JP2505128B2 - ロウソク組成物 - Google Patents
ロウソク組成物Info
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- JP2505128B2 JP2505128B2 JP19284892A JP19284892A JP2505128B2 JP 2505128 B2 JP2505128 B2 JP 2505128B2 JP 19284892 A JP19284892 A JP 19284892A JP 19284892 A JP19284892 A JP 19284892A JP 2505128 B2 JP2505128 B2 JP 2505128B2
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- Japan
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- wax
- candle
- fatty acid
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- japanese
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- Fats And Perfumes (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仏壇用又は一般灯火用に
使用するロウソク組成物に関する。
使用するロウソク組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来和ロウソクには天然樹木のハゼの実
から得られる木蝋(JAPAN WAX)が使用されて
いる。
から得られる木蝋(JAPAN WAX)が使用されて
いる。
【0003】また、木蝋の代替品としては、マッコウ鯨
油の硬化蝋、牛脂の硬化油、輸入木蝋(うるし蝋)、合
成木蝋等が用いられている。
油の硬化蝋、牛脂の硬化油、輸入木蝋(うるし蝋)、合
成木蝋等が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ハゼの実は日本を中心
として生育する樹木であるが、近年その生育範囲が限定
されてきていると同時に、その採取に要する人手不足も
あって、ハゼの実の採取は減少傾向にある。
として生育する樹木であるが、近年その生育範囲が限定
されてきていると同時に、その採取に要する人手不足も
あって、ハゼの実の採取は減少傾向にある。
【0005】更に、ハゼの実は人体に対してカブレを生
じさせるため、その採取量の減少に拍車をかけている。
じさせるため、その採取量の減少に拍車をかけている。
【0006】また、天然樹木であるため、年間の生産量
は気候の変化に左右され、供給が不安定且つ高価とな
る。
は気候の変化に左右され、供給が不安定且つ高価とな
る。
【0007】これらの理由により、木蝋に代わって、低
廉で安定供給し得るものの開発が嘱望されており、前記
したような代替品が提案されているが、いずれも天然国
産の木蝋の優れた燃焼性には遠く及ばないものであっ
た。
廉で安定供給し得るものの開発が嘱望されており、前記
したような代替品が提案されているが、いずれも天然国
産の木蝋の優れた燃焼性には遠く及ばないものであっ
た。
【0008】すなわち、これら従来の代替品は、単一品
でロウソクとした場合には燃焼時の油煙が多く、また燃
焼による溶融蝋のたれ流れがひどい等の数々の欠点を有
するものであった。
でロウソクとした場合には燃焼時の油煙が多く、また燃
焼による溶融蝋のたれ流れがひどい等の数々の欠点を有
するものであった。
【0009】これらの欠点は、2種以上を混合したり、
或いはパラフィンワックス、密蝋、米糠蝋等を配合する
ことによって若干改善されるが、依然として燃焼時の油
煙の発生、溶融蝋のたれ流れ、刺激性ガスの発生等の問
題が残り、天然木蝋の代替品として用いるにはきわめて
不満が大きいものであった。
或いはパラフィンワックス、密蝋、米糠蝋等を配合する
ことによって若干改善されるが、依然として燃焼時の油
煙の発生、溶融蝋のたれ流れ、刺激性ガスの発生等の問
題が残り、天然木蝋の代替品として用いるにはきわめて
不満が大きいものであった。
【0010】また、和ロウソクは、古来より伝統的な手
掛けにより作製されており、独特の仕上げ風味が外観的
価値を高めていたが、従来提供されている木蝋代替品
は、凝固点が高いために、この伝統的な手掛けによるこ
とが不可能であり、ロウソク成型機による流し込み製造
しかできないという欠点を有していた。
掛けにより作製されており、独特の仕上げ風味が外観的
価値を高めていたが、従来提供されている木蝋代替品
は、凝固点が高いために、この伝統的な手掛けによるこ
とが不可能であり、ロウソク成型機による流し込み製造
しかできないという欠点を有していた。
【0011】本発明はこのような従来技術の有する問題
点に鑑み、燃焼性が良好で、かつ、手掛けが可能である
新規なロウソク組成物を提供することを目的とする。
点に鑑み、燃焼性が良好で、かつ、手掛けが可能である
新規なロウソク組成物を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、脂肪酸グ
リセライドと酸化ワックスとを必須成分として含有する
ことにより上記目的を達成することができることを知見
