JP2509112Y2 - アラウンド型オ−プンショ−ケ−ス - Google Patents

アラウンド型オ−プンショ−ケ−ス

Info

Publication number
JP2509112Y2
JP2509112Y2 JP1343891U JP1343891U JP2509112Y2 JP 2509112 Y2 JP2509112 Y2 JP 2509112Y2 JP 1343891 U JP1343891 U JP 1343891U JP 1343891 U JP1343891 U JP 1343891U JP 2509112 Y2 JP2509112 Y2 JP 2509112Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
corner portion
corner
outlet
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1343891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04110363U (ja
Inventor
純一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1343891U priority Critical patent/JP2509112Y2/ja
Publication of JPH04110363U publication Critical patent/JPH04110363U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2509112Y2 publication Critical patent/JP2509112Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば店内に凸状にまた
は島状に設置するため開口面が接合するコ−ナ−部を有
する所謂アラウンド型の冷凍もしくは冷蔵オ−プンショ
−ケ−スに関し、とくに庫内を均一に冷却するように改
良したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のショ−ケ−スとして、例
えば図1および図5に示すものが知られている。多くの
場合、このショ−ケ−スでは3面または周囲の全面、即
ち4面が開口面になっており、直線部とコ−ナ−部とで
構成されている。例えば3面に開口面を有するものでは
コ−ナ−部は2つ在り、背中合せに組み合わせることに
よって島状に設置することができる。
【0003】このようなアラウンド型オ−プンショ−ケ
−スでは各開口面に冷気流およびガ−ドエアからなるエ
アカ−テンが形成され、それにより開口面からの外気の
侵入を防ぎ且つ庫内を保冷するように構成されている
が、以下に記載する問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】アラウンド型オ−プン
ショ−ケ−スでは上部より下部の方が水平面の面積が大
きく、且つ従来の構造では図5に示すように、吹出口の
開口面積が均一であり、即ち開口幅が均一であったた
め、コ−ナ−部Cにおけるエアカ−テンの吹出風量はそ
れが被うべき開口面の面積との割合では直線部Fに比し
て小さくなる。
【0005】即ち、図5において、1はケ−ス本体、4
は冷気循環ダクト、5はガ−ドエア循環ダクト、12は
冷気吹出口、13はガ−ドエア吹出口、17は天井部、
18は冷蔵庫底板を示すものであるが、コ−ナ−部Cに
おける吹出口風量をQcおよび該Qcが担当するコ−ナ
−部棚面積をA1、および直線部Fでの吹出風量をQs
および該Qsが担当する直線部棚面積をA2とすれば、
それらの風量および棚面積は図5における対応面積で表
わすことができ、従って、Qc/A1<Qs/A2 と
なり、単位棚面積当りの冷気吹出風量は直線部よりコ−
ナ−部の方が小さくなる。しかも従来の構造ではエアカ
−テン用の送風機8の軸線は開口面または直線部Fに垂
直であり、且つ送風機と直線部吹出口との距離に比し送
風機とコ−ナ−部吹出口との距離は長いため直線部にお
ける風圧の方が高く、この点からも直線部よりコ−ナ−
部の吹出風量が少なくなる。従ってコ−ナ−部の庫内温
度は直線部の庫内温度より高くなり、コ−ナ−部におい
て必要とされる庫内温度均一性が得られず、温度管理お
よび庫内商品の鮮度管理が達成し得ないという問題点が
あった。
【0006】本考案の目的は上記従来技術の問題点を解
消することであって、それ故、単位棚面積当りの供給冷
気流量を均一にするため直線部よりコ−ナ−部に多量の
冷気を供給し、均一に保冷し得るようにしたアラウンド
型オ−プンショ−ケ−スを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案によるアラウンド
型オ−プンショ−ケ−スの特徴は各開口面に冷気流によ
るエアカ−テンが形成されると共に、ガ−ドエアの流通
ダクト内に設けられる送風機は前記ダクトのコ−ナ−部
の上部に在ってその軸線は吹出口のコ−ナ−部に向くよ
