JP2506996Y2 - シャッタ等の制御装置 - Google Patents

シャッタ等の制御装置

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JP2506996Y2
JP2506996Y2 JP1987122496U JP12249687U JP2506996Y2 JP 2506996 Y2 JP2506996 Y2 JP 2506996Y2 JP 1987122496 U JP1987122496 U JP 1987122496U JP 12249687 U JP12249687 U JP 12249687U JP 2506996 Y2 JP2506996 Y2 JP 2506996Y2
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shutter
motor
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electric motor
capacitor
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JP1987122496U
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JPS6430693U (ja
Inventor
悦典 嶋村
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文化シヤッタ−株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はシャッタ、自動ドア、ブラインド、カーテン
(以下シャッタ等という)の上昇、下降を行なう電動機
の制御装置に関し、特にシャッタ等が停止位置に達した
とき電動機に加わる負荷を検出して電動機の運転を停止
させるシャッタ等の制御装置に関する。
[従来の技術] シャッタ等の上昇、下降を行なう電動機の制御は一般
にシャッタ等の上限用停止位置と下限用停止位置にリミ
ットスイッチ等の検出スイッチを配置し、シャッタ等が
上限用あるいは下限用の停止位置まで達したことを検出
して電動機の運転を停止させるようになっている。
しかしながらかかる制御は検出スイッチの位置調整を
精密にする必要があり、また電気配線をしなければなら
ないなどの問題がある。
そこでシャッタ等が上限用あるいは下限用の停止位置
に達するとシャッタ等が動かなくなり、これに伴って電
動機の運転を制御する力いわゆる負荷が加わることを利
用して、この負荷を検出して電動機の運転を停止する制
御を行なうことが考案されている。
第4図は本出願人が先に提案した上記電動機にかかる
負荷を利用して電動機の制御を行なう装置の一例であ
る。
図において、1はAC100Vの供給電源、2はシャッタ等
の駆動物を駆動する電動機、41は電動機2の回転により
発電する発電機、53、54はそれぞれ第1、第2のリレー
である。
次に動作について説明する。
例えば、下降用の押ボタンスイッチSDを押し、瞬間的
に閉状態にしたとする。
このときダイオードブリッジ12のプラス側のアースす
なわち、常閉押ボタンスイッチSPのアースから下降用の
押ボタンスイッチSD、シャッタ下降用第1のリレー53を
介してダイオードブリッジ12のマイナス側へと電流が流
れることになる。
これに伴ってリレー接点K1は閉じるため供給電源1か
ら電動機2へ電力が供給され、電動機2はシャッタを下
降するため逆方向に回転する。
この電動機2が回転すると電動機2に取付られた発電
機41が発電し、この発電によりブリッジ回路42に直流の
電圧が発生し、抵抗器R3、第1のリレー接点K1、ダイオ
ードD4を介してトランジスタTr1のベース側に電圧がか
かることになる。
このベース側にかかる電圧により、トランジスタTr1
は導通状態となり、押ボタンスイッチSDが開状態になっ
ても第1のリレー53は励磁状態に保持される。
ここでシャッタ等の駆動物が下限用の停止位置に達す
ると、シャッタ等の駆動物はそれ以上進まなくなり、こ
れに伴って電動機2の回転は阻止され、この結果発電機
41が発電しなくなる。
このためブリッジ回路42には電流は発生しなくなり、
トランジスタTr1のベース側電圧が加わらなくなるから
トランジスタTr1は不導通状態となる。
この結果第1のリレー53の励磁は解除され、リレー接
点K1は開状態となり、これに伴って供給電源1から電動
機2へ電力が供給されなくなり電動機2の回転が停止さ
れる。
同様に上昇用の押ボタンスイッチSUを押し、瞬間的に
閉状態とした場合でも、電動機2は正方向へ回転し、シ
ャッタ等の駆動物が上限用の停止位置に達するまで回転
