JP2502765B2 - エレベ―タ運転装置 - Google Patents

エレベ―タ運転装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエレベータ運転装置に係り、特にエレベータ
の改修作業時に使用して好適なエレベータ運転装置に関
する。
[従来の技術] 近年エレベータ業界では、老朽化した既設のエレベー
タを大幅に改修して新製品と同等の機能を有するエレベ
ータに改造したり、既設のエレベータを撤去して新型エ
レベータを設置する動向が増加している。このような作
業の場合、エレベータの利用率が高く且つ設置台数の少
ないビルでは、特に工事期間を短縮して作業を行うこと
が必要となる。
このことを考慮して、本願の出願人は特開昭59-10867
1号公報において、この種の作業を短期間で行うエレベ
ータ運転装置を提案している。
この提案に係るエレベータ運転装置によると、既設の
エレベータの大幅な改修作業或は、エレベータの撤去新
設作業を短時間で行うことが出来ると共に、作業者の負
担をも大幅に軽減することが出来る。
[課題を解決しようとする課題] 従来のエレベータの改修作業或は撤去新設作業では、
作業期間の短縮を図るために、エレベータの機械室内作
業と昇降路内作業とを並行して行うことが多い。
この場合、提案に係るエレベータ装置では、機械室内
の作業員と昇降路内の作業員とは、互いに相手側の作業
の現状を完全に把握することは出来ず、作業に先立つて
予め作業の種類と順序を打合せても、実際に作業に入る
と慣れからつい安全の確認を行わずに作業を進行させる
ことがある。
このため、並行して離れた場所で作業を進める作業員
相互の工程管理が充分に行われず、作業員の安全確保が
充分であるとは言えない欠点があつた。
本発明は、前述したようなこの種のエレベータ装置の
現状に鑑みてなされたものであり、その目的は離れた場
所で並行して作業を行う各作業員の安全の確保が完全に
行えるエレベータ運転装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、エレベータの
機械室に持ち込まれ、既設の電源設備より仮電源が供給
され、エレベータ駆動用の電動機へ電力を供給する制御
盤と、この制御盤に設けられ、前記エレベータ駆動用電
動機の運転阻止スイツチの解除で作動し、前記エレベー
タ駆動用電動機が励起状態にあることを表示する表示装
置と、前記制御盤とケーブルで接続され、乗かごに配置
される中継盤と、この中継盤に接続され、前記エレベー
タの運転操作を行う運転操作箱と、前記制御盤及び前記
中継盤にそれぞれ装着され、前記機械室と前記乗かご間
での通話を行うFM搬送式の通話装置とを有する構成とな
つている。
[作用] 本発明のエレベータ運転装置は、表示装置を備えた制
御盤,中継盤,運転操作箱及び制御盤と中継盤とにそれ
ぞれ装着される通話装置で構成され、作業時には制御盤
が機械室に持ち込まれ、この制御盤に既設の電源設備よ
り仮電源が供給され、エレベータ駆動用の電動機へは、
制御盤から電力が供給される。
中継盤は、機械室の制御盤とケーブルで接続されて乗
かごに配置され、この中継盤に運転操作箱が接続され
る。
この状態で機械室内の作業員と乗かごの作業員とは、
それぞれ制御盤及び中継盤に通話装置を装着し、相互に
通話を行つて相手の作業状態を確認しながら、それぞれ
独立に作業を行う。
また、制御盤には運転阻止スイツチの解除で作動する
表示装置が設けられていて、機械室の作業員は、エレベ
ータ駆動用電動機の励起状態を、例えば非作動状態と作
動状態に判別して、この表示装置で確認することが出来
る。
このようにして、機械室内の作業員と乗かごの作業員
とは、互いに通話装置で通話を行い、機械室内の作業員
は表示装置でエレベータ駆動用電動機の励起状態を確認
しながら、それぞれ独立の作業を安全に行う。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図及び第2図を参照して
説明する。
ここで、第1図は実施例の構成を示す回路図、第2図
は実施例を設置した機械室と昇降路の断面図である。
第1図に示すように、制御盤5の端子T51〜T53に、3
相交流電源1の端子T11〜T13が接続され、端子T54,T55
に、単相交流電源2の端子T21,T22が接続されている。
また、制御盤5の端子T5G〜T5Eには、低速運転用コイル
3の端子T31〜T33が接続され、端子T5D,T5Cには電磁ブ
レーキコイル4の端子T41,T42が接続されている。
同様にして、制御盤5の端子T55,T57には、中継盤7
の端子T76,T75が接続され、端子T58,T59及び端子
T50,T5Aには、それぞれ安全装置6の端子T64,T63及び
端子T62,T61が接続され、端子T5Bには中継盤7の端子T
71が接続されている。
また、中継盤7の端子T74,T7B及び端子T73,T72は、
それぞれ安全装置6の端子T65,T66及び端子T67,T68
接続されている。同様に、中継盤7の端子T77,T7C及び
端子T78,T79は、それぞれ運転操作箱8の端子T85,T84
及び端子T83,T82に接続され、端子T7Aは運転操作箱8
の端子T81に接続されている。
制御盤5の端子T54,T55間には、ナイフスイツチ10を
介してコンセント23が接続され、このコンセント23には
FM搬送式の通話装置27が接続されている。
また、制御盤5には操作スイツチ14、前記ナイフスイ
ツチ10が投入され且つ操作スイツチ14が投入されると点
灯し、エレベータ駆動用電動機が非作動状態で励起され
ていることを示す表示灯15、上昇方向検出リレー11、下
降方向検出リレー12が設けられている。
制御盤5では、操作スイツチ14の後段に整流器13が接
続され、この整流器13と端子T5D間に、接点11a3と接点1
2a3とが互いに並列に接続されている。さらに制御盤5
には、電磁ブレーキコイル4に電流が流されてかごが運
転中であると点灯し、エレベータ駆動用電動機が作動状
態で励起されていることを示す表示灯31が設けられてい
る。
また、制御盤5の端子T51〜T53にはナイフスイツチ9
が接続され、このナイフスイツチ9と端子T5G間には接
点12a1,12a2が、ナイフスイツチ9と端子T5E間には接点
11a3,11a2が接続されている。
安全装置6には、上昇限度安全スイツチ16、下降限度
安全スイツチ17及びその他の安全スイツチ18が設けられ
ている。
中継盤7には、操作スイツチ19とコンセント24〜26が
設けられ、コンセント24にはFM搬送式の通話装置が接続
され、コンセント25には照明灯29が接続され、コンセン
ト26には電動工具30が接続されている。
そして、運転操作箱8には操作スイツチ20、上昇運転
用押釦スイツチ21及び下降運転用押釦スイツチ22が設け
られている。
第2図に示すように、エレベータでは昇降路50にかご
案内レール44とつり合い重りガイドレール47とが設けら
れ、昇降路50の上端に機械室42が設けられ、この機械室
42にはプーリ51が配設されている。このプーリ51にはロ
ープ43が巻装され、ロープ43の一端にはかご48がかご案
内レール44に沿つて移動自在に固定され、ロープ43の他
端にはつり合い重りガードレール47に沿つて移動自在に
つり合い重り46が固定されている。
前述したような構成の実施例は、制御盤5が機械室42
に持ち込まれて配設され、既設の制御盤41に代えて、作
業中は制御盤5による制御が行われる。
機械室42内において制御盤5に3相交流電源1と単相
交流電源2とが接続入力され、負荷として低速運転用コ
イル3と電磁ブレーキコイル4とが接続され、機械室42
内の作業員が使用可能にFM搬送式の通話装置27が装着さ
れている。
また、中継盤7はかご48上に配置され、昇降路50内に
導かれるケーブル45によつて制御盤5と接続されてお
り、この中継盤7に運転操作箱8が接続されている。さ
らに中継盤7には、かご48に位置する作業員が使用可能
にFM搬送式の通話装置28、照明灯29及び電動工具30が接
続されている。
次に、エレベータ工事における実施例の動作を説明す
る。
機械室42内の作業員は、ナイフスイツチ9とナイフス
イツチ10とを投入することにより、制御盤5に3相交流
電源1と単相交流電源2とを接続する。この状態で、機
械室42内の作業員とかご48の作業員とは、FM搬送式の通
話装置27,28を介して相互に通話が可能となるので、互
いの作業内容を確認し合つて、安全に作業が進められ
る。
かご48の作業員が操作スイツチ19,20をONすると、制