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
リセライドと酸化ワックスとを必須成分として含有する
ことにより上記目的を達成することができることを知見
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0013】すなわち、本発明のロウソク組成物は、脂
肪酸グリセライドと酸化ワックスとを必須成分として含
有するものであり、このロウソク組成物は、和ロウソク
本来の伝統的な手掛け製造方が可能なほど低い凝固点を
有しながら、ロウソクに成型したときに湾曲しがたい融
点を有するものであり、かつ、燃焼性が良好なロウソク
組成物である。
肪酸グリセライドと酸化ワックスとを必須成分として含
有するものであり、このロウソク組成物は、和ロウソク
本来の伝統的な手掛け製造方が可能なほど低い凝固点を
有しながら、ロウソクに成型したときに湾曲しがたい融
点を有するものであり、かつ、燃焼性が良好なロウソク
組成物である。
【0014】本発明のロウソク組成物の必須成分として
用いられる脂肪酸グリセライドは、脂肪酸とグリセリン
との縮合反応(エステル化)によって得られる脂肪酸グ
リセライド、天然に産する動植物蝋で脂肪酸グリセライ
ドを主成分として含有する天然物、或いはこの天然物の
硬化油であって良い。
用いられる脂肪酸グリセライドは、脂肪酸とグリセリン
との縮合反応(エステル化)によって得られる脂肪酸グ
リセライド、天然に産する動植物蝋で脂肪酸グリセライ
ドを主成分として含有する天然物、或いはこの天然物の
硬化油であって良い。
【0015】縮合反応による脂肪酸グリセライドとして
は、パルミチン酸グリセライド、オレイン酸グリセライ
ド、リノール酸グリセライド、セバシン酸グリセライド
等が例示される。
は、パルミチン酸グリセライド、オレイン酸グリセライ
ド、リノール酸グリセライド、セバシン酸グリセライド
等が例示される。
【0016】脂肪酸グリセライドを主成分として含有す
る天然物としては、木蝋(ハゼ蝋)、亜麻仁油、オリー
ブ油、ヒマシ油、牛脂等が例示され、これらの硬化油を
用いることもできる。
る天然物としては、木蝋(ハゼ蝋)、亜麻仁油、オリー
ブ油、ヒマシ油、牛脂等が例示され、これらの硬化油を
用いることもできる。
【0017】これら脂肪酸グリセライドは、単独で或い
は複合して使用される。
は複合して使用される。
【0018】ここで使用される脂肪酸は、炭素数10〜
30であることが好ましい。炭素数が10未満であると
融点が低くなり、燃焼時に溶融蝋のたれ流れの原因とな
る。また、炭素数が30を越えると融点が高くなり、和
ロウソク本来の手掛け製造が困難となる。
30であることが好ましい。炭素数が10未満であると
融点が低くなり、燃焼時に溶融蝋のたれ流れの原因とな
る。また、炭素数が30を越えると融点が高くなり、和
ロウソク本来の手掛け製造が困難となる。
【0019】脂肪酸グリセライドと共に本発明のロウソ
ク組成物の必須成分として用いられる酸化ワックスは、
飽和炭化水素及び/又は不飽和炭化水素の酸化物で、1
種又は2種以上の混合物である。
ク組成物の必須成分として用いられる酸化ワックスは、
飽和炭化水素及び/又は不飽和炭化水素の酸化物で、1
種又は2種以上の混合物である。
【0020】飽和炭化水素としては、パラフィンワック
ス、マイクロクリスタリンワックス、サゾールワック
ス、流動パラフィン等が例示され、一方不飽和炭化水素
としては、ポリエチレンワックス、オレフィン、ポリオ
レフィンワックス等が例示される。
ス、マイクロクリスタリンワックス、サゾールワック
ス、流動パラフィン等が例示され、一方不飽和炭化水素
としては、ポリエチレンワックス、オレフィン、ポリオ
レフィンワックス等が例示される。
【0021】これら1種又は複数種の混合物よりなる飽
和炭化水素及び/又は不飽和炭化水素を、分子状酸素含
有ガスで液相酸化することにより、本発明で用いられる
酸化ワックスが得られる。このような酸化ワックスは、
通常の酸化方法、或いは特公平3−51745号公報や
特開昭48−34807号等に開示されている方法によ
って得られる。
和炭化水素及び/又は不飽和炭化水素を、分子状酸素含
有ガスで液相酸化することにより、本発明で用いられる
酸化ワックスが得られる。このような酸化ワックスは、
通常の酸化方法、或いは特公平3−51745号公報や
特開昭48−34807号等に開示されている方法によ
って得られる。
【0022】本発明のロウソク組成物における脂肪酸グ
リセライドと酸化ワックスとの混合割合は、脂肪酸グリ
セライド20〜98重量部に対して酸化ワックス2〜9
8重量部とすることが好ましい。酸化ワックスの混合割
合が2重量部より少なくなると燃焼時の油煙の発生が多
くなり、80重量部を越えると特に夏場に軟らかくなり
すぎてしまい、いずれも好ましくない。
リセライドと酸化ワックスとの混合割合は、脂肪酸グリ
セライド20〜98重量部に対して酸化ワックス2〜9
8重量部とすることが好ましい。酸化ワックスの混合割
合が2重量部より少なくなると燃焼時の油煙の発生が多
くなり、80重量部を越えると特に夏場に軟らかくなり
すぎてしまい、いずれも好ましくない。
【0023】本発明のロウソク組成物は融点40〜80
℃の範囲内であることが好ましい。融点が40℃未満で
あると特に夏場軟らかくなりすぎ、保存時に湾曲してし
まう。また融点が80℃を越えると特に冬場に炎の立ち
消えが起こりやすくなる。
℃の範囲内であることが好ましい。融点が40℃未満で
