JP2509113Y2 - 電気機器筐体構造 - Google Patents
電気機器筐体構造Info
- Publication number
- JP2509113Y2 JP2509113Y2 JP1991013985U JP1398591U JP2509113Y2 JP 2509113 Y2 JP2509113 Y2 JP 2509113Y2 JP 1991013985 U JP1991013985 U JP 1991013985U JP 1398591 U JP1398591 U JP 1398591U JP 2509113 Y2 JP2509113 Y2 JP 2509113Y2
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- JP
- Japan
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- housing
- knockout
- knockout portion
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- hole
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【産業上の利用分野】本考案は電気機器筐体構造に係わ
り、特にノックアウト部の除去が容易な電気機器筐体構
造に関する。
り、特にノックアウト部の除去が容易な電気機器筐体構
造に関する。
【従来の技術】電話機、インタ−ホン等の電気機器の筐
体、あるいはスイッチボックスの筐体には、図5に示す
ように、電気部品Pを搭載する基板Bが収納され、電気
部品Pに接続された各種の配線Lを外部に引出すための
孔20(図6)を形成するノックアウト部30が設けら
れている。外形が同様の筐体10を製造する場合、用途
に合せて孔20の位置を変化させて別々の金型をおこす
のはコストアップとなるため、標準的な位置の孔は、筐
体10を製造する時点で金型によって穿設し、標準外の
位置の孔20は、予備の孔形成用に設けられたノックア
ウト部30(図7)から穿設される。ノックアウト部3
0は、図5および図7に示すように、分離空隙帯60に
囲繞され、この分離空隙帯60を分断している連結部5
0によって機器の筐体10の表面に連結されている。ノ
ックアウト部30を孔20として使用する場合には、筐
体10の表面側からニッパのような切断用工具を用いて
連結部50を切断し、筐体10内の基板Bに切り離され
たノックアウト部30を取除く。
体、あるいはスイッチボックスの筐体には、図5に示す
ように、電気部品Pを搭載する基板Bが収納され、電気
部品Pに接続された各種の配線Lを外部に引出すための
孔20(図6)を形成するノックアウト部30が設けら
れている。外形が同様の筐体10を製造する場合、用途
に合せて孔20の位置を変化させて別々の金型をおこす
のはコストアップとなるため、標準的な位置の孔は、筐
体10を製造する時点で金型によって穿設し、標準外の
位置の孔20は、予備の孔形成用に設けられたノックア
ウト部30(図7)から穿設される。ノックアウト部3
0は、図5および図7に示すように、分離空隙帯60に
囲繞され、この分離空隙帯60を分断している連結部5
0によって機器の筐体10の表面に連結されている。ノ
ックアウト部30を孔20として使用する場合には、筐
体10の表面側からニッパのような切断用工具を用いて
連結部50を切断し、筐体10内の基板Bに切り離され
たノックアウト部30を取除く。
【考案が解決しようとする課題】ところで筐体10の表
面から切断されたノックアウト部30は、図6に示すよ
うに、筐体10内の基板Bに密着状態となり取除きにく
い。また、切断時の状況によっては孔20の真下の位置
から移動してしまいさらに取除きにくくなる。
面から切断されたノックアウト部30は、図6に示すよ
うに、筐体10内の基板Bに密着状態となり取除きにく
い。また、切断時の状況によっては孔20の真下の位置
から移動してしまいさらに取除きにくくなる。
【目的】本考案は上記従来の難点を解決するためになさ
れたもので、筐体から切断されたノックアウト部の除去
を容易に行なうことのできる電気機器筐体構造を提供す
ることを目的とする。
れたもので、筐体から切断されたノックアウト部の除去
を容易に行なうことのできる電気機器筐体構造を提供す
ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案による電気機器筐体構造では、電気部品を
搭載する基板を収納する筐体に、電気部品に接続された
各種の配線を外部に引出すための孔を形成するノックア
ウト部を設け、複数個の連結部によって筐体と連結され
たノックアウト部の実質的に中央内側に、連結部が切断
されて筐体から切り離されたときノックアウト部を基板
