JP2502093Y2 - 建設機械の操作レバ―装置 - Google Patents

建設機械の操作レバ―装置

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JP2502093Y2
JP2502093Y2 JP1990126498U JP12649890U JP2502093Y2 JP 2502093 Y2 JP2502093 Y2 JP 2502093Y2 JP 1990126498 U JP1990126498 U JP 1990126498U JP 12649890 U JP12649890 U JP 12649890U JP 2502093 Y2 JP2502093 Y2 JP 2502093Y2
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JP
Japan
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fixed
seat
console box
lever
vertical direction
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JP1990126498U
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良平 品田
昇 高橋
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、油圧ショベル等の建設機械における操作レ
バー装置に関するものである。
(従来技術) 従来の油圧ショベルの操作レバー装置は、運転者の適
正な運転姿勢を確保するために運転室内のシートの左右
に設けられたアームレストコンソールボックス(又は操
作レバースタンド)をシートに対し前後に相対移動がで
きるような構成を採用している。また、操作レバー部を
任意の支点により、チルト(傾動)させるような構成も
知られている。
(考案が解決しようとする課題) 従来の操作レバー装置は、高さ方向の調整をシートの
上下移動のみで行っているため(第1図のl3寸法)、シ
ートと操作レバー(第1図のl2寸法)及び床板と操作レ
バー(第1図のl1寸法)との適正な高さ関係が選定しに
くゝ、必ずしも最適な運転姿勢を確保できていなかっ
た。これは、操作レバーを垂直方向に移動できないから
である。
本考案は、シートと操作レバー(第1図のl2寸法)及
び床板と操作レバー(第1図のl1寸法)の各々の高さ関
係を選定できるような構成とすることにより、運転者が
作業内容に応じて最適な運転姿勢を容易に確保でき、さ
らに運転者の体格差に応じて最適な運転姿勢を容易に確
保できるようにし、操縦時の疲労や負担等を軽減するこ
とにより、作業の安全性及び操縦安定性等を向上させる
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 運転室内のシートの左右に設けられた先端に操作レバ
ーを有するアームレストコンソールボックスを前記シー
トとは別個に上下方向に摺動可能とするアジャスタ機構
を設けた。
さらに、アジャスタ機構が、アームレストコンソール
ボックスを支持するスライド支柱と、車体の床板に固定
された直立円筒状基部からなり、前記スライド支柱が前
記基部の円筒部内を上下方向に摺動可能となるように取
り付けた。
そしてさらに、アジャスタ機構をアームレストコンソ
ールボックスを支持する座板と、スライド支柱近傍の座
板の下面に固着されている軸受と、該軸受を支点として
傾動可能なレバーと、該レバーの水平部に固着され、前
記円筒部に沿って下向きに延びた形状であり、その下端
には止めピンが水平に取り付けられ掛止部を形成するア
ームと、前記円筒部の外側面に上下方向にわたり固着さ
れ、側縁には上下方向に一定間隔を保って並ぶ数条の溝
部を有し、前記アーム下端の止めピンを受け入れて掛止
部を形成する保持部材と、車体後部まで延びるレバーの
中間部及び前記座板の下面に固着されたスプリングブラ
ケットの下端に取り付けられた引張スプリングと、前記
円筒部内方に挿入されているスライド支柱の中空内部に
装着され、前記座板を常に上向きの力を作用させる圧縮
スプリングとで構成した。
(実施例) 本考案の一実施例を図面、とくに第3図〜第5図に基
づいて説明する。
直立円筒状基部7は、水平な取付座7bと円筒部7aとか
らなり、取付座7bは車体の床板2に固定されており、円
