのときにはエアコンディショナ10に
異常があると判断してS12に進む。
ここで、エアコンディショナ10にフロン洩れ等により
異常が発生するとエアコンディショナ10の駆動トルクが
小さくなるので、機関に供給される吸入空気流量が低下
しACTPが小さくなり、もって基本噴射量からエアコンデ
ィショナの異常を検出できるのである。
S11では、NGランプ11を消灯させる。
S12では、NGランプ11を点灯させてエアコンディショ
ナに異常があることを警報する。
また、エアコンディショナの異常の有無はRAMに記憶
される。
以上説明したように、他の外部負荷がオフのときにエ
アコンディショナを強制的にオン・オフさせて、オン時
とオフ時との基本噴射量の偏差に基づいてエアコンディ
ショナの異常を判定するようにしたので、フロン漏れに
よる大気汚染対策や車室内の快適化の向上を図ることが
できる。特に、機関負荷を表す吸入空気流量に対応する
基本噴射量から、エアコンディショナの異常の有無を判
定するので、異常の有無を高精度に判定できる。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、エアコンディショナ
以外の外部負荷がオフのときに、エアコンディショナの
オン・オフ時の燃料供給量の偏差に基づいてエアコンデ
ィショナの異常を判定するようにしたので、エアコンデ
ィショナの異常の有無を高精度に判定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のクレーム対応図、第2図は本考案の一
実施例を示す構成図、第3図は同上のフローチャートで
ある。 1……制御装置、2……エアフローメータ、8……駆動
回路、9……燃料噴射弁、10……エアコンディショナ、
11……NGランプ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関駆動されるエアコンディショナと、吸
    入空気流量及びエアコンディショナの負荷を少なくとも
    パラメータとして機関への燃料供給量を設定する燃料供
    給量設定手段と、設定された燃料供給量に基づいて燃料
    供給手段を駆動制御する駆動制御手段と、を備える車両
    において、 前記エアコンディショナ以外の外部負荷がオンしている
    か否かを判定する外部負荷判定手段と、前記外部負荷が
    オフされているときに、前記エアコンディショナのオン
    及びオフ時の燃料供給量の偏差が所定値未満のときに前
    記エアコンディショナに異常があると判定する異常判定
    手段と、を備えたことを特徴とするエアコンディショナ
    の故障診断装置。
JP4985490U 1990-05-15 1990-05-15 車両用エアコンディショナの故障診断装置 Expired - Lifetime JP2511505Y2 (ja)

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JPH049319U JPH049319U (ja) 1992-01-28
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