JP2502068B2 - 紙葉類挾持機構 - Google Patents

紙葉類挾持機構

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JP2502068B2
JP2502068B2 JP61146854A JP14685486A JP2502068B2 JP 2502068 B2 JP2502068 B2 JP 2502068B2 JP 61146854 A JP61146854 A JP 61146854A JP 14685486 A JP14685486 A JP 14685486A JP 2502068 B2 JP2502068 B2 JP 2502068B2
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holding
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holding mechanism
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義昭 狩野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙葉類例えば紙幣を1枚づつ、または、複
数枚を一括して挾持して運搬するときに用いられる紙葉
類挾持機構に関する。
〔従来の技術〕
この種の紙葉挾持機構としては特願60−129822号に示
されるが、しかし紙葉に折れぐせがある場合の紙葉の保
持については配慮されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
搬送ベルトによる紙葉(紙幣)の挾持では、折れぐせ
付近を搬送ベルトで挾持しており、このベルトから紙葉
類を挾持機構で一括挾持し、受け渡しを行う場合、ベル
トでの挾持部分と同じ箇所を挾持しようとすると、一
担、紙葉類をベルトから解放し、この状態で挾持しなけ
ればならず、折れぐせが強い紙葉類の場合、ベルトから
解放された状態では紙葉の起上りが大きく挾持した際整
列が悪くなることがあつた。整列が悪い場合は、次の工
程での紙葉の搬送ミスを起し易い。
本発明の目的は堆積した紙葉類を一括挾持して受け渡
しする際、整列性を乱すことなく、高い信頼度で確実に
行うことである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、堆積した紙葉類を一括把持して位置移動
させる紙葉類挾持機構において、紙葉を挾持する1対の
搬送ベルトを複数列配設した紙葉搬送手段と、所定の堆
積部に搬送される紙葉の長手方向に1/4のピッチ間隔で
配置された3個所の折り目部位のうち、少なくとも、こ
の紙葉の両端側2個所の折り目部位近傍を、前記堆積し
た紙葉の堆積方向から押圧する押圧手段と、複数組の固
定指と可動指を備えて紙葉を有把持する紙葉類挟持手段
とを備え、この紙葉類挟持手段により、前記紙葉の押圧
された部位の中間位置の複数個所を把持することによ
り、前記堆積部の堆積紙葉の一括受渡しを行なうことを
特徴とする紙葉類挟持機構によって構成される。
〔作用〕
受け渡しに際し、堆積部から紙葉類を取り出す場合、
堆積部では紙葉類の折れぐせ部を押えているので堆積し
た紙葉類の折れぐせ部以外の厚さは、ふくらむことなく
押えられている部分とほぼ同じになつているので、紙葉
類挾持機構は整列を乱したり、紙葉類をひつかけたりす
ることなく、確実に挾持することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を説明する。なお、紙葉類と
して、紙幣を用いた場合について説明する。
紙幣の折れには種々の状態が与えられるが、そのうち
多くを占めるのは、第4図(a),(b)に示すような
ものである。このような紙幣を搬送する場合、搬送ベル
トは、2本の場合は第5図(a),3本の場合は第5図
(b)に示すように、4つ折れの折れぐせ部Cを搬送ベ
ルト31(一部切欠いて示す)で挾持して搬送できるよう
に配列する。このように、紙幣の折れぐせ部をベルトで
挾持することにより、紙幣は折れぐせ部が伸ばされて平
らな状態となるので、搬送途中で紙幣の端がガイドなど
の他の機構部品に触れる可能性がほとんどなくなり、紙
幣の高速搬送に良い条件となる。
一方、紙幣類挾持機構は第1図に示すような構造とな
つている。固定指1がベースとなつており、その上に駆
動モータ3が取り付けられている。可動指2の開動作は
駆動モータ3に付いているカム4が矢印に回転してカム
フオロワー5を駆動することにより、2対のリンク6が
上に移動し、可動指2が上昇する。上停止位置まで可動
指2到達後(第2図)、センサ7がセンサプレート8の
動きで指2の停止すべき位置を検出し、駆動モータ3を
オフにする。リンク6は固定指1の根元部分に枢支され
ておりまたセンサ7は受・発光素子を有しており、これ
らの素子の間にセンサプレート8が介在するように構成
されている。センサプレート7はカム4と共通軸に固定
されている。
次に、可動指2の閉動作についても同様に、駆動モー
タ3が回転し、可動指2が下停止位置(第3図)に到達
後、センサ7がセンサプレート8の動きで指2の停止す
べき位置を検出し、駆動モータ3をオフにする。紙幣の