御盤5の表示灯15が点灯し、機械室42内の作業員は、エ
レベータ駆動用電動機が非作動状態ではあるが励起され
ていることを確認出来る。
かご48の作業員が、上昇運転用押釦スイツチ21を操作
すると、制御盤5の上昇方向検出リレー11が付勢され、
接点11a1〜11a4がONとなり、かご48が低速で上昇し、同
時に表示灯31が点灯する。この表示灯31の点灯によつ
て、機械室42内の作業員は、エレベータ駆動用電動機が
作動状態で励起されていることを確認出来る。
同様にして、かご48の作業員が、下降運転用押釦スイ
ツチ22を操作すると、制御盤5の下降方向検出リレー12
が付勢され、接点12a1〜12a4がONとなり、かご48が低速
で下降し、同時に表示灯31が点灯し、機械室42内の作業
員は、エレベータ駆動用電動機が作動状態で励起されて
いることを確認出来る。
このかご48の移動に際して、常閉接点11a5,12a5は、
安全インターロツクとして作動する。
かご48を停止させて作業を行うには、中継盤7の操作
スイツチ19、運転操作箱8の操作スイツチ20或は制御盤
5の操作スイツチ14のいずれかをOFFとすればよい。こ
の操作によつて上昇方向検出リレー11、下降方向検出リ
レー12が消勢され、かご48は停止する。
この停止作業に際して、かご48の作業員は、照明灯29
で必要個所を照明し、電動工具30を使用して作業を行う
ことが出来る。
このようにして実施例によると、機械室42内の作業員
とかご48の作業員とは、FM搬送式の通話装置27,28を使
用して相互に連絡をとりながら、それぞれ独立した作業
を効率的に且つ安全に処理することが出来る。
また、機械室42内の作業員は、表示灯15と表示灯31と
によつて、エレベータ駆動用電動機が非作動状態で励起
され、かごが移動可能な状態にあるか、或は、エレベー
タ駆動用電動機が作動状態で励起され、かごが移動状態
にあるかを判別して確認することができ、作業の安全性
を確保し作業効率を上げることが出来る。
さらに、実施例は簡単な構成で高価な部品を使用して
いないので、装置のコストダウンも実現される。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明によると、エレベ
ータの改修作業或は撤去新設作業に際して、機械室内の
作業員とかご上の作業員とが、通話装置で相互に連絡を
とり合いながら、また、機械室内の作業員は表示装置に
よつて、かごが移動状態か否かを判別確認することによ
り、それぞれ独立の作業を、安全且つ効率的に処理する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の構成を示す回路図、第2図
は、本発明を設置した機械室と昇降路の断面図である。 1……3相交流電源、2……単相交流電源、3……低速
運転用コイル、4……電磁ブーレキコイル、5……制御
盤、6……安全装置、7……中継盤、8……運転操作
箱、9,10……ナイフスイツチ、11……上昇方向検出リレ
ー、12……下降方向検出リレー、13……整流器、14,19,
20……操作スイツチ、21……上昇運転用押釦スイツチ、
22……下降運転用押釦スイツチ、23〜26……コンセン
ト、27,28……通話装置、29……照明灯、30……電動工
具、31……表示灯。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータの機械室に持ち込まれ、既設の
    電源設備より仮電源が供給され、エレベータ駆動用の電
    動機へ電力を供給する制御盤と、この制御盤に設けら
    れ、前記エレベータ駆動用電動機の運転阻止スイツチの
    解除で作動し、前記エレベータ駆動用電動機が励起状態
    にあることを表示する表示装置と、前記制御盤とケーブ
    ルで接続され、乗かごに配置される中継盤と、この中継
    盤に接続され、前記エレベータの運転操作を行う運転操
    作箱と、前記制御盤及び前記中継盤にそれぞれ装着さ
    れ、前記機械室と前記乗かご間での通話を行うFM搬送式
    の通話装置とを有することを特徴とするエレベータ運転
    装置。
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