JP2510507Y2 - バケット - Google Patents

バケット

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JP2510507Y2
JP2510507Y2 JP1989067752U JP6775289U JP2510507Y2 JP 2510507 Y2 JP2510507 Y2 JP 2510507Y2 JP 1989067752 U JP1989067752 U JP 1989067752U JP 6775289 U JP6775289 U JP 6775289U JP 2510507 Y2 JP2510507 Y2 JP 2510507Y2
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JP1989067752U
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JPH0312947U (ja
Inventor
重男 前中
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油谷重工株式会社
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、主としてホイールローダなど作業車両に
装着するバケットに関する。
従来の技術 第10図は、従来技術バケット1を装着したホイールロ
ーダの部分斜視図である。図において、2L,2Rはそれぞ
れ左右の側板部材、3は底板部材である。
従来技術のバケット1は、左右一対の側板部材2L,2R
と底板部材3とを一体形に固着して、箱形に形成してい
る。そしてバケット1は、積込用バケットとしてホイー
ルローダの前部に装着されている。
この考案の解決すべき課題 ホイールローダで除雪作業を行う場合、一般的には積
込用バケットに替えて、アングリングプラウ(図示はな
い)などスノープラウを取付けている。しかしスノープ
ラウはたとえば冬期だけしか使用しないし、また高価で
あるので、小型ホイールローダにおいては積込用バケッ
トを代用していることが多い。この積込用バケットによ
る除雪作業では、集められた雪をトラックに積込むとき
にはよいが、道路などに積もった雪をドージング操作に
て除雪を行うときには、バケットから雪が左右にこぼれ
て残るので、同一場所で何度もくり返して、ドーザ作業
を行っていた。
この考案は上記の課題を解決し、側板部材の着脱操作
により一般の積込作業と除雪などのドーザ作業とを兼用
できるバケットを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 イ.本考案では、左右一対の側板部材と、底板部材をそ
なえたバケット本体部とにより箱形に形成し、そのバケ
ット本体部に対して側板部材を着脱自在に取付けて、作
業車両の前部に装着するようにしたバケットにおいて、 ロ.上記側板部材に替えて、底板部材と同じ前方側が開
口されしかも前後方向の断面が略円弧状の湾曲内周面を
そなえたアダプタ部材を取付け可能に構成した。
作用 イ.本考案では、ホイールローダがバケット本体部の左
右両側部に対して側板部材を取付けているときには、通
常の積込作業を行うことができる。
ロ.そしてまた除雪ドーザ作業を行うときには、所要に
応じて左右の側板部材のうち少くとも一方の側板部材を
取外し、その取外した側のバケット本体部の取付部に対
してアダプタ部材を取付ける。そのアダプタ部材は、バ
ケット本体部の底板部材と同じ前方側が開口されしかも
前後方向の断面が略円弧状の湾曲内周面をそなえている
ので、除雪ドーザ作業を行うとき雪はバケット本体部側
から上記アダプタ部材の方へ、そしてそのアダプタ部材
の開放側側部より流れ出し、円滑なドーザ作業を行うこ
とができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。第1図は、ホイールローダの前部に装着したこの
考案にかかるバケット4の組立構成図である。図におい
て、5はバケット4の底板部材側であるバケット本体
部、6L,6Rはそれぞれバケット本体部5に設けた取付
部、7L,7Rはそれぞれ左右の側板部材、8は取付用のボ
ルト部材である。第2図は、バケット4を斜後方より見
た斜視図である。第3図は、バケット4を斜後方より見
た斜視図である。第4図は、実施態様Aバケットの斜視
図である。第5図は、実施態様Bバケツトの斜視図であ