あると特に夏場軟らかくなりすぎ、保存時に湾曲してし
まう。また融点が80℃を越えると特に冬場に炎の立ち
消えが起こりやすくなる。
【0024】本発明のロウソク組成物には、その好適な
特性に悪影響を与えない限りにおいて、石油ワックス
(パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、ペトロラタム等)、動植物蝋(カルナバ蝋、米糠
蝋、密蝋等)、合成ワックス(ポリエチレンワックス、
エステルワックス等)を混合することができる。
特性に悪影響を与えない限りにおいて、石油ワックス
(パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、ペトロラタム等)、動植物蝋(カルナバ蝋、米糠
蝋、密蝋等)、合成ワックス(ポリエチレンワックス、
エステルワックス等)を混合することができる。
【0025】特に石油ワックスは、少量混合することに
より、助燃剤として燃焼性を向上させる効果がある。
より、助燃剤として燃焼性を向上させる効果がある。
【0026】なお、上記成分以外にも、必要に応じて、
顔料、染料等の着色剤及び香料を混合することができ
る。
顔料、染料等の着色剤及び香料を混合することができ
る。
【0027】
【作用】本発明のロウソク組成物の必須成分である酸化
ワックスは、通常の炭化水素と異なり、分子内に酸素を
含有するため、燃焼時に、この分子内酸素が、空気中の
酸素に加えて供給されるので、燃焼性が向上され、油煙
の発生を防止する。
ワックスは、通常の炭化水素と異なり、分子内に酸素を
含有するため、燃焼時に、この分子内酸素が、空気中の
酸素に加えて供給されるので、燃焼性が向上され、油煙
の発生を防止する。
【0028】また、炎による溶融ワックスの粘度を適度
に保ち、吸い上げを良好とし、溶融ワックスの液留りを
減少させる。
に保ち、吸い上げを良好とし、溶融ワックスの液留りを
減少させる。
【0029】特に、酸化マイクロワックスは、木蝋と類
似の軟らかさとねばりを有し、脂肪酸グリセライドと混
合することによって、和ロウソク本来の手掛け製造を可
能にする。
似の軟らかさとねばりを有し、脂肪酸グリセライドと混
合することによって、和ロウソク本来の手掛け製造を可
能にする。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0031】表1に示すように脂肪酸グリセライドと酸
化ワックスの種類及び配合割合を異なるものとされた各
種の組成物を用意し、これら各組成物1kgを2リット
ルのフラスコに入れ、90〜100℃に加熱して溶解し
た。これを1時間撹拌した後、90℃に保ち、和ロウソ
ク芯を供したロウソク成型機(直径3cm、長さ15c
mの円筒状容器)に流し込んで成型した。6時間後に成
型機より取り出し、尻切りを実施して和ロウソクを得
た。
化ワックスの種類及び配合割合を異なるものとされた各
種の組成物を用意し、これら各組成物1kgを2リット
ルのフラスコに入れ、90〜100℃に加熱して溶解し
た。これを1時間撹拌した後、90℃に保ち、和ロウソ
ク芯を供したロウソク成型機(直径3cm、長さ15c
mの円筒状容器)に流し込んで成型した。6時間後に成
型機より取り出し、尻切りを実施して和ロウソクを得
た。
【表1】 これら各種和ロウソクの成型体について、燃焼特性、す
なわち炎の大きさ、煙の有無及び液留りの状態、並びに
尻切りの際の感触を評価した結果が表2に示されてい
る。
なわち炎の大きさ、煙の有無及び液留りの状態、並びに
尻切りの際の感触を評価した結果が表2に示されてい
る。
【表2】 また、表1の各種組成物について、和ロウソク本来の手
掛け製造を行うことを試みた。すなわち、各組成物の成
分全量を90〜100℃に加熱溶解し、撹拌しながら自
然冷却を行った。混合物の温度が45〜50℃になるま
で撹拌を行い、クリーム状になった後に、和ロウソク本
来の手掛け製造を行い、このようにして数十回手掛け製
造を行った後に和ロウソクを得ようとした。表1の各種
組成物について手掛け製造を評価した結果も表2に併せ
て示されている。また、参考例として、天然木蝋を使用
した和ロウソクを作製して比較した。表2に示される結
果より明らかな通り、本発明の実施例によるロウソク組
成物を用いて得た和ロウソクはいずれも燃焼性が良好で
あり、また尻切りの感触も良好であって、天然木蝋によ
る和ロウソクと同等若しくはそれ以上の優れた特性を示
す。また、和ロウソク本来の手掛け製造は、比較例によ
る他の木蝋代替品はいずれも不可能であったが、本発明
によるロウソク組成物は手掛け製造が十分に可能である
ことが確認された。
掛け製造を行うことを試みた。すなわち、各組成物の成
分全量を90〜100℃に加熱溶解し、撹拌しながら自
然冷却を行った。混合物の温度が45〜50℃になるま
で撹拌を行い、クリーム状になった後に、和ロウソク本
来の手掛け製造を行い、このようにして数十回手掛け製
造を行った後に和ロウソクを得ようとした。表1の各種
組成物について手掛け製造を評価した結果も表2に併せ
て示されている。また、参考例として、天然木蝋を使用
した和ロウソクを作製して比較した。表2に示される結
果より明らかな通り、本発明の実施例によるロウソク組
成物を用いて得た和ロウソクはいずれも燃焼性が良好で
あり、また尻切りの感触も良好であって、天然木蝋によ
る和ロウソクと同等若しくはそれ以上の優れた特性を示
す。また、和ロウソク本来の手掛け製造は、比較例によ
