JP2505534Y2 - 加工検査装置 - Google Patents

加工検査装置

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JP2505534Y2
JP2505534Y2 JP2613293U JP2613293U JP2505534Y2 JP 2505534 Y2 JP2505534 Y2 JP 2505534Y2 JP 2613293 U JP2613293 U JP 2613293U JP 2613293 U JP2613293 U JP 2613293U JP 2505534 Y2 JP2505534 Y2 JP 2505534Y2
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JP
Japan
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plate
cylinder
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inspection
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卓司 藤谷
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Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Holdings Inc
Nisshinbo Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、穿孔機などの工作機で
穿孔した孔を検査する加工検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加工装置を図4に示す。
加工検査装置Aは、送りユニットCに搭載され送りユニ
ットCに沿って進退する架台Bと、架台Bに進退方向と
同方向に摺動自在に取り付けたプレートDと、プレート
Dの前面に配設した棒状の検知体Eとを装備し、プレー
トDの背面に延設した摺動軸Fが架台Bの一部に摺動自
在に挿通されている。また、プレートDと架台B間に位
置する摺動軸Fには押しバネGが縮設して外装され、摺
動軸Fを架台Bから離隔する方向へ付勢している。
【0003】加工検査装置Aの検査方法について説明す
ると、先ず孔開け加工されたワークWに向けて、架台B
を穿孔深さに応じた距離だけ移動させ、検知体Fをワー
クWの加工孔H内に挿入する。加工孔Hの深さが不足し
ている場合や切粉などが加工孔H内に残留している場合
には、検知体Fが加工孔Hの内面や切粉などに当接す
る。この為、プレートDの移動は停止する。しかし、プ
レートDの停止に関わらず架台Bは移動し続けるので、
押しバネGを収縮させて摺動軸Fが架台B内を摺動し始
める。架台B上に取り付けたセンサIにこの摺動軸Fの
後端が当接して、センサIが作動し加工孔Hの加工不良
を検知する。
【0004】
【本考案が解決しようとする問題点】前記した従来の加
工検査装置には次のような問題点がある。 <イ> 加工検査装置Aは、プレートDを縮設した押し
バネIの復元力でワークWの方向へ押し出している。加
工不良時は、この押しバネIの復元力が切粉などに当接
した検知体Fに加わる。押しバネIの復元力は収縮量に
比例して増大するので、検知体Fに大きな応力が作用し
てしまう。
【0005】<ロ> 前記したように、検知体Fに大き
な応力が加わると、検知体Fが破損しやすい。検知体F
が破損すると、その度に製造ラインを停止して、検知体
Fの交換を行わなければならないので、ワークWの生産
性が低下する。
【0006】
【本考案の目的】本考案は以上の問題を解決するために
成されたものであり、その目的は、検知体を付設したプ
レートを一定の押出力で押出して、検知体の破損を防止
できる加工検査装置を提供することである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】即ち、本考案は、送り
ユニットに搭載されて進退自在に設置した架台と、該架
台に設置したプレート支持体と、該プレート支持体に摺
動可能に取り付けられワークの方向へ押出力を付勢され
たプレートと、該プレートの前面に配設した検知体とを
有する加工検査装置において、伸縮自在なシリンダをプ
レート支持体とプレートの間に配設し、該シリンダに、
その伸縮量に関わらず、プレートにかかる押出力を常に
一定に制御するリリーフ回路を設けたことを特徴とする
加工検査装置である。
【0008】
【実施例1】以下図面を参照しながら本考案の一実施例
について説明する。 <イ>全体の構成(図1) 図1に加工検査装置10を示す。加工検査装置10は、
穿孔加工具を装備し、穿孔加工と加工した孔の検査を同
装置で行うものであり、送りユニット20に沿って進退
自在に設置した架台30と、架台30上に載置した軸頭
40と、軸頭40に取り付けた支持体50と、支持体5
0に支持された検査部60とにより構成される。以下、
その他各部について詳述する。
【0009】<ロ>軸頭(図1) 軸頭40は、前部にワーク70を加工する加工具41を
設置し、後部には加工具41を駆動するモータ42を内
蔵した公知のものを採用できる。
【0010】<ハ>支持体(図1、図2、図3) 支持体50は、図1に示す様に、前記軸頭40に水平横
方向を軸として回転自在に取り付けられている。この支
持体50の先端部には、図2に示す様に、検査部60の
摺動軸62を案内する案内孔52が開設されている。ま
た、支持体50の上部には、シリンダ51が配設されて
いる。シリンダ51は一定の押圧で検査部60を押出し
ておくための部材である。シリンダ51の本体511
は、支持体50の先端部に設置され、摺動部512プレ
ート61に接続されている。このシリンダ51は、油圧
やエアなどの流体圧で作動するもので、図3のような圧
力回路80が接続される。図3中の81及び82は圧力
制御弁であり、83は流路を切り換える4ポート2位置
形の方向切換弁であり、84はエア源であり、85はパ
イロット形のエアーオペレートレギュレータであり、8
6は逆止弁である。圧力制御弁81及び82は、シリン
ダ51内を所定圧力で保持するためのものであり、方向
切換弁83の切り換えによりシリンダ51内の圧力を変
えることができる。即ち、方向切換弁83の切り換え
で、シリンダ51内の圧力をP1又はP2(P1<P
2)に任意に変えることができる。支持体50には、セ
ンサ53が配設されている。センサ53は、案内孔52
内を貫通する摺動軸61後端部に当接して配設され、摺
動軸61の後退で作動する構造となっている。
【0011】<ニ>検査部(図1、図2) 検査部60は、プレート61の背面の貫通方向に摺動軸
62を延設し、プレート61の前面に検知棒63を設置
して構成される。検査部60は、摺動軸62を介して前
記支持体50に摺動可能に取り付けられ、シリンダ51
で支持体50と隔離する方向に押出力を付勢されてい
る。摺動軸62の後端には、案内孔52の内径より大き
い外形を有するストッパ621が設置され、検査部60
の前方への飛出しを防止している。
【0012】
【作用】次に本考案の加工検査装置10の加工工程及び
検査工程について説明する。 <イ>加工工程(図1、図3) ワーク70の加工ラインには、ワーク70の移送路の脇
部に複数の穿孔装置や検査装置を配列し、各装置でワー
ク70の穿孔や検査を行う。そして、加工検査装置10
の前方にワーク70が移送されたら、加工検査装置10
のプレート支持体40を図1の点線で示す様に、軸頭3
0の上部に振り上げる。この振り上げ動作とほぼ同時
に、図3に示す圧力回路80の方向切換弁83を作動さ
せて、シリンダ51内の圧力を高圧P2にしておく。そ
の結果、検査部60の全重量がシリンダ51に加わって
も、検査部60と支持体50間の間隔を保持することが
できる。そして、加工具41を回転させ架台30を所定
位置まで前進させ、支持体50を振り上げた状態で、ワ
ーク70に加工孔71を穿孔する。
【0013】<ロ>加工正常時の検査工程(図1、図
2、図3) 加工具41でワーク70を加工し終えたら、架台30を
後退させる。次に支持体50を図1のように振り降ろし
て、圧力回路80の方向切換弁83を切り換えて、シリ
ンダ51内の圧力を低圧P1に切り換える。この低圧P
1は、支持体50から検査部60を押出して隔離できる
最小の圧力に設定するのが好ましい。そして、架台30
を検知棒63の先端が加工孔71の奥部に挿入する位置
まで前進させる。加工孔71が正常に加工されていれ
ば、検知棒63は何にも当接せず摺動軸62が案内孔5
2を摺動しないので、センサ43は作動しない。
【0014】<ハ>加工不良時の検査工程(図1、図
2、図3) 加工孔71内に切粉が残留していたり、加工孔71の穿
孔深度が浅かったりして、加工孔71が正常に加工され
ていない場合は、架台30の前進移動が停止する前に、
検知棒63の先端が加工孔71内の切粉または内面と当
接する。すると、架台30、即ち支持体50の前進移動
に対して、検査部60の移動は阻止されるため、検査部
60の摺動軸62が支持体50の案内孔52内を摺動す
る。それと共に、検査部60と支持体50間の距離が接
近し、シリンダ51が収縮する。シリンダ51の内圧を
圧力制御弁81により常に一定に保っているので、検査
部60に付勢するシリンダ51の押出力はその収縮量に
関わらず一定である。この為、シリンダ51が収縮して
も検知棒63の先端に大きな応力が加わることがない。
従って、加工不良のワーク70を検査する場合に、検知
棒63がシリンダ51の押出力で破損することはない。
そして、この摺動軸62の摺動作動をセンサ53が感知
して、加工孔71の加工不良を検知できる。
【0015】
【実施例2】実施例1の検知棒63に替えて、検知ノズ
ル64をプレート61前面に配設しても良い。検知ノズ
ル64は、両端を開放した中空の管で構成され、プレー
ト61側からエアが供給され、そのエアは先端の開口部
はから噴出している。本実施例によれば、加工孔71の
検査と同時に加工孔71に残留する切粉を排除すること
ができる。
【0016】
【実施例3】実施例1の加工検査装置10は、穿孔加工
の装備がないものでも当然採用できる。この場合、軸頭
40や流路切り換え用の方向切換弁83が不要となる。
【0017】
【考案の効果】本考案は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ> プレート支持体とプレートとの間にシリンダを
設置し、このシリンダにより検知体を設置したプレート
に押出力を付勢している。 このシリンダの内圧を圧力制御弁により一定に保持して
いる。この為、シリンダの収縮量に関わらず、シリンダ
の押出力を一定に保つことができる。
【0018】<ロ> ワークを検査する場合、加工不良
のワークに検知体が当接するとシリンダが収縮する。 シリンダが収縮しても、シリンダの内圧は一定に保たれ
ているので、検知体に大きな応力が加わることはない。
従って、ワークの加工不良時に発生する検知体の破損を
回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 加工検査装置の説明図
【図2】 プレート支持体近辺の拡大図
【図3】 圧力回路の説明図
【図4】 従来の加工検査装置の説明図

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送りユニットに搭載されて進退自在に設
    置した架台と、該架台に設置したプレート支持体と、該
    プレート支持体に摺動可能に取り付けられワークの方向
    へ押出力を付勢されたプレートと、該プレートの前面に
    配設した検知体とを有する加工検査装置において、 伸縮自在なシリンダをプレート支持体とプレートの間に
    配設し、 該シリンダに、その伸縮量に関わらず、プレートにかか
    る押出力を常に一定に制御するリリーフ回路を設けたこ
    とを特徴とする、 加工検査装置。
JP2613293U 1993-04-22 1993-04-22 加工検査装置 Expired - Lifetime JP2505534Y2 (ja)

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JPH0680537U JPH0680537U (ja) 1994-11-15
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