筒部7aは取付座7bに直立に溶接等により固着されている
(第3図)。
この基部7は、以下のようにアームレストコンソール
ボックス6を支持する。すなわち、操作レバー5を備え
るアームレストコンソールボックス6を適宜に取り付け
支持する座板8bには、その下面に座板8bとほぼ垂直下向
きに延びるスライド支柱8aが固着されている。このスラ
イド支柱8aは前記基部7の円筒部7a内を上下方向に摺動
可能となるように取り付けられている。これにより、ア
ームレストコンソールボックス6は水平を保ちつゝ高さ
を調整可能となるように支持されている。
前記座板8bの下面には、スライド支柱8aの近傍にブロ
ック状の軸受12が固着されている。この軸受12は、レバ
ー10の水平部(ロ)を介してアーム13の上部を支持して
いる(第6図)。なお、アーム13とレバー10の水平部
(ロ)は固着されており、軸受12の軸受部を支点とし
て、レバー10は傾動可能である。アーム13の先端部ホ
は、図中の矢印uの方向に回転させた場合、座板8bと接
触するようにしてあり、ストッパーの役割を果たしてい
る(第5図)。
また、アーム13は前記円筒部7aに沿って下向きに延び
た形状であり、その下端には止めピン14が水平に取り付
けられ、掛止部を形成している(第5図,第6図)。
円筒部7aの外側面には、上下方向にわたり保持部材7c
が固着され、該保持部材7cの側縁には、上下方向に一定
間隔を保って並ぶ数条の溝部ニを有している(第5図,
第6図)。
この溝部ニはアーム13下端の止めピン14を受け入れて
掛止部を形成する。
前記保持部材7cの上・下部ルは突起部を構成し、止め
ピン14のストッパーとして、円筒部7aとスライド支柱8a
とが抜け去り、両者が密着することを未然に防止してい
る。
車体後部まで延びるレバー10の中間部ハ、及び座板8b
の下面に固着されたスプリングブラケット8cの下端に引
張スプリング11が取り付けられ(第3図)。この引張ス
プリング11のスプリング力により、レバー10に固着され
ているアーム13を図中矢印V方向に押し、止めピン14と
溝部ニとの掛止めを確実なものとしている。
円筒部7a内に挿入されているスライド支柱8aの中空内
部には、圧縮スプリング15が装着されている。圧縮スプ
リング15の下端はスプリング受16を介して取付座7bを圧
し、上端は座板8bと接し、常に該座板8bに上向きの力を
作用させている(第5図)。
円筒部7aの上方には、円筒部に貫通する穴付ボス7dが
固着されており(第3図)、スライド支柱8aには、ボス
7dに対応して上下方向の長穴チを有し、この位置に頭付
きのキーボルト18が通される(第4図)。
キーボルト18にはノブ(めねじ付)9がねじ込まれ、
円筒部7aとスライド支柱8aはキーボルト18により固定さ
れる。これが安全ロックとなり前記アーム13下端の掛止
部が脱落することを未然に防止できる。
また、キーボルト18の頭部リは小判型形状をなし、ス
ライド支柱8aの長穴の内側ヌと常に接触し、ノブ9を回
してもキーボルト18は回転しない構造となっている(第
7図)。これは、ノブ内に装着された圧縮スプリング17
がキーボルト18を常にスライド支柱8aの外側面に押し付
ける作用をするからである。
(作用) ノブ9を図中矢印W方向に回転し(2〜3回転)、円
筒部7aとスライド支柱8aが摺動可能な状態とする、すな
わち安全ロックを解除する(第7図)。
次に、アームレストコンソールボックス6の上部ト
(第3図)に片手を軽く押し当て、もう一方の手でレバ
ー10の先端部イを上方向Zに引く(第3図)。すると、
レバー10の水平部ロに固着されたアーム13はヘ部を支点
として、図中矢印u方向に回転し、止めピン14と溝部ニ
の掛止めがはずれる(第8図,第9図)。
この状態でアームレストコンソールボックス6の上部
トに押し当てた片手の力を弱めると、圧縮スプリング15
が座板8bを上向きに押す力により、アームレストコンソ
ールボックス6は上昇する。なお、アームレストコンソ
ールボックス6を下降させたい場合は、上部ト(第3
図)を強く押し下げればよい。
このようにして、アームレストコンソールボックス6
が所要の高さまで達したら、レバー10の先端部イの手を
離せば、引張スプリング11のスプリング力により、アー
ム13が図中矢印V方向に戻り、止めピン14と溝部ニが再
び係合し、アームレストコンソールボックス6の高さが
固定される。
最後に、ノブ9を図中矢印X方向に回転し、締め付け