うに設置され、且つ各開口面の吹出口の開口幅寸法がコ
−ナ−部において最大になるようにコ−ナ−部に向かっ
て徐々に増大するように形成されていることである。
【0008】
【作用】このアラウンド型オ−プンショ−ケ−スではガ
−ドエア用の送風機はその軸線がコ−ナ−部に向いてい
るので、コ−ナ−部に対する風圧を強め、且つ吹出口の
開口幅はコ−ナ−部で最大になるのでコ−ナ−部では直
線部より多量の冷気が吹き出され、そのためコ−ナ−部
における単位棚面積当りの吹出風量は直線部とほぼ同一
になり、均一に保冷される。
【0009】
【実施例】次に図面を参照のもとに本考案の実施例を説
明する。図1および図2に示すように、本考案によるア
ラウンド型オ−プンショ−ケ−スも開口面が接合するコ
−ナ−部Cと直線部Fからなり、図示の例では4面が開
口面になっているため、コ−ナ−部は4つ在る。各開口
面にエアカ−テンを形成するため、図3に示すように、
断熱壁からなるケ−ス本体1内にダクト板2、3が設置
され、冷気循環ダクト4とガ−ドエア循環ダクト5が形
成される。ダクト4内には冷却器6および送風機7が設
置され、ダクト5内には送風機8が設置される。
【0010】そしてダクト板2の内側が冷蔵室9になっ
ており、そこに商品載置用の棚10が設置される。そこ
から商品が出し入れされる開口面11の上縁には冷気循
環ダクト4に通じる冷気吹出口12および他のダクト5
に通じるガ−ドエア吹出口13が設置され、開口面の下
縁にはそれらの吹出口に対応してダクト4に通じる冷気
吸込口14とダクト5に通じるガ−ドエア吸込口15が
設置される。なお、16は補強材、17は天井板、18
は冷蔵庫底板である。
【0011】送風機7によりダクト4を流通する冷気は
冷却器6で冷却されて吹出口12から吸込口14に向か
って吹き出され、且つ送風機8によりダクト5を流通す
るガ−ドエアは吹出口13から吸込口15に向かって吹
き出され、開口面11に冷気流によるエアカ−テンおよ
びガ−ドエアによるエアカ−テンが形成され、外気の侵
入を防ぎ、冷蔵室内を所望の温度に保持している。
【0012】本考案によるアラウンド型オ−プンショ−
ケ−スでは、図4に示すように、各開口面において冷気
吹出口12は該開口面の中央部からコ−ナ−部Cに向か
ってその開口幅b1が直線的に増大し、コ−ナ−部でそ
の開口幅が最大になるように形成されている。また、ガ
−ドエア吹出口13についても同様に、その開口幅b2
がコ−ナ−部に向かって徐々に増大し、コ−ナ−部にお
いて最大開口幅になっている。
【0013】コ−ナ−部での冷気の吹出風量Q1は図4
において面積abcdで、直線部での冷気吹出風量Q2
は面積cdefでそれぞれ表わすことができ、また吹出
風量Q1が担当するコ−ナ−部棚面積A1は面積ghi
で、吹出風量Q2が担当する直線部棚面積A2は面積g
ijkでそれぞれ表わすことができる。従って、Q1/
A1≧Q2/A2 の関係が成立し、直線部に比しコ−
ナ−部の単位棚面積当りの冷気吹出風量が等しいか又は
大きくなる。なお、直線部での上記吹出風量Q2/A2
は直線開口面のみのオ−プンショ−ケ−スにおいて庫内
を所定の温度に冷却するのに十分な量である。
【0014】また、ガ−ドエア吹出風量についてもコ−
ナ−部での風量Q3は図4において面積blmcで、ま
た直線部での吹出風量Q4は面積cmnfで表わすこと
ができ、Q3/A1≧Q4/A2 の関係が成立する。
従って、ガ−ドエアについてもコ−ナ−部での単位棚面
積当りの吹出風量は直線部と等しいか又はそれ以上にな
る。なお、直線部の単位棚面積当りのガ−ドエア吹出風
量Q4/A2は直線開口面のみのオ−プンショ−ケ−ス
において庫内を所定温度に保護するのに十分な量であ
る。
【0015】さらに図4に示すように、ガ−ドエアの気
流を起こす送風機8はダクト5のコ−ナ−部の上部に設
置され且つ吹出口のコ−ナ−部に向いており、即ちその
主軸の軸線8aがコ−ナ−部に向くように設置される。
このような構成によりコ−ナ−部Cの風圧が強められる
ので、送風機8から直線部吹出口およびコ−ナ−部吹出
口までの距離差によるダクト内の抵抗差を小さくし、圧
力損失の差は解消されるので風圧が一様になる。なお、
本考案は冷気流エアカ−テンの一層型であっても実施可
能である。
【0016】
【考案の効果】上記のように、本考案によれば、冷気流
およびガ−ドエア流によるエアカ−テンの単位棚面積当
りの吹出風量に関しコ−ナ−部を直線部に等しく又はそ
れ以上にし、また各吹出口での風圧を一様にしているの
で、コ−ナ−部においても直線部と同様に冷却される。
またエアカ−テンの吹出流速がほぼ一様になるため、エ
アカ−テン内の速度差に基づく外気の巻き込みもない。
従って、冷蔵室内全体がほぼ均一に冷却され、コ−ナ−
部においても直線部と同様に温度管理および鮮度管理を
充分に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるアラウンド型オ−プンショ−ケ−
スの一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すショ−ケ−スの平面図である。