る他の木蝋代替品はいずれも不可能であったが、本発明
によるロウソク組成物は手掛け製造が十分に可能である
ことが確認された。
【発明の効果】本発明によるロウソク組成物は燃焼性が
きわめて良好であり、かつ、和ロウソク本来の手掛け製
造が可能であって、天然木蝋による和ロウソクの代替品
として好適に使用することができる。しかも、本発明の
ロウソク組成物において必須成分として用いられる脂肪
酸グリセライド及び炭化水素類の酸化物はいずれも資源
が豊富であるから、長期にわたって低廉で安定的な供給
が確保される。本発明のロウソク組成物は、従来の木蝋
代替品では不可能であった手掛け製造可能とするもので
あるから、日本古来の和ロウソクの伝統工芸を守り、社
会的・文化的にも貢献し得るものである。
きわめて良好であり、かつ、和ロウソク本来の手掛け製
造が可能であって、天然木蝋による和ロウソクの代替品
として好適に使用することができる。しかも、本発明の
ロウソク組成物において必須成分として用いられる脂肪
酸グリセライド及び炭化水素類の酸化物はいずれも資源
が豊富であるから、長期にわたって低廉で安定的な供給
が確保される。本発明のロウソク組成物は、従来の木蝋
代替品では不可能であった手掛け製造可能とするもので
あるから、日本古来の和ロウソクの伝統工芸を守り、社
会的・文化的にも貢献し得るものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 脂肪酸グリセライドと酸化ワックスと
を必須成分として含有することを特徴とするロウソク組
成物。 - 【請求項2】 前記脂肪酸グリセライドの脂肪酸が炭
素数10〜30のものであることを特徴とする請求項1
のロウソク組成物。 - 【請求項3】 前記酸化ワックスが炭化水素類の酸化
物であることを特徴とする請求項1のロウソク組成物。 - 【請求項4】 前記脂肪酸グリセライドと前記酸化ワ
ックスとの混合割合がそれぞれ20〜98重量部:2〜
80重量部であることを特徴とする請求項1のロウソク
組成物。 - 【請求項5】 融点が40〜80℃であることを特徴
とする請求項1のロウソク組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19284892A JP2505128B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ロウソク組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19284892A JP2505128B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ロウソク組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069987A JPH069987A (ja) | 1994-01-18 |
JP2505128B2 true JP2505128B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=16297983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19284892A Expired - Lifetime JP2505128B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ロウソク組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505128B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6503285B1 (en) | 2001-05-11 | 2003-01-07 | Cargill, Inc. | Triacylglycerol based candle wax |
US7128766B2 (en) | 2001-09-25 | 2006-10-31 | Cargill, Incorporated | Triacylglycerol based wax compositions |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0685554A1 (en) * | 1994-05-29 | 1995-12-06 | CLILCO COSMETICS & PHARMACEUTICALS LTD. | Solid oil-based candles |
US20030061760A1 (en) | 2001-03-08 | 2003-04-03 | Bernard Tao | Vegetable lipid-based composition and candle |
US6284007B1 (en) | 1998-08-12 | 2001-09-04 | Indiana Soybean Board, Inc. | Vegetable lipid-based composition and candle |
US6645261B2 (en) | 2000-03-06 | 2003-11-11 | Cargill, Inc. | Triacylglycerol-based alternative to paraffin wax |