る。第6図は、実施態様Cバケツトを斜前方より見た斜
視図である。図において、9Lはバケット本体部5の左側
部に取付けたアダプタ部材である。第7図は、実施態様
Cバケットを斜後方より見た斜視図である。第8図は、
実施態様Dバケツトの斜視図である。図において、9L,9
Rはそれぞれバケット本体部5の左右側部に取付けられ
たアダプタ部材である。第9図は、他実施例バケット10
を示す斜視図である。バケット10では、バケット本体部
5′の他方の側板部材2′がバケット本体部5′と一
体形に固着され、他方の側板部材(図示はない)は着脱
できるように構成されている。
次に、本考案のバケットの構成を第1図〜第8図につ
いて述べる。本考案では、バケット本体部5に対して側
板部材7L,7Rを着脱自在に締付けているが、その側板部
材7L,7Rに替え、底板部材と同じ前方側が開口されしか
も前後方向の断面が略円弧状の湾曲内周面をそなえたア
ダプタ部材9L,9Rを取付け可能に構成した。
次に、本考案のバケット4の作用について述べる。本
考案では、ホイールローダがバケット本体部5の左右両
側部に対して側板部材7L,7Rを取付けているときには、
通常の積込作業を行うことができる。そしてまた除雪ド
ーザ作業を行うときには、所要に応じて左右の側板部材
7L,7Rのうち少くとも一方の側板部材を取外し、その取
外した側のバケット本体部5の取付部に対してアダプタ
部材9L,9Rを取付ける。そのアダプタ部材9L,9Rは、バケ
ット本体部5の底板部材と同じ前方側が開口されしかも
前後方向の断面が略円弧状の湾曲内周面をそなえている
ので、除雪ドーザ作業を行うとき雪はバケット本体部5
側から上記アダプタ部材の方へ、そしてそのアダプタ部
材の開放側側部より流れ出し、円滑なドーザ作業を行う
ことができる。
考案の効果 本考案では、ホイールローダがバケット本体部の左右
両側部に対して側板部材を取付けているときには、通常
の積込作業を行うことができる。そしてまた除雪ドーザ
作業を行うときには、所要に応じて左右の側板部材のう
ち少くとも一方の側板部材を取外し、その取外した側の
バケット本体部の取付部に対してアダプタ部材を取付け
る。そのアダプタ部材は、バケット本体部の底板部材と
同じ前方側が開口されしかも前後方向の断面が略円弧状
の湾曲内周面をそなえているので、除雪ドーザ作業を行
うとき雪はバケット本体部側から上記アダプタ部材の方
へ、そしてそのアダプタ部材の開放側側部より流れ出
し、円滑なドーザ作業を行うことができる。したがって
本考案のバケットを装着したホイールローダでは、ロー
ダ作業のうちの一作業である除雪ドーザ作業の作業機能
性を向上させるとともに、バケット購入に関して経済的
な有利をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のバケットの組立構成図、第2図はこ
の考案のバケットを斜前方より見た斜視図、第3図は第
2図のバケットを斜後方より見た図、第4図〜第8図は
この考案のバケットの各種実施態様を示す斜視図、第9
図はこの考案の他実施例バケットを示す斜視図、第10図
は従来技術バケットを装着したホイールローダの部分斜
視図である。 1,4,10……バケット 2L,2R,2′,7L,7R……側板部材 3……底板部材 5,5′……バケット本体部 6L,6R……取付部 8……ボルト部材 9L,9R……アダプタ部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対の側板部材と、底板部材をそなえ
    たバケット本体部とにより箱形に形成し、そのバケット
    本体部に対して側板部材を着脱自在に取付けて、作業車
    両の前部に装着するようにしたバケットにおいて、上記
    側板部材に替えて、底板部材と同じ前方側が開口されし
    かも前後方向の断面が略円弧状の湾曲内周面をそなえた
    アダプタ部材を取付け可能に構成したことを特徴とする
    バケット。
JP1989067752U 1989-06-09 1989-06-09 バケット Expired - Lifetime JP2510507Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3181178U (ja) * 2012-10-30 2013-01-31 三金工業株式会社 融雪型除雪機

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