【図3】図2の線A−Aに沿って取った断面図である。
【図4】図3の線B−Bに沿って取った断面図である。
【図5】図4に類似の断面図であって、従来のアラウン
ド型オ−プンショ−ケ−スを示すものである。
【符号の説明】
7 送風機 8 送風機 11 開口面 12 吹出口 13 吹出口 C コ−ナ−部 F 直線部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口面が接合するコ−ナ−部を有し且つ
    各開口面には冷気流およびガ−ドエアによるエアカ−テ
    ンが形成されるアラウンド型オ−プンショ−ケ−スにお
    いて、前記エアカ−テンの吹出口は前記コ−ナ−部にお
    ける吹出風量を増大するためその開口幅寸法が前記コ−
    ナ−部において最大になるように前記コ−ナ−部に向っ
    て徐々に増大するように形成され、および前記開口面上
    縁のエアカ−テン吹出口付近の風圧を一様にするため前
    記ガ−ドエアの流通ダクト内に設けられる送風機は前記
    ダクトのコ−ナ−部の上部に在ってその軸線は前記吹出
    口のコ−ナ−部に向くように設置されていることを特徴
    とするアラウンド型オ−プンショ−ケ−ス。
JP1343891U 1991-03-11 1991-03-11 アラウンド型オ−プンショ−ケ−ス Expired - Lifetime JP2509112Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1343891U JP2509112Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 アラウンド型オ−プンショ−ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1343891U JP2509112Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 アラウンド型オ−プンショ−ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04110363U JPH04110363U (ja) 1992-09-24
JP2509112Y2 true JP2509112Y2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=31901454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1343891U Expired - Lifetime JP2509112Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 アラウンド型オ−プンショ−ケ−ス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2509112Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4447722B2 (ja) * 2000-02-03 2010-04-07 株式会社岡村製作所 冷蔵オープンショーケース

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04110363U (ja) 1992-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2509112Y2 (ja) アラウンド型オ−プンショ−ケ−ス
JPH0718180U (ja) アラウンド型オ−プンショ−ケ−ス
JP2591329B2 (ja) オープンショーケース
JPH065581Y2 (ja) 可逆送風冷却庫
CN214701407U (zh) 冰箱
JPH0652147B2 (ja) オープンショーケース
CN214746660U (zh) 冰箱
JPS5920615Y2 (ja) 冷蔵オ−プンシヨ−ケ−ス
CN214701406U (zh) 冰箱
JPH0328291Y2 (ja)
JP2542979B2 (ja) 高湿度型冷蔵庫
JPH0638304Y2 (ja) 冷蔵庫用ユニットクーラ
JPH06265255A (ja) オープンショーケースの通風路構造
JPS631166Y2 (ja)
JPS6115492Y2 (ja)
JPH0230708Y2 (ja)
JPH0245741Y2 (ja)
JPH081434Y2 (ja) アラウンド型オープンショーケース
JPS6320938Y2 (ja)
JPH0341262Y2 (ja)
JPH0438217Y2 (ja)
JPS6317981Y2 (ja)
JPH09138054A (ja) ショーケース
JPS5842847Y2 (ja) レイトウ レイゾウタダン オ−プンシヨ−ケ−ス
JPH02272278A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term