しつづけ、上限用の停止位置に達した時点で回転が止ま
る。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の制御装置は以上のように構成されていたので、
構造が複雑で故障が起き易くかつ高価につく欠点があっ
た。
またその結果として制御装置自体が重たく、スペース
をとるため、取付が難しい問題点があった。この考案は
上記問題点を解決するためになされたもので、小型で故
障が少なくコストが低く取付が楽な制御装置を得ること
を目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案のシャッタ等の制御
装置は、交流電源1を整流回路2で直流に変換し、この
変換した直流電圧で直流電動機5を動かしてシャッタ等
の開閉を制御する際、シャッタ等が停止位置に達したと
きこの直流電動機5に加わる負荷を検出して該電動機5
の運転を停止させるシャッタ等の制御装置において、 上記整流回路2に並列に接続され、上記シャッタ等が
停止位置にきて直流電動機5が拘束された時に発生する
大電流によりリプルを生じ、平滑出力が一時的に0とな
るコンデンサ3と、 このコンデンサ3から出力される一時的に0となる電
流に基づいてターンオフされ、上記直流電動機5の作動
を停止させるサイリスタSCRO1(SCRC1)とを具備するこ
とを特徴としている。
[作用] 直流電動機5が作動し、シャッタ等が上昇(または下
降)して所定の停止位置にくると、直流電動機5には負
荷がかかる。
この時通常の作動時よりより大きな電流が直流電動機
5に流れるため、整流回路2に並列に接続されているコ
ンデンサ3から出力される電流のリップルが大きくなり
一時的にコンデンサ3から流れる電流が0となる。
この結果、サイリスタSCRO1(SCRC1)がターンオフ
し、直流電動機5に以後流れる電流をストップして電動
機5の作動を停止させる。
[実施例] 以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す構成図で、図にお
いて、1はAC100Vの供給電源、2はAC100Vの供給電源1
を整流して所定の電圧のDC電源を得る整流回路、3は整
流回路2に並列に接続されているコンデンサ、4は直流
電動機5を含むシャッタ等の駆動部である。
ここで駆動部4は直流電動機5と、停押ボタンスイッ
チPBSと、第1,第2の閉押ボタンスイッチPBSC1,PBSC2
と、第1,第2の開押ボタンスイッチPBSO1,PBSO2と、第
1,第2の開用サイリスタSCRO1,SCRO2と、第1乃至第4
の抵抗R1,R2,R3,R4から構成されている。
次に動作について説明する。
先ず第1の開押ボタンスイッチPBSO1をON状態にする
と、停押ボタンスイッチPBS、ON状態となっている第1
の閉押ボタンスイッチPBSC1、第1の抵抗R1及び第4の
抵抗R4を介して第1及び第2の開用サイリスタSCRO1、S
CRO2のゲート端に電圧がかかり、この第1、第2の開用
サイリスタSCRO1、SCRO2がON状態(導通状態)となる。
従って、停押ボタンスイッチPBS、第1の閉押ボタン
スイッチPBSC1、第1の開用サイリスタSCRO1、直流電動
機5、第2の開用サイリスタSCRO2の順序に電流が流
れ、直流電動機5は正方向に回転し、シャッタ等が上昇
する。
ここでシャッタ等が所定の停止位置に達すると、シャ
ッタ等はそれ以上上昇しなくなるので、直流電動機5に
負荷がかかり、これに伴って直流電動機5に流れ込む電
流が増大する。
この時コンデンサ3から出力される電流の波形は第2
図(a)に示す波形から第2図(b)に示す波形に変化
する。
すなわちコンデンサ3のリップルが大きくなって、リ
ップルの谷の部分でコンデンサ3から出力される電流値
が0となる現象が生じる。
この結果、停押ボタンスイッチPBS、第1の閉押ボタ
ンスイッチPBSC1、第1の開押ボタンスイッチPBSO1、第
1の抵抗R1を介して第1の開用サイリスタSCRO1のゲー
トにかかる電圧、電流値は0となって第1の開用サイリ
スタSCRO1はOFF状態(不導通状態)となる。
そして直流電動機5に流れ込む電流は0となり、直流
電動機5の作動は停止する。
同様に直流電動機5を逆方向に回転させてシャッタ等
を閉じる場合にも第2の閉押ボタンスイッチPBSC2を押
すことによって上記と同様の動作によって所定位置で直
流電動機5が自然に止まる。
即ち、第2の閉押ボタンスイッチPBSC2をON状態にす
ると、停押ボタンスイッチPBS、ON状態となっている第
2の開押ボタンスイッチPBSO2、第2の抵抗R2及び第3
の抵抗R3を介して第1及び第2の閉用サイリスタSCRC
1、SCRC2のゲート端に電圧がかかり、この第1、第2の