上に斜傾状態に支承する凸部を設け、ノックアウト部の
外周に相当する筐体に、筐体内側に延設された凸部を設
けた。
めに、本考案による電気機器筐体構造では、電気部品を
搭載する基板を収納する筐体に、電気部品に接続された
各種の配線を外部に引出すための孔を形成するノックア
ウト部を設け、複数個の連結部によって筐体と連結され
たノックアウト部の実質的に中央内側に、連結部が切断
されて筐体から切り離されたときノックアウト部を基板
上に斜傾状態に支承する凸部を設け、ノックアウト部の
外周に相当する筐体に、筐体内側に延設された凸部を設
けた。
【作用】本考案による電気機器筐体構造では、ノックア
ウト部が、筐体内側にリブを有しており、筐体面との連
結部が切断されたとき、ノックアウト部は基板上に密着
せず斜傾状態に留まり、更に、筐体内側のリブに係止さ
れて移動を制限されるので容易に除去できる。
ウト部が、筐体内側にリブを有しており、筐体面との連
結部が切断されたとき、ノックアウト部は基板上に密着
せず斜傾状態に留まり、更に、筐体内側のリブに係止さ
れて移動を制限されるので容易に除去できる。
【実施例】以下、本考案による電気機器筐体構造の実施
例を図面を参照して詳述する。電話機、インタ−ホン等
の電気機器の筐体、あるいはスイッチボックスの筐体に
は、図4および図1に示すように、電気部品Pを搭載す
る基板Bが収納され、電気部品Pに接続された各種の配
線Lを外部に引出すための孔2を形成するノックアウト
部3が設けられている。図1および図3に示すように本
考案の電気機器筐体構造では、この孔2を形成するノッ
クアウト部3のほぼ中央には、筐体1の内側に凸部とし
てのリブ4を有し、筐体1の表面において、複数個の連
結部5によって筐体1の表面と連結し、かつ、複数個の
連結部5によって分断された分離空隙帯6に囲繞されて
いる。リブ4の長さ、幅等大きさは、ノックアウト部3
の大きさおよび筐体1の表面と基板Bとの間隔等に依存
して決定される。ノックアウト部3を孔2として使用す
る場合には、筐体1の表面側からニッパのような切断用
工具を用いて連結部5を切断し、筐体1内の基板Bに切
り離されたノックアウト部3を取除くが、図2に示すよ
うに、ノックアウト部3はリブ4を支えに斜傾状態に留
まるので、基板上に密着せず容易に除去できる。更に、
ノックアウト部3の外周に相当する筐体1の表面内側に
も凸部としてのリブ7を四方に設ける(図1、図2、図
3)。よって、切断されたときノックアウト部3が孔2
の下の位置から移動するのが妨げられ、ノックアウト部
3の除去がより容易となる。これらリブ7の大きさは、
ノックアウト部3の大きさおよび筐体1の表面と基板B
との間隔等に依存して決定される。上記のようにして穿
設された孔2には、筐体1の内側から配線Lが引出され
て所望の位置に配線される。筐体1の外側にはカバ−筐
体8が被せられ(図4)、ノックアウト部3から穿設さ
れた孔2や引出された配線L等は完全に被覆される。
例を図面を参照して詳述する。電話機、インタ−ホン等
の電気機器の筐体、あるいはスイッチボックスの筐体に
は、図4および図1に示すように、電気部品Pを搭載す
る基板Bが収納され、電気部品Pに接続された各種の配
線Lを外部に引出すための孔2を形成するノックアウト
部3が設けられている。図1および図3に示すように本
考案の電気機器筐体構造では、この孔2を形成するノッ
クアウト部3のほぼ中央には、筐体1の内側に凸部とし
てのリブ4を有し、筐体1の表面において、複数個の連
結部5によって筐体1の表面と連結し、かつ、複数個の
連結部5によって分断された分離空隙帯6に囲繞されて
いる。リブ4の長さ、幅等大きさは、ノックアウト部3
の大きさおよび筐体1の表面と基板Bとの間隔等に依存
して決定される。ノックアウト部3を孔2として使用す
る場合には、筐体1の表面側からニッパのような切断用
工具を用いて連結部5を切断し、筐体1内の基板Bに切
り離されたノックアウト部3を取除くが、図2に示すよ
うに、ノックアウト部3はリブ4を支えに斜傾状態に留
まるので、基板上に密着せず容易に除去できる。更に、
ノックアウト部3の外周に相当する筐体1の表面内側に
も凸部としてのリブ7を四方に設ける(図1、図2、図
3)。よって、切断されたときノックアウト部3が孔2
の下の位置から移動するのが妨げられ、ノックアウト部
3の除去がより容易となる。これらリブ7の大きさは、
ノックアウト部3の大きさおよび筐体1の表面と基板B
との間隔等に依存して決定される。上記のようにして穿
設された孔2には、筐体1の内側から配線Lが引出され
て所望の位置に配線される。筐体1の外側にはカバ−筐
体8が被せられ(図4)、ノックアウト部3から穿設さ
れた孔2や引出された配線L等は完全に被覆される。
【考案の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