挾持力はリンク6とリンクの枢支軸に引かけてあるバネ
9により与えている。
ここで、紙幣挾持機構の指間隔は紙幣の折れぐせ部C
をさけるうえで、紙幣の長手寸法のほぼ1/4間隔で配置
されている(第6図参照)。この結果、固定指1と可動
指2は第6図(a),(b)に示すような位置関係で紙
幣を挾持することができる。
以上のような指の配置を持つた紙幣挾持機構を用いた
紙幣の受け渡しは次のようになる。
第8図は紙幣の計数を行う計数機構10で、紙幣はベル
ト31により折れぐせ部を挾持され、搬送された後、第6
図に示すような状態で整列しながらスタツカ12に堆積さ
れる。
上記紙幣挾持機構は第8図に示す現金取扱装置で用い
られる。
第8図で21は紙幣27の金庫,22は紙幣の計数部,23は顧
客との取引口部,24は第1図〜第3図に示す紙幣挾持機
構,25は各部をコントロールする制御部,26はベースであ
る。
計数部22は内部に紙幣を一時保持しておくスタツカ
(堆積部)22a,22b,22cとこれに接続される紙幣の搬送
路22d,22eおよび鑑別器23を内蔵する。紙幣27は金庫21
から挾持機構24によつて抜取られ運搬されてスタツカ22
b上に受渡される。この紙幣は鑑別部を通つて振分けら
れ搬送路22d,22eを通つてスタツカ22a,22cに堆積され
る。この状態ではスタツカ上の紙幣は搬送路2d,22eのベ
ルト31(押圧部)によつて上から押えられている(第7
図・第9図参照)。
このときベルトは紙幣をその折れぐせ部Cを平行に押
えた状態でスタツカに堆積する。
紙幣堆積終了後、前述の紙葉類挾持機構は、受け渡し
のためにスタツカ22a,22cに第7図に示すように奥まで
進入し、ベルト31の押えてない折れぐせのない部分を挾
持する。挾持後スタツカ側では紙幣の挾持を解放する。
具体的にはベルト31が第7図の矢印方向に上昇して紙幣
の押えを解除する。その結果、紙幣は紙葉類挾持機構の
みによつて完全に挾持され、受け渡しを終了する。
この後、挾持機構は第8図に示すように例えばスタツ
カ22cから矢印方向に後退して、紙幣をスタツカから取
り去る。
この実施例では、紙幣挾持機構はベルトで押えられた
状態の紙幣を挾持することができ、その結果、整列性を
乱すことなく、安定して、紙幣の受渡しを行うことがで
きる。また、紙幣の折りぐせ部がきれいな折りぐせでな
く複雑な何本かの折りぐせからなつて幅が広い場合は、
この部分を比較的幅の狭い指部で挾持しても、最上位置
にある紙幣の端部がはね上るという事態が生じる。この
点、実施例は紙幣挾持機構の指部が紙幣の折れぐせ部を
避けてつかむので、紙幣を平らに整列した状態で安定し
た挾持を維持できる。
なお、上記とは逆に挾持機構からスタツカに紙幣を戻
す場合は、紙幣を指部で押えた状態で受渡すものとす
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、紙幣類挾持機構で受渡しの際、紙葉
類は受渡し以前の状態を保持したまま、紙紙幣挾持機構
により挾持することができる。そのため、紙葉類は自由
状態となつて折れぐせでふくらむことなく、常に平たん
に押えられているので、折れぐせの強い紙幣について
も、整列を乱すことなく高信頼度で受け渡しすることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図・第3図は
その動作を示す説明図、第4図は代表的な紙幣の折れぐ
せを直す斜視図、第5図は搬送ベルトと紙幣の関係を示
す平面図、第6図は折れぐせのある紙幣を紙葉類挾持機
構で挾持するところを正面から見た断面図、第7図はス
タツカでの紙葉の受渡しを説明する図、第8図は現金自
動取扱装置の斜視図、第9図は第8図の計数機構のスタ
ツカに紙幣が堆積される様子を示す斜視図である。 1……固定指、2……可動指、1・2……指部、1〜9,
24……紙葉類挾持機構、22a〜22c……堆積部(スタツ
カ)、31……押圧部(ベルト)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】堆積した紙葉類を一括把持して位置移動さ
    せる紙葉類挟持機構において、紙葉を挟持する1対の搬
    送ベルトを複数列配設した紙葉搬送手段と、 所定の堆積部に搬送される紙葉の長手方向に1/4のピッ
    チ間隔で配置された3個所の折り目部位のうち、少なく
    とも、この紙葉の両側端2個所の折り目部位近傍を、前
    記堆積した紙葉の堆積方向から押圧する押圧手段と、 複数組の固定指と可動指を備えて紙葉を把持する紙葉類
    挟持手段とを備え、 この紙葉類挟持手段により、前記紙葉の押圧された部位
    の中間位置の複数個所を把持することにより、前記堆積
    部の堆積紙葉の一括受渡しを行なうことを特徴とする紙
    葉類挟持機構。
  2. 【請求項2】前記堆積使葉を把持する部位は、前記紙葉
    の長手寸法の概ね1/4のピッチ間隔で配設された複数個
    所であることを特徴とする請求項1記載の紙葉類挟持機
    構。
JP61146854A 1986-06-25 1986-06-25 紙葉類挾持機構 Expired - Lifetime JP2502068B2 (ja)

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