閉用サイリスタSCRC1、SCRC2がON状態(導通状態)とな
る。
従って、停押ボタンスイッチPBS、第2の開押ボタン
スイッチPBSO2、第1の閉用サイリスタSCRC1、直流電動
機5、第2の閉用サイリスタSCRC2の順序に電流が流
れ、直流電動機5は逆方向に回転し、シャッタ等が下降
する。
ここでシャッタ等が所定の停止位置に達すると、シャ
ッタ等はそれ以上下降しなくなるので、直流電動機5に
負荷がかかり、これに伴って直流電動機5に流れ込む電
流が増大する。
この時にも、コンデンサ3から出力される電流の波形
は第2図(a)に示す波形から第2図(b)に示す波形
に変化する。
すなわちコンデンサ3のリップルが大きくなって、リ
ップルの谷の部分でコンデンサ3から出力される電流値
が0となる現象が生じる。
そして、停押ボタンスイッチPBS、第2の開押ボタン
スイッチPBSO2、第2の閉押ボタンスイッチPBSC2、第2
の抵抗R2を介して第1の閉用サイリスタSCRC1のゲート
にかかる電圧、電流値は0となって第1の閉用サイリス
タSCRC1はOFF状態(不導通状態)となる。
そして直流電動機5に流れ込む電流は0となり、直流
電動機5の作動は停止する。
なお、電動機5のトルクと電動機5に流れ込む電流の
関係は第3図に示すようになるので、コンデンサ3の容
量を適当な値に設定すれば、コンデンサ3から出る電流
値が一時的に0となるようにさせることは可能である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明はシャッタ等が停止位置
にきて直流電動機が拘束された時出力する電流の値を一
時的に0とする容量を有するコンデンサを上記整流回路
に並列に接続し、このコンデンサから出力される一時的
に0となる電流に基づいてサイリスタのオンオフを制御
して上記直流電動機の作動を停止させるので、リミット
スイッチを設ける要もなく、小型で構造の簡単なかつ、
安値でしかも故障の少ない制御装置が得られる効果があ
り、上、下限のリミットスイッチ調整の手間がかから
ず、モータ燃損の心配もなく、人や物等の故障物に当っ
ても停止させることの出来る安全装置機能を附加した安
全性の高い制御を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成図、第2図
(a)(b)は電動機に負荷が加わる前後のコンデンサ
の出力電流の波形図、第3図は電動機のトルクと流れ込
む電流の関係を示す図、第4図は従来のシャッタ等の制
御装置である。 1……電源、2……整流回路、3……コンデンサ、4…
…制御部、5……直流電動機。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源(1)を整流回路(2)で直流に
    変換し、この変換した直流電圧で直流電動機(5)を動
    かしてシャッタ等の開閉を制御する際、シャッタ等が停
    止位置に達したときこの直流電動機に加わる負荷を検出
    して該電動機の運転を停止させるシャッタ等の制御装置
    において、 上記整流回路(2)に並列に接続され、上記シャッタ等
    が停止位置にきて直流電動機が拘束された時に発生する
    大電流によりリプルを生じ、平滑出力が一時的に0とな
    るコンデンサ(3)と、 このコンデンサから出力される一時的に0となる電流に
    基づいてターンオフされ、上記直流電動機の作動を停止
    させるサイリスタと、 を具備することを特徴とするシャッタ等の制御装置。
JP1987122496U 1987-08-12 1987-08-12 シャッタ等の制御装置 Expired - Lifetime JP2506996Y2 (ja)

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JPS6430693U JPS6430693U (ja) 1989-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51127411A (en) * 1975-04-30 1976-11-06 Hitachi Ltd D-c motor rotational direction control circuit
JPS51129617A (en) * 1975-05-01 1976-11-11 Hitachi Ltd Dc motor control circuit
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JPS6430693U (ja) 1989-02-27

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