る。これにより円筒部7aとスライド支柱8aが固定され、
安全ロックがなされる(第7図)。
(効果) シート左右に設けられた先端に操作レバーを有するア
ームレストコンソールボックスを前記シートとは別個に
上下方向(垂直方向)に摺動可能とするアジャスタ機構
を設けたので、運転者が作業内容に応じて最適な運転姿
勢を確保でき、さらに、運転者の体格差等に応じて最適
な運転姿勢をも確保できるようになる。
また、アジャスタ機構をすべてアームレストコンソー
ルボックスの下側に収納したので、コンパクトであり、
スペースの少ない場所にも容易に取り付けることができ
る。
そして、アームレストコンソールボックスとレバーに
よる容易な操作により、シートとアームレストコンソー
ルボックス及び床板とアームレストコンソールボックス
との高さを適宜選択できるようになり、操縦時の疲労や
負担等を軽減することにより、作業の安全性及び操縦安
定性を向上させることに寄与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る建設機械の操作レバー装置の実施
例の正面図。 第2図はその平面図。 第3図はその側面図。 第4図は第3図のIV−IV断面図。 第5図は第4図のV−V断面図。 第6図は第5図のVI−VI矢視図。 第7図は第5図のVII−VII断面図。 第8図は第4図のVIII−VIII矢視図。 第9図は第8図のIX−IX断面図。 図において; 1……車体フレーム、2……床板 3……運転室、4……シート 5……操作レバー 6……アームレストコンソールボックス 7……基部、7a……円筒部 7b……取付座、7c……保持部材 7d……ボス、8……スライド部 8a……スライド支柱、8b……座板 8c……スプリングブラケット 9……ノブ、10……レバー(上下操作用) 11……引張スプリング、12……軸受 13……アーム、14……止めピン 15……圧縮スプリング、16……スプリング受 17……圧縮スプリング、18……キーボルト

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転室内のシートの左右に設けられ、先端
    に操作レバーを有するアームレストコンソールボックス
    を、前記シートとは別個に上下方向に摺動可能とするア
    ジャスタ機構を設けたことを特徴とする建設機械の操作
    レバー装置。
  2. 【請求項2】アジャスタ機構が、アームレストコンソー
    ルボックスを支持するスライド支柱と、車体の床板に固
    定された直立円筒状基部からなり、前記スライド支柱が
    前記基部の円筒部内を上下方向に摺動可能に取り付けら
    れていることを特徴とする請求項第1項記載の建設機械
    の操作レバー装置。
  3. 【請求項3】アジャスタ機構が次の構成要件(a)〜
    (g)よりなる請求項第2項記載の建設機械の操作レバ
    ー装置。 (a)アームレストコンソールボックスを支持する座
    板、 (b)スライド支柱近傍の座板の下面に固着されている
    軸受、 (c)該軸受を支点として傾動可能なレバー、 (d)該レバーの水平部に固着され、前記円筒部に沿っ
    て下向きに延び、その下端には止めピンが水平に取り付
    けられ掛止部を形成するアーム、 (e)前記円筒部の外側面に上下方向にわたり固着さ
    れ、側縁には上下方向に一定間隔を保って並ぶ数条の溝
    部を有し、前記アーム下端の止めピンを受け入れて掛止
    部を形成する保持部材、 (f)車体後部まで延びるレバーの中間部及び前記座板
    の下面に固着されたスプリングブラケットの下端に取り
    付けられた引張スプリング、 (g)前記円筒部内に挿入されているスライダ支柱の中
    空内部に装着され、前記座板を常に上向きの力を作用さ
    せる圧縮スプリング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5612959B2 (ja) * 1972-11-15 1981-03-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612959U (ja) * 1979-07-07 1981-02-03
JPS56150358U (ja) * 1980-04-12 1981-11-11

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