US6824572B2 (en) | 2001-03-06 | 2004-11-30 | Cargill, Incorporated | Vegetable oil based wax compositions |
US6797020B2 (en) | 2002-11-12 | 2004-09-28 | Cargill, Incorporated | Triacylglycerol based wax for use in container candles |
US6773469B2 (en) | 2002-11-12 | 2004-08-10 | Cargill, Incorporated | Triacylglycerol based wax for use in candles |
US7510584B2 (en) | 2004-10-13 | 2009-03-31 | Daniel S. Cap | Acetylated wax compositions and articles containing them |
AU2006205023C1 (en) | 2005-01-10 | 2012-05-24 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Candle and candle wax containing metathesis and metathesis-like products |
US7588607B1 (en) | 2005-03-16 | 2009-09-15 | Daniel S. Cap | Candlewax compositions with improved scent-throw |
US20070094917A1 (en) * | 2005-10-19 | 2007-05-03 | Blyth Inc. | Container candle with mottled appearance |
WO2008103289A1 (en) | 2007-02-16 | 2008-08-28 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Wax compositions and methods of preparing wax compositions |
JP6124386B2 (ja) * | 2008-09-10 | 2017-05-10 | ペガサス・キャンドル株式会社 | 固形ローソク用ワックスの製造方法 |
EP2545151B1 (en) | 2010-03-10 | 2013-12-11 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Lipid-based wax compositions substantially free of fat bloom and methods of making |
JP2011252136A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Pegasus Candle Kk | ローソク用ワックスとその製造方法及び該ワックスを使用したローソク |
EP2590911B1 (en) | 2010-07-09 | 2014-05-14 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Waxes derived from metathesized natural oils and amines and methods of making |
KR20140004107A (ko) | 2010-11-23 | 2014-01-10 | 엘레반스 리뉴어블 사이언시즈, 인코포레이티드 | 실질적으로 지방 블룸이 없는 지질계 왁스 조성물 및 제조 방법 |
EP2729556A1 (en) | 2011-07-10 | 2014-05-14 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Metallic soap compositions for various applications |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP19284892A patent/JP2505128B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6503285B1 (en) | 2001-05-11 | 2003-01-07 | Cargill, Inc. | Triacylglycerol based candle wax |
US7128766B2 (en) | 2001-09-25 | 2006-10-31 | Cargill, Incorporated | Triacylglycerol based wax compositions |
US8021443B2 (en) | 2001-09-25 | 2011-09-20 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Triacylglycerol based wax composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH069987A (ja) | 1994-01-18 |
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