考案によるノックアウト部構造では、電気部品を搭載す
る基板を収納する筐体に、電気部品に接続された各種の
配線を外部に引出すための孔を形成するノックアウト部
を設け、複数個の連結部によって筐体と連結されたノッ
クアウト部の実質的に中央内側に、連結部が切断されて
筐体から切り離されたときノックアウト部を基板上に斜
傾状態に支承する凸部を設け、ノックアウト部の外周に
相当する筐体に、筐体内側に延設された凸部を設けたの
で、筐体から切断されたノックアウト部の除去が容易に
行なえて作業効率が向上する。
考案によるノックアウト部構造では、電気部品を搭載す
る基板を収納する筐体に、電気部品に接続された各種の
配線を外部に引出すための孔を形成するノックアウト部
を設け、複数個の連結部によって筐体と連結されたノッ
クアウト部の実質的に中央内側に、連結部が切断されて
筐体から切り離されたときノックアウト部を基板上に斜
傾状態に支承する凸部を設け、ノックアウト部の外周に
相当する筐体に、筐体内側に延設された凸部を設けたの
で、筐体から切断されたノックアウト部の除去が容易に
行なえて作業効率が向上する。
【図1】本考案によるノックアウト部の一実施例の断面
図である。
図である。
【図2】本考案によるノックアウト部の一実施例の作用
を説明する断面図である。
を説明する断面図である。
【図3】本考案によるノックアウト部の一実施例の平面
図である。
図である。
【図4】ノックアウト部の説明図である。
【図5】従来のノックアウト部の断面図である。
【図6】従来のノックアウト部の作用を説明する断面図
である。
である。
【図7】従来のノックアウト部の平面図である。
1…筐体 2…孔 3…ノックアウト部 4…(ノックアウト部側)凸部 5…連結部 7…(筐体側)凸部 8…カバ−筐体 L…配線 P…電気部品
Claims (1)
- 【請求項1】電気部品(P)を搭載する基板(B)を収
納する筐体(1)に、前記電気部品に接続された各種の
配線(L)を外部に引出すための孔(2)を形成するノ
ックアウト部(3)を設け、 複数個の連結部(5)によって前記筐体と連結された前
記ノックアウト部の実質的に中央内側に、前記連結部が
切断されて前記筐体から切り離されたとき前記ノックア
ウト部を前記基板上に斜傾状態に支承する凸部(4)を
設け、前記ノックアウト部の外周に相当する筐体に、前
記筐体内側に延設された凸部(7)を設けたことを特徴
とする電気機器筐体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991013985U JP2509113Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 電気機器筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991013985U JP2509113Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 電気機器筐体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109578U JPH04109578U (ja) | 1992-09-22 |
JP2509113Y2 true JP2509113Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31901700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991013985U Expired - Fee Related JP2509113Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 電気機器筐体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509113Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56102918U (ja) * | 1979-12-31 | 1981-08-12 |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP1991013985U patent/JP2509113Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04109578U (ja) | 1992-09-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960326 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |