JP2504643B2 - 導電性ペ―スト充填装置 - Google Patents
導電性ペ―スト充填装置Info
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- green sheet
- conductive paste
- plastic sheet
- plastic
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- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/4038—Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections
- H05K3/4053—Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections by thick-film techniques
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
- H05K3/1233—Methods or means for supplying the conductive material and for forcing it through the screen or stencil
Landscapes
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Screen Printers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グリーンシートと呼ば
れる焼成前のセラミック基板に設けられた細い貫通孔
を、スクリーン印刷により孔埋めするのに好適な導電性
ペースト充填装置に関する。
れる焼成前のセラミック基板に設けられた細い貫通孔
を、スクリーン印刷により孔埋めするのに好適な導電性
ペースト充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、半導体部品を高密度に実
装するための多層セラミック基板は、表面に電子回路パ
タ−ンを形成したグリーンシートを精度よく多層に積み
重ねてプレスし、焼成したものであるが、積み重ねたグ
リーンシート間の電気的接続は、グリーンシートに設け
られた貫通孔を孔埋した導電性ペーストにより行われ
る。
装するための多層セラミック基板は、表面に電子回路パ
タ−ンを形成したグリーンシートを精度よく多層に積み
重ねてプレスし、焼成したものであるが、積み重ねたグ
リーンシート間の電気的接続は、グリーンシートに設け
られた貫通孔を孔埋した導電性ペーストにより行われ
る。
【0003】グリーンシートは、厚さ約0.2mm程度
の柔らかいシ−ト状のセラミック基板で、その表裏間に
は0.2mm程度の貫通孔が多数設けられている。多層
セラミック基板を形成するに際しては、この貫通孔に導
電性ペーストを充填し、孔埋めするが、この導電性ペー
ストの充填手段としては、従来からスクリーン印刷技術
が使われている。
の柔らかいシ−ト状のセラミック基板で、その表裏間に
は0.2mm程度の貫通孔が多数設けられている。多層
セラミック基板を形成するに際しては、この貫通孔に導
電性ペーストを充填し、孔埋めするが、この導電性ペー
ストの充填手段としては、従来からスクリーン印刷技術
が使われている。
【0004】スクリーン印刷技術を用いた導電性ペース
ト充填装置として、特公昭56−25789号公報に開
示されたものがある。この公報に開示されている充填装
置にあっては、グリーンシートは基台に整合ピンで位置
決めされたのち吸引載置され、キャリヤにより基台とと
もに水平移動と昇降動作により搬入場所の装填ステーシ
ョンと印刷ステーションとの間を移動し、印刷ステーシ
ョンでは前記整合ピンがグリーンシート面から引き込ま
れた状態となって印刷が行われるようになっている。こ
の場合、グリーンシートを吸着する上板は多孔質材料で
形成され、キャリヤの上側ブロックに設けられている。
ト充填装置として、特公昭56−25789号公報に開
示されたものがある。この公報に開示されている充填装
置にあっては、グリーンシートは基台に整合ピンで位置
決めされたのち吸引載置され、キャリヤにより基台とと
もに水平移動と昇降動作により搬入場所の装填ステーシ
ョンと印刷ステーションとの間を移動し、印刷ステーシ
ョンでは前記整合ピンがグリーンシート面から引き込ま
れた状態となって印刷が行われるようになっている。こ
の場合、グリーンシートを吸着する上板は多孔質材料で
形成され、キャリヤの上側ブロックに設けられている。
【0005】また、他の公知例として、特開昭63−2
84893号公報に開示された導体ペースト充填方法が
ある。この公報に開示されている充填方法にあっては、
多孔質材料で形成されたステージにプラスチックシート
から成るフィルタを載置し、そのフィルタの上にグリー
ンシートを吸着載置し、孔埋め印刷中も吸着を続けるこ
とにより、貫通孔への導電性ペーストの充填を確実に行
えるだけでなく、貫通孔を通過した導電性ペーストをフ
ィルタに吸収させることにより、導電性ペーストが多孔
質材料のステージに付着しないようにし、フィルタを交
換するだけで十分な吸着と吸引を持続させ、またステー
ジの清掃の手間を省略できるようになっている。
84893号公報に開示された導体ペースト充填方法が
ある。この公報に開示されている充填方法にあっては、
多孔質材料で形成されたステージにプラスチックシート
から成るフィルタを載置し、そのフィルタの上にグリー
ンシートを吸着載置し、孔埋め印刷中も吸着を続けるこ
とにより、貫通孔への導電性ペーストの充填を確実に行
えるだけでなく、貫通孔を通過した導電性ペーストをフ
ィルタに吸収させることにより、導電性ペーストが多孔
質材料のステージに付着しないようにし、フィルタを交
換するだけで十分な吸着と吸引を持続させ、またステー
ジの清掃の手間を省略できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開昭63
−284893号公報に開示された導電性ペースト充填
方法においては、1枚のグリーンシートの貫通孔に導電
性ペーストを充填する度にプラスチックシートに導電性
ペーストが付着する。このため、プラスチックシートは
グリーンシート1枚の印刷工程が終了するたびに毎回交
換する必要がある。
−284893号公報に開示された導電性ペースト充填
方法においては、1枚のグリーンシートの貫通孔に導電
性ペーストを充填する度にプラスチックシートに導電性
ペーストが付着する。このため、プラスチックシートは
グリーンシート1枚の印刷工程が終了するたびに毎回交
換する必要がある。
【0007】しかしながら、上記した公報で開示された
従来の導電性ペースト印刷充填方法にあっては、プラス
チックシートの供給を人手により行っている。このた
め、プラスチックシートの交換が面倒で、時間がかかる
という問題がある。
従来の導電性ペースト印刷充填方法にあっては、プラス
チックシートの供給を人手により行っている。このた
め、プラスチックシートの交換が面倒で、時間がかかる
という問題がある。
【0008】また、プラスチックシートの交換作業にお
いては、グリーンシートの貫通孔の全てにかかるように
位置決めする必要があるが、単純作業であるので、人間
の注意力が持続しないことによる位置ずれが発生し易
く、例えばグリーンシート貫通孔の半分までしかかかっ
ていないようなプラスチックシートの位置ずれが発生し
た場合においては、導電性ペーストが充分に充填されな
い等の穴埋め不良を起こす。
いては、グリーンシートの貫通孔の全てにかかるように
位置決めする必要があるが、単純作業であるので、人間
の注意力が持続しないことによる位置ずれが発生し易
く、例えばグリーンシート貫通孔の半分までしかかかっ
ていないようなプラスチックシートの位置ずれが発生し
た場合においては、導電性ペーストが充分に充填されな
い等の穴埋め不良を起こす。
【0009】また、プラスチックシートは、多孔質で薄
い材料であるため、折り曲げ強度が極めて弱く、簡単に
割れてしまう性質を持っている。
い材料であるため、折り曲げ強度が極めて弱く、簡単に
割れてしまう性質を持っている。
【0010】従って、人手作業によってプラスチックシ
ートを供給する方法では、折り曲げによる割れが生じる
場合が多く、また割れが生じたプラスチックシートの破
片がグリーンシートとの間に挾まって位置ずれを生じた
時と同様に孔埋め不良を起こすという問題がある。
ートを供給する方法では、折り曲げによる割れが生じる
場合が多く、また割れが生じたプラスチックシートの破
片がグリーンシートとの間に挾まって位置ずれを生じた
時と同様に孔埋め不良を起こすという問題がある。
【0011】本発明は、このような問題を解決すべくな
されたもので、その目的は、グリーンシートの下に載置
するプラスチックシートを破損することなく、迅速に、
位置ずれを起こすことなく所定位置に供給することがで
きる導電性ペースト充填装置を提供することである。
されたもので、その目的は、グリーンシートの下に載置
するプラスチックシートを破損することなく、迅速に、
位置ずれを起こすことなく所定位置に供給することがで
きる導電性ペースト充填装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達
成するために、グリーンシート載置台に、段積みした多
孔質材料からなるプラスチックシートを粘着性パッドに
よって上のものから一枚づつ分離して供給するプラスチ
ックシート供給部と、グリーンシート載置台に載置され
たプラスチックシートの上にグリーンシートを供給する
グリーンシート供給部と、このグリーンシート供給部が
供給するグリーンシートとスクリーン印刷版とが所定の
位置関係となるように位置決めする位置決め機構とを具
備させた。
成するために、グリーンシート載置台に、段積みした多
孔質材料からなるプラスチックシートを粘着性パッドに
よって上のものから一枚づつ分離して供給するプラスチ
ックシート供給部と、グリーンシート載置台に載置され
たプラスチックシートの上にグリーンシートを供給する
グリーンシート供給部と、このグリーンシート供給部が
供給するグリーンシートとスクリーン印刷版とが所定の
位置関係となるように位置決めする位置決め機構とを具
備させた。
【0013】
【作用】
上記手段によれば、プラスチックシートを粘着
性パッドに粘着させて一枚づつに分離してグリーンシー
ト載置台に載置するので、プラスチックシートを破損す
ることなく、迅速に、所定位置に供給することができ
る。
性パッドに粘着させて一枚づつに分離してグリーンシー
ト載置台に載置するので、プラスチックシートを破損す
ることなく、迅速に、所定位置に供給することができ
る。
【0014】また、グリーンシートの載置位置は位置決
め機構によってスクリーン印刷版と所定の位置関係とな
るように位置決めされるので、位置ずれによる孔埋め不
良が生じることがなくなる。
め機構によってスクリーン印刷版と所定の位置関係とな
るように位置決めされるので、位置ずれによる孔埋め不
良が生じることがなくなる。
【0015】
【実施例】
図1は、本発明の導電性ペースト充填装置の
一実施例を示す全体構成図である。
一実施例を示す全体構成図である。
【0016】図1において、1はスクリーン印刷を行う
印刷ヘッド、2はスクリーン印刷版を保持し、印刷ヘッ
ド1の所定位置に移動する版保持/移動部、3はグリー
ンシートおよびプラスチックシートの位置設定テーブ
ル、4は位置設定用の位置認識装置、5はプラスチック
シートを所定位置に搬送するシート搬送部、6はグリー
ンシートを所定位置に供給するグリーンシート供給部、
7a,7bはグリーンシートを収納しておくマガジン、
8はシート搬送部5およびグリーンシート供給部6なら
びに位置設定テーブル3とから構成されるシート搬送機
構、9は導電性ペースト充填装置本体のベース、10は
スクリーンペースト回収装置である。
印刷ヘッド、2はスクリーン印刷版を保持し、印刷ヘッ
ド1の所定位置に移動する版保持/移動部、3はグリー
ンシートおよびプラスチックシートの位置設定テーブ
ル、4は位置設定用の位置認識装置、5はプラスチック
シートを所定位置に搬送するシート搬送部、6はグリー
ンシートを所定位置に供給するグリーンシート供給部、
7a,7bはグリーンシートを収納しておくマガジン、
8はシート搬送部5およびグリーンシート供給部6なら
びに位置設定テーブル3とから構成されるシート搬送機
構、9は導電性ペースト充填装置本体のベース、10は
スクリーンペースト回収装置である。
【0017】印刷ヘッド1は、スクリーン印刷版の一部
に導電性ペーストを一定量塗布し、版のパターンに従っ
て充填対象のグリーンシートに刷り込むように構成され
ている。
に導電性ペーストを一定量塗布し、版のパターンに従っ
て充填対象のグリーンシートに刷り込むように構成され
ている。
【0018】また、版保持/移動部2は印刷ヘッド1と
位置認識装置4およびスクリーンペースト回収装置10
の下の3箇所にスクリーン印刷版を位置決め可能に構成
されている。
位置認識装置4およびスクリーンペースト回収装置10
の下の3箇所にスクリーン印刷版を位置決め可能に構成
されている。
【0019】シート搬送機構8は、グリーンシートまた
はプラスチックシートを印刷ヘッド1の下に水平移動
し、位置設定テーブル3によってスクリーン印刷版とグ
リーンシートまたはプラスチックシートの間の位置決め
を行うように構成されている。
はプラスチックシートを印刷ヘッド1の下に水平移動
し、位置設定テーブル3によってスクリーン印刷版とグ
リーンシートまたはプラスチックシートの間の位置決め
を行うように構成されている。
【0020】この位置設定テーブル3は、グリーンシー
トとプラスチックシートを同時に保持して、X方向,Y
方向及びθ方向(シート載置面を時計回り、または反時
計回りに回転させる方向)に微動して位置決めすると共
に、X方向(またはY方向)に大きく水平移動して、印
刷ヘッド1の下へ,または印刷ヘッド1の下からグリー
ンシートまたはプラスチックシートを搬送するようにな
っている。
トとプラスチックシートを同時に保持して、X方向,Y
方向及びθ方向(シート載置面を時計回り、または反時
計回りに回転させる方向)に微動して位置決めすると共
に、X方向(またはY方向)に大きく水平移動して、印
刷ヘッド1の下へ,または印刷ヘッド1の下からグリー
ンシートまたはプラスチックシートを搬送するようにな
っている。
【0021】この位置設定テーブル3の水平移動方向に
は、印刷ヘッド1に隣接して位置認識装置4が設けられ
ている。
は、印刷ヘッド1に隣接して位置認識装置4が設けられ
ている。
【0022】位置認識装置4には、印刷ヘッド1の下方
位置から位置設定テーブル3が水平移動して停止した状
態で、該位置設定テーブル3の上方から印刷前後のプラ
スチックシートまたはグリーンシートの画像を撮影し、
プラスチックシートまたはグリーンシートの載置位置を
検出するためのカメラと、このカメラに対向し、プラス
チックシートの下方から上方に向けて光を照射する照明
装置が4組設けられている。
位置から位置設定テーブル3が水平移動して停止した状
態で、該位置設定テーブル3の上方から印刷前後のプラ
スチックシートまたはグリーンシートの画像を撮影し、
プラスチックシートまたはグリーンシートの載置位置を
検出するためのカメラと、このカメラに対向し、プラス
チックシートの下方から上方に向けて光を照射する照明
装置が4組設けられている。
【0023】すなわち、4点でプラスチックシートまた
はグリーンシートの載置位置を検出するようになってい
る。
はグリーンシートの載置位置を検出するようになってい
る。
【0024】また、この位置認識装置4の下部には、版
保持/移動部2が水平移動して位置決めされた状態でス
クリーン印刷版の下方から上方に向けて光を照射し、位
置決めされた状態のスクリーン印刷版の画像をとり込む
ための透過式照明装置(図示せず)が設けられている。
保持/移動部2が水平移動して位置決めされた状態でス
クリーン印刷版の下方から上方に向けて光を照射し、位
置決めされた状態のスクリーン印刷版の画像をとり込む
ための透過式照明装置(図示せず)が設けられている。
【0025】プラスチックシート搬送部5は、上下動作
及び位置設定テーブル3の水平移動方向に対し直角に水
平移動するハンドリング水平機構を有し、このハンドリ
ング水平移動機構により位置認識装置4と位置設定テー
ブル3の間にアームを入れ、プラスチックシートを位置
設定テーブル3上に供給する。
及び位置設定テーブル3の水平移動方向に対し直角に水
平移動するハンドリング水平機構を有し、このハンドリ
ング水平移動機構により位置認識装置4と位置設定テー
ブル3の間にアームを入れ、プラスチックシートを位置
設定テーブル3上に供給する。
【0026】グリーンシート供給部6は、位置認識装置
4に隣接(Y方向)して設けられているが、このグリー
ンシート供給部6は、プラスチックシート搬送部5と同
様のハンドリング水平移動機構および上下動機構を有
し、位置設定テーブル3と位置認識装置4との間にアー
ムを入れ、グリーンシートを貼付けた枠(以下シート枠
と呼ぶ)を供給し、また印刷済のシート枠を元の位置に
戻すようになっている。
4に隣接(Y方向)して設けられているが、このグリー
ンシート供給部6は、プラスチックシート搬送部5と同
様のハンドリング水平移動機構および上下動機構を有
し、位置設定テーブル3と位置認識装置4との間にアー
ムを入れ、グリーンシートを貼付けた枠(以下シート枠
と呼ぶ)を供給し、また印刷済のシート枠を元の位置に
戻すようになっている。
【0027】この場合、印刷する前のグリーンシートを
載置したシート枠はマガジン7aにスタックされてお
り、印刷を終えた後のシート枠はマガジン7bに戻され
る。
載置したシート枠はマガジン7aにスタックされてお
り、印刷を終えた後のシート枠はマガジン7bに戻され
る。
【0028】なお、ここでは図示しないが、マガジン7
a,7bを上下移動する昇降部とグリーンシート供給部
6を水平移動して位置決めする機構、及びマガジン7a
からグリーンシート供給部6にグリーンシートを引き出
す(又は押し出す)機構と、マガジン7bにシート枠を
戻す機構とが印刷機本体のベース9に配置されている。
a,7bを上下移動する昇降部とグリーンシート供給部
6を水平移動して位置決めする機構、及びマガジン7a
からグリーンシート供給部6にグリーンシートを引き出
す(又は押し出す)機構と、マガジン7bにシート枠を
戻す機構とが印刷機本体のベース9に配置されている。
【0029】図2は、プラスチックシート搬送部5の要
部を拡大して示す斜視図である。
部を拡大して示す斜視図である。
【0030】図2において、プラスチックシート搬送部
5はハンドリング水平移動機構50を主要部として構成
される。
5はハンドリング水平移動機構50を主要部として構成
される。
【0031】このハンドリング水平機構50は、ハンド
上下機構51と、これに支持されたハンド52で構成さ
れている。ハンド52の端部4箇所には、ピックアップ
53が配置され、このピックアップ53に接するように
段積みしたプラスチックシート54が配置されている。
プラスチックシート54は、段積み状態で位置決めの可
能なシートボックス55に収納されている。そして、こ
のシートボックス55は矢印方向に移動可能なように、
スライドユニット板56に載置されている。
上下機構51と、これに支持されたハンド52で構成さ
れている。ハンド52の端部4箇所には、ピックアップ
53が配置され、このピックアップ53に接するように
段積みしたプラスチックシート54が配置されている。
プラスチックシート54は、段積み状態で位置決めの可
能なシートボックス55に収納されている。そして、こ
のシートボックス55は矢印方向に移動可能なように、
スライドユニット板56に載置されている。
【0032】一方、グリーンシート供給部6は、複数の
位置決め穴82を有するシート81が貼付られたシート
枠80を有している。このシート枠80は、プラスチッ
クシート搬送部5のハンドリング水平移動機構50と同
等なハンドにより、隣接する位置設定テーブル3にグリ
ーンシートを移載する機構を有している。
位置決め穴82を有するシート81が貼付られたシート
枠80を有している。このシート枠80は、プラスチッ
クシート搬送部5のハンドリング水平移動機構50と同
等なハンドにより、隣接する位置設定テーブル3にグリ
ーンシートを移載する機構を有している。
【0033】位置設定テーブル3は、X・Y・θ方向に
移動可能な機構及びこの機構の上面に埋め込んだ複数の
シート保持部31と、このシート保持部31の上面に面
を合わせた吸盤30で構成されている。
移動可能な機構及びこの機構の上面に埋め込んだ複数の
シート保持部31と、このシート保持部31の上面に面
を合わせた吸盤30で構成されている。
【0034】図3は、プラスチックシート搬送部5の搬
送機構を説明する部分断面図である。図において、ハン
ド52はL型ハンドで構成され、4個のピックアップ5
3が下方に搬送されて来るプラスチックシートの上面に
向けて鉛直方向に固定保持されている。ピックアップ5
3は上下動作を可能とし、先端に円筒形金具57が設け
られ、さらにその円筒形金具57の先端には粘着力のあ
る粘着ゴム58が一体化して設けられている。円筒形金
具57は、この円筒形金具57の直径より大きい径の穴
を明けた板状の分離金具59の穴内に取付けられ、穴の
内壁に対し数mm程度のすき間を持たせて配置される。ま
た、円筒形金具57の先端の粘着ゴム58は、その下面
が分離金具59の下面より数mm程度上方になるように配
置されている。なお、粘着ゴム58は、水洗いにより粘
着力が回復するウレタンゴム等を使用する。本実施例で
は、尾高ゴム工業(株)「タッキー(TACKY)」な
る商品名で市販されるゴムを用いた。
送機構を説明する部分断面図である。図において、ハン
ド52はL型ハンドで構成され、4個のピックアップ5
3が下方に搬送されて来るプラスチックシートの上面に
向けて鉛直方向に固定保持されている。ピックアップ5
3は上下動作を可能とし、先端に円筒形金具57が設け
られ、さらにその円筒形金具57の先端には粘着力のあ
る粘着ゴム58が一体化して設けられている。円筒形金
具57は、この円筒形金具57の直径より大きい径の穴
を明けた板状の分離金具59の穴内に取付けられ、穴の
内壁に対し数mm程度のすき間を持たせて配置される。ま
た、円筒形金具57の先端の粘着ゴム58は、その下面
が分離金具59の下面より数mm程度上方になるように配
置されている。なお、粘着ゴム58は、水洗いにより粘
着力が回復するウレタンゴム等を使用する。本実施例で
は、尾高ゴム工業(株)「タッキー(TACKY)」な
る商品名で市販されるゴムを用いた。
【0035】一方、ハンド52の鉛直方向下方には、プ
ラスチックシート54を収納したシートボックス55が
配置されている。このシートボックス55は、スライド
ユニット板56に載置される。また、スライドユニット
板56の下方には、モータ60と歯車機構61が設けら
れ、モータ60の回転運動を歯車機構61によって上下
運動に変換することにより、シートボックス55の底部
からプラスチックシート54を押し上げてプラスチック
シート54の上面を常に一定水平面に保持できるように
なっている。また、スライドユニット板56およびモー
タ60は、基台62に支持され、この基台62はその底
面のガイドレール63の上を図中左右方向に移動可能に
構成されている。なお、64は吸引パッドである。
ラスチックシート54を収納したシートボックス55が
配置されている。このシートボックス55は、スライド
ユニット板56に載置される。また、スライドユニット
板56の下方には、モータ60と歯車機構61が設けら
れ、モータ60の回転運動を歯車機構61によって上下
運動に変換することにより、シートボックス55の底部
からプラスチックシート54を押し上げてプラスチック
シート54の上面を常に一定水平面に保持できるように
なっている。また、スライドユニット板56およびモー
タ60は、基台62に支持され、この基台62はその底
面のガイドレール63の上を図中左右方向に移動可能に
構成されている。なお、64は吸引パッドである。
【0036】このように構成されたプラスチックシート
搬送部5において、シートボックス55に載置されたプ
ラスチックシート54を取り出して搬送するに際して
は、まず、ピックアップ53はその下端部の粘着ゴム5
8を下降させ、段積みされた最上部のプラスチックシー
ト54の上面を押し付けて粘着させる。次に、ピックア
ップ53を上昇させる。すると、プラスチックシート5
4はピックアップ53の上昇に伴って上昇するが、この
際にプラスチックシート54は、静電気により2〜3枚
付着してくることがある。しかし、その場合でも、図4
に示すように、上昇したプラスチックシート54a,5
4bは分離金具59に接触することにより粘着ゴム58
への付着部位が変形され、この変形部位において下側の
プラスチックシート54bとの間に隙間65が形成され
る。すると、この隙間65に空気が侵入し、上側のプラ
スチック54aと下側のプラスチックシート54bとが
分離され、下側のプラスチックシート54bは自重によ
ってシートボックス55に自然落下する。これによっ
て、粘着ゴム58に付着させたプラスチックシートは、
最上部のプラスチックシート54aのみの1枚に分離さ
れる。1枚になったプラスチックシート54aは、ピッ
クアップ53をさらに上昇させることで粘着ゴム58か
ら剥がされ、分離金具59と下面をあわせた吸引パット
64に吸着して保持される。
搬送部5において、シートボックス55に載置されたプ
ラスチックシート54を取り出して搬送するに際して
は、まず、ピックアップ53はその下端部の粘着ゴム5
8を下降させ、段積みされた最上部のプラスチックシー
ト54の上面を押し付けて粘着させる。次に、ピックア
ップ53を上昇させる。すると、プラスチックシート5
4はピックアップ53の上昇に伴って上昇するが、この
際にプラスチックシート54は、静電気により2〜3枚
付着してくることがある。しかし、その場合でも、図4
に示すように、上昇したプラスチックシート54a,5
4bは分離金具59に接触することにより粘着ゴム58
への付着部位が変形され、この変形部位において下側の
プラスチックシート54bとの間に隙間65が形成され
る。すると、この隙間65に空気が侵入し、上側のプラ
スチック54aと下側のプラスチックシート54bとが
分離され、下側のプラスチックシート54bは自重によ
ってシートボックス55に自然落下する。これによっ
て、粘着ゴム58に付着させたプラスチックシートは、
最上部のプラスチックシート54aのみの1枚に分離さ
れる。1枚になったプラスチックシート54aは、ピッ
クアップ53をさらに上昇させることで粘着ゴム58か
ら剥がされ、分離金具59と下面をあわせた吸引パット
64に吸着して保持される。
【0037】なお、隙間65が形成された状態で強制的
に空気を吹き付けて強制分離を行うようにしてもよい。
に空気を吹き付けて強制分離を行うようにしてもよい。
【0038】図5は、位置設定テーブル3の部分断面図
である。
である。
【0039】図において、位置設定テ−ブル3の上面に
貼り付けた吸盤30は、多孔質セラミック又は多孔質金
属板で構成されている。そして、この吸盤30の下面
は、中央部にエアーポケット32が形成されるように、
断面U字状の受け33が設けられ、かつ受け33の中央
にはエアー吸引口34が設けられている。また、吸盤3
0の側縁にはシート保持部31が設けられている。この
シート保持部31は、図3のプラスチックシートのピッ
クアップ機構と同様の構成であり、上面先端部は粘着力
があり、この粘着力のある面は、吸盤30の上面と高さ
を合わせて配置されている。
貼り付けた吸盤30は、多孔質セラミック又は多孔質金
属板で構成されている。そして、この吸盤30の下面
は、中央部にエアーポケット32が形成されるように、
断面U字状の受け33が設けられ、かつ受け33の中央
にはエアー吸引口34が設けられている。また、吸盤3
0の側縁にはシート保持部31が設けられている。この
シート保持部31は、図3のプラスチックシートのピッ
クアップ機構と同様の構成であり、上面先端部は粘着力
があり、この粘着力のある面は、吸盤30の上面と高さ
を合わせて配置されている。
【0040】この位置設定テーブル3にプラスチックシ
ート54を保持させる動作を図6のと併せて説明する。
図6は、導電性ペーストの充填が終了し、シート枠80
を持ち上げた状態を示すものであるが、シート枠80上
のグリーンシート81はプラスチックシート54の上面
の導電性ペーストの粘着力により、プラスチックシート
54が付着した状態で互いに変形しながら持上がる。し
かし、プラスチックシート54は、吸盤30による吸引
力と粘着ゴム31の粘着力により吸盤30側へ吸引され
るので、グリーンシート81から剥がされ、吸盤30の
上面に固定される。
ート54を保持させる動作を図6のと併せて説明する。
図6は、導電性ペーストの充填が終了し、シート枠80
を持ち上げた状態を示すものであるが、シート枠80上
のグリーンシート81はプラスチックシート54の上面
の導電性ペーストの粘着力により、プラスチックシート
54が付着した状態で互いに変形しながら持上がる。し
かし、プラスチックシート54は、吸盤30による吸引
力と粘着ゴム31の粘着力により吸盤30側へ吸引され
るので、グリーンシート81から剥がされ、吸盤30の
上面に固定される。
【0041】プラスチックシート54を取り外す際は、
粘着ゴム31を降下させ、プラスチックシート54の隅
部を図示のように変形させることにより、プラスチック
シート54と粘着ゴム31とを分離し、次いで吸盤30
の吸引力を解除する。これにより、プラスチックシート
54は保持力が解除され、自由に取り外すことが可能に
なる。
粘着ゴム31を降下させ、プラスチックシート54の隅
部を図示のように変形させることにより、プラスチック
シート54と粘着ゴム31とを分離し、次いで吸盤30
の吸引力を解除する。これにより、プラスチックシート
54は保持力が解除され、自由に取り外すことが可能に
なる。
【0042】このような構成によって、従来はグリーン
シート81の裏面に付着したまま持上がっていた薄く軽
量のプラスチックシート54を持ち上げられるグリーン
シート81と確実に分離することができる。
シート81の裏面に付着したまま持上がっていた薄く軽
量のプラスチックシート54を持ち上げられるグリーン
シート81と確実に分離することができる。
【0043】なお、83はグリーンシート81の貫通孔
に充填された導電性ペースト、84はプラスチックシー
ト54の上面に残った導電性ペーストである。
に充填された導電性ペースト、84はプラスチックシー
ト54の上面に残った導電性ペーストである。
【0044】図7は、印刷ヘッド1の印刷機構の主要部
構成図である。
構成図である。
【0045】図において、印刷ヘッド1は印刷フレーム
11に取付けられ、この印刷フレ−ム11に形成したガ
イド12に沿って水平面でY(またはX)方向に移動可
能に構成され、下部には13a,13bからなるスキー
ジユニットを固定保持している。スキージユニット13
a,13bは、垂直駆動源14a,14bにより上下動
可能になっており、スキージユニット13a,13bを
版保持/移動部2のスクリ−ン印刷版載置面まで下降さ
せた状態で、印刷ヘッド1全体をY方向に移動させるこ
とにより、スキージユニット13a,13bの下端に取
付けたへら20によりスクリ−ン印刷版の上面に吐出し
た導電性ペーストを版面に刷り込むようになっている。
11に取付けられ、この印刷フレ−ム11に形成したガ
イド12に沿って水平面でY(またはX)方向に移動可
能に構成され、下部には13a,13bからなるスキー
ジユニットを固定保持している。スキージユニット13
a,13bは、垂直駆動源14a,14bにより上下動
可能になっており、スキージユニット13a,13bを
版保持/移動部2のスクリ−ン印刷版載置面まで下降さ
せた状態で、印刷ヘッド1全体をY方向に移動させるこ
とにより、スキージユニット13a,13bの下端に取
付けたへら20によりスクリ−ン印刷版の上面に吐出し
た導電性ペーストを版面に刷り込むようになっている。
【0046】この印刷ヘッド1は、ガイド12による水
平移動方向と直交するX(またはY)方向に印刷ヘッド
1を移動させる駆動機構15を有している。そして、こ
の駆動機構15には、下方へのストロ−クが異なる2つ
のエアシリンダ16,17からなる鉛直方向への2段位
置決め機構が連結され、ストロ−クの小さい方のエアシ
リンダ17に保持金具18を介して取付けた注射器型の
ペースト供給ノズル19の先端吐出口をスクリ−ン印刷
版の載置面から所定距離離れた上方位置に位置決めし、
この位置決め状態で導電性ペーストを吐出するように構
成されている。この場合、ペースト供給ノズルの位置決
めは、始めにストロ−クの大きい方のエアシリンダ16
によって大まかな位置決めを行い、次いでストロ−クの
小さい方のエアシリンダ17によって微細な位置決めを
行うことにより、ペースト供給ノズル19を短時間で迅
速に所定位置に位置決めし、かつペースト供給ノズル1
9の先端とスクリ−ン印刷版上面との間の隙間を適切な
一定間隔に調整することにより、吐出口からスクリ−ン
印刷版22の上面に吐出する導電性ペースト21の吐出
量が図10に示すように一定になるように構成されてい
る。尚、印刷ヘッド1の下に版保持部/移動部2が位置
決めされる。
平移動方向と直交するX(またはY)方向に印刷ヘッド
1を移動させる駆動機構15を有している。そして、こ
の駆動機構15には、下方へのストロ−クが異なる2つ
のエアシリンダ16,17からなる鉛直方向への2段位
置決め機構が連結され、ストロ−クの小さい方のエアシ
リンダ17に保持金具18を介して取付けた注射器型の
ペースト供給ノズル19の先端吐出口をスクリ−ン印刷
版の載置面から所定距離離れた上方位置に位置決めし、
この位置決め状態で導電性ペーストを吐出するように構
成されている。この場合、ペースト供給ノズルの位置決
めは、始めにストロ−クの大きい方のエアシリンダ16
によって大まかな位置決めを行い、次いでストロ−クの
小さい方のエアシリンダ17によって微細な位置決めを
行うことにより、ペースト供給ノズル19を短時間で迅
速に所定位置に位置決めし、かつペースト供給ノズル1
9の先端とスクリ−ン印刷版上面との間の隙間を適切な
一定間隔に調整することにより、吐出口からスクリ−ン
印刷版22の上面に吐出する導電性ペースト21の吐出
量が図10に示すように一定になるように構成されてい
る。尚、印刷ヘッド1の下に版保持部/移動部2が位置
決めされる。
【0047】この場合、導電性ペーストの吐出に際して
は、まず、ノルズ19をスクリ−ン印刷版面に対し先端
吐出口が一定の隙間を持つよう位置決する。次に、ノズ
ル19内のペーストを撹拌しながら導電性ペーストの吐
出動作を行い、ノズル19を水平方向に移動する。そし
て、スクリ−ン印刷版の縁部分まで達したならば、水平
移動を停止させ、その移動停止状態で導電性ペーストの
吐出動作をやめ、エアーシリンダー17を縮める方向に
動作させることで、ノズル19の先端をスクリ−ン印刷
版面に押し付け、吐出したペーストとスクリ−ン印刷版
との密着力を高めた後、ノズル19全体を上昇させるこ
とでペースト切りを行う。この後、次の充填位置までノ
ズル19を移動させ、再び同様の吐出動作を行う。
は、まず、ノルズ19をスクリ−ン印刷版面に対し先端
吐出口が一定の隙間を持つよう位置決する。次に、ノズ
ル19内のペーストを撹拌しながら導電性ペーストの吐
出動作を行い、ノズル19を水平方向に移動する。そし
て、スクリ−ン印刷版の縁部分まで達したならば、水平
移動を停止させ、その移動停止状態で導電性ペーストの
吐出動作をやめ、エアーシリンダー17を縮める方向に
動作させることで、ノズル19の先端をスクリ−ン印刷
版面に押し付け、吐出したペーストとスクリ−ン印刷版
との密着力を高めた後、ノズル19全体を上昇させるこ
とでペースト切りを行う。この後、次の充填位置までノ
ズル19を移動させ、再び同様の吐出動作を行う。
【0048】図8は、印刷ヘッド1を正面から見た図で
あり、エアーシリンダー16のシャフト16aは、上下
ガイド部71を介したブロック72に連結し、このブロ
ック72にはシリンダー17のシャフト17aを連結
し、シリンダー17は注射器形のペースト供給ノズル1
9を固定する保持金具18に固定している。
あり、エアーシリンダー16のシャフト16aは、上下
ガイド部71を介したブロック72に連結し、このブロ
ック72にはシリンダー17のシャフト17aを連結
し、シリンダー17は注射器形のペースト供給ノズル1
9を固定する保持金具18に固定している。
【0049】図9は、注射器形のペースト供給ノズル1
9の一部断面を示す図であり、ノズル19は、円筒形状
の中央部をくり抜いて形成したペースト保存室190を
有し、先端部に設けた導電性ペーストの吐出口191は
上部側方に設けたエアー圧供給口192を介し、図示し
ないエアー源に接続されている。ペースト保存室190
の中央部には、くり抜き径より小径の撹拌用シャフト1
93が挿入され、この撹拌用シャフト193の上部はシ
ャフト保持具194を介して歯車195に連結され、こ
の歯車195と噛み合う歯車196にモ−タ197の回
転軸を連結することにより、モ−タ197の回転によっ
てシャフト193を回転させ、ペースト保存室190の
導電性ペースト21を常時撹拌し、導電性ペースト21
の乾燥を防ぎ、かつ金属粉体成分と添加剤成分とが分離
しないように構成されている。そして、撹拌状態の導電
性ペースト21はエア圧供給口192から導入されたエ
アによって吐出口191から吐出される。
9の一部断面を示す図であり、ノズル19は、円筒形状
の中央部をくり抜いて形成したペースト保存室190を
有し、先端部に設けた導電性ペーストの吐出口191は
上部側方に設けたエアー圧供給口192を介し、図示し
ないエアー源に接続されている。ペースト保存室190
の中央部には、くり抜き径より小径の撹拌用シャフト1
93が挿入され、この撹拌用シャフト193の上部はシ
ャフト保持具194を介して歯車195に連結され、こ
の歯車195と噛み合う歯車196にモ−タ197の回
転軸を連結することにより、モ−タ197の回転によっ
てシャフト193を回転させ、ペースト保存室190の
導電性ペースト21を常時撹拌し、導電性ペースト21
の乾燥を防ぎ、かつ金属粉体成分と添加剤成分とが分離
しないように構成されている。そして、撹拌状態の導電
性ペースト21はエア圧供給口192から導入されたエ
アによって吐出口191から吐出される。
【0050】図11はスクリ−ンペースト回収装置10
を側面から見た図であり、版保持/移動部2の上方に回
収ヘッド101が設けられている。この回収ヘッド10
1は、水平移動機構102に連結され、図中の左右方向
に移動可能になっている。また、回収ヘッド101の上
部には、下方に立設したスキージユニット104を上下
動する垂直駆動機構103が一体化して設けられ、この
垂直駆動機構103によってスキ−ジユニット104を
版保持/移動部2に載置したスクリ−ン印刷版の上面に
密着させ、さらに水平移動機構102によってスキ−ジ
ユニット104を版上面で水平移動することにより、ス
クリ−ン印刷版上面に残った導電性ペーストを拭き取る
形態で回収するようになっている。拭き取った導電性ペ
ーストは、版保持/移動部2の近傍に張設したワイヤ1
05にスキ−ジユニット104を接触させた状態で垂直
駆動機構103を駆動してスキ−ジユニット104を上
下動させ、スキ−ジユニット104をワイヤ105でし
ごくことにより、ワイヤ105に付着させ、受け皿10
8に自重で落下させて回収する。
を側面から見た図であり、版保持/移動部2の上方に回
収ヘッド101が設けられている。この回収ヘッド10
1は、水平移動機構102に連結され、図中の左右方向
に移動可能になっている。また、回収ヘッド101の上
部には、下方に立設したスキージユニット104を上下
動する垂直駆動機構103が一体化して設けられ、この
垂直駆動機構103によってスキ−ジユニット104を
版保持/移動部2に載置したスクリ−ン印刷版の上面に
密着させ、さらに水平移動機構102によってスキ−ジ
ユニット104を版上面で水平移動することにより、ス
クリ−ン印刷版上面に残った導電性ペーストを拭き取る
形態で回収するようになっている。拭き取った導電性ペ
ーストは、版保持/移動部2の近傍に張設したワイヤ1
05にスキ−ジユニット104を接触させた状態で垂直
駆動機構103を駆動してスキ−ジユニット104を上
下動させ、スキ−ジユニット104をワイヤ105でし
ごくことにより、ワイヤ105に付着させ、受け皿10
8に自重で落下させて回収する。
【0051】106は、導電性ペーストを回収する際
に、版保持/移動部2の底面を支える板であり、駆動部
107によって版保持/移動部2の底面に対し、上下動
できるようになっており、この板106は導電性ペース
トを回収する際には、版保持/移動部2の底面に密着
し、スクリ−ン印刷版を下から支える。
に、版保持/移動部2の底面を支える板であり、駆動部
107によって版保持/移動部2の底面に対し、上下動
できるようになっており、この板106は導電性ペース
トを回収する際には、版保持/移動部2の底面に密着
し、スクリ−ン印刷版を下から支える。
【0052】図12は全体の動作を説明するためのフロ
−チャ−トであり、図13はスクリ−ン印刷版、プラス
チックシート、グリーンシートのシート体の供給動作を
説明するための装置の概略平面図であり、以下、これら
図12および図13を参照して装置全体の動作を説明す
る。この場合、複数枚のシート枠を収納しているマガジ
ン7a,7bを一つのロットとして、マガジン単位に導
電性ペーストの充填動作を行う処理を例に挙げて説明す
る。
−チャ−トであり、図13はスクリ−ン印刷版、プラス
チックシート、グリーンシートのシート体の供給動作を
説明するための装置の概略平面図であり、以下、これら
図12および図13を参照して装置全体の動作を説明す
る。この場合、複数枚のシート枠を収納しているマガジ
ン7a,7bを一つのロットとして、マガジン単位に導
電性ペーストの充填動作を行う処理を例に挙げて説明す
る。
【0053】(ステップS1)グリーンシート品名に対
応したスクリ−ン印刷版を版保持/移動部2の所定位置
に位置決めし、保持する。
応したスクリ−ン印刷版を版保持/移動部2の所定位置
に位置決めし、保持する。
【0054】(ステップS2)版保持/移動部2を図1
3の矢印Aで示すように位置認識装置4向けて移動さ
せ、位置認識部位に位置決めする。
3の矢印Aで示すように位置認識装置4向けて移動さ
せ、位置認識部位に位置決めする。
【0055】(ステップS3)スクリーン印刷版の4隅
に形成されている位置決め用マークを検出し、位置決め
されている位置を記憶する。
に形成されている位置決め用マークを検出し、位置決め
されている位置を記憶する。
【0056】(ステップS4)版保持/移動部2を矢印
Bで示すように印刷ヘッド1の印刷部位に移動し、スク
リ−ン印刷版を印刷部位に位置決めする。
Bで示すように印刷ヘッド1の印刷部位に移動し、スク
リ−ン印刷版を印刷部位に位置決めする。
【0057】(ステップS5)シ−トボックス55に載
置されているプラスチックシート54をピックアップ5
3によってピックアップし、1枚に分離した後、矢印C
に示すように位置設定テ−ブル3に向けて移動し、位置
設定テ−ブル3の吸盤30の上面に載置する。
置されているプラスチックシート54をピックアップ5
3によってピックアップし、1枚に分離した後、矢印C
に示すように位置設定テ−ブル3に向けて移動し、位置
設定テ−ブル3の吸盤30の上面に載置する。
【0058】(ステップS6)シート搬送部6により、
グリーンシート81を貼り付けたシート枠80をマガジ
ン7bから取り出し、矢印Dに示すように移動して位置
設定テ−ブル3上のプラスチックシート54の上に位置
決めする。
グリーンシート81を貼り付けたシート枠80をマガジ
ン7bから取り出し、矢印Dに示すように移動して位置
設定テ−ブル3上のプラスチックシート54の上に位置
決めする。
【0059】(ステップS7)プラスチックシート54
およびシート枠80を位置設定テ−ブル3の下方のエア
吸引口34から吸引して吸盤30上に固定し、グリーン
シート81の位置認識用穴を認識し、このグリーンシー
ト81の位置認識用穴と先に記憶していたスクリ−ン印
刷版の位置決めマークとが同一位置となるように、シー
ト枠80全体を移動し、位置合わせを行う。
およびシート枠80を位置設定テ−ブル3の下方のエア
吸引口34から吸引して吸盤30上に固定し、グリーン
シート81の位置認識用穴を認識し、このグリーンシー
ト81の位置認識用穴と先に記憶していたスクリ−ン印
刷版の位置決めマークとが同一位置となるように、シー
ト枠80全体を移動し、位置合わせを行う。
【0060】(ステップS8)位置設定テーブル3を矢
印Eに示すように印刷ヘッド1の印刷部位に移動させ、
位置決めする。
印Eに示すように印刷ヘッド1の印刷部位に移動させ、
位置決めする。
【0061】(ステップS9)印刷ヘッド1を矢印Fに
示すように水平移動し、ペーストを入れたペースト供給
ノズル19を降下させ、さらに矢印Gに示すように水平
方向に移動26することで導電性ペーストをスクリ−ン
印刷版面上に供給する。
示すように水平移動し、ペーストを入れたペースト供給
ノズル19を降下させ、さらに矢印Gに示すように水平
方向に移動26することで導電性ペーストをスクリ−ン
印刷版面上に供給する。
【0062】(ステップS10)スキ−ジユニット13
a,13bをスクリ−ン印刷版上面で矢印F方向に移動
させることにより、版面上の導電性ペーストを加圧しな
がら移動させ、シート枠80に貼り付けられているグリ
ーンシート81の多数の貫通穴に導電性ペーストを充填
する(図14の平面図参照)。
a,13bをスクリ−ン印刷版上面で矢印F方向に移動
させることにより、版面上の導電性ペーストを加圧しな
がら移動させ、シート枠80に貼り付けられているグリ
ーンシート81の多数の貫通穴に導電性ペーストを充填
する(図14の平面図参照)。
【0063】(ステップS11)導電性ペーストの充填
が完了したグリーンシート81を載せたシート枠80及
び位置設定テーブル3を矢印E方向に移動させ、位置認
識装置4の認識カメラ位置に戻す。
が完了したグリーンシート81を載せたシート枠80及
び位置設定テーブル3を矢印E方向に移動させ、位置認
識装置4の認識カメラ位置に戻す。
【0064】(ステップS12)シート枠80は矢印
H,I方向のハンドリングによってマガジン7aに戻
す。
H,I方向のハンドリングによってマガジン7aに戻
す。
【0065】(ステップS13)位置設定テ−ブル3上
のプラスチックシート54を矢印C方向、次いで矢印J
方向へのハンドリングによってプラスチックシート搬送
部5の初期位置に戻して回収する。
のプラスチックシート54を矢印C方向、次いで矢印J
方向へのハンドリングによってプラスチックシート搬送
部5の初期位置に戻して回収する。
【0066】(ステップS14)スクリ−ン印刷版の交
換が必要か否かを判定する。
換が必要か否かを判定する。
【0067】(ステップS15)スクリ−ン印刷版の交
換を必要とした場合、スクリ−ン印刷版を版ホルダごと
印刷部位から移動させて初期位置に戻す。次に導電性ペ
ースト回収操作をおこなう。
換を必要とした場合、スクリ−ン印刷版を版ホルダごと
印刷部位から移動させて初期位置に戻す。次に導電性ペ
ースト回収操作をおこなう。
【0068】(ステップS16)スクリ−ン印刷版を版
ホルダから外す。そして、次に印刷するグリーンシート
に対しては同様の処理動作を繰り返す。すなわち、スク
リ−ン印刷版を取り外した場合は、プラスチックシート
54の供給動作から、また、スクリ−ン印刷版がそのま
まの場合は、印刷するシート枠のセット動作から処理を
続行する。
ホルダから外す。そして、次に印刷するグリーンシート
に対しては同様の処理動作を繰り返す。すなわち、スク
リ−ン印刷版を取り外した場合は、プラスチックシート
54の供給動作から、また、スクリ−ン印刷版がそのま
まの場合は、印刷するシート枠のセット動作から処理を
続行する。
【0069】以上、本発明を実施例にもとづき具体的に
説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能なことはいうまでもない。
説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能なことはいうまでもない。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のペースト充
填装置によれば、グリーンシート載置台に、段積みした
多孔質材料からなるプラスチックシートを粘着性パッド
によって最上部のものから順次一枚づつ分離して供給す
るプラスチックシート供給部と、グリーンシート載置台
に載置されたプラスチックシートの上にグリーンシート
を供給するグリーンシート供給部と、このグリーンシー
ト供給部が供給するグリーンシートとスクリーン印刷版
とが所定の位置関係となるように位置決めする位置決め
機構とを具備させ、プラスチックシートの1枚分離と供
給を自動的に行うように構成したものである。
填装置によれば、グリーンシート載置台に、段積みした
多孔質材料からなるプラスチックシートを粘着性パッド
によって最上部のものから順次一枚づつ分離して供給す
るプラスチックシート供給部と、グリーンシート載置台
に載置されたプラスチックシートの上にグリーンシート
を供給するグリーンシート供給部と、このグリーンシー
ト供給部が供給するグリーンシートとスクリーン印刷版
とが所定の位置関係となるように位置決めする位置決め
機構とを具備させ、プラスチックシートの1枚分離と供
給を自動的に行うように構成したものである。
【0071】このため、プラスチックであるがゆえに静
電気が発生しても確実に1枚に分離し、かつ破損するこ
となく、迅速に、所定位置に供給することができる。
電気が発生しても確実に1枚に分離し、かつ破損するこ
となく、迅速に、所定位置に供給することができる。
【0072】また、グリーンシートの載置位置は位置決
め機構によってスクリーン印刷版と所定の位置関係とな
るように位置決めされるので、位置ずれによる孔埋め不
良が生じることがなくなる。
め機構によってスクリーン印刷版と所定の位置関係とな
るように位置決めされるので、位置ずれによる孔埋め不
良が生じることがなくなる。
【0073】この結果、多層セラミック基板の品質の向
上と製造時の作業効率の向上を図ることができるという
極めて優れた効果が得られる。
上と製造時の作業効率の向上を図ることができるという
極めて優れた効果が得られる。
【図1】 本発明の導電性ペースト充填装置の一実施例
を示す全体構成図である。
を示す全体構成図である。
【図2】 シート供給部の要部を拡大して示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】 プラスチックシート搬送部の主要部を示す部
分断面図である。
分断面図である。
【図4】 プラスチックシート供給動作を説明するため
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図5】 グリーンシートの位置設定テーブルの構成を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図6】 位置設定テーブル,プラスチックシート,グ
リーンシートの位置決め動作を説明するための部分断面
図である。
リーンシートの位置決め動作を説明するための部分断面
図である。
【図7】 印刷ヘッドの構成を示す側面図である。
【図8】 印刷ヘッドの構成を示す正面図である。
【図9】 ペースト供給ノズルを示す部分断面図であ
る。
る。
【図10】 ペースト供給機構の動作を示す正面図であ
る。
る。
【図11】 ペースト回収機構の正面図である。
【図12】 導電性ペースト印刷充填装置の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図13】 スクリ−ン印刷版、グリーンシート、プラ
スチックシートの供給動作を説明するための平面図であ
る。
スチックシートの供給動作を説明するための平面図であ
る。
【図14】 導電性ペーストの吐出と刷り込み動作を説
明するための平面図である。
明するための平面図である。
1…印刷ヘッド、2…版保持/移動部、3…位置設定テ
ーブル、4…位置認識装置、5…プラスチックシート搬
送部、6…グリーンシート供給部、7a,7b…マガジ
ン、10…スクリ−ンペースト回収装置、16,17…
エアシリンダ、19…ペースト供給ノズル、53…ピッ
クアップ、54…プラスチックシート、58…粘着ゴ
ム、80…シート枠、81…グリーンシート。104…
スキ−ジユニット、105…ワイヤ。
ーブル、4…位置認識装置、5…プラスチックシート搬
送部、6…グリーンシート供給部、7a,7b…マガジ
ン、10…スクリ−ンペースト回収装置、16,17…
エアシリンダ、19…ペースト供給ノズル、53…ピッ
クアップ、54…プラスチックシート、58…粘着ゴ
ム、80…シート枠、81…グリーンシート。104…
スキ−ジユニット、105…ワイヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−284893(JP,A) 特開 平3−61538(JP,A) 特開 平1−319989(JP,A) 特開 昭50−61659(JP,A) 特開 平4−314545(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 グリーンシート載置台の上に多孔質材料
からなるプラスチックシートを載置し、さらにこのプラ
スチックシートの上にグリーンシートを載置し、このグ
リーンシートの上に載置したスクリーン印刷版によって
グリーンシートに形成した貫通孔にスクリーン印刷によ
り導電性ペーストを充填する導電性ペースト充填装置に
おいて、 グリーンシート載置台に、段積みした多孔質プラスチッ
クシートを粘着性パッドによって上のものから一枚づつ
分離して供給するプラスチックシート供給部と、グリー
ンシート載置台に載置されたプラスチックシートの上に
グリーンシートを供給するグリーンシート供給部と、こ
のグリーンシート供給部が供給するグリーンシートと前
記スクリーン印刷版とが所定の位置関係となるように位
置決めする位置決め機構とを備えたことを特徴とする導
電性ペースト充填装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3211768A JP2504643B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 導電性ペ―スト充填装置 |
US07/931,308 US5332439A (en) | 1991-08-23 | 1992-08-18 | Screen printing apparatus for filling through-holes in circuit board with paste |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3211768A JP2504643B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 導電性ペ―スト充填装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555748A JPH0555748A (ja) | 1993-03-05 |
JP2504643B2 true JP2504643B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=16611267
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JP3211768A Expired - Fee Related JP2504643B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 導電性ペ―スト充填装置 |
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1991
- 1991-08-23 JP JP3211768A patent/JP2504643B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-18 US US07/931,308 patent/US5332439A/en not_active Expired - Fee Related
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